プリウスの保険料が高い!相場はいくら?安くする方法を徹底解説!

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日本で一番有名なハイブリッドカーであるプリウスは、保険料が高いことでも有名です。ただ、実際自分の支払っている保険料が相場と比較して高いのか安いのかわからない方も多いかもしれません。今回は相場を紹介しつつ、保険料を安くする方法についても徹底解説します。

プリウスの保険料の相場はいくら?


エコカーとして人気の高いプリウスの購入を検討している方も多いかと思います。ガソリン代は他の車種と比較するとかなり安くなりそうですが、保険料はどれくらいなのか気になりますよね。


保険料も、車両保険を付けない場合と付けた場合とで、どれくらい差があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。


ここでは、

  • プリウスの保険料のシミュレーション
  • プリウスの保険料が高くなる理由
  • 保険料を安くするコツ
  • 車両保険の保険料率とは?

についてご紹介します。


この記事をお読みいただければ、プリウスの保険料がどれくらいなのか、また、安くするコツなどが詳しくお分かりになるかと思います。ぜひ最後までお読みください。

プリウスの保険料の相場を概算シミュレーション!

多くの方がプリウスの保険料がどらくらいなのか気になっているのではないでしょうか。しかし、自動車保険の保険料は、運転者の年齢や等級、また、車両保険の有無によって大きく変わってきます。


ご自身の保険料がどれくらいなのか、近いものが知りたい場合、年齢や等級が近い条件の物を見ないと保険料の相場は分かりません。


ここでは、

  • 年齢・等級ごとの保険料の相場
  • 車両保険の有無による保険料の変化

が分かりやすいように、いろいろな条件でプリウスの保険料を見積もってみたいと思います。

年齢・等級の変化とプリウスの保険料相場

まずは年齢・等級ごとのプリウスの保険料相場をご紹介します。


年齢・等級以外の共通条件としては以下のようになります。

  • 運転者限定:本人限定
  • 事故有係数:0年
  • 事故回数:0回
  • 年間走行距離:5,000㎞以下
  • 車両保険の有無:無し
  • 保険証券:発行しない

以上の条件で年齢・等級を変えて見積もりを行った結果が、以下のようになります。

  • 21歳(9等級):56,420円
  • 26歳(14等級):32,710円
  • 30歳(18等級):24,570円
  • 35歳(20等級):19,460円

このように、年齢や等級が変わると大きく保険料に差があることが分かります。年齢が20歳以下の場合、これよりもかなり保険料が高額となる場合が多くなります。


年齢や等級が上がると保険料は安くなり、35歳・20等級の場合保険料が2万円以下と、かなり安くなるという結果となりました。

プリウスに車両保険をつけると保険料はどうなる?

年齢や等級による保険料の変化がかなり大きいということはお分かりになったかと思います。自動車保険の保険料が変化する大きな要因に、「車両保険の有無」もあります。


プリウスの自動車保険に車両保険を付けない場合と付けた場合では、保険料にどれほど違いがあるのでしょうか?


共通の条件としては以下のようになります。

  • 年齢:26歳
  • 年齢条件:26歳以上
  • 等級:14等級
  • 免許証の色:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定 
  • 事故有係数:0年 
  • 事故回数:0回 
  • 年間走行距離:5,000㎞以下
  • 保険証券:発行しない
  • 保険金額:最大
  • 免責金額:10万円

以上の条件で、車両保険を付けた際のプリウスの保険料の見積もりを行った結果が以下のようになります。

  • 車両保険無し:32,710円
  • 車両保険有り(エコノミー型):41,330円
  • 車両保険有り(一般型):50,480円

エコノミー型か一般型にするかで保険料に違いがあり、一般型の場合は車両保険を付けると保険料が17,000円以上高くなる結果となりました。

プリウスはなぜ保険料が高くなるのか


なぜ、プリウスの自動車保険の保険料が他の車種に比べて高いのか考えてみましょう。原因は自動車保険に付帯する車両保険の保険料が高いことにあります。


ではなぜプリウスの車両保険の保険料が高いのでしょうか?一般的に車両保険の保険料が高い車は、「車両料率」というものが高くなっています。


車両料率が高い車として有名なのがスポーツカーです。スポーツカーはスピードが出やすく、事故を起こす確率が高いため、車両料率が高く設定されています。


しかし、プリウスはスポーツカーではありません。


プリウスの場合、

  • 盗難に合いやすい
  • 事業用として使用されている

という理由で、車両料率が少し高く設定されているようです。それぞれどのようなことなのか、詳しく説明します。

プリウスの車両保険が高い理由①:盗難に遭いやすい

プリウスの車両保険の保険料が高い理由は、プリウスの車両料率が高めに設定されているため、ということをご紹介しました。


プリウスの車両料率が少し高めに設定されている理由の一つが「盗難に遭いやすい」ということです。


では、どれくらい盗難に遭いやすいのか?参考に2018年度の車種別盗難状況の表をご紹介します。 

順位車種割合
1位レクサス23.8%
2位プリウス14.8%
3位ランドクルーザー12.6%
4位ハイエース6.1%
5位アクア5.1%

2018年の盗難が多かった車種の2位にプリウスがきています。さらに、2016年、2017年は両方ともプリウスが1位という結果になっていました。


プリウスは海外でも人気の高い車種になります。海外に転売するために盗難されてしまう事が多くあるようです。このように、プリウスは盗難されやすい車種のため、車両保険が高めに設定されているのです。 

プリウスの車両保険が高い理由②:事業用の車として使用される

プリウスの車両保険の車両料率が高めに設定されているもう一つの理由が「事業用」の車として使用されることが多い、ということになります。


プリウスの大きなメリットは、燃費がいい、ということになります。燃費がいいため、事業用の車としてはとても使い勝手が良く、事業用として利用されることが多くなるようです。


事業用の車と普通の乗用車を比較すると、事業用の車の事故率が約8倍になると言われています。そのため、事業用として利用されることの多いプリウスの車両料率は、少し高めに設定され、車両保険の保険料が高いことへ繋がるようです。

プリウスの保険料を安くする方法

プリウスの自動車保険は、車両保険を付けると高くなってしまう傾向にあります。しかし、プリウスは盗難の多い車種ですし、やはり車両保険を付けた方が安心できますよね。


では、プリウスの車両保険を安くする方法は無いのでしょうか?


実は、これから紹介することを実践していただければ、プリウスの車両保険付きの保険料が必ず安くなります


ポイントとしては、

  • 運転者限定
  • 一般型かエコノミー型か
  • 一括比較

の3つになります。それぞれ詳しくご紹介していきます。

プリウスの保険料を安くするコツ①:運転者を制限する

最初にご紹介する方法は、車両保険の契約内容にある、運転者を制限する方法です。こちらの方法はプリウスだけに限った話ではなく、すべての車種に当てはまるものです。


自動車保険の契約をする際に、

  • 運転者限定
  • 運転者年齢条件

などの項目があったことを覚えているでしょうか?


運転者限定は保険会社によって範囲の設定に違いがありますが、「本人のみ」「本人または配偶者のみ」「家族限定」「運転者限定なし」などに分かれています。これらの条件が狭ければ狭いほど保険料が安くなります。運転者限定なしの状態が一番保険料が高くなるので、友人などが乗らないのであれば、限定を付けることをおすすめします。


また、年齢条件も保険会社により範囲に違いがありますが、「全年齢補償」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「30歳以上補償」などに分かれています。年齢が上がるほど保険料が安くなります。特に18歳が含まれる「全年齢対象」になっていると、かなり保険料が高額になってしまうので注意しましょう。

プリウスの保険料を安くするコツ②:エコノミー型か一般型か

車両保険のタイプはエコノミー型一般型の2つのタイプに分かれます。一般型の車両保険の方が保険料が高く、エコノミー型の方が保険料は安くなります。どれくらい差が出るのか気になる方もいるかと思います。


以下の条件で、車両保険のタイプを変えてソニー損保で見積もりを行いシミュレーションしてみましょう。

  • 等級:15等級
  • 事故有係数:0年
  • 車種:プリウス
  • 使用目的:家庭用
  • 年間走行距離:7,000㎞以下
  • 運転者限定:本人または配偶者
  • 運転者年齢条件:26歳以上
  • 保険証券:発行無し
  • 対人・対物賠償:無制限
  • 人身傷害:3,000万円
  • 損害一時金:なし
  • 弁護士特約:なし

見積もりを行った結果が以下の表になります。

車両保険タイプ保険料
一般型54,270円
エコノミー型39,890円

シミュレーションの結果、一般型とエコノミー型の差額は15,000円程となりました。かなり大きな差になるのではないでしょうか?


それぞれ12で割り、月々いくらくらいになるかを計算すると、一般型で月々4,530円程、エコノミー型で月々3,330円程となりました。1か月換算すると1,000円以上の差があります。


車両保険を付けたいけど、保険料が高いのは嫌、という場合、エコノミー型を検討してみてもいいかもしれません。ただし、エコノミー型にすると、一般型で受けられていた補償が受けられないものも出てきます。しっかりと補償内容を確認するようにしてください。

プリウスの保険料を安くするコツ③:ダイレクト型に乗り換える

自動車保険の販売方法には種類があることをご存じですか?一般的な方法としては代理店などで契約する代理店型の自動車保険になります。


最近多いのはインターネットなどで保険会社と直接契約するダイレクト型の自動車保険です。ダイレクト型の自動車保険の場合、代理店などを数多く用意する必要がなく、その分コストが削られるため保険料が安く抑えられるというメリットがあります。


もし契約中の自動車保険が代理店型であった場合、ダイレクト型の自動車保険に乗り換えるだけでもかなり保険料を安くすることができます。保険料を安く抑えたいと考えている方は、一度ダイレクト型の自動車保険を検討してみるのもおすすめです。

プリウスの保険料を安くするコツ④:自動車保険の一括比較

車両保険付き自動車保険の保険料を安くする3つ目の方法が一括比較になります。


いろいろな保険会社の見積もりを比較してみたい、保険料の相場が知りたい、と思っても、それぞれの保険会社で必要事項を入力していくのは意外と手間がかかりますよね。


一括比較は必要事項を1度入力することで、様々な保険会社で自動車保険の見積もりを行うことができる便利なサービスになります。保険料を簡単に比べることができるため、保険料の相場がすぐに分かり、安い保険会社が見つかることもよくあります。


一括比較を利用するだけで、3万円近く保険料が安くなることもよくあるようです。気になる方は下のボタンから見積もってみてください。

<参考>車両の保険料率について


自動車保険の保険料を計算するために使われるのが「保険料率(車両料率)」になります。


保険料率は

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 損害保険
  • 車両保険

の4つにそれぞれ設定されています。


全て1~9までの数字で表され、数字が小さいほど保険料が安く、大きいと保険料が高くなります。


さらに、同じプリウスでも、「型式」によって多少違いが出てきます。気になるプリウスの保険料率は以下のようになります。 

型式対人・対物・車両・損害
ZVW504・5・5・4
ZVW514・3・4・4
ZVW554・3・4・4
ZVW304・4・5・5

このように、型式によって保険料率も変わってきます。


保険料率は毎年見直され、同じ車に乗っていても、保険料率が変われば保険料も変わります。


保険料率の上がる原因は、事故や盗難などで保険を利用したかどうか、になります。プリウスの場合、同じ型式のプリウスに乗っている人が事故を起こすことが多くなると、保険料率が上がり、保険料が上がります。  

まとめ:プリウスの保険料は安くなる!

いかがでしたか?ここではプリウスの自動車保険の保険料について詳しくご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • プリウスの保険料相場は、21歳(9等級):56,420円・26歳(14等級):32,710円・30歳(18等級):24,570円・35歳(20等級):19,460円
  • 車両保険を付けた場合は、エコノミー型:41,330円・一般型:50,480円
  • プリウスの保険料が高めなのは、車両料率が高く設定されているため
  • 車両料率が高く設定されているのは、盗難に遭いやすい・事業用で使用されることが多いため
  • プリウスの保険料を安くするには、運転者を限定する・車両保険を付けるときはエコノミー型にする・ダイレクト型に乗り換える

になります。


プリウスの保険料は他の車種と比べると若干高くなる傾向にあります。特に車両保険を付けた場合、車両料率が高く設定されているせいで保険料は高くなってしまいます。


しかし、運転者を限定することや、車両保険をエコノミーにするなど、保険料を抑えることは可能です。一度自動車保険を見直してみることをおすすめします。


ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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