更新日:2024/01/30
スマホの画面割れ修理しなくても大丈夫?安心で安い保証を紹介!
スマホの画面割れは誰もが一度は経験したことがあると思います。スマホや自分の体にとっても悪い影響を与えるので、絶対に放置してはいけません。ここでは、画面が割れた際の3つの対処法と、修理費を抑えるためのおすすめのスマホ保証についてご紹介します。
- スマホの画面割れで困った経験がある人
- 画面割れの正しい対処方法を確認したい人
- 携帯通信会社の保証や保険会社のスマホ保険についても知りたい人
- スマホの画面割れを放置するとけがや故障を広げる危険がある
- スマホの修理は正規店に依頼するのが安心で確実
- 画面割れに備えて携帯通信会社の保証や保険会社のスマホ保険に加入しよう
- スマホ保険の場合、「モバイル保険」がおすすめ
目次を使って気になるところから読みましょう!
- スマホの画面割れを放置してはいけない理由
- 放置してはいけない理由①:ガラスの破片でけがをする可能性がある
- 放置してはいけない理由②:液晶漏れが生じる
- 放置してはいけない理由③:データが破損することもある
- 画面割れをしたらしないといけない応急処置
- ①データのバックアップを取る
- ②画面割れ用フィルムを貼り、けがを防ぐ
- スマホの画面割れが割れたときの対処方法
- 対処方法①:メーカーの正規店で修理をしてもらう
- 対処方法②:自分で修理をする
- 対処方法③:機種交換をする
- 修理費を安くできるスマホの保証や保険を紹介
- 各携帯通信会社の保証(docomo、ソフトバンク、au)
- スマホやタブレットで加入できる保険もある
- 評判がいいのは「モバイル保険」
- まとめ
目次
スマホの画面割れを放置してはいけない理由
スマホが画面割れしてしまった場合でも、しばらくの間はそのまま使えることも多いです。実際に修理しないまま使い続けている人も結構いらっしゃいます。
しかしスマホの画面が割れたまま使い続けることにはデメリットが色々とあります。
修理代が高かったり、修理に出している間スマホがなくて困ったりといった問題はあるかもしれませんが、できるだけ早く修理をしましょう。
画面が割れたスマホを使い続けることには、以下のような問題があります。
- ガラスの破片でけがをする可能性がある
- 液晶漏れが生じる
- データが破損することがある
放置してはいけない理由①:ガラスの破片でけがをする可能性がある
スマホの画面の表面はガラスでできています。ひび割れた状態で使い続けると、画面を滑らせた指でケガをしたり、通話中にスマホに近づけた頬を傷付けてしまう恐れがあります。
更に細かな破片が落ちれば、自分以外の家族やペットにケガをさせてしまうこともあるかもしれません。
またスマホを使っている最中は注意していたとしても、スマホを入れたポケットやカバンにガラス片が落ちて、思わぬタイミングでケガをすることもあり得ます。
修理さえしておけば、無駄にケガをする危険性はなくなりますから、早めに修理すべきです。
放置してはいけない理由②:液晶漏れが生じる
上記は画面割れの中でもスマホの表面のガラスが割れたことによるデメリットですが、画面割れには更にその下の液晶にまで影響が及んでしまうケースもあります。
液晶漏れや液晶割れといわれる状態で、表面のガラスが割れていなくても液晶漏れが生じてしまう場合もあります。
画面割れの際、単に画面にひびが入るだけでなく、画面に黒いシミが見えたり、縦線が入っていたりする場合は、液晶にまで被害が及んでいると考えられます。
この場合、放置していても回復はしませんし、仮にタッチセンサーが生きていて操作ができる場合でも、液晶漏れが進行すると操作自体ができなくなる可能性が高いです。
時間が経つほどに液晶漏れは進行していくので、画面が見えなくなったり、タッチ操作ができなくなったりする前に修理をする必要があります。
放置してはいけない理由③:データが破損することもある
画面が割れるということは、落としたり、ぶつけたりして、スマホに強い衝撃が加わったことを意味します。画面以外にも内部が破損している可能性が考えられます。
また割れた画面を放置していることで、細かな破片がスマホの内部に入り込み、更なる故障の原因となることも考えられます。
画面割れを起こすほどの衝撃が加わったスマホは、一時的には動作していても、突然動作しなくなったり、データが破損したりする可能性があります。
画面割れしたスマホは早めに修理に出して、異常がないか確認してもらいましょう。
画面割れをしたらしないといけない応急処置
繰り返し述べているように、スマホが画面割れしたら早めに修理をすることが肝心です。
ただ修理ができない場合でも、応急措置としてできること、すべきことがあります。
スマホの画面が割れたしまったら、まずは以下の2つの応急処置を行いましょう。
- データのバックアップを取る
- 画面割れ用のフィルムを貼る
①データのバックアップを取る
応急処置として最も大事と言っても良いのが、データのバックアップを取ることです。
スマホの表面のガラスが割れただけの場合は、当面はスマホを使い続けることができる場合もありますが、上記の通り、画面割れのスマホを放置しているとデータが破損する危険があります。
割れた画面は修理できますが、データが失われると取り返しがつきません。すぐに修理ができない場合でも、バックアップは早めに取っておくことをおすすめします。
画面割れの影響がタッチセンサーにまで及んでいる場合は、タッチ操作でのバックアップは難しくなりますが、パソコンに接続すればパソコンからの操作でバックアップが取れる場合もあります。
また画面割れなどの故障はいつ起こるか分かりませんから、日ごろからこまめにバックアップを取っておくことをおすすめします。自動バックアップも設定しておくと良いでしょう。
②画面割れ用フィルムを貼り、けがを防ぐ
スマホ画面に貼る保護フィルムは、通常は破損を防ぐために貼るものですが、割れた後に画面を保護するために貼るフィルムも市販されています。
フィルムを貼ると割れたガラス面で指などをケガすることを防げます。
表面をフィルムで覆えば細かな破片が落ちることもなくなりますし、ひび割れが更に広がることを防ぐ効果も期待できます。
もっともフィルムには画面割れを修復する機能があるわけではないので、フィルムを貼るのはあくまでも応急処置にしかなりません。
フィルムを貼れば当面の使用には大きな問題がなくなる場合もありますが、そのまま放置するのはおすすめできません。
スマホの画面割れが割れたときの対処方法
上記の処置はあくまでも応急的なものです。スマホの画面割れは放置していると悪化する可能性もあるので、以下に解説するような対処方法を早めにとってください。
紹介する対処方法は以下の3つです。
- メーカーの正規店で修理してもらう
- 自分で修理する
- 機種交換をする
対処方法①:メーカーの正規店で修理をしてもらう
対処方法として確実なのは、スマホを正規店で修理する方法です。
一般的なのはケータイ会社のショップを通じて修理を依頼する方法です。ドコモやソフトバンク、auなど、自分がスマホを契約している携帯通信会社のショップで修理を申し込むことができます。
直接来店することが難しい場合は、各携帯通信会社のWebサイトで修理を申し込むこともできます。
またiPhoneの場合はApple Storeでも修理を依頼できますし、スマホのメーカーに直接修理を依頼することもできます。
正規店に依頼する場合は修理に日数がかかる場合が多いのが欠点ですが、安心して修理を依頼できます。基本的には正規店の利用をおすすめします。
時間をかけずに修理をしたい場合や修理費用を正規店のものよりも抑えたい場合は、街中の修理業者に依頼する方法もあります。
ただ修理業者に依頼する場合は、信頼できる業者なのか不安もありますし、一旦修理業者に依頼して修理をすると、メーカーなどによる保証の対象外になる可能性があります。
修理業者を利用する場合は、上記のようなリスクもあることを知った上で行ってください。
対処方法②:自分で修理をする
あまり一般的な対処方法ではありませんが、手先の器用さに自信がある人は自分でスマホを修理することもできないわけではありません。
スマホを修理するための工具類や交換用のパーツは、ネット通販でも手に入れることができます。
もっとも必ずしも自分のスマホに適合する交換パーツが入手できるとは限りません。
また自分で修理を試みて失敗した場合は、修理ができなくなったり、改めて正規店に依頼する際に修理費用が余分にかかったりする危険性もあります。
自分で修理をする際にはスマホをダメにしてしまっても自己責任になります。技術や知識が十分にある人でない限り、自分で修理するのは積極的におすすめすることはできません。
対処方法③:機種交換をする
ここまで画面割れは修理することを前提に話を進めてきましたが、画面割れをきっかけに機種変更を検討するのも一つの手です。
スマホを数年使い続けていて買い替え時期を迎えている場合や、新しい機種に欲しいスマホがある場合は、機種変更を検討するのもいいでしょう。
機種変更の場合、スマホに携帯通信会社の保証を付けている場合は保証は継続されませんが、保険会社のスマホ保険に加入している場合は、登録している機種を変更する手続きを行えば保証を継続できます。
スマホ保険については、この後解説します。
修理費を安くできるスマホの保証や保険を紹介
画面割れを修理する際には、正規店の利用がおすすめなのは上記の通りですが、具体的に修理代金はいくら程度かかるのか解説します。
携帯通信会社による保証を付けていた場合やスマホ保険についても紹介しますので、参考にしてください。
まず保証に入っていない場合の修理代金ですが、修理代金の詳細は見積もり後に明らかになるケースが多く、具体的な修理代金は明らかでない場合が多いです。
ただNTTドコモのサイトでは、いくつかのスマホを例に修理代金の目安が示されています。それによるとディスプレイ修理の価格は以下の通りです。
修理代金例 | |
---|---|
ハイスペックモデル(5G) Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53Aの場合 | 40,150円 |
ハイスペックモデル(5G) Galaxy Z Fold3 5G SC-55Bの場合 | 82,170円 |
スタンダードモデル(5G) Galaxy A52 SC-53Bの場合 | 20,460円 |
スタンダードモデル(5G) Xperia 1 III SO-51Bの場合 | 25,960円 |
ハイスペックモデル(4G) Xperia XZ3 SO-01Lの場合 | 41,140円 |
スタンダードモデル(4G) AQUOS sense4 SH-41Aの場合 | 17,270円 |
いずれもかなり高額であることが分かります。
ケータイ会社の保証やスマホ保険に加入することで、修理代金がどの程度軽減されるのかについては以下で見ていきます。
各携帯通信会社の保証(docomo、ソフトバンク、au)
まず各携帯通信会社の保証について解説します。
スマホの購入時期などによって、加入できる保証が変わる場合がありますが、以下の3つの各携帯通信会社の保証を紹介します。
携帯通信会社 サービス名称 | 月額利用料 | 保証内容 |
---|---|---|
NTT docomo smartあんしん補償 | 330円~990円 ※機種により異なる | 交換電話機(リフレッシュ品)と交換 (負担金4400円~12,100円) または 修理代金上限3300円 |
ソフトバンク あんしん保証パック | 550円 | 新品同等の交換機と交換 (負担金8,250円) または 修理代金を100%割引 |
au 故障紛失サポート | 726円(5G 2022年5月16日以前に発売) 693円(4G) | 交換用電話機(リフレッシュ品)と交換 (負担金3,300円~8,800円) または 修理代金上限5,500円 |
su 故障紛失サポートwith Cloud | 990円(5G 2022年5月17日以降に発売) | 交換用電話機(リフレッシュ品と交換) (負担金3,300円~8,800円) または 修理代金上限5,500円 |
交換の場合の負担金は、購入した機種や携帯通信会社との契約期間、何回目の交換かなどの条件で変わります。
また上の表に記載した以外にも各種のサービスが保証内容として含まれている場合があります。サービス内容の一部をご紹介します。詳細は各携帯通信会社のホームページなどで確認してください。
NTT docomoのsmartあんしん補償では、インターネットに繋がるパソコンやゲーム機も補償されたり(イエナカ機器補償)、不正決済による被害が補償されたり(スマホ不正決済補償)します。
ソフトバンクのあんしん保証パックプラスには、電池パック1個無料または内蔵バッテリーの交換修理代金が3,300円割り引かれるなどのサービスも付きます。
auの故障紛失サポートでは、データ復旧サポート、紛失した場合の位置検索サポート、遠隔操作サポートが受けられます。データ復旧サポートは故障紛失サポートのみ加入の場合は有料です。
同じくauの故障紛失サポートwith Cloudでは、写真や動画をクラウドにバックアップするサービスが提供されます。
なお上記の内容はAndroidスマホを前提にしています。iPhoneの場合は、Apple社が提供するAppleCare+に加入して保証を受けることができます。
AppleCare+の利用料金はiPhoneの機種によって変わり、月580円~1,480円です。加入すると画面割れは3,700円で修理してもらえます。
スマホの補償で「AppleCare+が本当に必要か?」という記事を別で公開しているので気になる方はそちらをご覧ください。
ソフトバンクのあんしん保証パックwith Apple are Servicesや、auの故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+のようなAppleCareと携帯通信会社のサービスをセットにした保証もあります。
スマホやタブレットで加入できる保険もある
上記の通り、携帯通信会社の保証に加入しておけば、画面割れの修理代金はかなり安くなります。
ただ携帯通信会社の保証に加入する際にはスマホの新規購入と同時であることが条件になっている場合が多く、補償回数が年に2回までというような制限がある場合も多いです。
携帯通信会社の保証に加入できない場合や、補償回数の点で不安がある場合は、保険会社が取り扱っているスマホ保険への加入を検討してみるといいでしょう。
保険会社によって様々な保険がありますが、多くのスマホ保険は、保険料の月額が数百円程度と低額です。
また1契約でスマホやタブレットなどの電子機器を3機種まで補償できたり、新規購入ではない現在手元にあるスマホで契約できたりというように、ケータイ会社の保証よりも充実した使いやすい補償内容である場合も多いです。
スマホ保険については別に解説した記事がありますので、気になった方は下記の記事を参照してください。
評判がいいのは「モバイル保険」
スマホ保険の中でも加入者からの評判が良く、信用できる保険会社が提供しているものが「モバイル保険」です。
「モバイル保険」はさくら少額短期保険が提供しているスマホの損害補償になります。ここでは「モバイル保険」の特徴の一部を紹介します。
「モバイル保険」のデメリットも含めて詳しい解説が必要な方は、別の記事で解説しているのでそちらをご覧ください。
- 月額700円で最大10万円まで補償
- 1契約で3台まとめて補償することができる
- スマホ以外の端末でも加入することができる
まとめ
スマホの画面割れは、多くの人が経験している故障です。最近のスマホには、衝撃に強い強化ガラスが使われているのですが、それでも画面割れで困っている人は多いです。
解説した通り、画面割れを放置しているとケガや故障の悪化に繋がりますから、早めに修理をしましょう。
修理費用が心配な人は、携帯通信会社の保証に加入したり、スマホ保険に入ったりすることをおすすめします。
どんなに大事に使っているつもりでも、スマホの画面はちょっと落としただけで割れてしまうこともあるのが現実です。
スマホは現代生活の必需品ともいえるものですから、保証や保険に加入して万一の事態の備えましょう。