更新日:2023/07/12
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」ってどんなメーカー保証?
Amazonでスマホを購入する際に契約できるモバイル保険「事故保証プラン」はどういったメーカー保証なのでしょうか。こちらの記事では、概要に加えてメリット、デメリットを解説しています。また他のスマホ保険と比較したい方のための記事も載せているのでご覧ください。
- Amazonの事故保証プランについて知りたい人
- スマホ保険への加入を検討している人
- XperiaなどのAndroid端末を利用している人
- Amazonの事故保証プランは機器交換を5,500円で配達まで行ってくれるサービス
- 交換機器は自宅以外にも配達が可能
- 自然故障のみならず破損や水濡れにも対応
- 他のスマホ保険と比較検討することがおすすめ
目次を使って気になるところから読みましょう!
- Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」とは?
- ①SIMフリースマートフォン専用のスマホ保険
- ②保証期間中に機器を交換してもらえるサービス
- ③スマホの回収から交換機器の配達まで行ってくれる
- Amazonの「事故保証プラン」のメリット
- メリット①:5,000円で新品同様の機器と交換をしてくれる
- メリット②:自宅以外の場所にも配達可能
- メリット③:メーカー保証にない物損も保証対象
- Amazonの「事故保証プラン」のデメリット
- デメリット①:XperiaなどのAndroidのみ対応のサービス
- デメリット②:修理保証がないこと
- デメリット③:2回利用するとサービス終了
- デメリット④:支払いが現金のみ
- 他のスマホ保険とも比較してみましょう!
- まとめ
目次
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」とは?
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」とは、Amazonで購入したスマホに故障・破損・水濡れ等のトラブル時に、機器を交換してくれるサービスです。
「スマホの画面が割れてしまった」、「スマホを水に濡らしてしまい電源が入らなくなった」等のトラブルに備えることができます。
Amazonの提供するモバイル保険「事故保証プラン」には、以下4つの特徴があります。
- SIMフリースマートフォン専用のスマホ保険である
- 保証期間中であれば機器を交換してもらえる
- 故障したスマホの回収から新機器の配達まで行ってくれる
- スマホ以外の補償も可能
①SIMフリースマートフォン専用のスマホ保険
Amazonのモバイル保険である、「事故保証プラン」で保証の対象となるのは「同時に購入されたSIMフリースマートフォン本体」と規定されています。
つまり、保証が適用されるには、スマホの購入と同時に事故保証プランに申し込んでおく必要があるということです。
SIMフリースマートフォンとは、SIMロックされていないスマホ端末のことをいいます。SIMロックとは、携帯販売会社がその会社の提供するSIMカードしか利用できないように制御していることを意味します。
例えば、ドコモで購入したスマホ端末では、ドコモのSIMカードしか利用できないといった状態であれば「SIMロックされている」ということになります。
Amazonの「事故保証プラン」では、SIMロックされていない、つまりSIMフリースマホのみが保証の対象となっています。
②保証期間中に機器を交換してもらえるサービス
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」は、一言でいうと、スマホが故障した場合に交換してくれるという保証内容になっています。本サービスで保証される機器の交換は、2回までです。
自然故障の場合も物損の場合も保証の対象です。
- 自然故障とは…本製品の取扱説明書や注意書に従って正常に使用したにもかかわらず、本製品に生じた電気的・機械的故障で且つ、本製品の製造メーカーの保証規定にて保証対象となる故障
- 物損とは…本製品に破損、破裂、火災、落雷、異常電圧、水濡れ、
風災、雪災等の偶然の事故が発生した場合
保証期間は、最長2年間で、ヤマトロジスティクス株式会社が保証書を送信した日から始まり、保証書に記載された保証終了日に終了します。
ただし、メーカー保証期間中に発生した、メーカー保証にて保証される故障に関しては、本保証サービスの対象外となるため、直接メーカーへの修理を依頼しなければなりません。
③スマホの回収から交換機器の配達まで行ってくれる
故障の旨を連絡すると、ヤマト運輸の宅配便で以下の3つを届けてくれます。
- 新しいスマホ機器
- 故障した機器を返送するための伝票
- 故障した機器を返送するための梱包資材
配達場所は、自宅のみならず、勤務先などを指定することも可能です。
本サービスは有償で、機器交換費用として5,000円(消費税別)かかり、届いた際に代金引換で払う必要があります。
宅配便の往復の送料は保証に含まれているため、別途支払う必要はありません。
交換機器は自身で選ぶことはできず、また使用していたものと同機種であるとも限りません。
交換機器と返送用の伝票・資材が届いたら、14日以内に先方に届くように返送する必要があります。
万が一、14日以内に先方に到着するように返送できなかった場合、50,000円の違約金を支払うことになるので注意が必要です。
Amazonの「事故保証プラン」のメリット
ここまで、Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」の保証内容や保証期間について解説してきました。
本章では、Amazonの「事故保証プラン」の3つのメリットを解説していきます。
- 5,000円で新品同様の機器と交換が可能
- 自宅以外の場所に届けてもらうことができる
- メーカー保証対象外の物損も保証してくれる
スマホを利用していると、取扱説明書に沿った利用をしていたとしても、故障してしまうリスクはつきまといます。
さらに、今や毎日仕事でもプライベートでもスマホを長時間利用するという人は多いはずです。
利用している時間が長いということはその分、落としてしまって画面を破損したり、水に落として濡らしてしまったりというリスクは高まります。
そのようなリスクに備えることのできるAmazonのモバイル保険「事故保証プラン」のメリットを詳しく解説していきます。
メリット①:5,000円で新品同様の機器と交換をしてくれる
メリットの1点目は、機器交換代として5,000円(消費税別)を支払うことで、新品同様の機器と交換ができる点です。
交換機器として、新品とリフレッシュ品のどちらかが送られてくることになります。リフレッシュ品とは、故障しているスマホ等をメーカーが修理のうえ、新製品の出荷時と同様の状態に初期化したものをいいます。
100%の確率で新品のスマホと交換できるわけではありませんが、リフレッシュ品も修理のうえ、筐体等もきれいなものと交換されているためほぼ新品といえるでしょう。
さらに、故障したスマホを返送するための伝票と資材も一緒に送られてくるため、やるべきことは、梱包と集荷の依頼のみです。
機器交換にかかる送料などの費用も保証に含まれているため、5,000円の支払いのみで故障したスマホが新品同様のスマホと交換できるというわけです。
メリット②:自宅以外の場所にも配達可能
メリットの2点目は、自宅以外の場所にも配達ができる点です。
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」では、自宅以外にも勤務場所や宿泊先への配達にも対応しています。以下のような有事の場合、緊急の場合にも便利です。
- 旅行先でスマホを水に濡らしてしまった
- 自宅に帰るのはいつも遅くなるから勤務先で受け取りたい
- 出張で数日間家をあけるため宿泊先のホテルに届けてほしい
メリット③:メーカー保証にない物損も保証対象
メリットの3点目は、メーカー保証の対象外である物損も保証してくれる点です。
物損とは、スマホに破損、破裂、火災、落雷、異常電圧、水濡れ、 風災、雪災等の偶然の事故が発生し、故障してしまったケースを指します。
メーカー保証では、電気的・機械的故障かつ、メーカーの保証規定にて保証対象となる「自然故障」のみが保証の対象です。
メーカー保証で補いきれないリスクに備えることができるのは、Amazon「事故保証プラン」のメリットといえます。
機械的な故障よりも、水濡れやスマホを落としてしまったことによる破損や故障を経験したことがあるという人の方が多いのではないでしょうか。
誰にでも起こりうる偶発的な事故に備えていれば、日々安心してスマホを利用することができるでしょう。
Amazonの「事故保証プラン」のデメリット
ここまで、Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」の3つのメリットについて解説してきました。
本章では、Amazonの「事故保証プラン」の4つのデメリットを解説していきます。
- Androidのみに対応している
- 修理保証がない
- サービスが利用できるのは2回まで
- 支払が現金のみ
デメリット①:XperiaなどのAndroidのみ対応のサービス
デメリットの1点目は、Amazonの「事故保証プラン」は、Androidのみ対応しているサービスである点です。
Apple社のiPhoneもSIMフリー端末はありますが、「事故保証プラン」では対象外です。
XperiaなどのAndroidユーザーであれば問題ないですが、いつもスマホはiPhoneを利用しているという人にとっては大きなデメリットでしょう。
SIMフリーのAndroid端末で、人気のブランドとモデルをまとめました。
ブランド | モデル |
---|---|
UMIDIGI | UMIDIGI G1 |
UMIDIGI | UMIDIGI G1 Max |
OUKITEL | OUKITEL WP20 |
Blackview | Blackview A52 |
SHARP | AQUOS sense6 |
普段からAndroid端末を利用している人にとっては、デメリットとはなりにくいため、Amazonの「事故保証プラン」を検討しても良いでしょう。
デメリット②:修理保証がないこと
デメリットの2点目は、修理保証がない点です。
Amazonの「事故保証プラン」は、あくまで機器の交換を行ってくれるサービスです。
スマホが故障したからといって、故障した端末そのものを修理してくれる保証はありません。
自然故障かつメーカー保証期間内であれば、メーカーに直接修理を依頼することができます。
一方、破損・水濡れなどの物損の場合、またはメーカー保証期間外の場合は、街の修理サービスなどを利用することになるでしょう。
利用しているスマホ端末自体が気に入っている人、故障した場合に同機種ではない機器と交換されてしまうのが嫌な人にとっては大きなデメリットといえます。
デメリット③:2回利用するとサービス終了
デメリットの3点目は、サービスの利用は2回までという点です。
機器交換サービスを2回利用すると、「事故保証プラン」は終了します。
Amazonの「事故保証プラン」では、自然故障も物損も保証対象となっています。自身に非がない自然故障も含めて、2回までしか保証は適用されません。
また、Amazonの「事故保証プラン」は端末の購入時のみに同時に申込ができる保証です。2回利用してサービスが終了したからといって再度申込することはできない点には注意してください。
デメリット④:支払いが現金のみ
デメリットの4点目は、サービスの機器交換費用の支払いが現金のみでしかできない点です。
Amazonの「事故保証プラン」は、有償で機器の交換を行います。一度の機器交換にかかる費用は5,000円(消費税別)で、交換機器が届けられた際に代金引換で現金で払う必要があります。
今やQRコード決済やクレジットカード決済等のキャッシュレス決済が主流で、現金を利用する機会は極端に減っているのではないでしょうか。
このような時代の流れにもかかわらず、Amazonの「事故保証プラン」は代金引換で現金のみの支払いとしています。
今後、支払い方法の選択肢が増える可能性はありますが、現状は現金支払いのみとなっています。
他のスマホ保険とも比較してみましょう!
ここまで、Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」の保証内容や、メリット・デメリットを紹介してきました。
Amazonの「事故保証プラン」の魅力は、スマホ購入と同時に保証の申し込みができるお手軽さでしょう。
一方、スマホ保険には、他にもいくつか種類があります。大きく3つ紹介します。
- キャリアの提供するキャリア保証
- 保険会社の提供するスマホ保険
- スマホ端末を作っているAppleやGoogleによるスマホ保険
保険料 | 700円/月 |
---|---|
保険期間 | 無期限 |
補償内容 | 外装破損、水濡れ、盗難、故障など |
補償台数 | 3台まで |
補償金額 | 年間最大 10万円まで |
まとめ
本記事では、Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」について紹介してきました。
今やスマホは仕事や生活に欠かせないものとなっているため、故障のリスクにも備えておくと安心でしょう。
Amazonのモバイル保険「事故保証プラン」では、対象となるスマホや条件等限られますが、メリットも十分にあります。
検討する際にはデメリットについても吟味したうえで申し込むことを推奨します。
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