更新日:2022/12/06
海外旅行の食中毒は補償対象?海外旅行保険で万が一に備えよう
海外旅行に行くと食中毒になる人が多いです。海外の病院で治療を受けると、高額な医療費を請求される可能性があります。海外での食中毒を補償するためには、海外旅行保険に加入することが必要です。海外旅行保険に加入して、万が一に備えましょう。
目次を使って気になるところから読みましょう!
海外旅行保険で食中毒のリスクに備えるのは旅行者の常識!?
また、食中毒の治療のために、海外の病院を利用しなければなりません。海外の病院を利用すると、高額な医療費を請求される可能性があります。
海外旅行に行く際には海外旅行保険に加入するか迷うと思いますが、海外旅行保険で食中毒のリスクに備えることが大切です。海外旅行保険について説明します。
実は海外旅行で最も多い病気は「旅行者下痢症」
滞在期間にもよりますが、海外旅行者の20~50%が旅行者下痢症になってしまいます。旅行者下痢症とは、外国での食事や水を飲むことによって、激しい下痢の症状が出ることで、外国で食あたりや水あたりになることを言います。
原因の大多数は細菌やウイルス等の病原体に汚染された食事の摂取による食中毒!
また、普段日本で生活しているため日本の細菌やウイルスに対して免疫があっても、外国の細菌やウイルスに対しては免疫が低いため、食中毒になりやすいという理由もあります。
外国の食事の味付けは日本の味付けと異なったり調味料を大量に使用している場合があるため、食べ慣れない味付けを胃が受け付けずに、食あたりの症状が出ることもあります。
海外で病院にかかることになった場合、その費用は計り知れない
「ただの食中毒の治療だから、そんなに費用はかからないでしょ?」と考える方もいると思いますが、海外の病院で治療を受けた場合は、初診料で数万円、入院した場合は何十万円も費用がかかる場合もあります。
また、日本では救急車で搬送されても費用はかかりませんが、海外で救急車で搬送されると、それだけで数万円の費用が発生する国もあります。さらに、親族が日本から駆け付けた場合には、日本から入院先の病院までの交通費もかかります。
このように、ただの食中毒の治療とはいえ、日本で治療を受ける場合とは比べ物にならないほど高額な医療費が請求されたり、予想外の費用が発生する可能性があるのです。
海外旅行保険でもしもの食中毒に備えよう
そのような事態に備えて、食中毒を補償してくれる海外旅行保険に加入しておくことが大切です。海外旅行保険に加入することで、医療費が補償されるだけでなく、旅行先で役に立つサービスを利用できる海外旅行保険もあります。
海外旅行保険なら通常の傷害保険では保障されない食中毒もカバー
傷害保険に加入していれば、国内外を問わずに入院や治療に関する費用を補償してくれますが、傷害保険では細菌やウイルスによる食中毒に対しては、補償の対象となりません。傷害保険で細菌やウイルスによる食中毒を補償するためには、特定感染症危険補償特約という別の特約を付帯する必要があります。
しかし、海外旅行保険に加入していれば、食中毒も補償の対象となります。
海外旅行保険なら旅行先の病院紹介サービス等を無料で付帯できるから便利!
海外旅行保険に加入しておけば、保険会社が病院紹介サービスやサポートをしてくれます。海外旅行保険には近くの病院を紹介してくれたり、病院の予約や通訳の手配をしてくれるサービスがあります。
海外で病院の治療を受けるのは不安になりますが、海外旅行保険に加入してこのようなサービスを付帯されることで、海外でも安心して治療を受けられます。
まとめ
万が一海外旅行中に食中毒にかかってしまい、病院で治療を受けたり入院することになれば、高額な医療費を請求されてしまいます。
そのような場合に、海外旅行保険に加入していれば、高額な医療費を補償してくれます。海外旅行に行く際には、食中毒のリスクに備えて、海外旅行保険に加入しておきましょう。