車両保険 損をしないための正しい知識とうまい使い方をご紹介

車両保険は正しい知識がないと使い方によっては損をすることがあります。車両保険の利用による等級ダウンや無事故割引率の適用には特長があり、それらを踏まえた使い方をすることが大切なのです。ここでは車両保険の正しい知識と使い方をご紹介いたします。

車両保険の正しい使い方!?知らないと損するかも!

念願の新車を手に入れたら、加入しておきたいのが車両保険ですよね。

なんといっても事故が起きた時に安心です。

自分では十分に注意していても、もらい事故ということも考えられますし、なかには当て逃げをされてしまう可能性だってあるかもしれません。

そんな時に役に立つのが車両保険なのですから。


だけど、ちょっと待ってください。


事故が起きたら、当然のように車両保険を使って車を修理するというのは考えものです。


使い方によっては損をしてしまうこともあるからです。


保険を使えば当然、次年度の保険料は高くなります。


しかも、車両保険を使った場合には、その契約は事故有り契約とされ、保険料が通常よりも高くなってしまうのです。


たとえば、20等級だった方が車両保険を使うことによって3等級ダウンし、17等級になった場合には、無事故で17等級になった方の保険料よりも割高な保険料を支払わなければならないこととなるのですね。


さらにいうなら、元の20等級に戻るためには4年間、無事故でなければならず、その間、割高な保険料を払い続けることとなります。


このように車両保険の使い方には注意が必要なのです。


ここでは、損をしない車両保険の正しい使い方について解説いたします。


車両保険の使い方を知って車を事故が起きた際の参考になさってください。


車両保険の保険料ってどう決まるの?

車両保険の保険料は、単独で決まるものではありません。

大きなくくりとして、対人や対物、さらには人身傷害といった補償を含んだ自動車保険があります。

車両保険はその補償の中の一部となります。

したがって、自動車保険全体に適用される加入の条件、たとえば、無事故の等級、運転者の年齢、免許証の色といったものが先にあって、その上で車両保険のみに適用される加入条件の内容によって保険料が決まってくることとなるわけです。


車両保険のみに関係する保険料の適用条件は次の2点です。

  1. 補償範囲
  2. 免責金額
1の補償範囲については大きく分けて次の2種類があります。
  1. 一般型車両保険 地震、噴火、津波をのぞいた一般的な事故による損害を補償するものです。
  2. エコノミー型車両保険 1の一般型車両保険よりも補償範囲が狭く、主に車同士の接触による事故のほか、落書きやいたずらによる損害を補償するものです。自損事故や自転車との接触、さらには当て逃げ事故による損害は補償されません。

2の免責金額とは、事故による損害額のうち、自己負担する金額をいいます。


車両保険の保険料は主にこの二つの条件の違いによって決まります。

免責金額とは?

車両保険の保険料を決める要素として、先にご案内した免責金額があります。

具体的に説明いたします。事故によって修理費用が30万円かかったとしましょう。


この時の免責金額を5万円と決めていた場合、車両保険から支払われる金額は、修理費用30万円から免責金額5万円を引いた25万円となります。


自己負担しなければならない残りの5万円を免責金額というわけです。


免責金額にはいくつかの決まったパターンがあり、契約者はその中から選ぶ形となっています。

車両保険の免責金額パターン
0-0
0-10
5-10(車対車免0特約あり)
5-10(車対車免0特約なし)
10-10
上記の表の見方ですが、たとえば、0-10とあるのは1回目の事故の時の免責金額は0円、2回目以降の免責金額は10万円というパターンです。

表の中で、5-10(車対車免0特約あり)という言葉がでてきます。


この意味は、車同士の接触事故によって損害がでた時に、相手を確認することができた場合、1回目に限って、自己負担なく車両保険を使うことができるというものです。


ですから、当て逃げ事故にあって相手が確認できない時には、修理費用のうち5万円を自己負担し、残りの金額を車両保険によって支払う、ということになります。

等級とは?

自動車保険は事故の有無によって保険料が決まるノンフリート等級制度が使われています。

等級の種類には1等級から20等級まであり、もっとも保険料が高い等級は1等級で、それ以降20等級まで等級が上がるごとに保険料が下がっていく仕組みになっています。

初めて自動車保険に加入する時には、6等級からの開始となり、保険を使わなければ、次年度は7等級、次の年は8等級という具合に1年に1等級ずつ上がっていきます。

逆に保険を使うと次年度は5等級ないし3等級となり、保険料は上がります。

車両保険では事故後に保険料が変わる!?等級ダウンに注意!

車両保険を使った場合、次の年の保険契約更新の時に保険料は上がります。

等級がダウンするわけですね。

この等級ダウンには、1等級ダウンする場合と3等級ダウンする場合の2種類がありますが、この違いは保険を使う事故の種類によるものです。

1等級ダウンした場合には、ダウンした等級が適用された年に保険を使わなければ、次の年に等級は元に戻ります。

しかし、3等級ダウンした場合にはダウンした年から数えて4年たたなければ、元の等級には戻りません。

車両保険を使う場合にはこんな点にも注意が必要となります。

1等級ダウンする事故には、落書きや窓ガラスの破損、盗難などがあり、3等級ダウンする事故には、車同士の接触事故、壁や電柱などへの接触事故があります。

ノンフリート等級制度の改定により事故後の車両保険料がアップ

2013年にノンフリート等級制度が改正され、車両保険については、事故の有無によって同じ等級であっても保険料が高くなりました。

新たに事故有係数というものが導入されたことにより事故が起きて保険を使った場合には、その分、次年度の保険料がアップすることとなったのです。

事故後には事故有係数が適用!

事故が起きて車両保険を使った場合には、その契約には事故有係数が適用されます。

例えば、現在20等級の方が車同士の接触事故にあって車両保険を使いますと、その方の次年度の等級は3等級ダウンして17等級になります。

この時に適用される保険料が、事故有係数の適用によって無事故で17等級になった方の保険料よりも高くなってしまうのです。

このように車両保険の使い方を考える際には、事故有係数によって保険料が割高となることを知っておく必要があります。

車両保険の使い方を工夫して、うまい使い方をしよう!

車両保険を利用して車を修理しようという場合には、次年度以降の保険料がいくらになるのかをよく検討しなければなりません。

使い方によっては、思わぬ損をすることもあるからです。ここでは車両保険の使い方の工夫を2点、ご案内いたします。

修理代から免責金額を差し引いた金額と事故後の保険料を比較

車両保険の使い方の工夫として考えるべきことのひとつに、修理費用から免責金額を差し引いた金額と、保険を使った場合の次年度以降の保険料を比較する、というものがあります。

次年度以降の保険料というのは、保険を使うことによってダウンした等級が再び元の等級に戻るまでに支払わなければならない保険料のことです。

修理費用を15万円、免責金額を5万円としますと、車両保険で支払われる金額は10万円となります。


この金額と次年度以降の保険料とを比較してみるわけです。


それによって車両保険を使うことのメリット、デメリットを判断するのです。

今の保険料と等級ダウン後の保険料を比較

車両保険の使い方の工夫として、現在の保険料と等級ダウンによる次年度以降の保険料とを比較するというものもあります。

保険料の上がり幅と車両保険を使うことで得られるメリットとの比較によって、保険利用の有無を判断しようというものです。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ:車両保険は正しい知識と使い方を知らないと損します!

いかがでしたか。

車両保険は事故があった時には頼りになりますが、その反面、使った後の保険料のことを考えると、使い方には注意が必要であることがおわかりになられたでしょうか。

車両保険は使い方によっては損をしてしまうこともあるわけです。

大切な愛車に安心して乗り続けるためにも、車両保険の正しい知識と使い方を身に着けることが必要なのですね。

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