中学生のお小遣いの平均や相場はいくら?【渡し方や使い道は⁉】

中学生のお小遣いについて、平均や相場は月々いくらなのか、報酬制などの渡し方や男女別/学年別の金額などお小遣いのやりくりについて気になりますよね。今回は中学生のお小遣いの値段やオススメのルールやお小遣いの使い道ランキング、貯金方法や貯め方についてもご紹介します!

目次を使って気になるところから読みましょう!

中学生のお小遣いの相場はいくら?足りないと言われた⁉


子どもが成長して行動範囲が広がると、自然と生まれてくるのが、お小遣いの問題です。友達と遊んだり、遠出したりとなれば、お小遣いが必要な場面も増えていきますね。


今、子供を育てている皆さんの中には「お小遣いは必要なものだと思うけれど、いくらくらい必要なのかわからない」あるいは「お小遣いの渡し方ルールの決め方が分からない」という方も多いのではないでしょうか。


特に中学生となれば身体的にも大きくなって自分でできることも多くなり、お小遣いへの関心も高くなってくるもの。それだけにお金との付き合い方を考えることが大切になっていきますよね。まずはじめに、中学生における一か月のお小遣いの相場・平均を確認してみましょう。


ベネッセ教育情報サイト」の調査によると、中学生の各学年別相場は以下の結果に。

学年平均金額
中学1年生1,424円
中学2年生1,596円
中学3年生1,770円


一方で「金融広報中央委員会「『子どものくらしとお金に関する調査』(第3回)2015年度調査」」によると、中学生全体の平均金額は2536円


いかがでしょうか。思っていたよりも多いと思う方、反対に少ないと思う方、さまざまにいることと思います。


今回は、中学生の子供にあげるお小遣いをどうとらえていくべきかに焦点を当てて考えてみようと思います。

  • 中学生のお小遣いの使い道
  • 中学生のお小遣い平均額 
  • 中学生のお小遣いルール
  • まとめ

ぜひ最後までお読みいただき、お小遣いの有効な使い道を家族で話し合うきっかけにしてください。

中学生のお小遣いの使い道ランキングと平均金額

お小遣いのことを考えると、気になることはいくつかあります。中学生は自由に使えるお金を手にしたとき、何に使うことが多いのでしょうか。


また、どのくらい使おうとしているのでしょうか。そして、お正月の楽しみの一つでもあるお年玉についてもきになるところですね。


中学生の男子・女子に人気の使い道や各種お小遣いの相場などについてデータを集めました。多すぎず少なすぎない、ご自身の家計にちょうどいい計画を立てる参考にしてください。

中学生のお小遣いの使い道ランキング‼

中学生はお小遣いを何に使うのでしょうか。以下のランキングは株式会社バンダイによるインターネットアンケートの結果です。対象は小中学生でしたが、その中から中学生の結果を取り出しました。
目的割合
1位お菓子やジュースなどの飲食物 64.3%
2位文房具43.0%
3位マンガ(雑誌・コミック)40.8%
4位外出時の交通費26.5%
5位映画を見に行く25.4%
6位外食24.3%
7位書籍(マンガ以外)23.9
8位貯金21.3%
9位ゲームソフト21.0%
9位友達へのプレゼント21・0%

出典「株式会社バンダイ調べ」(インターネットアンケート)


若年層のゲーム依存や極めて高額な消費が話題になっていますが、アンケート調査の結果では「ゲームソフト」は9位にとどまり、その他の項目も際立って高額な商品はランクインしなかったようです。


ランキング8位に貯金。比較的堅実な中学生が多いようです。貯金後の使い道は、ディズニーランドやユニバーサルジャパンなどのアミューズメント施設へ遊びに行くことや値段が高めの服の購入にあてるという例もあります。


ちなみにアンケートには「ゲーム(アミューズメント施設内)」という項目もありましたが、中学生全体の結果に限ってはランク外だったようです。

中学生のお小遣いの使い道別の平均金額・相場【ディズニー/修学旅行等】

中学生のイベントとしては、学校における修学旅行があげられます。場合によっては、中学生時の修学旅行が初めての遠出になるということもあるでしょう。修学旅行の目的は「親睦を深める」「校外学習」「集団行動について学ぶ」などさまざまなものがあります。また、行き先や目的によってお小遣いの額も変わりますが、旅費も所持金も高額化の傾向にあるようです。


学校で決められたお小遣いの上限額については以下。

金額割合
5,000未満22.6%
5,000円以上1万円未満49.6%
1万円以上27.8%


修学旅行におけるお小遣いの使い道は比較的限られたものになります。基本としては「お土産」「自由行動中の食事」「自由行動中の交通費」などとなるでしょう。気になるのは、勢いに乗って使い過ぎてしまうこと。計画的に使う感覚を練習しておきたいですね。


ちなみに修学旅行の行先について人気が高い場所は以下の結果に。

地域行先施設等
関東東京ディズニーランド、日光東照宮、東京スカイツリー、浅草寺、国会議事堂、横浜中華街、鶴岡八幡宮など
近畿ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、鹿苑寺(金閣)、慈照寺(銀閣)、清水寺、東大寺、法隆寺など
九州/沖縄太宰府天満宮、グラバー公園、長崎原爆資料館、ハウステンボスリゾート、首里城、ひめゆりの塔、沖縄美ら海水族館など


修学旅行は中学生自身にとっても家庭にとっても大きなイベントです。費用面でも大きな出費を伴うことが予想されます。進学・進級などにあわせて、あらかじめ計画を立てておくといいかもしれません。


出典「ベネッセ教育情報サイト:心配は人間関係!? 中学校の修学旅行

【お年玉】中学生のお小遣いの相場や平均は?

お正月と言えばお年玉と考える中学生も多いはず。対して親にとってはお年玉は悩みの種になりがちです。どの程度の金額を渡せばいいのか、多いのか少ないのかなど考えることも大切になるでしょう。


中学生のお年玉の総額についてのデータは以下。

金額割合
3,000円未満0.7%
3,000~5,000円未満1.5%
5,000円~10,000未満6.5%
10,000~50,000円未満64.7%
50,000~70,000円未満10.4%
70,000円以上5.4%

出典「子どもの暮らしとお金に関する調査 2015年度調査」(金融広報中央委員会)


調査の結果では中学生へのお年玉総額は「10,000~50,000円未満」が6割以上を占めています。この結果で注意しなければいけないのは、総額であるという点です。一回にもらう額とは差がある可能性があります。一定の目安として考えるべきでしょう。


上記データを参考にしていただき、渡す場合も渡される場合もちょうどいい範囲を考える参考にしていただきたいと思います。

中学生のお小遣いのオススメの渡し方・ルール

お小遣いについては、各家庭によってさまざまな考え方がありますよね。当然のことですが、お小遣いはお金です。子どもが手にするものとはいえ、無駄にしてしまうのはもったいないことです。子どもにとっても、親にとっても良い結果にはなりません。


子供が限りあるお小遣いの中で必要なものを買えるように、また将来金銭感覚を養えるようにしたいものですよね。そのためにもお小遣いの渡し方や使用のルールをあらかじめ決めておくことが効果的と言われています。

効果的かつ賢い中学生のお小遣いの渡し方やルールは?

お小遣いについて、一定のルールを決めておくと中学生自身にとっても家庭にとっても分かりやすくなります。大人でもお金の使い方にルールが必要です。家庭状況にあっていて、かつ効果的なものを考えているのが大切ですね。


ただし、どのようなルールであっても守れなければ意味がありません。渡す側ももらう側も継続して守っていけるルールを決めるための話し合いが重要になるでしょう。


分かりやすくなるお小遣いルールのパターンとしては、

  1. お小遣いの渡し方を決める
  2. 買うものを明確にする 
  3. 口座やお小遣い帳で管理する

などがあげられます。


パターン1については、「毎月いくら」としたり「お年玉だけ」としたり、家庭によってさまざま。

パターン2については、項目ごとの整理が効果的。「文房具代」「交通費」「友人の誕生日などのイベント」などです。

パターン3については、記録を振り返ることが目的になるでしょう。これについては親子で一緒にやることで定着を図ることができると思われます。


また、ルールの決め方のポイントは、

  • 決めたルールを子供が理解・納得できるか
  • 渡す側ともらう側が徹底できる範囲か

に気を付けなければいけません。


一度決めたルールはある程度の期間、変更や例外を作らずに進める必要があります。具体的には半年~1年は変えないままにした方が良いと考えられます。「今日だけは特別」という判断はお互いのためにならないと我慢しましょう。

【コラム】中学生のお小遣いの為の家計のやりくりや節約アドバイス‼

中学生になると、小学生に比べて子ども同士の付き合いも増えていきます。ともなって、お小遣いの増額を検討されるご家庭も多いでしょう。気になるのはお小遣いをどうやって捻出するかということ。子どもへのお小遣いも家計の一部です。家庭内でも話し合うことが必要になりますね。


家計のやりくりについて重要なポイントとしては、固定費変動費を考えることです。固定費とは家族の行動に関係なく支出額が変わらないもの。例えば「光熱費の基本料」「通信費」「住居費」「保険料」などです。一方の変動費は日々の活動で変化するものになります。「食費」「光熱費の使用量」「交際費」「被服費」などがあげられます。


家計をやりくりする際、効果的と言われているのは固定費の見直しです。決まった金額が定期的に支出されていく固定費は、一回の支払いに対する削減が少量だったとしても、長期間で考えれば大きな差となっていきます。


特に中学生がいるご家庭では、子どもに対して携帯電話・スマートフォンを渡すということも考えられます。この時に家庭の通信費を見直すというのも有効でしょう。

【コラム】中学生のスマホ・携帯事情は?いつから持たせるべき?

2021年現在、中学生は生まれたときにはスマートフォン(以下スマホ)があったという世代になりつつあります。子どものスマホを持つためのルールやスマホを持たせる時期などについて悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは中学生のいる家庭への調査をもとにデータをチェックしていきます。

(資料出典「子どものスマートフォン使用に関する全国調査」、「小中学生のスマホ事情調査2019」:株式会社明光ネットワークジャパン調べ)


調査によると中学生の5割、高校生の9割がスマホ・携帯電話を保有しているとの結果が出ています。保有のタイミングとして最も多いのは高校1年生で26.6%、次が21.6%でした。

時期割合
中学1年生21.6%
中学2年生11.9%
中学3年生11.9%
高校1年生26.6%
高校2年生1.8%
高校3年生1.4%


上の結果では中学校・高校への進学を機会としてスマホ・携帯の保有が多くなっています。


また中学生のスマホ保有ルール、トップ3としては以下のようになっています。

  1. 利用アプリの制限(47.9%)
  2. 利用時間の制限(45.8%)
  3. ながらスマホの禁止(39.3%)


使いすぎが問題となるスマホ・携帯ですが、分かりやすく守りやすいルールを決めて、健康や生活、学習に支障ないような使い方を考えることが重要ですよね。


「保有時期」「使い方」「ルール」などをご家庭で話し合って、それぞれにあった適切な計画を立ててください。

まとめ:中学生のお小遣いの相場や平均金額

さて、中学生でのお小遣いの考え方についてまとめましたが、いかがでしたか。


今回の記事のポイントは、

  • 中学生のお小遣いの相場は2500~5000円ほどである
  • 中学生のお小遣いの使い道は「飲食物」「文房具」「マンガ」等である
  • 中学生のお小遣いルールは理解・納得と継続がポイントである

以上の点です。


中学生のお小遣いの使い道には「マンガ」「ゲームソフト」など娯楽関係がランクインする一方、「貯金」もトップ10に入るという結果に。比較的堅実な実態も見えてきました。


大人でもお金の使い方にはルールを設けなければ無駄が多くなってしまうもの。お小遣いも大切な家計の一部です。子どもの経済感覚を養うためにも、明確で守りやすいルールを家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。


今回の記事を参考にしていただき、ちょうどいい家計設計の役に立てていただきたいと思います。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

ランキング