ホンダ・N-BOXの年間維持費を条件ごとに計算!フィット・ルーミーと比較

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2018年自動車販売台数第1位を獲得したホンダ・N-BOXの年間維持費を知っていますか?フィットやルーミーとの維持費の違いは?維持費を安くするための方法は?この記事では、N-BOXの燃費やガソリン代、自動車税、車検費用、任意保険などの維持費を徹底シュミレーション・解説していきます。

ホンダ・N-BOXの維持費はいくら?燃費はいくらかかるのか


N-BOXは、2018年に年間販売台数第1位を獲得したホンダの軽自動車です。その乗りやすさとビジュアルの良さから、乗り換えたいと考えている方も多いことでしょう。


しかし実際に今乗っている車から乗り換えるとなると、気になるのはN-BOXの維持費ですよね。軽自動車の中では維持費が高いという噂も聞いたことがありますが、本当なのでしょうか?


この記事では、ホンダN-BOXの維持費について

  • N-BOXの年間維持費をフィット・ルーミーと比較
  • 維持費を節約する方法
この二つを中心に詳しく解説していきます。

ホンダN-BOXを購入したことを仮定して、燃料代や自動車税、そのほかにかかる経費などを踏まえて解説します。維持費はいくら必要になるのか理解できるでしょう。

ぜひ最後まで読んでください。

ホンダ・N-BOXの年間維持費まとめ!フィット・ルーミーを比較


ホンダN-BOXの年間に必要な維持費はどれくらいなのでしょうか?ホンダN-BOXとフィットやルーミーなどの人気車種の年間維持費を比較していきます。


まず、知っておきたいのがフィットとルーミーの年間維持費です。大体になりますが、フィットは25万円~35万円、ルーミーは40万円前後だといわれています。


それに対し、ホンダN-BOXの年間維持費は約30万円前後です。これだけ見ると、やはりN-BOXは維持費が高い車のようですね。しかし維持費といっても、乗る人や目的によって変わってきます。


ここでは、維持費として考えられる

  1. ガソリン
  2. 自動車税
  3. 車検費用
  4. 任意保険
  5. 駐車場代や修理代
この5つを中心にさらに詳しく解説していきます。

ホンダ・N-BOXの維持費①:ガソリン代

車を毎日乗る方であれば気になるのがガソリン代です。ホンダN-BOXのガソリン代は大体どれくらいなのでしょうか。


N-BOXには様々な種類が販売されていますが、今回参考にするのは現在も販売してい14.21る2017年9月に登録された型式JF4のN-BOXです。


では、N-BOX( 660cc(JF4)CVT 4WD)とフィット(RS 1500cc(GK5)MT FF)、ルーミー(NAエンジン2WD車)の実燃費を比較してみましょう。下記の表をご覧ください。

走行距離/車種(実燃費)
N-BOX(14.21km/L) 
3000㎞~5000㎞以下29,556円~49,261円
5000km~10000km以下49,261円~98,522円
10000km~15000km以下98,522円~147,783円
走行距離/車種(実燃費)ルーミー(14.65km/L)
3000㎞~5000㎞以下28,668円~47,781円
5000km~10000km以下47,781円~95,563円
10000km~15000km以下95,563円~143,344円
走行距離/車種(実燃費)フィット(16.19km/L)
3000㎞~5000㎞以下25,941円~43,236円
5000km~10000km以下43,236円~86,473円
10000km~15000km以下86,473円~129,709円

※レギュラー140円/Lで算定

(参考:e燃費


軽自動車の中ではホンダN-BOXは、ガソリン代はそこまでかからないという印象です。ルーミーと比較すると、多少金額は異なりますがそこまで気になりませんね。

ホンダ・N-BOXの維持費②:自動車税

車を乗るために必ず必要なのは自動車税です。毎年必要なので、維持費として計算しておきましょう。税金は、用途や総排気量によって税額が変わります。


N-BOXは排気量660ccで、軽自動車に該当します。N-BOXの自動車税は、10,800円です。フィットは排気量1500ccとなり、自動車税34,500円です。


軽自動車のため、維持費は他の車と比較しても高くはないでしょう。

ホンダ・N-BOXの維持費③:車検費用(法定費用)

車検とは、自分の車が安全に走れるように定期的に国が検査を行う制度です。車検費用には、法定費用と車検基本料を支払う必要があります。


法定費用

法定費用とは、自賠責保険と重量税、印紙代をあわせた費用のことです。それぞれの金額を解説します。


自賠責保険は、保険期間12か月で15,130円、24ヶ月で25,070円です。乗用車の場合、保険期間12か月で15,520、24ヶ月で25,830円です。


印紙代は検査手数料といって、車検を行うときに国に納めなくてはいけないお金です。車両区分や車の登録条件によって異なりますが、大体1,800円程度がほとんどです。


重量税については車検時に2年分支払う必要があります。重量税は車を乗った年数によっても変動します。N-BOXの場合、1年で3,300円です。2年まとめなくてはいけないので、6,600円となりますね。

ホンダ・N-BOXの維持費③:車検費用(車検基本料)

車検基本費用は、車検を頼むディーラーなどによって変わります。ディーラーの場合、軽自動車なら約7万円、1500ccの車であれば約10万円程度必要です。


最近ではカー用品店に車検を依頼する方も多いです。カー用品店の場合、ディーラーと比較すると少し安いです。軽自動車なら約5万円、1500ccであれば約7万円です。


こちらは相場なので、はっきりとした金額を言えませんが目安にしてください。では、これらを踏まえたのN-BOX車検費用はこちらです。

項目車検費用
自賠責保険(24か月の場合)25,070円 
重量税6,600円
印紙代 1.800円
車検基本料 70,000円 
合計103,470円

こちらは、ディーラーに頼むか、カー用品店に頼むかで節約することができます。詳しい解説は下で解説しているので読んでみてください。

ホンダ・N-BOXの維持費④:任意保険

任意保険はその名の通り、自分の意思で加入する保険です。加入しておけば万が一の時に安心ですが、毎月の負担になるため入らないという選択をする方もいるようですね。


では、任意保険に加入した場合にどれくらいの保険料が発生するのか見てみましょう。条件としてはこちらです。

  • 運転免許:ゴールド
  • 年齢:30歳
  • 年間走行距離:5000km以下
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり
こちらの条件で、任意保険の見積もりを出してみると年間66,770円となります。加入する保険会社によって保険料は異なりますが、大体年間7万円程度になります。月にすると5,564円です。

そこまで高額なものではないので、加入しておいた方が万が一のことを考えると安心ですね。

ホンダ・N-BOXの維持費⑤:駐車場代・修理代

車を購入した後は、その車の置き場所の確保も必要です。車1台につき、駐車場代は全国平均で月8,000円です。


土地や車の大きさなどによって駐車場代が変わりますが、目安として月8,000円必要ということを覚えておきましょう。年間にすると96,000円必要になります


また、修理代についてですが、事故をしたりしない限り必要ないと思っていませんか?しかし車はいきなり動かなくなることがありますし、タイヤも定期的に変えなくてはいけません。


N-BOXの装備品について、おおよその目安をフィットの装備品とともに比較してみましょう。

装備品/車種N-BOXフィット
フロントドアの傷約30,000円約50,000円~60,000円
バッテリー約7,600円約4,000円~8,000円
タイヤ約8,000円約5,000円~12,000円
フィットと比較するとnboxはかなり修理代が安いように思えます。ただ、この金額に工賃が必要なので、ディーラーなどによって価格は多少異なります。

大学生でも乗れる?ホンダ・N-BOXの維持費を安くする方法を2つ紹介


N-BOXの維持費を紹介してきましたが、社会人にとっては高額に思えないかもしれません。でも大学生だとそうはいきませんよね。


ホンダN-BOXに大学生でも乗るための節約方法としては、

  1. 車検費用
  2. 任意保険
この二つを見直して、確実に維持費を削るほうがいいでしょう。この2つの方法を中心に、維持費を安くするコツを解説していきます。

ホンダ・N-BOXの維持費を安くする方法①:車検費用の節約

N-BOXの維持費を安くするための節約方法の一つに、車検費用の節約があります。先ほども少し解説したように、ディーラーとカー用品店などの民間企業では車検基本料に大きな差があります。


ディーラーの場合、車検基本料は約7万円程度必要となります。では、なぜディーラーだとここまで割高になってしまうのでしょうか?


ディーラーは自動車販売店であり、車の専門知識を持った方がメンテナンスを行ってくれます。購入から修理、車検などすべてを行ってくれるため安心感がありますよね。


ディーラーで車検を行った場合、車検に関するサポートは非常に充実しているといえるでしょう。しかし、部品交換を行うにしてもすべて純正なので他と比べると割高になってしまいます


車検費用を抑えたいのであれば、民間整備工場車検やカー用品店、ガソリンスタンド車検などを利用すると良いでしょう。約半額にまで抑えることができます。もちろん、技術面でもディーラーより劣っているということはありません。

ホンダ・N-BOXの維持費を安くする方法②:任意保険の見直し

N-BOXの維持費を抑えるために、任意保険の見直しをするのも一つの手です。任意保険は、車の維持費の中でも最も高額なのでは?といわれています。


保険会社にもよりますが、任意保険には様々な補償サービスがあります。高額の補償についても保険で対応できるため、運転していても安心感がありますよね。


しかし、高額な補償対応や事故を起こすリスクなどを考慮して任意保険を選択していくとかなり高額になってしまいます。運転免許の取り立てである20代は、事故を起こすリスクが高いので保険料金は高くなります


30代になると少し安くなりますが、それでも補償サービスをいろいろ付けていると毎月高額な保険料を支払わなくてはいけません。


極端に運転が下手、という場合は補償サービスを付けておけば安心ですがそうでないのであれば補償を少し外してみてはいかがでしょうか?

まとめ

ここまで、ホンダN-BOXの維持費や安くする方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?


この記事のポイントは、

  • N-BOXの年間維持費は約30万円前後
  • フィットやルーミーと比較しても、N-BOXは特別高額なわけではない
  • 維持費の中でも、車検費用と任意保険は節約可能
でした。

車検基本料を節約するために、カー用品店やガソリンスタンド車検を利用するのは維持費削減において、とても重要です

今まで購入したお店であるディーラーに車検を頼んでいた、という方はぜひガソリンスタンド車検などを検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、ディーラーのほうが車検サービスが充実していますが、車の点検やメンテナンス技術にほとんど差はないといわれています。

ホンダN-BOXに乗りたいけど維持費が気になる、という方でも安心して乗れると思います。

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