フロントガラス交換は車両保険で補償?自腹で直す方が良いか解説!

フロントガラス交換は車両保険で補償してくれることをご存知ですか?しかし保険を使って修理・交換した場合、等級が下がってしまうことはないのでしょうか。この記事では、フロントガラス交換は車両保険の補償内なのかや等級は下がらないのか、自腹で直すべきか紹介します。

飛び石で傷ついたフロントガラス交換は車両保険の補償内?

飛び石は高速道路でよくありますが、フロントガラスにひびが入ったり傷がつくことがあります。


その場合、フロントガラス交換や修理が車両保険の対象になるのか気になりますよね。


実はフロントガラス交換は車両保険で補償されますが、状況によっては保険を使わない方がいいときもあります。


そこで今回は、

  • フロントガラス交換は保険対象なのか
  • 保険を使う場合に注意すべきこと
  • 保険を使わない場合どのくらいの費用がかかるのか
  • 本当に保険を使うべきなのか
  • フロントガラス交換で注意すべきこと

について詳しく解説します。


この記事を読んでいただけると、フロントガラス交換のときに損をしない対応を取ることができます。


是非最後までご覧ください。

傷ついたり割れたフロントガラス交換は車両保険が適用される!


フロントガラスのひび割れと言えば、やはり飛び石ではないでしょうか。


その場合、車両保険の適用が認められます

飛び石とは、特に高速で走行している際に発生しやすい現象で、以下のような原因で発生します。

  • 前方車のタイヤに挟まっていた小石が、走行中に外れた
  • 前方車が路上の小石を跳ね上げた

このように、飛び石は前方車によって引き起こされる事故だと解釈できます。


車両保険は外部要因による損傷を対象としているため、適用対象とみなされるのです。


なお飛び石による損傷であれば、エコノミー型でも問題なく適用が認められますので、安心してください。


一方で、車のメンテナンス中にひび割れてしまうこともあります。


良くありがちなのは、立てていたワイパーを倒してしまい、その結果としてフロントガラスにひびが入ってしまった、というパターン。


こちらのケースも事故の一種ではありますが、自らの不注意で引き起こされたものなので、自損事故として扱われます。


このようなケースでは、エコノミー型の場合は補償されませんので注意してください。

車両保険を使う場合の注意点!等級ダウンする?

飛び石によるフロントガラスのひび割れには、車両保険が使えます。


しかし注意してほしいのが、1等級ダウン事故として扱われてしまう、という点です。


つまり飛び石事故で車両保険を使ってしまうと、次年度の等級が1つ下がる上に、事故有係数が適用されてしまうため、保険料が高くなってしまうのです。


また、免責金額が設定されている場合にも注意が必要です。


保険が適用されても、免責金額分は自己負担となります

たとえば、免責金額が5万円だった場合、保険によって補償されるのは修理費から免責金額の5万円を引いた金額になります。


つまり、5万円は自己負担しなければなりません。


これらのデメリットを考慮した上で、保険を使うかどうかについて、総合的に判断することをオススメします。


修理費用が高額になり、保険料が高くなった金額を大きく上回ってしまうような場合なら、保険を使うことで負担を減らすことができるでしょう。


その逆であれば、使わずにいた方が得になります。


もちろん、そもそも修理費用の支払いが厳しいなど、経済的な事情がある場合には、積極的に使うべきです(そのための保険なのですから)。


このように、使う・使わないの判断に、絶対的な基準はありません。状況に応じて柔軟に判断しましょう。

等級が下がるが本当に車両保険を使うべき?

せっかく車両保険に入っているのだから、車両保険を利用したほうがいいのではないかと考える方もいらっしゃるでしょうが、必ずしもそうとは限りません。

自動車保険の車両保険は、利用するかしないか、選択することができます。

傷の大きさによっては、保険を使わず自費で修理したほうが安くなる場合もあります。

車両保険を利用しない場合、修理費用は全額自己負担となりますが、修理費用がそこまで高額ではない場合には、車両保険を利用しないという選択を行うことも可能です。

車両保険を使うと等級が下がり、次年度の保険料が高くなってしまうのです。

例えば、17等級を持っていた場合にガラス交換で車両保険を利用した場合、翌年の等級は「事故あり16等級」になります。

割引の差は以下の通りです。
  1. 無事故で18等級になった場合の割引率:-54%
  2. 車両保険の利用で事故あり16等級になった場合の割引率:-36%
このように、割引率に大きな差が生まれてしまいます。

等級ダウンによる保険料への影響を考えて、車両保険を利用すべきかどうかを検討するようにしましょう。

フロントガラス交換程度なら自己負担で直す方がおすすめ!

基本的にフロントガラス交換では車両保険を使うのではなく、修理費と交換費を自己負担することがおすすめです。


たとえば免責額を5万円に設定していた場合、受け取れる保険金額は修理・交換費から5万円を差し引いた数万円ほどです。


次年度以降の保険料が高くなり等級が下がってしまうことを考えると、ここで保険を使うのはもったいないですよね。


そのため、金銭的に余裕がない場合を除き、フロントガラス交換程度なら、車両保険を使わずに自己負担で直すことをおすすめします。

自己負担で直す場合の費用の相場は?

では車両保険を使わずに修理した場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?


目安となるおおよその金額を紹介します。

修理内容費用の目安
補修1万~2万円
交換(輸入品)5万~6万円
交換(純正品)8万~11万円


修理費用には、キズの程度、修理を依頼する店、交換するガラスの種類が大きく影響してきます。


たとえば、キズの程度が小さければ修理で済むため、費用も安く済みます。しかし、ある程度(500円玉サイズが、ひとつの目安)以上のキズになると、修理では対応できず交換となってしまい、その分費用も高くなってしまうのです。


またフロントガラス交換の場合は、交換するガラスの種類によって費用が大きく変化します。社外品や輸入品のフロントガラスであれば、純正品のフロントガラスに比べて安い費用で交換できます。

補足:フロントガラス交換についての注意事項

ここでフロントガラス交換について注意しておく点を説明します。


飛び石の加害者に賠償請求するのは難しい

まず誰に飛び石を当てられたか特定することが簡単ではありません。

また相手がわかったとしても、石を飛ばしたのがわざとであることを証明するのは難しいです。

ひびを放置しておくと車検に通らない
小さな傷だからと油断して放っておくと、「車検の審査で基準に満たなかった」となる可能性があります。

以下で詳しく解説していきます。

フロントガラスのヒビを放置すると車検に通らない!

フロントガラスのひびを放置していると、車検に引っかかってしまうことをご存じですか?


ご存じの通り車検は、その車が保安基準に適合しているかをチェックするもので、フロントガラスについては、以下の点が重要になります。

  • 運転者の視野を確保できるか
  • 容易に貫通されないか

たとえば、運転席側にひびがある場合だと、ひびが視界のさまたげになるという理由で不適合とされる恐れがあります。


また視界の邪魔にならない程度の小さな傷だったとしても、その傷によってフロントガラス全体の耐久性が下がっていると判断されてしまうと、やはり不適合になる可能性があります。


それらの判断は検査官によるところが大きく、一概にどの程度の傷やひびなら大丈夫、と断言することはできません。


たとえ小さな傷であっても、都度しっかりと対処しておくことが、もっとも確実な車検対策だと言えるでしょう。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ:フロントガラス交換は車両保険で補償?

フロントガラス交換での車両保険使用について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 飛び石でのフロントガラス損傷は、1等級ダウン事故として扱われる
  • 飛び石事故ならエコノミー型でも補償される
  • フロントガラスの修理費の目安は、おおよそ1万~2万円
  • フロントガラス交換した場合の費用の目安は、おおよそ5万~6万円(輸入品)
  • フロントガラス交換は保険使用ではなく自己負担がオススメ
  • 飛び石では賠償責任請求は困難
  • フロントガラスのひびを放置していると、車検に通らない可能性がある
でした。

フロントガラスの傷やひびは、たとえ最初は小さくても、走行中の風圧などによって傷が広がり、大きなひびに発展してしまうこともあります。


そうならないためにも、小さなうちでの対処を徹底することをオススメします。


ほけんROOMでは、ほかにも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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