車のへこみ修理は車両保険が適用される?保険を使うべきか徹底解説!

ぶつけた時に車にへこみができたり、ドアが傷がついた時などの修理は車両保険の対象になるのか気になりますよね。今回は車のへこみの修理は保険適用されるかや保険を使わない場合どのくらい費用がかかるかを紹介します。自損事故だった場合についても解説しますのでぜひご覧ください。

車両保険でへこみの修理をすることはできるのか

落雪やひょうなどでご自分の車がへこんだり、電柱などにぶつけてドアが傷ついたりすることがあります。その場合の修理は車両保険の対象になるのでしょうか?


自損事故で自分の車を壊してしまった場合、どこまで補償されるのかも気になりますよね。


今回は、

  • 車のへこみ修理で保険は適用されるのか
  • 保険を使わない場合どのくらいの費用がかかるのか
  • 本当に保険を使うべきなのか
について詳しく解説していきます。

万が一の時のために、一度確認しておきましょう!

また、これから使うというかたはぜひ参考にしてください。

車両保険が適用されるかは、「へこみができた原因」が重要


車両保険が適用されるかどうかの判断は、へこみの大小ではなく、へこみができた原因にあります。

  1. 飛び石などの飛来物
  2. 単独事故
  3. 当て逃げ
  4. 相手の車にぶつけられた

へこみができる原因としては上の1~4が考えられると思いますが、この記事では、それぞれについて具体的に説明していきます。

飛び石などの飛来物によってへこみができた場合

飛び石等の飛来中または落下中の物体と衝突し、車体やフロントガラスなどに被害を受けた場合、車両保険が利用できます。


車両保険には、「一般型」および一般型より補償範囲の限定された「エコノミー型」とがあります。この飛び石等による被害は、一般型でもエコノミー型でも補償対象となります。


ただし、飛び石等はご自分の責任ではないものの、この被害で車両保険を使えば翌年度は1等級ダウンし、事故有係数適用期間が1年加算されます。つまり、修理費用は保険で賄えるものの、翌年度の保険料が高くなってしまい、等級が上がるスピードも遅くなりますよね。


自分の過失(不注意)が無いにもかかわらず、このような扱いになるのは理不尽と言えます。しかし、保険を利用しないと自費で修理することになります。

電柱やガードレールなどにぶつかる自損事故によるへこみの場合

相手がいない、例えば電柱やガードレール等に自家用車を衝突させたというような、自分の運転ミスで起こった事故を「自損事故(単独事故)」と呼びます。


こちらの場合は、車両保険の一般型で補償されるものの、エコノミー型では補償されません。また、車両保険が利用できる場合でも、利用した翌年には3等級ダウンし、事故有係数適用期間が3年加算されます。


自分の不注意で起こした事故のため、誰も責められない状況と言えますよね。また、保険料の値上げ分を考慮すれば、車の破損状態によって修理代金を自己負担で修理したほうが安く済む場合もあるでしょう。


そんな時は、無理に車両保険を利用せずに、自己負担で修理費用を出した方が無難です。なお、当然のことながら事故である以上、警察への届け出が必要となります。

当て逃げによるへこみの場合

当て逃げは、相手方がご自分の車両へぶつけたにもかかわらず、その現場から逃走したことを意味します。このような被害事故にあった場合、基本的に加害者側の保険会社で対応してもらうこととなります。


しかし、逃走され、ご自分も突然のことで動転していため、当て逃げした車のナンバーを冷静に確認すことは難しいことでしょう。加害者が特定できないならば、車体のへこみ補修費用は自費か保険で対応することになります。


当て逃げの場合、車両保険の一般型で補償されるものの、エコノミー型では補償されません。また、車両保険が利用できても、利用した翌年には3等級ダウンし、事故有係数適用期間が3年加算されます。

相手の車にぶつけられてへこんだ場合

こちらの場合は見通しの悪い道路で、出会いがしらの車同士の衝突事故等が想定されます。このような車同士の衝突事故では、相手方の過失割合100%でご自分側が0%と算定されることはまずないでしょう。


過失割合にもよりますが、車体のへこみ修理には自費か保険で対応することになります。こちらのケースでは、車両保険の一般型・エコノミー型いずれでも補償されます。


ただし、車両保険が利用した場合、利用した翌年には3等級ダウンし、事故有係数適用期間が3年加算されます。


一方、ご自分の車が赤信号を持っている最中、相手の車から追突された場合、前方不注意等の理由で相手方の過失割合は100%と認められることでしょう。その場合は、相手側が補償してくれることがあります。


まずは、事故発生後は警察・保険会社等へ連絡し、保険会社のオペレーターへその後の対応について指示を受けながら、相手方と話を進めていきましょう。

保険を使わないとどのくらいの費用がかかるのか


こちらでは車両保険を使わないとどのくらいの費用がかかるか、各修理費用をみてみましょう。


種類/大きさ20cm以下20cm超から60cm以下
線キズ・スリキズ8,000円~18,000円22,000円
バンパーえぐれキズ12,000円~24,000円30,000円
へこみキズ14,000円~30,000円36,000円~54,000円

また、車両のキズ・へこみが何ヶ所もあれば、その分費用総額がどんどん増えていってしまいます。


とてもキズ・へこみ修理費用が自費で賄いきれないと感じたら、車両保険を活用した方が良いでしょう。

へこみ修理で保険を使うべきか


へこみ傷の修理費用は車両保険で賄うことができます。しかし、既に述べた通り車両保険を利用した場合、保険の等級が下がり、翌年からの保険料が上がってしまいます。


一方、前述した表を見てもわかる通り、へこみが1か所程度なら1万円未満の修理費用で済むケースもあります。この場合は、保険を利用しない方が保険の等級は翌年に1上がり、保険料もその分安くなります。


また、車両保険を使う場合は免責金額(補償金額から差し引く自己負担額)の存在もチェックする必要があります。つまり、免責金額を設定すれば年間の保険料は安くなるものの、車両保険を利用した場合のメリットが縮小されてしまいます。


逆に免責金額を0に設定すれば、確かに車両保険を利用した場合、補償金額が満額受け取れることになります。


しかし、その分払い込む保険料は割高になり、家計の負担となってしまうことにもつながります。そのため、保険申込時、免責金額をどの位で設定すべきか良く考えて契約しましょう。

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まとめ

車のへこみ修理に車両保険は適用されるかついて解説してきましたが、いかがでしたか。 


今回の記事のポイントは

  • 車両保険が適用されるかは、「へこみができた原因」によって左右される
  • ただし、車両保険の一般型ならば、いずれのケースで車体にへこみができた場合も補償
  • 自費でへこみ・傷を修理しようとしても、それらが何ヶ所もあれば費用総額は増加する
  • へこみが1か所程度なら1万円未満の修理費用で済むこともあり、その場合は自費で対応した方が良い
どのようなケースでも車両保険を利用すれば良いわけではありません。保険利用を冷静に考えて、その可否を判断することが求められます。

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この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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