自転車保険では盗難は補償できない?自転車盗難保険がおすすめ

近年、自転車の盗難事件は増加傾向にあり、盗難に対して対策を講じたいと考えておられる方も多いと思います。自転車保険には盗難に遭った際、補償ができるものがあることをご存知でしょうか?本記事では、自転車の盗難を補償する自転車保険の紹介と、保険の選び方を解説します。

自転車の盗難は自転車保険で補償できる?

自転車の盗難は、日本でもっとも多い犯罪と言われています。 


犯罪統計資料によると、2018年1月~6月の日本における自転車盗難は8万2,405件発生し、うち検挙件数は5,274件で検挙率は6.4%と低い数字になっています。 


誰しもが被害に遭う可能性がある犯罪ですから、あなたの自転車もいつ狙われるかと不安になるのではないでしょうか。 


もしも買ったばかりのあなたの相棒が盗まれてしまったら…想像するだけで悲しくなりますよね。


でも大丈夫、ちゃんと自転車の盗難を補償してくれる保険があります!


そこで、この記事では自転車の盗難を補償する保険について、 


  • 自転車盗難に対応する保険には、どんなものがあるのか 
  • 具体的な盗難対応の自転車保険のご紹介 
  • 盗難対応の自転車保険を選ぶ際にチェックしたいポイントとは 


以上のことを中心にお伝えしていきます。 


この記事を読めば、よりお得な保険料でしっかり自転車の盗難をカバーしてくれる保険が見つかりますよ。


あなたの愛車にぴったりの保険の紹介や、良い自転車盗難保険を見分けるポイントについても記事をめいっぱい使ってお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。 

自転車の盗難を補償できる保険

実は、自転車の盗難を補償できる保険はそう多くはありません


最近多くの自治体での義務化が話題になっている「自転車保険」は、自転車運転中に他人にケガを負わせてしまったときや、自分自身がケガをしたときの治療費などを補償するものです。 


それでは、どのような保険なら自転車の盗難に対応することができるのでしょうか。


自転車の盗難に対応している、代表的な3つの保険の種類をご説明します。

自転車盗難保険

一つ目にご紹介するのは盗難に対応した自転車保険、つまり自転車盗難保険です。


自転車盗難保険に入っていれば、自転車が盗まれたときに購入金額の何割かが給付されたり、割安な金額で同じ商品を購入することができます。 


自宅や外出先で盗難の被害にあったときや、見つかったけれども壊れていたときに保険金を受け取ることができます。 


保険商品によっては、盗難に限らず単独事故で自転車を破損させてしまったような場合でも補償してもらうことも可能です。 

家財保険

二つ目にご紹介するのは家財保険です。


家財保険というと聞きなれない名前ですが、要するに自宅で保管している自分の物が盗難されたときや破損したときに損害を補償してくれる保険です。


ただし補償されるのは、自転車が軒下や自宅敷地内のカーポートなど屋根の下で保管していて盗難にあったときに限ります。


なお、家財保険には外出先での破損にも対応する「自宅外家財特約」という特約もありますが、自転車については対象外となっています。 


家財保険の一例として「東京海上日動トータルアシスト住まいの保険」があります。


「住まいの保険」で家財の補償を契約し、さらに「盗難・水濡れ等」を補償するタイプで契約している場合、建物内で管理していた自転車の盗難は保険金支払いの対象となります。

火災保険

三つ目にご紹介するのは火災保険です。


火災保険は火事だけに対応するのではなく、風災や水災や盗難、プランによってはうっかり自分で破損したときの損害についても補償対象となっています。


実は、先にご紹介した「家財保険」とは「火災保険」の一部分で、先にご紹介した「トータルアシスト住まいの保険」も火災保険です。 


火災保険の補償の対象パターンには、次の3つがあります。 


  • 建物に限る
  • 家財に限る
  • 建物と家財の両方


この「家財の部分にかける保険」を家財保険と呼ぶため、建物についての補償の有無で呼び方が変わると思って良いでしょう。

盗難を補償する自転車保険をご紹介!

ここまでは自転車の盗難を補償できる保険種別について解説してきましたが、ここからは数少ない盗難対応自転車保険の具体的な商品をご紹介していきます。 


まずは、ジャパン少額短期保険の「ちゃりぽ自転車盗難保険」です。


「ちゃりぽ」といえば自転車事故による賠償責任・傷害を補償する自転車保険として「自転車あんしん保険」が有名ですが、盗難対応の自転車保険も取り扱っています。 


ちゃりぽ自転車盗難保険の概要は、以下のようになっています。


項目内容
対象車すべて
保険金額5,000円~50万円
免責金額(自己負担金)30%
保険期間1年または2年
保険料の目安(保険金額10万円の場合) 年7,000円
いつまで加入できるか購入後1ヶ月以内
契約更新不可
破損を補償するか 盗難後に見つかった場合の全損のみ対象
保険料支払方法クレジットカード払・コンビニ払・銀行振込


ちゃりぽ自転車盗難保険はすべての車種が対象となるところが長所ですが、30%の免責金額があること、満期になれば二度と更新できないことにはご注意ください。


また、ちゃりぽはフレームとホイールのパーツ盗難も補償の対象としています。


次にご紹介するのは、日本少額短期保険の「すぽくる」です。 


その名の通りスポーツ車に特化した盗難対応の自転車保険で、概要は以下のようになっています。 


項目内容
対象車ロードバイク等のスポーツ車に限る
保険金額10万円以上
免責金額(自己負担金)なし
保険期間1年
保険料の目安(保険金額10万円の場合)3,300円 
いつまで加入できるかいつでも可能
契約更新
破損は対象対象(交通事故証明書の発行が必要)
保険料支払方法クレジットカード払のみ


すぽくるはリーズナブルな保険料と、契約期間が何度でも更新できること、盗難だけでなく自損事故で自転車が破損した場合も補償されることが魅力です。


この「すぽくる」と「au損保の自転車保険Bycle」のコラボ商品、賠償や自身のケガも補償する盗難対応の自転車保険として「W安心保険プラン」も販売されています。


※ドコモやソフトバンクなど、au以外の方も契約できます。


次にサイクルベースあさひの「サイクルメイト」の概要をご紹介します。


項目内容
対象車サイクルベースあさひで購入し、店舗で受け取った自転車
保険金額購入価格の20%または40%の支払いで新車を再購入できる
免責金額(自己負担金)購入価格の20%または40%
保険期間3年
保険料の目安(5万円以上30万円未満の自転車)5,000円
いつまで加入できるか本体購入時のみ
契約更新不可
破損は対象か対象(修理工賃・部品代10%割引)
保険料支払方法店頭支払(クレジットカード可)


サイクルメイトは自転車が盗まれた場合、購入から1年目では税込本体価格の20%、2〜3年目なら40%の自己負担で新車再購入を保証するという盗難対応自転車保険です。 


なお、電動アシスト自転車は「3年間を通してメーカー希望価格の20%の価格での購入保証」となります。


また、1年間の傷害補償と賠償責任補償、1年間の無料点検、出張修理引き取り・お届けサービスなどの特典もついています。 


保険料も格安であるため、サイクルベースあさひでの自転車購入をお考えならぜひおすすめしたい保険です。

盗難保険を選ぶ上で押さえたいポイント

ここまでは、主な盗難対応の自転車保険をご紹介してきました。 


数少ない盗難対応の自転車保険とはいえ、それぞれ独自の特徴を持ったいろいろな商品がありますので、ぜひ自分に合った保険を選びたいものですね。


しかし、どのような点に気をつけて保険を選べば良いのかというのは、なかなか事前には判断がつきにくいものです。


ここからは、あなたにぴったりの盗難対応の自転車保険を選ぶために押さえておきたい注目ポイントについてお伝えします。


契約前には気づきにくいチェックポイントもありますから、ぜひ選択の参考にしていただけきたいと思います。

加入対象と補償期間

自転車盗難保険を選ぶ上では、以下の点に注目しましょう。 


加入対象となる条件 


まずは、対象となる車種をチェックしましょう。 


いくら条件が良くても、普通車はスポーツサイクル専用の自転車保険には入れません。 


また、加入できるのは特定の店舗で購入した車体に限られるという自転車保険もありますし、加入は購入から○ヶ月以内という制限をもうけている場合もあります。 


10万円以上・20万円以上の自転車でないと加入できない商品も少なくありませんので、あなたの愛車が対象となっているのかということは必ず最初に確認する必要があります。 


補償の期間


意外に見落としがちですが、盗難対応の自転車保険は補償期間が1年間に限られている場合があります。 


長期間加入し続けたいなら「複数年契約はできるか」「満期後の更新はできるか」ということを必ずチェックしておいてください。


また「パーツも補償対象となるのか」「破損や自損事故も補償の対象となるのか」ということも確認しておきましょう。

自己負担額・保険料の支払い方法

いざ盗難されてしまったときの補償内容や保険料の支払い方法も、確認しておきたいポイントです。 


自己負担額はいくらか 


保険金に免責金額がもうけられ、保険金額の全額は受け取れない自転車保険もあります。 


その場合は再購入金額の一部を自己負担することになるか、自転車のランクを落とさざるを得ない事になるかもしれません。


保険料の支払い方法


盗難対応の自転車保険はクレジットカード払いしか選択できない商品が多くありますが、中にはコンビニ払いや銀行振込に対応している商品もあります。


もちろん店頭加入の場合は現金払いも可能ですから、ご都合に合わせて選択の材料としてください。

自転車保険のおすすめランキングを見てみよう!

自転車保険を実際に選ぶとなった時、数ある選択肢の中から選ぶのは大変ですよね。


そこで、ほけんROOMでは、実際に商品を一定条件下のもと安い順に並べた、公平なランキングを作成いたしました!※


ぜひあなたの自転車保険選びの参考にしてください!


以下のリンクから飛ぶことができます。


※一定の条件下とは、個人賠償責任保険の補償額1億円と傷害保険が付帯していることです。詳しくは記事をご覧ください。

まとめ:自転車保険で盗難に備えよう

自転車の盗難を補償する保険についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。 


この記事のポイントは、 


  • 通常の自転車保険では自転車盗難に対応できないため、盗難に対応した保険への加入が必要 
  • 火災保険(家財保険)でも盗難に対応できる場合はあるが、屋内保管での盗難に限られる 
  • 盗難に対応する自転車保険は商品によって特徴が異なるため、ポイントを押さえて選択する 


以上3つのことでした。 


「盗難被害にあった自転車の約6割が、ちゃんと施錠をしていた」というデータがあります。


近ごろの自転車盗難の傾向としては「ちょっと足に使うために拝借した」という出来心ではなく、転売を目的とした窃盗集団によるものが増えているようです。


特に高価な車体は狙われやすいので、2重ロック地球ロック(地面に固定された建造物と一緒にロックする)などで、しっかり対策しましょう。


そして、自転車盗難保険への加入もお忘れなく。


保険ROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧になってください。

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