ホイールが車両保険で補償されるケースとされないケース
更新日:2018/02/22
掲載日:2018/02/22
ホイールが車両保険で補償されるかどうかは、ホイールに傷がついた原因に依存します。どのような原因でホイールに傷がついた場合に車両保険の補償範囲となるのかを説明し、さらにエコノミー型車両保険ではそもそも補償されない事故もありますので、それらの注意点も説明します。
ホイールに車両保険は適用されるのか
ホイールが車両保険で補償されるかどうかは、傷がついた原因に依る
ホイールが車両保険で補償されるかどうかを握っているのは、そのホイールがどのような原因で傷がついた、破損したかが重要です。
以降で、ホイールに車両保険が使えるケースと使えないケースについて説明していきます。
ホイールに車両保険が適用される3つのケース
ホイールに車両保険が適用されるケース1:車両にも損害がある場合
逆に言えば、ホイールのみの傷では車両保険は使えません。
飛び石適度で簡単にホイールは傷つくものだと考えられているためです。
ホイールに車両保険が適用されるケース2:火災にあった場合
これは、「車両にも損害がある場合」と似ているのですが、火災にあった場合は、ホイールだけでなく、車両の部分にも損害が発生していると考えられるため、車両保険の補償対象内となります。
ホイールに車両保険が適用されるケース3:盗難にあった場合
この場合は、車自体が盗難された場合だけでなく、ホイールやタイヤ単体が盗難にあった場合でも補償してくれます。
ホイールに車両保険が適用されない2つのケース
ホイールに車両保険が適用されないケース1:ホイール単体の傷
ホイールに車両保険が適用されないケース2:いたずらによるホイールの損害
エコノミー型の車両保険に加入している場合は、ホイール以前に事故が補償されるかを確認しよう
車両保険には、大きく分けて一般型とエコノミー型が存在します。
一般型はフルカバータイプですが、エコノミー型は一般型よりも保険料が割安な分、補償範囲が狭いという特徴があります。
そのため、これまでホイールが補償されるケース、されないケースについて説明してきましたが、エコノミー型の場合は、そもそも補償される事故ではないということがあります。
エコノミー型の場合、自損事故や当て逃げなどは補償されない
そのため、エコノミー型の場合、自損事故や当て逃げなどの場合は、そもそも車両保険を使うことができないので、ホイールも補償されないのです。
まとめ
ホイールが車両保険で補償されるケースとされないケースについて説明してきました。
補償されるにしてもされないにしても、一度保険会社に連絡をとって、相談にのってもらうと良いでしょう。
相談するだけでは、等級がダウンすることもないですし、請求期限も3年ありますので、まずは保険会社に連絡することをおすすめします。
というのは、タイヤやホイールはもともと消耗品として考えられているため、傷がついて当然でしょと思われているためです。
そのため、傷がついても補償されにくいという傾向があります。
しかし、ホイールが車両保険で補償されるケースもあり、それらについて説明していきます。