1ナンバー車の自賠責保険料や税金は高い?他のナンバーと比較!

1ナンバーの車はとても人気がある大型車です。しかし、大きいということは自賠責保険料や税金が高いのではないかと不安になることでしょう。そこで、1ナンバーの車の自賠責保険料や税金について、普通自動車との比較をしながら詳しく解説をしていきます。

1ナンバーは税金の金額が安い!?自賠責保険の保険料も確認!

憧れの大きな乗用車、1ナンバーの車を購入した方は必見!

1ナンバーの車は普通車と何が違うのでしょうか?

また、1ナンバー車の具体的な自賠責保険料などの維持費は、非常に気になるところでしょう。 

そこで、この記事では、
 
  • 1ナンバーとは?
  • 1ナンバーの自賠責保険料
  • 1ナンバーの自動車税・重量税
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、1ナンバーの自賠責保険料や税金について考えるときに役立つかと思います。

是非最後までご覧ください。

1ナンバーとは?実はハイエース等の乗用車も含まれる?

1ナンバーとはどういうものでしょうか?

車のナンバープレートの右上にある数字が1で始まるものを言います。

この数字は車両の種類や用途を区分しており、1ナンバーは普通貨物自動車として登録されています。

では、普通貨物自動車とはどのような車両のことでしょうか?

まず、道路運送車両法が定める普通自動車とは、長さ4.70m、幅1.70m、高さ2.00m、排気量2,000cc以下の枠を超える自動車のことです。

そして、普通自動車のなかで、貨物自動車としての用途区分に該当するには、以下の条件を満たさなければなりません。
  • 荷室を最大にした場合、荷室の床面積は1m2(平方m)以上あること
  • 貨物の積卸口の寸法が縦横800mm×800mm以上 かつ、鉛直面への投影面積が0.64m2(平方m)以上あること
  • 乗車部分と荷室との間に適当な隔壁又は保護仕切等があること(最大積載量500kg以下の自動車で乗車人員が座席の背あてで十分保護されている場合は不要)
  • 座席を最大に利用した場合、残された荷室の床面積が座席の床面積より大きいこと
  • 同様の場合に、荷室に積載できる貨物の重量が座席に乗車できる人員の重量より大きいこと
つまり貨物自動車という名の通り、人を運ぶことよりも荷物を運ぶことに適していないといけません。

そのため1ナンバーは大型トラックに多くつけられていますが、
ハイエースなどの大型の普通自動車も、条件によっては1ナンバーに該当します。

乗用車は3ナンバー!

ここまで1ナンバーの車両を説明しましたが、では、一般に乗られている車は何番なのでしょうか?

それは、3ナンバーか5ナンバーで、人を運ぶことが目的の車です。
  • 3ナンバー:普通車
  • 5ナンバー:小型乗用車&軽自動車
ちなみに、2ナンバーは皆様がよく利用されるマイクロバスなどの、11人以上が乗ることができる普通自動車です。

では、4ナンバーはというと、こちらも貨物自動車です。
次に詳しく説明をしていきます。

1ナンバーと4ナンバーの違いは?

4ナンバーも貨物車ということを説明しましたが、それでは1ナンバーとの違いは何でしょうか?

それは、サイズです。
  • 1ナンバー:普通貨物自動車
  • 4ナンバー:小型貨物自動車
1ナンバーにはサイズの上限はありませんが、4ナンバーは、
全長長さ4.70m以下、幅1.70m以下、高さ2.00m以下、排気量2,000cc以下との決まりがあります。

※ディーゼル車の排気量に制限はありません。

1ナンバーの維持費は?自賠責保険の保険料はどうなるの?

ここまで、どのような車両が1ナンバーに該当するのかを見て来ました。

次からは自賠責保険料や税金などの維持費について普通自動車と比較をしながら見ていきます。

まずは自賠責保険料から説明をしていきます。

自賠責保険料一覧

まずは、自賠責保険料の一覧を見てみましょう。
自賠責保険料25ヶ月24ヶ月13ヶ月12ヶ月
普通貨物 (最大積載量2t超)53,890円51,990円30,660円28,720円
普通貨物 (最大積載量2t以下)44,100円42,580円25,520円23,970円
小型貨物30,460円29,470円18,360円17,350円
自家用乗用車26,680円25,830円16,380円15,520円
自賠責保険料については、1ナンバーは3ナンバーよりも高くなってしまうことがわかります。

自賠責保険は事故が起きた場合、被害者の救済のために使われるので、重量の大きな車は高額になっても納得ができるかと思います。

それにしても、自賠責保険料はかなり高額になっていますので、注意が必要です。

1ナンバーの自動車税・重量税は?実は3ナンバーより安い!

自賠責保険料は高額になってしまいましたが、自動車税・重量税はどうでしょうか?

実は、1ナンバーの自動車税・重量税は自賠責保険料とは違い、3ナンバーよりも安くなっているのです。

まずは自動車税から見て行きます。

1ナンバーと4ナンバーの自動車税は年間16,000円です。

それに対し、3ナンバーや5ナンバーの自動車税は以下の通り、高額になっています。
(排気量によって変わりますが、一部を記載します。) 
排気量
円/年間
1000cc以下
29,500円
1000cc~1500cc
34,500円
1500cc~2000cc
39,500円
2000cc~2500cc
45,000円

重量税はどうでしょうか?
重量税~2トン~2.5トン~3トン
1ナンバー(普通貨物自動車)6,600円9,900円12,300円
4ナンバー(小型貨物自動車)6,600円9,900円12,300円
3ナンバー(普通乗用自動車)16,400円 20,500円24,600円
5ナンバー(小型乗用自動車)16,400円 20,500円24,600円
重量税に関しても、3ナンバーは1ナンバーの2倍から2.5倍の金額です。  

このように、自賠責保険料は1ナンバーの方が高額ですが、自動車税と重量税はかなり安く設定されています。

高すぎるバイク保険に加入していませんか?

バイクに乗っている方であれば、自賠責保険だけではなく、バイク保険(任意保険)にも加入しているのではないでしょうか。


自賠責保険だけでは賄えないたくさんの補償をしてくれるので、必ず入るべきですよね。


ただ、その保険料について見直したことはありますか?バイクを購入する時のショップで言われるがままに加入していたりしませんか?


実は、バイク保険は少し条件を見直すだけで年間の保険料が1万円近く安くなることがあるのです。


ただ、自分で多くの保険会社で見積もりをして比較するのは大変ですよね。


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まとめ

1ナンバーの自賠責保険料や税金について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは、
  • 1ナンバーとは普通貨物自動車のこと
  • 1ナンバーの自賠責保険料は3ナンバーより高額
  • 1ナンバーの自動車税・重量税は3ナンバーより低額
です。

普通貨物自動車という車両は、人を運ぶよりも荷物を運ぶことに長けている車両です。
そのため、自賠責保険料は高額になりますが、税金は低額です。

特に、自賠責保険料に関してはかなり高めになっております。
これらのことを考えてから、3ナンバーから1ナンバーへ変更するなども決めることにしましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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