外車の保険料は高い?外車の自動車保険と車両保険の相場を徹底解説

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外車は保険料が高いイメージがありますが本当なのでしょうか。今回は、外車の自動車保険料の目安や維持費の相場について、国産車と比較しながら詳しく解説します。また、外車の保険料が高い理由や修理費はどのくらいなのかなど、国産車との違いを含めて紹介しますので、是非参考にしてください。

外車は国産車に比べて保険料が高い?

外車は自動車保険の保険料が高いというイメージがありますよね。


しかし、保険料は国産車と変わりません。


自動車保険は車種ごとごとに定められた事故実績に基づいた料率クラスで決められるので、外車だから高くなるということはありません。


ただし、任意の車両保険は車ごとの事故実績、盗難や保険で支払われた修理代から決められるので、国産車より高くなります。


ここでは、

  • 外車の保険料が高い理由
  • 車両保険の保険料の相場はどのくらいなのか
  • 維持費はどのくらいなのか
について詳しく解説します。

また、車両保険が安い外車の特徴についてもご紹介するので、外車の購入を検討している方は是非参考にしてみてください。

外車の車両保険の保険料が高い理由と料率クラス

外車の車両保険の保険料はなぜ高いのでしょうか。

それは最初に述べた通り、単純に「車両料率クラス」が高いからです。

料率制度においては、それぞれの車種とそのタイプや仕様により、車両の区分が1~9クラスに分けられています。1クラスが最も安い保険料となり、9クラスが最も高いものとなっています。

日本に出回っている外車の中でも、色々な種類がありますが、ほとんどの車両が保険料の高いクラスに振り分けられています。
ご自分の車の車両料率クラスが気になる方は損害保険料率算出機構で調べてみてください。

ではなぜ外車は料率クラスが高いのでしょうか。

ここでは車両保険の料率クラスが高い理由について
  1.  外車は修理費用が高い
  2. 外車は盗難や車上荒らしのリスクが高い

の2点に注目して詳しく解説します。

外車の料率クラスが高い理由①:修理費用が高い

 外車の修理費用が高いのは部品費用が高いためです。部品費用が高い理由があります。

まずは、外車の希少性が理由になります。


外車は国産車のように大量に車両が販売されているわけではありません。

また、日本に輸入されてくる自動車は、利益確保のために高価な自動車が多くなっています。


修理には、部品が必要となります。

高額な自動車の部品は、当然高額な部品が使われていることが多く、修理にかかる費用が上がります。


また、外車の希少性ということを記載しましたが、流通の少ない自動車です。国内に輸入されている部品数も、国産車に比較すれば決して多くありません。

利益を考えたら、走っている台数の少ない自動車の部品を保留している、というのは販売店が顧客サービスのための持つ以外ありません。


さらに、部品の少なさが修理費用を上げる原因にもなります。

部品を留保するのは「販売店が顧客サービス」のためと記載しました。

つまり、一般的な整備工場や、整備技術をもつカーアクセサリー店においては修理ができないのです。


外車であれば、その自動車を購入した販売店に相談する、修理依頼をするしかありません。


そこには競争原理が働きませんので、いわゆる工賃が高くても支払う必要がでてきます。


こういった内容から、修理費用が高くなってしまいます。

外車の料率クラスが高い理由②:盗難や車上荒らしのリスクが高い

外車は単価や希少性が高いため、盗難や車上荒らしに合うリスクが高い傾向にあります。

もともと高額である自動車です。窃盗団からすれば、より高い金額で取引することができるでしょう。


さらに希少性ということから、プレミアムがついている自動車もあります。

残念ながら「盗難車ではないか」、という疑問を持ちながらも購入する方がいますので、盗難という事故はなくなりません。


落書き、いたずら、車上荒らしも事故としては多くなります。自分が購入できない嫉妬心や劣等感が影響するのかわかりませんが、残念ながら「らくがき」や「いたずら」をする人は後を絶ちません。


また、高額な自動車ですので、お金持ちが乗っていると思い、車の中に高価なものが残っていないかと、車上荒らしもあります


過去に、外車のエンブレムを盗むような事件が大きく報道されたこともありました。

外車の車両保険の保険料の相場はいくらか

外車の自動車保険に車両保険を付けた場合、保険料の相場はいくらくらいになるのでしょうか?ここではベンツ(型式213043C)を例に、ソニー損保で車両保険有りと無しの保険料を比較してみました。


保険料の見積もりを行う条件としては、

  • 年齢:30歳
  • 等級:15等級
  • 年間走行距離:7,000㎞以下
  • 運転者限定:本人または配偶者
  • 年齢限定:26歳以上

の条件で見積もりを行いました。


ソニー損保で見積もりを行った結果が以下のようになります。

車両保険の有無保険料
車両保険有り87,770円
車両保険無し22,230円

※ 2020/03/27 時点

車両保険を付けることで、年間保険料が6万5千円も高くなる結果となりました。


先ほど会社は料率クラスが高いことをご紹介しましたが、ベンツ(型式213043C)の料率クラスは、

補償内容料率クラス
対人賠償責任保険4
対物賠償責任保険4
搭乗者傷害保険4
車両保険7
となり、車両保険の料率クラスがかなり高くなっていることが分かります。

このように、外車の自動車保険に車両保険を付けると、料率クラスが高いことが多く、保険料も高くなってしまうのです。

外車の保険料はダイレクト型だと安い

車両保険を付けると保険料が高額となってしまう外車の自動車保険ですが、ダイレクト型の自動車保険にすると、かなり安く抑えることができます。


そもそも自動車保険には大きく分けて代理店型とダイレクト型の2つのタイプがあります。ダイレクト型の自動車保険には、代理店型が必ず必要になる「代理店手数料」がほとんど必要ありません。そのため、ダイレクト型の自動車保険は代理店型よりも保険料を抑えることができます。


では、代理店型とダイレクト型の自動車保険ではどれくらい保険料に違いがあるのでしょうか?代理店型は損保ジャパンで、ダイレクト型は先ほどと同じソニー損保で見積もりを取り、比較してみます。


見積もりを取る条件としては、

  • 年齢:30歳
  • 等級:15等級
  • 対人対物:無制限
  • 運転者限定:本人または配偶者
  • 年齢限定:26歳以上
  • 車両保険:一般条件
  • 人身傷害:5,000万円
  • 免責金額:5万円
  • 保険金額:525万円

を共通の条件としました。年間走行距離はソニー損保では7,000㎞以下にしましたが、損保ジャパンでは設定する項目が無かったため未設定になっています。


見積もりの結果が以下のようになります。

種類保険料
代理店型155,360円
ダイレクト型87,770円
ダイレクト型と代理店型の自動車保険では、6万円以上の違いがあることが分かります。あくまでも目安ですが、ここまで違いがあるということを覚えておいてください。

今まで代理店型の自動車保険を契約していた方は、一度代理店型の自動車保険の見積もりをしてもいいかもしれません。

外車の維持費は国産車よりどのくらい高いのか

外車の自動車保険の保険料が国産車よりも高額になってしまう事を紹介してきましたが、維持費はどうなのでしょうか?


車の維持費は大きく分けると

  • 税金
  • 修理費
  • 車検費用
  • ガソリン代

の4つになります。それぞれベンツとフィットで比較してみましょう。自動車税は2019年10月以降に新車登録した場合の金額になります。

費用名ベンツフィット
税金(自動車税)36,000円30,500円
車検費用84,730円
(内重量税32,800円)
74,730円
(内重量税24,600円)
ガソリン代176,470円93,333円
合計297,200円198,563円
ガソリン代はベンツの実燃費8.5㎞/L、フィットの実燃費15㎞/Lで、ベンツはハイオクを使うとしてハイオク価格は150円/L、フィットはレギュラーで価格は140円/Lとして計算しました。走行距離は10,000㎞です。

自動車税・車検費用・ガソリン代だけでも10万円近く維持費に差があることが分かります。

修理費用は修理する箇所により料金が違いますが、基本的にベンツの修理費の方が高くなります。オイル漏れの修理費を例にとると、以下のようになります。
車種修理費用
ベンツ30,000円
フィット15,000円
パッキンやオイルクーラーからのオイル漏れの修理費になります。このように、修理費は外車の方が高くなるため、維持費もかなり高額になると思われます。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!


高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ

いかがでしたか?ここでは外車の自動車保険の保険料について詳しくご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • 外車の自動車保険の保険料が高いのは、車両料率クラスが高いため
  • 外車の車両料率クラスが高いのは、修理費が高い・盗難やいたずらに遭いやすいため
  • 外車の自動車保険に車両保険を付けると、65,000円程保険料が上がる
  • 外車の保険料は、ダイレクト型の方が代理店型よりも6万円以上安い
  • 外車と国産車の維持費は税金・車検費用・ガソリン代を比較しただけでも10万円近く違いがある

になります。


外車の自動車保険の保険料は、車両保険を付けるとかなり高額になってしまう事が多くなります。しかし、自動車保険を代理店型からダイレクト型に変えるだけでも、目安ですが6万円以上安くなるという結果になりました。自動車保険の保険料が高くて困っている、という方は、一度ダイレクト型の自動車保険の見積もりを取ってみるとをおすすめします。


ほけんROOMでは他にも自動車に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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