車両保険で過去の傷もまとめて修理できる?保険金や等級について徹底解説!

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車両保険を使って傷の修理をする際、過去にできた擦り傷などの複数の傷をまとめて修理することができるのか気になりますよね。その場合、等級や保険金の請求はどうなるのかについて詳しく解説します。また、車両保険が適用される期間についても紹介するので、是非最後までご覧ください。

車両保険を使って過去の傷をまとめて修理できるのか

車両保険を使って傷を修理すると、等級が下がって翌年からの保険料が高くなってしまうので、ちょっとしたかすり傷や擦り傷は放っておいてしまいがちです。


そんな時車両保険を使って過去の傷をまとめて修理しようと思っている方もいるのではないでしょうか。


複数の傷を1回で修理した場合、等級や保険金の請求はどうなるのか気になりますよね。


そこで今回は、

  • 過去の傷をまとめて修理できるのか
  • 過去の傷でも車両保険は適用されるのか
  • 等級や保険金はどうなるのか
について詳しく解説します。

また傷を修理する際、車両保険が適用される期間についても紹介するので、過去にできた傷をまとめて修理したいという方は是非参考にしてみてください。

車両保険で過去の傷もまとめて修理するのは難しい


事故などを起こしても、擦り傷程度ならば修理をしない、という方も多いのではないでしょうか。そのあとに修理が必要な大きな事故を起こした際に、前の傷も一緒に直してほしいな、と思う方も多いと思います。


傷がついている箇所は一度に車両保険でまとめて修理することができるのではないかと考えてしまいがちですが、決してそうではありません。


たしかに、車両保険で車についた傷の修理をすることは可能ですが、何か所もある傷をまとめて修理することはできないのです。


車両保険を使用しての修理は原則として一事故でついた傷なので、何か所もの傷を一つの事故報告で修理したいと希望しても断れることがほとんどです。

車両保険で複数の傷をまとめて修理には傷ごとの事故報告が必要

車両保険を使ってまとめて傷の修理をするのは難しいと説明をしましたが、できた傷ごとの詳しい情報が残っていればまとめて修理することも可能です。


ただし車両保険を使用して修理する際は、いつどこで誰が運転している時なのか、どのような状況だったかを報告する必要があります。


小さい傷であればそんなもの覚えている人の方が少ないでしょうし、年月が経過していればなおさら覚えていないでしょう。


どうしても車両保険でまとめて修理したいというのであれば、その傷ごとにそうした詳細な事故報告をしなければいけないので、傷が入った際はその日時や状況を細かくメモなどに残しておきましょう


年月が経過すると傷も分かりにくくなりますので、写真も残しておくとさらに良くなります。


また、自損事故の場合、一般型の車両保険でしか補償されません。エコノミー型の場合は自損事故は補償されないことを覚えておきましょう。

過去の傷でも車両保険が適用される?期間はあるのか


車両保険では過去の傷でもその時の状況が詳しく分かれば補償してもらえるということをご紹介しました。では、どれほど古い傷でも補償されるのでしょうか?


何ヶ月以内についた傷でないと補償されないなど、期間は限定されているのでしょうか?


保険法は3年間保険の請求を行わない場合は時効となるという説明があります。3年以上経過してしまうと保険の請求はできなくなりますが、3年以内ならば補償対象となります。


しかし、事故から時間が経つほど補償を受けることは難しくなり、さらにはなぜすぐに請求しなかったのか、遅延理由書などの提出を求められることもあるようです。

まとめての修理の場合の等級や保険金どうなるのか


車両保険を使用してそれぞれの傷について事故報告を行い、まとめて修理することができることになったとしても保険の等級について注意しなければいけません。


自損事故の場合は一つの事故につき3等級下がってしまい、翌年以降の保険料が上がってしまうことになります。


ですので、複数の事故報告を行い車両保険を使用して、まとめて修理するとなるとかなりの等級ダウンが予測されます。自損事故を2回起こしてしまい、車両保険を請求すると、等級は6等級もダウンしてしまいます。


そうなると保険料もかなり上がってしまうのです。


また、まとめて修理できる場合、一回の事故ごとの保険金を受け取ることができますが、その分等級が下がるので、修理代の総額と保険料の差額を比較して、車両保険を使用してまとめて修理するべきなのかを慎重に検討すると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたか?ここでは車両保険をを使う際、過去の傷もまとめて請求できるのか、ということについてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • 車両保険を使って過去の傷もまとめて修理するのは難しい
  • 過去の傷ができた詳しい状況などが分かれば、車両保険を使って修理することは可能
  • 車両保険を使った過去の傷を修理する場合、3年以内の傷に限る
  • 一度にまとめて車両保険を利用して修理を行うと、その分等級が下がってしまう

になります。


事故などで大きな傷ができ、修理が必要になった時に、過去の傷もついでに直してもらえないかな、と考える気持ちも分かります。しかし、車両保険を利用できるのは原則として1事故で付いた傷に限ります。車両保険1度の請求で、過去の傷も一緒に、という訳にはいきません。


詳しい状況などが分かれば過去の傷でも車両保険を使って修理することが可能ですが、その分等級が下がり、保険料が上がるので注意しましょう。


ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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