あなたのがん保険はがんの再発に備えていますか?注目ポイントを解説

がんの特徴である再発・転移。一度治療が終わっても不安材料は数年間にわたって継続されます。がんの特徴がわかっていれば、それに備えて加入するのががん保険です。今回はがん保険で保障される再発時の保障や確認しておきたい注意点について考えます。

再発に備えるがん保険の選び方を解説します

あなたは、再発に備えるがん保険の選び方について気になっていると思います。


がんの治療はいったん終了したとしても、数年間の経過観察中に再発や転移はしていないか不安な日々が続きますよね。


実際に治療が終わったあとでも、定期的な通院が続くので、費用面もしっかりと備えておく必要があります。


また、再発をした際にも、現在加入している保険で保障されると思っていたら、再発時は対象外ということも珍しくはありません。


保障されると思っていた保険が効かない場合、病気のショックに加えて、精神的なショックも大きくなりますよね。


それでは、再発に備えるためにどのようながん保険を選べば良いのでしょうか。


実は、診断給付金の有無が大切なのです。


この記事では、「再発に備えるがん保険の選び方」について


  • がんの再発率と治療費
  • 保障内容の選び方
  • 診断給付金が何度も貰える必要性
  • 注意点


の4つをご紹介させていただきます。


記事を読んでいただければ、がん再発時に備える保険を上手に選べると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。



がんの再発率とその治療費は?

がんは治療が終了しても、数年後に再発をするケースを多く耳にします


しかし、実際に経過観察期間の再発率がどの程度なのか気になりますよね。


また、治療をすれば費用も倍増するので、どのぐらい負担がかかるのか知りたいと思います。


以下では、がんの再発率と治療費について


  • がんの再発率
  • 治療内容とかかる費用


の2つをご紹介させていただきますので、イメージを思い浮かばせるためにしっかりと押さえておきましょう。

5~10人が再発する?がんの再発率


手術も放射線治療や抗がん剤も飲んで治療が終わったはずなのに、なぜ再発するのでしょうか。


再発とは、治療がうまく成功したと思われたがんの部分に、手術で取りきれなかった小さながん細胞が残っていて大きくなったり、放射線治療などでひとたび小さくなったものが再び大きくなることを言います。


再発率はがんの治療を始めたときのステージ(進行度)やがんの発生場所にもより様々ですが、例えば肺がんの3年以内の再発率で比べるとステージ1では1割、ステージ2の場合は4割になります。


また大腸がんでは同じく3年以内の再発率はステージ2では1割、ステージ3では2,5割になります。


ステージが高くなれば、その分再発率も高くなります。

再発した場合の治療とその費用

再発したがんは根本的に治療することができる場合もありますが、ほとんどの場合は非常に難しくなります。


がんの治療には「根本的に原因を取り除く(外科的手術)」がありますが、再発時にはこの選択肢を選ぶことが難しくなる場合が多く、


  • がんによる症状を和らげること
  • これ以上がんが進行しないようにすること


の2つを目標として治療が行われます。


具体的には


  • 薬物療法
  • 放射線治療
  • 手術での外科治療
  • 緩和ケア


が行われます。


費用ですが、実際に初めに治療を受けたときと同じか、それ以上に掛かる可能性が高くなります。


なぜなら根本的に治療が難しいことを考えると、長期で治療を継続することが必要であると予想されるからです。


必然的に治療費は治療期間が長ければ長いだけ増えていくでしょう。


そう考えるとがん保険に加入する際には、がんにかかった場合の保障だけではなく、かかった後の再発・転移まで含めて保障が受けられるのかを検討しておくことは懸命な事と言えます。


ここまでで、「自分だけでがん保険を選ぶのは難しい」と感じられた方は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめです。 


どのがん保険がいいのか、自分にあったがん保険はどれかを納得できるまで無料で何度も相談できるので、大変おすすめです。 


 >保険のプロに無料相談はこちら

再発に備えるがん保険の保障内容の選び方

再発時の治療費が高額になる可能性がある場合、その治療に対するがん保険の保障は非常に重要なポイントになります。

また、基本的に通院治療を受けることになるので、通院保障の有無も見ておかなければなりませんよね。


なかでも、最も重要なのは診断給付金です。


以下で詳しく解説させていただきます。

最も重要なポイントは診断給付金

診断給付金とは、がんと診断がされた時に受け取ることができる一時金です。


がん保険を見比べていると気付く点として、支払いの回数制限が1度になっている項目が何個かあります。


特に診断給付金の箇所をよく確認していただきたいのですが、1度のみか、または受け取り条件として2年に1回(前回の受け取りから2年経過)という回数制限の場合もあります。


さらに診断だけではなく、受け取りには入院をすることが条件になることもあり、通院のみの治療になった場合には支払い対象にはなりません。

診断給付金が何度も貰えるがん保険の必要性

実際に現在加入している保険や、検討されているがん保険の入院給付金や手術給付金の支払い回数限度がないので「再発時にはそちらを利用して対応しよう」と思われる方もいらっしゃると思います。


しかし、がんは再発や転移がしやすい特徴のある病気のため、せっかくがん保険に加入するのであれば再発への保障も強めておきたいものです。


診断給付金は、まとまった金額の支払いが行われるため、再発して今後の治療をどうしようと不安な気持ちに追い打ちをかけるように治療費などの金銭的な心配事が重なることを和らげるクッションになるはずです。

再発しても貰えるがん保険の注意点

上記でご紹介させていただいたとおり、再発時に請求できるものには条件があります。

具体的には

  • 期間条件
  • 治療条件

の2つが注意点です。


各保険ごとに決められている条件を満たした場合に支払われるため、事前に注意点をチェックし、ご自身加入済み・または検討をされている保険の条件もぜひ確認をしてください。


万が一、がん保険を使いたいと思った時に「考えていた保障と違っていた、がっかりした。」とならないようにしっかりとみておきましょう。

期間条件に注意

がん診断給付金の支払条件の欄には大きく分けて2つの期間条件を提示しているものがあります。

  1. 診断給付金の支払いは1度のみ
  2. 2度目以降は、1度目の治療から2年間が経過している場合に限り給付。


がんの再発・転移はがんの特徴であることをふまえ、治療後には再発防止、早期発見の為にも定期的に通院を続けることが多いものです。


そのため2年を経過せずに発見され、2度目の給付金を受け取ることができない場合もあることを覚えておきましょう。

治療条件に注意

さらに期間条件に比べて、がん診断給付金は医師からの診断確定に加え治療のための入院が支払条件に加えられるものもあります。


最近は入院をせずに通院治療になることがほとんどです。


再発時に手術をしない治療方針となり、通院で放射線や投薬治療となった場合には入院をしないため、医師の診断があった場合でも2度目の支払いを受けられない可能性も否めません。


そのため、通院保障の有無を重視する必要があります。


診断給付金に期間条件だけでなく治療条件がある場合も要注意ですね。




【参考】興味深いデータ

興味深い統計データがありましたのでご紹介したいと思います。 

某大手生命会社の統計になりますが、発売しているがん保険契約者の40歳男性の診断給付金の受け取りについてのデータです。


  • 1回目の受け取りは全体の55%
  • そのうち2回目を受け取ったのは35%
  • また15%の割合で3回目も受け取っている


この統計をみると、かなりの確率で1度目の給付金を受ける=がんと診断されてがん保険で保障を受けている人がいること。


 そしてその後の再発・転移時に2度目、3度目と診断給付金を受け取っている人が多くことがいることがわかります。 


がんの再発・転移という特性を理解したうえで、どの保障を手厚くしておくかを考え、保険での安心を備えましょう。



再発に備えるがん保険の選び方のまとめ

この記事では、「再発に備えるがん保険の選び方」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。


記事の要点は


  • がんの再発率は約4~5割で、かかる治療費は1度目よりも高額になる。
  • 再発に備えるためのがん保険の選び方として、診断給付金の保障を重視する必要がある。しかし、期間や回数に条件があるので加入時に注意をする。
  • 近年は、入院をせずに通院治療をする患者が多いため、通院保障の有無に注目する必要性が高い。

の3つです。


誰もが可能であればがんの再発を防ぎたいと考えていることでしょう。


しかし、実際にはがんは再発しやすい病気なので、ある程度の覚悟を決めて治療をしなければなりません。


そのため、がん保険加入時には、診断給付金の内容を注視しましょう。


がん保険の診断給付金はまとまったお金が支払われるため、入院・手術以外にも発生する急な出費や治療に伴う収入減などの支えになります。

また、https://hoken-room.jp/gan/288に参考記事が掲載されているので、合わせて参照してみることをおすすめします。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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