新卒1年目でボーナスはもらえる?支給時期と支給額について解説!

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新卒の方はボーナスがいつからもらえるのか気になりますよね。ボーナスは一般的に夏と冬に支給されますが、いくらもらえるのか楽しみですよね。実は新卒の場合はボーナスがもらえるのは冬からが多いです。今回は新卒のボーナスの支給額からのボーナスの平均額まで紹介します。

新卒1年目でボーナスはもらえるの?

あなたは、新卒1年目がいつからボーナスをもらえるのか気になって調べているでしょう。


就活生や新社会人にとって、ボーナスは働く楽しみにもなりますよね。


ボーナスは夏と冬に支給されますが、新卒の場合は夏はもらえず、冬のボーナスから支給されることが通常です。


就職してからもらえるまでの期間は空きますが、果たしていくらぐらいもらえるのか気になりますよね。


それでは、新入社員のボーナスの平均額はどのぐらいなのでしょうか。


実は、企業や業界ごとに異なるのです。


そこで、この記事では「新卒1年目の初ボーナス支給時期と平均額」について

  • 新卒初年度のボーナスは冬からもらえる!
  • 新入社員の場合は査定期間があるため、夏の支給は寸志程度
  • 冬に支給される新卒の初年度のボーナスは平均いくら?
  • 新卒1年目ボーナスのおすすめな使い道は?
の4点を解説させていただきます。

記事をご覧いただければ、新卒1年目のボーナス平均額や、使い道をイメージできると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

新卒初年度のボーナスは冬からもらえる場合が多い

冒頭でも触れましたが、新卒初年度のボーナスは一般的にはからもらえます。


夏のボーナスを楽しみにしていた方にとっては、少し残念かもしれませんね。


そのため、新卒1年目の方は、まずは冬のボーナスに向けて頑張っていただきたいのですが、企業によっては夏に寸志程度の支給がある場合もあります。


夏に支給される場合は、どのぐらいの金額をもらえるのか気になりますよね。


以下では、新卒初年度の夏のボーナスについて

  • 新入社員の場合は査定期間があるため、夏の支給は寸志程度
  • 2018年夏に支給された新卒1年目のボーナス
の2点を解説させていただきます。

新卒1年目の夏は査定期間のためボーナスがあっても寸志程度

まず、新卒1年目の場合は査定期間があるため、夏のボーナスの支給があったとしても寸志程度であることを理解しておきましょう。


なぜなら、民間企業の場合は試用期間があるからです。


これは、企業で新入社員が上手くやっていかれるように鍛え上げる時期として設けられており、有益な人物であるか見極められる期間でもあります。


試用期間中は、独自の給与を設定している企業も存在し、その額は正社員よりも低いことが現状です。


夏の時期はまだ正社員としてみなされていないことから、基本的にボーナスの支給はなく、あったとしても寸志程度であることが一般的なのです。

2018年夏に支給された新卒1年目のボーナス

それでは、新卒1年目に夏のボーナスが支給される場合、どの程度の金額がもらえるのでしょうか。


産労総合研究所が行った「2018年新卒入社者の夏季賞与・一時金の支給状況と支給額」によると、85%の企業が何らかの形で夏のボーナスを支給していることがわかります。


以下では、具体的な平均支給額を表にしてみました。


大学卒

産業・規模平均額
1,000人以上82,715円
300~999人95,445円
299人以下85,585円
製造業84,742円
非製造業90,774円


高校卒

産業・規模平均額
1,000人以上72,207円
300~999人70,911円
299人以下67,667円
製造業72,643円
非製造業67,043円


意外にも、多くの企業で夏のボーナスを支給していることがわかりましたが、その額はいずれも寸志程度です。


しかし、慣れない職場で一生懸命働いてきたねぎらいにはなるので、自分へのご褒美として大切にしましょう。

補足:公務員の場合は新卒でも夏・冬ボーナスがしっかり出る

民間の企業での新卒の夏のボーナスは大手企業で寸志程度であることをご紹介しましたが、公務員の場合はどうなのでしょうか?


民間企業では夏のボーナスが出ない場合もありますが、公務員の場合は新卒1年目の夏でもしっかりとボーナスが出るのです。


ボーナスの金額ですが、勤務期間が浅く、貢献度も低いため、公務員でも夏のボーナスの支給額は平均的に低くなるのが一般的です。


金額は給料2か月分の3割程度と言われています。普通の公務員の夏のボーナスが給料2ヶ月分と言われているので、これを考えるとかなり少なく感じてしまうかもしれませんね。


公務員の夏のボーナスの査定期間は12月2日から6月1日までです。新卒では査定期間のうち働いているのは4月からとなってしまうため、普通の公務員と比べると支給額が低くなってしまうのです。

冬に支給される新卒の初年度のボーナスは平均いくら?

ここまでは、新卒の初年度の夏のボーナスについて解説させていただきました。


寸志程度のボーナスがもらえる企業が多いことをご理解いただけたと思います。


そうなると、冬のボーナスがよりいっそう楽しみになりますよね。


以下では、新卒初年度にもらえる冬のボーナスについて

  • 新卒に支給する冬のボーナスの平均額
  • 業種別でみるボーナス事情
の2点をご紹介させていただきます。

新卒に支給される冬のボーナスの平均額

まず、新卒に支給される冬のボーナスの平均額についてです。


冬のボーナス平均額は、多くて月給額の2ヶ月分程度が支給されます。


低いとされる夏のボーナスと比べると多くなるので、期待が持てそうですよね。


たとえば月給20万円だとすると、ボーナスは額面で40万円、そこから所得税や社会保険料が引かれるので手取りは32万円程度になります。


すべての企業に当てはまるわけではありませんが、経営が安定していることと、新入社員自体が正社員として認められるとみなされれば、このように満額支給されることがほとんどです。


高卒のボーナスの平均額は約15万円!大卒よりは少ないことが多い

新卒のボーナスは最終学歴によっても差が出ることがあります。


求人情報などを見ると、大卒や高卒など、最終学歴ごとに初任給が違うことに気付いた方も多いと思います。


2016年のデータですが、最終学歴ごとの初任給は以下のようになっています。

最終学歴男性女性
大学院卒22.8万円22.8万円
大学卒20.4万円19.8万円
高専・短大卒17.7万円17.4万円
高校卒16.3万円15.6万円
このように、初任給は最終学歴により差があることが多く、高卒よりも大学卒、さらに大学院卒の方が高くなる傾向にあります。


新卒のボーナスも同じように、最終学歴によって違いがあることが多く、初任給と同じように、高卒よりも大学卒・大学院卒の方が多く貰えるのです。


20代のボーナスの平均額を他の記事でまとめて紹介していますので詳しくはそちらを参考にしてください!

業界別のボーナス事情

ボーナスは会社ごとにいくら貰えるのかに差があります。業界によってボーナスの相場に大きな差があるのです。


令和元年度の夏季ボーナスの平均支給額は以下のようになっています。

産業平均支給額
建設業513,600円
製造業515,779円
電気・ガス業779,700円
情報通信業679,098円
運輸業・郵便業367,721円
卸売業・小売業339,683円
金融業・保険業607,594円
不動産・物品賃貸業447,396円
学術研究等660,402円
飲食サービス業62,688円
教育・学習支援業505,637円
医療・福祉276,147円
このように、業界によってボーナスの額にはかなり大きな差があります。


ボーナスの多い業界としては、

  • 製造業
  • 金融業
  • 電気・ガス業
  • 通信情報業

などが挙げられます。以下でそれぞれの業界についてご紹介したいと思います。

製造業

製造業のボーナスはなかなか多く貰える傾向にあります。令和元年度の夏のボーナス平均額は515,779円となっています。


製造業のボーナスは、非製造業に比べると多くなる傾向にあるようで、令和元年度の冬のボーナス平均支給額では、

  • 製造業:517,407円
  • 非製造業:361,833円

となっており、製造業は基本的にボーナスが多い傾向にあります。


特に、自動車や造船、輸送用機器、電気機器のボーナスが高い水準を維持しています。


ただし、新卒が夏のボーナスを貰えるのかは会社によって違ってきます。貰える場合も他の業種と同じように、寸志程度となるため、過度な期待はしないようにしましょう。

金融業

金融業はボーナスの相場がトップクラスの業界の一つです。令和元年度の冬のボーナスで、金融・保険業の平均支給額は607,594円でした。


景気に左右されることが少ない業界と言われており、常にボーナス支給額の高い業界です。


ただし、銀行系の金融業では年功序列の習慣が根強く残っているため、新卒や20代などの勤務期間が短い場合、思っていたよりも少ない金額となる場合が多くなります。


外資系の金融企業は年功序列ではなく、個人の成績を重視することが多いため、実力が高ければ年齢や勤務期間に関わらず、多くのボーナスが貰える傾向にあります。

電気・ガス業

電気・ガス業界もボーナスの多い業界の一つです。令和元年度の冬のボーナス平均支給額は、779,700円とかなり多いものでした。


電気業は発電した電力を各家庭や会社に供給する事業です。


ガス業は各家庭や会社にガスを供給する事業で、オール電化などが増えてガス業界のボーナスが高いのが不思議に感じる方もいるかもしれませんが、電力を発電する際に多い火力発電は、ガスによって行われています。


そのため、電気業もガス業も同じようにボーナスの多い業界となります。


今現在はボーナスの支給額が多い業界ですが、国の政策に影響を受けてしまう事も多い業界となるため、ボーナス目当てで就職などを考えている場合は国の政策にも目を向けておくことをおすすめします。

情報通信業

情報通信業もボーナス支給額の多い業界です。令和元年度のボーナス支給平均額は679,098円となっています。


情報通信業と言うのは固定電話や携帯電話ななどの通信業の他、テレビなどの放送業、ゲームソフト会社などの情報サービス業、サーバ運営会社などのインターネット付随サービス業、テレビ番組などを製作する会社や新聞社などの映像・音楽・文字情報政策業などが含まれています。


ボーナス額はかなり多い部類の業界ですが、やはり新卒の場合は他の業界と同じように低くなる傾向が強いです。


2015年の調査結果では、20代前半のボーナス支給平均額が27万円前後なのに対し20代後半では80万円前後となっています。

新卒1年目ボーナスのおすすめな使い道は?

ここまでは、新卒初年度の冬のボーナスについて解説させていただきました。


具体的な支給額がイメージできると、断然仕事へのやる気が湧きますよね。


しかし、ボーナスをもらった後の使い道を誤ってしまうと、せっかくお金をいただいても無駄遣いをすることになるので、おすすめの使い道を知っておきたいと思います。


以下では、新卒1年目のボーナスのおすすすめの使い道について

  • 仕事で必要な服や勉強費用に使う
  • 自分への投資や家族へプレゼントする
  • 貯蓄を効率的に貯める
の3点をご紹介させていただきます。

仕事で必要な服や勉強費用に使う

1つ目は、仕事で必要な服や勉強費用に使うことです。


新卒1年目の方は、先輩に比べると仕事で必要な服の枚数が少ないことが一般的です。


スーツやオフィスカジュアルを買うにはお金がかかりますよね。


そのため、ボーナスが支給されたタイミングで、必要な服を揃えましょう。


また、仕事で必要な知識の勉強をすることも効果的です。


資格を取得するにしてもお金がかかりますが、これは将来の自己投資として行うことをおすすめします。


ぜひボーナスを有効活用しましょう。

自分への投資や家族へプレゼントする

2つ目は、自分への投資や家族へプレゼントをすることです。


社会人になると、学生の頃は買えなかったものをボーナスを利用して手に入れることができます。


たとえば、Macbookや性能の良いブランド物の腕時計などは、仕事でもプライベートでも役に立つのでおすすめです。


また、ボーナスを利用して家族へ食事や旅行などのプレゼントをすることも、ここまで育ててきた親孝行として一つの方法です。


親御さんはかならず喜んでくれると思います。

貯蓄を効率的に貯める

3つ目は、効率的な貯蓄をすることです。


社会人1年目の頃から計画的に貯金を行いましょう。


なぜなら、年齢が上がるにつれて出費が増えるからです。


たとえば、仕事面では後輩の飲み会代の負担や、同僚の結婚式に参列する機会が増加します。


また、プライベートでは結婚出産マイホームの建築など多くのお金を支出する機会が増えるでしょう。


そのような際に、貯蓄はあなたの夢を叶えてくれます。


社会人1年目の頃から計画的に貯蓄を行うことで、その後の人生を有意義にすることができるので、ボーナスも普段の給与と同様に無理のない範囲で貯金を行いましょう。

まとめ:新卒1年目のボーナスは貯金することも検討しよう

いかがでしたか?ここでは新卒1年目のボーナスについてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • 新卒1年目は冬のボーナスから出ることが多い
  • 夏のボーナスが出ても寸志程度
  • 冬のボーナス平均額は、多くて月給額の2ヶ月分程度
  • 高卒よりも大学卒・大学院卒の方が多く貰える
  • 業界によってボーナスの相場に差があり、多い業界としては、製造業
    金融業
    電気・ガス業
    通信情報業がある
  • 新卒のボーナスのおすすめの使い道は、自己投資・家族へのプレゼント・貯蓄

になります。


新卒の方はボーナスがいつ貰えるのか、どのくらい貰えるのかが気になると思います。業界によって相場があるので、一度調べてみてもいいかもしれません。


使い道は人それぞれですが、無駄遣いすることは控え、自己投資をしたり、親へのプレゼントを買ったりし、将来のために貯蓄しておくようにしましょう。


ほけんROOMでは他にもマネーライフに関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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