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自賠責保険での住所変更は必要?住所変更の手続方法を解説!

自賠責保険の住所変更は必ずしも必要ではない、と聞いた覚えはありませんか?実は、自賠責保険の住所変更を怠ると、後々に面倒なことになるようです。この記事では、住所変更の問題点や手続きの方法、任意保険の場合についてなど、詳しく解説します。

自賠責保険では住所変更の手続きは必要!

引っ越しすると、自動車に関してもさまざまな手続きが必要になりますよね。 

ナンバープレートの変更、車庫証明の変更… 

いろいろ面倒ではありますが、自賠責保険の住所変更の手続きもお忘れなく。 

自賠責保険は、住所変更しなくても特に問題ないのでは? 

そう考えている方も多くいるのではないかと思います。 

はたして、引っ越したときに自賠責保険も住所変更をする必要はあるのでしょうか。 

この記事では、自賠責保険の住所変更について 

  • 自賠責保険の住所変更をしなかったときのリスク 
  • 自賠責保険の住所変更をする具体的な方法 
  • 任意保険では住所変更をしなければならないのか 

以上のことを中心にお伝えしていきます。 

この記事を読めば、あなたが自賠責保険の住所変更をするべきか否かということと、具体的な変更の方法がお分かりいただけます。 

ぜひ最後までご覧ください。 

ただ、自賠責保険の契約は”車体番号”によって管理されている

実は自賠責保険では、必ずしも住所変更をしなくてはならないわけではありません。 

というのも、自賠責保険は契約者の住所や氏名で管理されているわけではないのです。 

個々の車体につけられた「車台番号」で管理されているのです。 

以前の住所のままでも、事故の際には問題なく保険金が支払われます。 

どうせ次の車検のときには新しい住所で再加入するんだからと、住所変更せずに済ませる人もかなり多いようです。 

それでも自賠責保険の住所変更をしておくことを、ぜひおすすめします。 

その理由をお伝えしていきましょう。 

住所変更をしていないと自賠責保険の”更新案内”が届かない

自賠責保険の期限が近づいてくると、保険会社から更新案内のハガキが送られてきます。 

このハガキを見て初めて、もうすぐ自賠責保険が切れるということに気づく人は多いのではないでしょうか。 

しかし、自賠責保険の住所変更をしていなければもちろん更新案内の通知は届きません。 

ただしこの更新案内通知は、保険会社がサービスで行っているもの。 

保険会社にとって義務ではありませんので、送付されない場合もあります。 

また国土交通省では、自賠責の期限を過ぎても契約を確認できないバイクの契約者に対して警告ハガキを送付しています。 

住所変更していなければ、当然このハガキも届かないことになります。 

ちなみにこの「通知が届かない」というトラブルは、住所変更しなかったときだけに起こるわけではありません。 

バイクを譲渡したときに自賠責の名義変更をしなかったときにも、よく発生しています。 

もしもあなたがバイクを譲渡したときには、これら通知が自分に届いたときにはぜひ譲受人に伝えていただければと思います。 

バイクの自賠責保険による住所変更は”コンビニではできない”

原付と250cc以下のバイクは、自賠責保険の加入をコンビニで行うことができます。 

24時間365日手続き可能なわけですから、本当に便利ですよね。 

はたして自賠責保険の住所変更も、コンビニで行うことができるのでしょうか。 

残念ながら、できません。  

コンビニでできるのは加入や更新だけです。 

内容の変更や解約ができるのは、加入している保険会社の営業店のみです。 

つまりバイク販売店などの保険代理店でもできないわけですね。 

自賠責保険の住所変更手続きは簡単!

引っ越しだけでも大変なのに、自賠責保険の住所変更までしなければいけないの… 
なんて、ちょっと面倒に感じますよね。 

大丈夫、自賠責保険の住所変更手続きはとっても簡単です。 

必要なものを保険会社の窓口に持って行くだけですぐ終わります。 
それではまず、窓口に持参するものをご説明します。  

必要書類は自賠責険証明書と契約者印鑑

自賠責保険の住所変更に必要なのは以下のものです。 

  • 自賠責保険証明書 
  • 契約者の印鑑 

これだけで大丈夫です。 

「手続きそのものは簡単でも、窓口に行くのが大変なんだけど」 

そんな方は、郵送によるやりとりも可能です。 

保険会社のカスタマーセンターに電話すれば、手続きのための書類を送ってもらえます。 

電話受付時間は、ほとんどの保険会社で平日9:00~17:00となっています。 

さらに忙しくてこの時間帯に電話できないという方向けに、インターネットで郵送手続きの申し込みができる保険会社もあります。 

加入している保険会社のホームページを確認してみましょう。 

こちらの受付時間は、もちろん24時間365日です。 

郵送の場合、自賠責保険証の原本を送付する必要があります。 

手続きの間は自賠責保険証明書が手元に無くなってしまいます。 

万が一のときに備えて、コピーを取って携帯しておきましょう。 

保険会社での手続きは即日で行えるのに対して、郵送手続きは数週間を要します。 

加入している自賠責保険会社の公式サイトから確認しよう

ここまで大まかな住所変更手続きのやり方についてお伝えしていきました。


しかし保険会社によって、多少やり方の違いはあります。

窓口の営業時間は平日の9:00〜17:00であることが多いようですが、これも保険会社によって異なる場合があります。

必ず保険会社の公式ホームページで確認しましょう。

ただし、”任意の自動車保険”の住所変更は必ずすること

最初にお伝えしたように、自賠責保険の住所変更は必須ではありません。 

それでは、任意保険(自動車保険)の住所変更についてはどうなのでしょう。 

任意保険については、住所変更を絶対に行わなくてはいけません。 

なぜなのでしょうか? 

任意保険に加入するときに「車の型式・使用目的・被保険者の年齢・免許証の色…」など、こまごまとしたことを保険会社に伝えたかと思います。 

これは「告知義務」と呼ばれるもので、必ず真実を伝えなければなりません。 

なぜなら、その内容をもとに保険料を算出するからです。 

また保険期間中にこれらの内容に変更があった場合にも、必ず連絡する必要があります。 

これを「通知義務」といいます。 

これら告知義務と通知義務、どちらが果たされなくてもやっかいなことになります。 

いざ事故が発生したときに契約内容が実際の状況と違うと、最悪保険金を支払ってもらえない可能性があるのです。 

住所変更をしないことも、この通知義務違反に当たります。 

実は自動車保険は、在住する都道府県によって保険料が大きく異なります。 

最低の沖縄県と最高の愛知県では、実に1.5倍の差があります。 

つまり特に県をまたいで転居した場合、住所変更をしていなければ正当な保険料を払っていなかったことになるのです。 

対して自賠責保険料は沖縄と離島を除いて全国で一律ですから、めったにそのような事態にはなりません。 

任意保険の住所変更で注意したいのは「必ず契約者本人が手続きする」
ということです。 

例えば父が契約者・息子が被保険者である場合を考えてみましょう。 

息子だけが転居したときでも、手続きができるのは契約者である父だけです。 

息子は被保険者であっても、変更できる権利がありません。 

住所変更に限らず「使用目的が変わっていた」「走行距離が大幅に増えていた」など、通知義務違反はよく見られます。 

さらに、住所が変わったならナンバーが変わっていることもあるでしょう。
 
ナンバーの変更手続きをしていないと、完全に別の車と認識されてもおかしくありません。 

そうなればもちろん保険金の支払いには滞りが出るでしょう。 

自賠責保険と同じく、更新の通知が届かないというデメリットもあります。 

こんなときのために、また通知を見逃してしまったときのために「更新特約」という商品もあります。 

これは契約の期限切れまでに契約者と連絡がとれない場合、同条件の契約を自動更新するという特約です。 

この更新特約がついていなかったときには、もちろん無保険状態になってしまいます。 

こういったさまざまなリスクを減らすためにも、任意保険の住所変更は必ずしておきましょう。

まとめ

自賠責保険の住所変更についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。 

この記事のポイントは 

  • 自賠責保険の住所変更は必須ではないが、やっておいた方が良い 
  • 保険会社に自賠責保険証と印鑑を持っていくだけで手続きは簡単にできる 
  • 任意保険は必ず住所変更手続きをしなければならない 

以上のことでした。 

自賠責保険の住所変更をしておくべきか、名義変更をしておくべきか、というのはよく議論になるテーマです。 

しかしどちらについても、期限切れのリスクを考えれば変更しておくべきなのです。 

自賠責保険未加入運行には厳罰が与えられます。 

「50万円以下の罰金または1年以下の懲役、6点減点で免停」 

罰金や懲役ですので、前科までついてしまいます。 

自賠責保険の住所変更は、少しの手間で行えます。 

ぜひ、面倒がらずにやっておきましょう。 


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