更新日:2023/01/25
4人家族の光熱費の平均はいくら?【目安や相場・節約方法を紹介‼】
4人家族(一般家庭)の光熱費の平均はどれくらいか知っていますか?光熱費は家計簿の内でも毎月の支払いがあるため食費や生活費と比べて節約しやすい項目でもあります。今回は一戸建て(一軒家)・マンションの光熱費の平均相場や節約方法について徹底解説致します‼
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 4人家族の光熱費の平均の料金を知っていますか?
- 4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の平均料金と相場
- 4人家族の光熱費の平均【電気代】
- 4人家族の光熱費の平均【ガス代】
- 4人家族の光熱費の平均【水道代】
- 【番外編】マンションと一戸建て(一軒家)の光熱費の相場は違うのか?
- 4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の節約方法とコツ
- 4人家族の光熱費の節約方法とコツ【電気代を節約する方法】
- 4人家族の光熱費の節約方法とコツ【ガス代を節約する方法】
- 4人家族の光熱費の節約方法とコツ【ガス代を節約する方法】
- 4人家族の光熱費の節約方法とコツ【支払い方法などその他】
- まとめ:4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の平均
目次
4人家族の光熱費の平均の料金を知っていますか?
・4人家族の電気代の平均料金は年間140,628円、月々11,719円
・4人家族のガス代の平均料金は夏場で1ヶ月3,616円、冬場で6,885円
・しかし、プロパンガスの場合の平均料金は月々8,734円と高め
・4人家族の1カ月の水道料金の平均は5,816円
・節約したい人は節税をしつつ貯蓄を作ることができる積立投資がおすすめ
暮らしていくうえで毎月必ずかかる家計費の1つが「光熱費」ですね。
みなさんは、毎月いくら光熱費がご自身の家庭でかかっているか知っていますか?
光熱費は、食費のように家族構成や月によっても変動しますが、実際に自分の家の光熱費は高いのか安いのか、他の家庭はどのくらいかかっているのかなかなか知る機会が少ないのではないでしょうか。
そのため、うちは他の比べてどうなのか気になっている人もいると思います。
この記事では、
- 4人家族の光熱費の平均
- 光熱費の節約方法
光熱費の節約をしたいと考えている人にとって役に立つ内容となっていますので是非最後までご覧ください。
ちなみに、3人家族の光熱費の平均についても別の記事でまとめているため、是非比較や参考にしたいときにご覧ください。
4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の平均料金と相場
では早速、光熱費の平均料金を比較していきます。
光熱費の平均は、家族構成でも変わります。例えば1人暮らしと4人暮らしであればもちろん4人暮らしの方がそれぞれの光熱費は高くなります。
ここでは、以下の総務省の家計調査の統計を参考に夫婦二人子供二人の4人家族の一般家庭の光熱費平均を「電気」「ガス」「水道」の3つの種別ごとに説明していきます。
4人家族の光熱費の平均【電気代】
まず電気代です。
電気代は電力会社ごとにも多少差があるかもしれませんが、総務省の家計調査によると4人家族の平均は1カ月11,719円となっており年間の平均は140,628円です。
電気代は、エアコンメインで使っている家庭では冬場が高くなるため、この数字と各家庭の数字を比較してみて少ない月高い月があるかもしれません。そのような場合は、年間で比較してみると分かりやすいと思います。
電気料金は、ライフスタイルやステージによって大きく変わります。
例えば、大きな家に住んでいる人は、元々のアンペア数が大きいので基本料金はもちろんですが部屋数が多い分使う電気量も多くなるため電気料金は高くなる場合が多いと思います。
オール電化の場合にもガス代がない代わりに電気代が高くなりますのでこの数字はあくまで目安として参考にしてみて下さい。
また、子供が産まれると暖房器具を買い足したり、風邪をひかないように浴室暖房をつかてり洗濯機を回す回数が増えたりと何かと電気を使い機会が増えることも多くなります。
あと、これは電気に限ったことではありませんが、地域差もあります。
例えば、沖縄と北海道では冬の寒さが全然違うので暖房器具の使用時間も全く違いますよね。総務省の家計調査の統計によると、北海道の年間の電気代の平均は114,682円であるのに対して沖縄は100,085円となっています。
ちなみに、2人暮らしの場合の電気料金の平均は月9,559円なので子供が二人増えることで約2,000円程の差があります。
4人家族の光熱費の平均【ガス代】
次に、ガス代です。
ガスは、電気以上に夏場と冬場の差が大きくなるので夏と冬でそれぞれの4人家族の平均料金を紹介します。
- 夏場…3,616円
- 冬場…6,885円
夏と冬で2倍くらい料金が違うことが分かると思います。冬場にガス料金があがる要因としては、水温が下がる分、お湯を給湯するためにたくさんのガスは必要になることや追い炊きを使う機会が増えることも挙げられます。
つまり、お湯の設定温度が高くなるほどガスがたくさん必要というわけです。
また、ガスエアコンやガスストーブを使用している家庭も冬場のガス料金はぐんと高くなります。
ただし、ガス料金は、ガス会社や「都市ガス」か「プロパン」かでも大きな差があります。そのため、さきほどの料金をみて全然違うと驚かれた方もいると思います。
基本的に、都市ガスに比べてプロパンガスは高く、都市ガスと異なりその価格設定は各ガス会社が設定しています。そのため地域ごと、会社ごとに大きな差があるのが実情です。
ちなみに4人家族のプロパンガス場合のガス代の平均は8,734円となっています。
プロパンガスを使われている方は参考にしてみて下さいね。
4人家族の光熱費の平均【水道代】
最後は水道代です。
水道代は、地域によって1カ月に1度請求の場合と2ヶ月に1度の請求のところがあります。2ヶ月に1度の請求の場合や一緒に下水道も一緒に請求されている場合には高いと感じる人も多くいるのではないでしょうか。
総務省の家計調査によると、4人家族の1カ月の水道料金の平均は、5,816円となっています。
いかがでしょうか。
比べる際には、明細書をみて2ヶ月に1度請求の場合は2で割り、下水道料金は引いて下さい。
実は水道代も地域によって大きな違いがあります。
この理由としてはそれぞれに地域の事情に加え、水質や水源の場所等の違いがあるからです。
ちなみに、2019年の週間ダイヤモンド調査で20㎥あたりの水道代は一番高いのは埼玉県の寄居町で7,695円、一番低いのは兵庫県の赤穂市で961円です。
8倍以上も違いますね。
水道代を比べる時にはこの地域差も考慮して比較すべきでしょう。
【番外編】マンションと一戸建て(一軒家)の光熱費の相場は違うのか?
マンションと一戸建てでは光熱費の相場も違うのかな?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
結論から述べると、一般的にはマンションに比べて一戸建ての方が光熱費が高くなる傾向が多いです。
これは、マンションの構造上、気密性や断念性が高いことが挙げられます。
そのため、光熱費のうちのエアコンや暖房器具の使用頻度が少なくなるため光熱費が安くなる傾向があります。
しかし、これはについては立地条件や日当たりなどがそれぞれの建物、部屋によっても違うので全ての家庭に当てはまりわけではありません。
最近の新しい一戸建て住宅では、ソーラーパネルをつけて太陽光発電をしたり、風通しのよいように工夫された構造になっていたり断念性が高い家も増えています。
そのため、光熱費がマンションと比べて安いという場合もあると思いますのであくまで参考としていただけると幸いです。
4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の節約方法とコツ
光熱費の平均について紹介してきましたが、自分のご家庭の料金と比べていかがだったでしょうか?
平均より高くショックを受けた方もいっらしゃるかもしれません。逆に、平均よりも低かったと驚かれた方もいるかもしれません。
光熱費の節約は多くの家庭で考えられる共通のテーマです。ここでは少しでも光熱費を節約するためのコツを紹介していきますので節約の参考にしてみて下さい。
4人家族の光熱費の節約方法とコツ【電気代を節約する方法】
はじめに電気代を節約するコツです。
電気代が一番かかる冬場は、暖房を使うことで電気料金が高くなっていることから、部屋着を工夫したりしながら暖房の温度調節や使う時間を工夫していくことが大切です。
また、部屋がきちんとあたたまるように空気の通り道や隙間風を防いでで最大限暖房器具を有効活用できるようにしましょう。
夏場は、エアコンを上手に使うことが大切です。節約したいあまりエアコンなしで過ごすのは危険です。むしろ、エアコンを何度もつけたり消すことはかえって電気料金が高くなるのでサーキュレーター等を併用しながら少し高めの設定温度で緩く長く使うのもポイントです。
そして、根本的に電気料金を安くするためには「電力会社」の乗り換えも検討すべきです。
電力の自由化により、自分で電力会社を選ぶことの出来るようになりました。
それぞれの家庭にあった料金プランがあるところや、一緒に使うことでお得になるサービスがあるなどメリットのある電力会社を選択することで少しでも電気料金が節約することが可能になりますので是非一度検討してはいかがでしょうか。
4人家族の光熱費の節約方法とコツ【ガス代を節約する方法】
次にガス代の節約のコツです。
一般家庭におけるガスの使用に占める中で一番多いのが「給湯」です。その割合はガス使用のおよそ3割を占めます。
そして給湯の中でも特に大きいのが「お風呂」です。
お風呂にかかるガス代を節約するポイントは
- 湯量、温度設定はほどほど
- できれば連続して入浴し追い炊きは最小限
- 風呂蓋などを使い、温度が下がらない工夫をする
お風呂は、容量にもよりますがたくさんお湯をはるほどガス代もかかります。タイマーなどを使いながらお湯を入れすぎてしまったということがないように工夫しましょう。
また、温度についても先ほども説明したように高く設定するほどたくさんのガスを使います。温度を1度下げるだけでも節約効果がありますので、好みもあるかと思いますが温度設定をしてみて下さい。
そして、追い炊きを最小限にするためにも家族は一緒にはいる、または連続して入りましょう。連続して入れない場合にも、お湯の温度が下がらないように風呂蓋などを使用して工夫しましょう。
給湯の次にガスを使うのが「調理」です。煮込み料理は、落し蓋などを使い熱を公立よく使うことや保温調理器を使って調理することでガスを節約できますのでおすすめです。
4人家族の光熱費の節約方法とコツ【ガス代を節約する方法】
最後は水道です。
家庭の中で水を使う主な場所は
- お風呂
- キッチン
- 洗濯
- トイレ
- 洗面所
まず、お風呂ですが、浴槽にはる水の量を気にしがちですが実は「シャワー」に気を付けることで節約できます。
ついついだしっぱなしにしてしまうシャワーですが思っている以上に水を使います。シャワーの形にもよりますが3分間シャワーを出しっぱなしにするとおよそ36ℓもの水が出ます。そのため、意識的にシャワーを止めることでかなり節約出来ます。
いちいちとめるのが面倒だという人は、シャワーヘッドをスタップボタンがついているものや節水効果のあるものに変えるのもおすすめです。
キッチンで一番お水を使うのは「皿洗い」です。お皿を洗う時間は大体どのくらいかかっていますか?4人家族の場合、10分以上はかかるのではないでしょうか。
キッチンでお水を出しっぱなしにすると5分で役60ℓの水を使うそうです。お皿洗いは、水を出しっぱなしにせず、すすぎはまとめて行い、油汚れなどは一度拭き取りするなど水を使う時間を出来るだけ少なくすることがポイントです。
次にトイレです。トイレは、大と小の使いわけが大事ですがトイレの形状によってはあまり小ばかりで長していると詰まりの原因にもなるので注意して下さい。トイレットペーパーを必要以上に使いすぎることも排水量を増やすことに繋がるので気を付けましょう。
洗濯は、節水効果のある洗濯機が主流になってきましたね。一般的には、洗濯機は縦型よりもドラム式の方が水の使用量は少なくて済みます。洗濯機を回す回数を減らしたり、すすぎ以外はお風呂の残り湯等を利用することで節約出来ます。
最後は洗面所です。洗面所もお風呂やキッチン同様に「水を流しっぱなしにしない」ということが大切です。
歯ブラシするときも先にコップに水をいれてとめることや、子供が使ったあとにはきちんと蛇口がしまっていることも確認しておきましょう。
4人家族の光熱費の節約方法とコツ【支払い方法などその他】
光熱費の支払い方法には
- 振込用紙
- 口座振替
- クレジットカード払い
少しでも光熱費をお得に支払うのであれば、断然「クレジット払い」がおすすめです。
(中にはクレジット決済不可の場合もあります。)
クレジット決済がおすすめな理由は
- 払いにいく手間がない
- クレジットカードのポイントがたまる
- 支払日を統一できる
節約という点では、2つ目のポイントが当てはまります。
1ヶ月の光熱費は、「電気」「水道」「ガス」の3つを合計すると4人家族でも多くの家庭では月1万円以上はかかります。中には3万円前後の家庭もあるでしょう。そうなると年間で15万円から30万円は支払っていることになります。
クレジットカードの種類にもよりますが、これをクレジットで支払うと還元率1%でも
年間で2,000円以上はポイントとして還元されるのです。もし還元率2%で年間30万円支払うとシミュレーションすると6,000円分のポイントがつきます。
今は、光熱費は口座振替や振込用紙で支払いしているという人は是非、この機会に毎月の支払いをクレジット決済にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、光熱費に限らず公共料金等の他の項目についても1つのクレジットカード決済にまとめることでお得に支払いできます。
まとめ:4人家族(一般家庭/子供2人)の光熱費の平均
以上のように、4人家族の光熱費の平均について詳しく説明してきましたがいかがだったでしょうか。
この記事のポイントをまとめると、
- 子供二人がいる一般的家庭の光熱費の月平均は、それぞれ電気11,419円、ガス夏場3,616円冬場6,885円、水道5,816円
- 光熱費(特に水道)は、地域差も大きい
- 一般的には、光熱費は戸建てよりマンションの方が安くなる傾向がある
- 電気料金の節約は、エアコンや暖房器具の使い方の工夫のほか、電力会社の乗り換えも検討すべき
- ガス料金の節約のポイントはお風呂の入り方
- 水道料金の節約は、様々な場面での水の出しっぱなしに注意することが重要
- 少しでも光熱費をお得に支払うにはクレジット決済がおすすめ
光熱費は、生活費の中でも家計費の大きな部分をしめます。毎月、生活するうえでは必ずかかるお金なので少しでも節約して行きたいですね。
光熱費は、固定費ではないので努力や工夫次第で節約することが出来ます。
また、光熱費についてはオール電化なのかプロパンガスなのか等の設備の違いや地域差もあります。
是非、この記事を参考にこれらを考慮したうえでシミュレーションをしながら家計簿と比較してはいかがでしょうか。
保険ROOMでは、この他にも税金やマネーライフにまつわる記事を多数掲載しておりますので是非ご覧ください。