【2024年】本当におすすめなペット保険比較ランキング!口コミで人気なのはどこ?

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ペット保険を利用したことがある人を対象にしたアンケートをもとに、本当におすすめなペット保険ランキングを公開します。この記事では、ペット保険の基本から、選び方のポイント、保険選びの注意点など、どこがいい保険か検討中の方や保険を全く知らない人でも理解ができるよう、徹底的に比較・解説をします。

本当におすすめなペット保険比較ランキング!


順位商品名獲得点数
1アニコム損保
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
86.1点
2アイペット損保
「うちの子」
78.3点
3リトルファミリー
「わんデイズ/にゃんデイズ」
72.5点
4ペットメディカルサポート
「PS保険」
72.3点
5ペット&ファミリー損保
「げんきナンバーわんスリム」
70.3点
6FPC
「フリーペットほけん」
69.5点
7楽天損保
「スーパーペット保険」
65.7点
8SBIいきいき少短
「SBIいきいき少短のペット保険」
56.1点
8チューリッヒ少短
「犬のがん保険」
56.1点
8日本ペット
「いぬとねこの保険」
56.1点
11au損保
「ペット保険」
48.3点
12SBIプリズム少短
「プリズムコール」
42.2点

(参考:ペット保険の比較相談サービス MOFFME

1位:アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」

ペット保険契約のシェア率51%を占める大手ペット保険会社です。


発症・発覚が加入後であればパテラ・歯科治療・椎間板ヘルニア・先天性疾患の全てが補償対象であり、対応病院では、人気な精算方法である窓口精算が利用できます。


配点割合の大きい補償対象の病気の多さ・精算方法での加点が多く、ランキング1位という結果となりました。


項目点数
補償対象の病気が多いこと35.3点/35.3点
請求方法が楽なこと26.8点/26.8点
保険料が安いこと15.6点/23.3点
日額回数制限がないこと3点/9.1点
更新時の心配がないこと5.4点/5.4点
合計86.1点/100点


さらにアニコム損保の契約者には「腸内フローラサービス」という、腸内環境からどのような病気にかかりやすいのかを確認し予防できるサービスがついてくることも人気な理由です。


どうぶつ健保
ふぁみりぃ
70%補償50%補償
精算方法窓口精算窓口精算
通院補償14,000円/日
(20日)
 10,000円/日
(20日)
手術補償 140,000円/回
(2回)
  100,000円/回
(2回)
入院補償14,000円/日
(20日)
10,000円/日
(20日)
新規加入年齢7歳11ヶ月まで7歳11ヶ月まで 
免責金額なしなし
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償


2位:アイペット損保「うちの子」

アニコム損保に次いで、ペット保険契約のシェア率2位に位置する大手ペット保険会社です。


発症・発覚が加入後であれば、パテラ・歯科治療・椎間板ヘルニア・先天性疾患の全てが補償対象であり、さらに対応病院では人気な精算方法である窓口精算が利用できます。


アニコム同様、配点割合の大きい補償対象の病気の広さ・精算方法が占める加点が多く、絵ランキング2位という結果となりました。


項目点数
補償対象の病気が多いこと35.3点/35.3点
請求方法が楽なこと26.8点/26.8点
保険料が安いこと7.8点/23.3点
日額回数制限がないこと3点/9.1点
更新時の心配がないこと5.4点/5.4点
合計78.3点/100点

 

今回は0歳〜18歳までの小型犬の保険料を比較基準としていますが、猫の場合はアニコム損保よりも保険料を抑えることができるため、窓口精算を希望している猫ユーザーの方にはアイペットが人気です。


うちの子70%補償50%補償
精算方法窓口精算窓口精算
通院補償12,000円/日(22日) 12,000円/日(22日)
手術補償 150,000円/回(2回)  100,000円/回(2回)
入院補償30,000円/日(22日)12,000円/日(22日)
新規加入年齢12歳11ヶ月まで12歳11ヶ月まで 
免責金額なしなし
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償


3位:リトルファミリー「わんデイズ/にゃんデイズ」

2019年からペット保険販売を開始した比較的新しい保険です。


生涯を通して業界最安クラスの保険料で備えることのできる保険であり、さらに日額回数制限・免責金額がないため人気の出ている保険です。

ただし、通院・手術・入院のそれぞれの項目において限度額が決められているため、注意が必要です。


項目点数
補償対象の病気が多いこと23.6/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと23.3/23.3点
日額回数制限がないこと6/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計72.5点/100点


歯科治療補償はついていませんが、歯磨きなど日頃のからケアをすることで予防ができますので、歯科治療にかかるリスクを下げることは可能です。


普段から歯磨きをしているご家庭であれば、歯科治療がついていないことは気にならないかもしれません。


わんデイズ/にゃんデイズ
50%・70%補償
精算方法Web精算
通院補償年間上限30万円(回数無制限)
手術補償年間上限30万円(回数無制限)
入院補償年間上限60万円(回数無制限)
新規加入年齢8歳11ヶ月まで
免責金額なし
 パテラ補償
歯科治療補償✖️
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償


4位:ペットメディカルサポート「PS保険」

高齢時まで保険料を抑えながらも、補償対象としている病気の範囲が広い保険です。


「PS保険」も生涯を通して業界最安クラスの保険料であることが人気の理由の一つです。


先天性疾患は補償対象外という保険が多い中、「PS保険」では補償対象であり満点となりました。


項目点数
補償対象の病気が多いこと35.3/35.3点
請求方法が楽なこと8.9/26.8点
保険料が安いこと23.3/23.3点
日額回数制限がないこと3/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計72.3点/100点


また、50%70%補償プランに加えて、ペット保険では珍しい100%補償プランも用意しており、補償割合の高さを求める方に特に人気があります。


保険金請求方法は書面であり、取り寄せる必要があることが少し手間に感じられるかもしれません。


PS保険50%・70%・100%補償
精算方法 書面精算
通院補償10,000円/日(20日)
手術補償100,000円/回(2回)
入院補償20,000円/日(30日)
新規加入年齢8歳11ヶ月まで
免責金額なし
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償


5位:ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」

日額回数制限がないため、高額な治療をメインに備えることができる保険です。


パテラ・歯科治療・椎間板ヘルニアなど、抑えておきたい基本的な病気は補償対象です。

請求方法が書面請求ということのみが懸念点にはなりますが、それ以外の項目では高評価となりました。


項目点数
補償対象の病気が多いこと23.6/35.3点
請求方法が楽なこと8.9/26.8点
保険料が安いこと23.3点/23.3点
日額回数制限がないこと9.1点/9.1点
更新時の心配がないこと5.4点/5.4点
合計70.3点/100点


「げんきナンバーわんスリム」は免責金額が3千円発生します。免責金額とは自己負担しなければならない金額のことを意味しており、避けたいと考える方も多いでしょう。


しかし、「げんきナンバーわんスリム」は日額回数制限がない保険のため、万が一時の大きな治療をメインに備えることができます。


さらに高齢時まで保険料を抑えることができ、今回のランキングでも保険料の安さは2位という好成績でした。

少しの自己負担なら気にならないけど、大きな治療をメインに備えたい方に人気の保険です。


げんきナンバーわんスリム70%補償50%補償
精算方法書面精算書面精算
通院・手術・入院補償年間上限70万円(回数無制限) 年間上限50万円(回数無制限)
新規加入年齢7歳11ヶ月まで7歳11ヶ月まで 
免責金額3,000円3,000円
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償✖️✖️


6位:FPC「フリーペットほけん」

通院補償が特に手厚く用意されている保険です。


一時全額立替の必要はありますが、保険金請求もアプリからできるため手間をかけることなく請求をすることができます。


項目点数
補償対象の病気が多いこと23.6/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと23.3/23.3点
日額回数制限がないこと3/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計69.5点/100点


日頃の通院をメインに備えたい方に人気の保険です。

保険料上昇は5歳時・12歳時の2回のみであり、12歳以降の保険料上昇はないため、高齢時まで保険料を抑えることができます。


手術補償が10万円の1回のみのため、少し物足りなさを感じられるかもしれませんが、比較的保険料が安い、手術・入院に特化した保険と掛け持ちをすることで、デメリットを解消することができるでしょう。


フリーペットほけん
50%・70%補償
精算方法アプリ精算
通院補償12,500円/日(30日)
手術補償100,000/回(1回)
入院補償125,000/入院(3入院)
新規加入年齢8歳11ヶ月まで
免責金額なし
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償✖️


7位:楽天損保「スーパーペット保険」

楽天ユーザーであれば、同時に楽天ポイントを貯めることができます。


配点割合の大きい補償対象の病気が多いことの得点は満点でした。

パテラ・歯科治療・椎間板ヘルニア・先天性疾患が補償対象であり、それ以外の病気の多くを補償対象としています。


項目点数
補償対象の病気が多いこと35.3/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと7.8/23.3点
日額回数制限がないこと3/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計65.7点/100点


「スーパーペット保険」では、手術・入院プランも用意しており、手術補償は1回50万円を上限としていますので、万が一時大きな手術になった場合に安心な備えになるでしょう。


スーパーペット保険50%補償70%補償手術・入院プラン
精算方法Web精算Web精算Web精算
通院補償12,000/日(22日)15,000/日(22日) ✖︎
手術補償120,000/回(3回)150,000/回(3回)500,000/回(3回)
入院補償12,000/日(25日)15,000/日(25日)25,000/日(25日) 
新規加入年齢10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで 
免責金額なしなしなし
 パテラ補償
歯科治療補償
椎間板ヘルニア補償
先天性疾患補償


8位(同点3プラン):SBIいきいき少短「SBIいきいき少短のペット保険」

日額回数制限・プランによっては免責金額がないため、少額の通院から高額治療までを備えることができる保険です。


項目点数
補償対象の病気が多いこと11.8/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと15.6/23.3点
日額回数制限がないこと9.1/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計56.1/100点


「SBIいきいき少短のペットの保険」は比較的猫ユーザーに人気の保険です。


パテラは特に小型犬、椎間板ヘルニアは胴長なミニチュアダックスや体重の重い猫が比較的発症しやすいと言われています。

補償対象であれば安心できることは間違いありませんが、飼育しているペットによってはあまり気にならない項目かもしれません。


また、高額になりがちな時間外診療費用も補償対象とされています。時間外診療費用も補償対象のペット保険はあまり多くないため、どこがいいか比較する上で嬉しいポイントになるでしょう。


また、プランによって免責金額の有無を選ぶことができ、免責金額をつけることでかなり保険料を抑えることができます。

反対に免責金額を付けなければ、少額の通院から高額な治療までをしっかりと備えられることができます。


SBIいきいき少短のペットの保険プラン50スタンダードプラン70スタンダードプラン50ライトプラン70ライト
精算方法LINE/書面精算LINE/書面精算LINE/書面精算LINE/書面精算
通院補償通院・手術・入院補償年間上限50万円(回数無制限) 年間上限70万円(回数無制限)年間上限50万円(回数無制限)年間上限70万円(回数無制限)
新規加入年齢11歳11ヶ月まで11歳11ヶ月まで11歳11ヶ月まで11歳11ヶ月まで
免責金額なしなし5,000円7,000円
 パテラ補償✖️✖️✖️✖️
歯科治療補償✖️✖️✖️✖️
椎間板ヘルニア補償✖️✖️✖️✖️
先天性疾患補償✖️✖️✖️✖️


8位(同点3プラン):日本ペット「いぬとねこの保険」

SBIいきいき少短と同じく、少額通院から高額な治療まで備えられることで人気の保険です。


項目点数
補償対象の病気が多いこと11.8/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと15.6/23.3点
日額回数制限がないこと9.1/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計56.1点/100点


「いぬとねこの保険」ではプランは3つ、さらに最大90%補償割合も用意しています。


通院・手術・入院全てに備えられるプラチナプランが最も人気であり、通院のみ・手術のみだけ備えたい方用にもプランが展開されていますので、掛け持ちを検討しているユーザーにも人気の保険です。

さらに免責金額を設定することで保険料負担も抑えることも可能です。


いぬとねこの保険プラチナプランゴールドプランパールプラン
補償割合50%/70%/90%50%/70%/90%70%
精算方法アプリ精算アプリ精算アプリ精算
通院補償通院・入院・手術合わせて
年間上限50/70/90万円(回数無制限)
※上限額は補償割合に応じる
年間上限50/70/90万円(回数無制限)
※上限額は補償割合に応じる 
✖️
手術補償通院・入院・手術合わせて
年間上限50/70/90万円(回数無制限)
※上限額は補償割合に応じる
✖️300,000円/回(2回)
入院補償通院・入院・手術合わせて
年間上限50/70/90万円(回数無制限)
※上限額は補償割合に応じる
✖️✖️
新規加入年齢10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで 10歳11ヶ月まで
免責金額選択可能
(ありの場合2,500円)
選択可能
(ありの場合2,500円)
選択可能
(ありの場合2,500円)
 パテラ補償✖️✖️✖️
歯科治療補償✖️✖️✖️
椎間板ヘルニア補償✖️✖️✖️
先天性疾患補償✖️✖️✖️


8位(同点3プラン):チューリッヒ少短「犬のがん保険」

チューリッヒ少短の「犬のがん保険」は、ペット保険では珍しい、高額治療になりがちなガン・良性腫瘍・骨折・脱臼に特化している保険です。


項目点数
補償対象の病気が多いこと11.8/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと15.6/23.3点
日額回数制限がないこと9.1/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計56.1点/100点


2022年7月より販売を開始したばかりの保険ですので、まだ「犬のがん保険」についてあまり口コミを見ることが少ないです。


補償内容は、高額治療になりがちなガン・良性腫瘍・骨折・脱臼に特化してとても手厚く備えることができ、100万円を上限として、日額回数制限を気にすることなく保険がご利用できます。

過去に飼育していたペットで高額治療の経験がある方や、保険の掛け持ちを検討されている方に人気な保険になります。


犬のがん保険骨折・脱臼プラス
精算方法Web精算
通院補償通院・手術・入院補償100万円
新規加入年齢10歳11ヶ月まで
免責金額3万円
 パテラ補償
歯科治療補償✖️
椎間板ヘルニア補償✖️
先天性疾患補償✖️


9位:au損保「ペットの保険」

日額回数制限を気にすることなく利用できる保険であり、通院の有無を選ぶことができるため、自身の希望に合わせた保険を選ぶことができます。


項目点数
補償対象の病気が多いこと11.8/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと7.8/23.3点
日額回数制限がないこと9.1/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計48.3点/100点


契約した際には24時間365日獣医師に電話相談できるサービスがご利用いただけます。

例えば、夜中に急に体調を崩した時の対処方法を獣医師に相談できることは、ペットと暮らしていく上で安心材料になることでしょう。


ペットの保険通院ありプラン通院ありプラン通院なしプラン通院なしプラン
補償割合50%70%
50%70%
精算方法アプリ/書面精算アプリ/書面精算アプリ/書面精算アプリ/書面精算
通院補償年間上限20万円(回数無制限)年間上限28万円(回数無制限)✖️
✖️
手術・入院補償手術・入院合わせて
年間上限50万円(回数無制限) 
手術・入院合わせて
年間上限70万円(回数無制限)
手術・入院合わせて
年間上限50万円(回数無制限)
手術・入院合わせて
年間上限70万円(回数無制限)
新規加入年齢10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで10歳11ヶ月まで
免責金額なしなしなしなし
 パテラ補償✖️✖️✖️✖️
歯科治療補償✖️✖️✖️✖️
椎間板ヘルニア補償✖️✖️✖️✖️
先天性疾患補償✖️✖️✖️✖️

10位:SBIプリズム少短「プリズムコール」

保障割合が100%であることが最大の特徴の保険です。

また、0歳から11歳まで一定の保険料ですので、無理なくお支払いを続けることができる保険ですね。


項目点数
補償対象の病気が多いこと11.8/35.3点
請求方法が楽なこと17.8/26.8点
保険料が安いこと7.8/23.3点
日額回数制限がないこと3/9.1点
更新時の心配がないこと1.8/5.4点
合計42.2点/100点


保障限度額は少し低めな印象ではありますが、100%保障であること、限度が回数が多いことから、少し不安に感じたことでも気兼ねなく病院に通えるような設定かと思います。


プリズムコールグリーンプランⅡプレミアムオレンジプランⅡホワイトプランⅡ
精算方法アプリ/Web/書面精算アプリ/Web/書面精算アプリ/Web/書面精算
通院補償 6,000円/日(60日)5,000円/日(60日)なし
手術補償90,000円/回
ガン手術の場合は150,000/回
(年2回)
60,000円/回
ガン手術の場合は90,000/回
(年2回)
150,000円/回
ガン手術の場合は200,000/回
(年2回)
入院補償12,000円/日(60日)10,000円/日(30日)15,000円/日(30日)
新規加入年齢7歳11ヶ月まで7歳11ヶ月まで7歳11ヶ月まで
免責金額なしなしなし
 パテラ補償✖️✖️✖️
歯科治療補償✖️✖️✖️
椎間板ヘルニア補償✖️✖️✖️
先天性疾患補償✖️✖️✖️

本当におすすめなペット保険比較ランキングの選定基準

上記のランキングは、ペット保険を利用したことがある人を対象に行ったアンケート結果を元に配点をつけています。


どこがいい保険なのかランキングサイトを見ると、そのサイトでのお申し込み・契約の件数で順位がついていることが多いです。

しかし、そのサイトでランキングの上位に位置しているからといって、おすすめな保険というわけではありません。


そこで「ほけんルーム」では、実際にペット保険を利用したことがある人を対象にアンケートを取り、このアンケート結果をもとにランキングを作成しました。


実際にペット保険を利用してみて、ペット保険選びで最も重要だと感じるポイントを、5つの選択肢の中から1つのみ回答してもらいました。 




回答結果は上記の通りであり、実際に利用したところ「補償対象の病気が多いこと」が保険選びで最も重視すべきことと感じた方が35.3%を占める結果となりました。


今回の「本当におすすめなペット保険比較ランキング」では、上記アンケートの回答割合を各項目の最高点として、点数の高い順にランキングを作成しました。


項目点数
補償対象の病気が多いこと35.3点
請求方法が楽なこと26.8点
保険料が安いこと23.3点
日額回数制限がないこと9.1点
更新時の心配がないこと5.4点
合計100点


上記の選択肢を設定した理由について解説していきます。

①補償対象の病気が多いこと

ペット保険は、保険会社ごとに補償対象とされている病気に違いがあります。


特に、歯科治療やパテラ(膝蓋骨脱臼)など、代表的な病気を補償しているかどうかはかなり判断が分かれています。

代表的な病気を補償しているかどうかは、ペット保険を比較する上で重要な項目と言っても過言ではないでしょう。


今回のアンケートでは、35.3%の人が最も重要だと回答しました。

ランキングの配点基準は35.3点を最高点として、歯科治療・パテラ・椎間板ヘルニア・先天性疾患を補償しているかどうかとしています。 


点数
3つ全て補償対象35.3
2つ補償対象23.6
1つのみ補償対象/全て補償対象外11.8


②請求方法が楽なこと

ペット保険は、人間の保険のように病院の窓口で自己負担分のみを支払えばいいわけではありません。


人間の保険のように病院の窓口で精算が完了できる保険もありますが、ほとんどの保険会社では、一時的に治療費を全額自己負担し、後に自身で保険会社へ請求する必要があります。


全額自己負担が発生することに抵抗を感じる方も多いでしょう。

また、保険金の請求が手間となり、せっかく加入していても保険利用のハードルが上がることも考えられます。


このようなことから、請求方法が手軽であることは、比較する上で重要なポイントとなるでしょう。


今回のアンケートでは、26.8%の人が最も重要な項目だと回答しました。

ランキングの配点基準は26.8点を最高点として、請求方法ごとに点数をつけています。


点数
窓口精算26.8
アプリ・Web精算17.8
書類精算8.9



③保険料が安いこと

保険料をなるべく抑えて良いものに加入したいと思うことは、自然なことではないでしょうか。人気ランキングでも、保険料が安い保険が多く上位にランクインしていることをよく目にします。


ペット保険の内容に差があるように、保険料もかなり異なっています。

保険料は、ペット保険がどこがいいかと検討するときに1番比較しやすいポイントであり、最も重視したいポイントと考えている方も多いため、比較する上で欠かせない項目として選択肢に入れました。


今回のアンケートでは、23.3%の人が最も重要な項目だと回答しました。

ランキングの配点基準は23.3点を最高点として、0歳〜18歳まで犬の保険料平均を3段階の価格帯に分け、点数をつけています。 


点数
低価格帯23.3
中間の価格帯15.6
高価格帯7.8



④日額回数制限がないこと

全てのペット保険には年間補償限度額という、1年の契約期間の間に保険会社から支払いが可能な保険金の限度額が決められています。


この年間補償限度額の内訳には、1日に支払われる保険金額・1年の契約期間で保険を利用できる回数の上限が決められている保険と、決められていない保険があります。


日額回数制限がない保険の方が柔軟に保険金の請求ができるため、場合によっては、制限のない保険よりも多くの保険金を受け取ることができる可能性があります。(詳細は後述します。)


今回のアンケートでは、9.1%の人が最も重要な項目だと回答しました。

ランキングの配点基準は9.1点を最高点として、3項目に分けています。 


点数
日額回数制限なし9.1
日額回数制限なし(項目別に制限はあり)6
日額回数制限あり3


⑤更新時の心配がないこと

ペット保険は1年で契約更新があります。

基本的には自動更新になりますが、保険会社が定める基準によっては更新がお断りされてしまったり、更新時に条件がつく可能性もあります。


せっかく保険料を納めていたにもかかわらず、加入していた保険会社から、更新を断られるなんて避けたいと考えることは自然なことではないでしょうか。


今回のアンケートでは、5.4%の人が最も重要な項目だと回答しました。

ランキングの配点基準は5.4点を最高点として、更新を断る可能性・更新時に条件がつく可能性があることを、重要事項説明書・約款に記載があるかを確認し、点数をつけています。 


点数
記載なし5.4
記載あり1.8


そもそもペット保険は必要?

どこがいいかとペット保険を選ぶ前に、そもそもペット保険は必要なのでしょうか。

「ペット保険は不要」という口コミもよく見ることがあるかと思います。


ペット保険に未加入の場合、治療費用は全額自己負担となります。


100万円前後の治療費がかかることもあると言われておりますが、この費用を全額貯金でカバーすることができるのであれば、ペット保険への加入は不要かもしれません。


しかし、ペットのために100万円前後の貯蓄がないのであれば、ペット保険へ加入をした方がいいでしょう。


その理由について、3つに分けて解説していきます。

①自由診療なので、高額な治療費用がかかる可能性がある

動物病院の医療費用は、各動物病院が決めることができる、自由診療です。

そのため、動物病院によって医療費用が異なります


ある動物病院では無料だったことも、違う病院では1万円近くかかった、なんてこともあります。


つまり同じ治療内容であっても、動物病院によって治療費用が大幅に異なるということがあり得るのです。


ペットの高齢化に伴い、治療費が自然とかさむことが考えられます。さらに、医療技術の発達で、高度医療を受けさせてあげる選択肢も出てきます。

しかし、自由診療である以上、治療費用がどれほど膨らんでしまうのかはわかりません


高額な治療費用を負担しなければならない可能性がありますので、その手助けとしてペット保険が必要になるのです。

②治療の選択肢が広がる

ペットの医療技術は年々進歩・高度化していて、治療の選択肢にも幅があります。


しかし、高度医療になればなるほど高い費用がかかることは想像が苦ではないですよね。


治る・助かる可能性が高い治療を受けさせたいと思うことは至極当然のことですが、金銭の問題で、受けさせてあげたい治療を受けさせてあげられないという可能性もあります。


希望する治療を、お金がないからと受けさせてあげることができないことは、飼い主にとってもとても辛い選択ではないでしょうか。


ペット保険に加入していれば、治療費用の一部が補償されます。つまり、手の届かなかった治療を受けさせてあげられる可能性が広がります。


少しでも治療の選択を広げるためにもできることが、ペット保険への加入と言えるのではないでしょうか。

③ペット保険の加入は損得で考えるものではない

「ペット保険は損をするから加入しない!」という方や、「損をしたので入らなければよかった」と口コミに書いている方もいらっしゃいます。


しかし、ペット保険への加入は損得で決めるものではありません


保険会社は慈善事業ではありませんので、利益を出す必要があります。加入者への保険金の支払い以上の保険料を集める必要がありますので、ペット保険へ加入をしたら損をする人が多いことは明白です。


しかし、「損をすることが明白」だから「加入をしなくていい」というわけではありません。


「貯金は三角、保険は四角」と言われるように、高額な治療費用がかかってしまった場合に、必要な治療費用が貯金のみで足りるかどうかはわかりません。貯金のみでは足りない部分が出てくる可能性があります


そういった場合に手助けとなるのがペット保険ですので、損をするから加入をしないという判断が必ずしも正しいとは言えないでしょう。


貯金だけでは万が一時の治療費用に不安がある方や、少しでも治療の選択肢を増やしてあげたい方はペット保険に加入することをおすすめします。

ペット保険の基本について解説!

どこがいいペット保険かを比較検討するには、ペット保険の基本を理解しておく必要があります。


ペット保険の基本を知ることで、口コミの誤った内容に左右されずに保険選びをすることができます。


口コミでは実際にペット保険加入者の声を確認することができるため、どこがいい保険なのか、ペット保険選びの重要な要素になるでしょう。

しかし、そもそもペット保険の制度上当たり前のことがメリットのように記載されていたり、口コミ投稿者の誤った認識で、デメリットのように記載されていることも多くあります。


口コミの内容が全て正しい認識によるものなのか、それとも誤認識から投稿されているものなのかを判別できるようになることで、口コミを正しく活用することができ、どこがいい保険なのかを正しく判断することができます。


どこがいい保険かを判断するためにも、ペット保険の基本を理解しておく必要があると言えるでしょう。


9つの項目に分けて解説していきます。

損害保険と少額短期保険の違い

ペット保険には、2つの業務形態があります。

  • 損害保険
  • 少額短期保険
また、ペット共済というのも聞いたことがあるのではないでしょうか。

まず、ペット保険の損害保険・少額短期保険の違いについて解説していきます。
大きな違いは表の通りです。

損害保険少額短期保険
事業認可
金融庁による免許制度
財務局による登録制
最低資本金10億円1,000万円
救済処置
保険契約者保護機構供託金の中から補償

損害保険と少額短期保険では、大きく分けて3つの項目で違いがあります。
  • 事業認可を受ける厳しさ
  • 事業規模の大きさ
  • 万が一破綻した場合の契約者の救済処置

損害保険は、最低資本金が50億円必要であり、かつ事業認可を受けるには免許が必要になります。一方で少額短期保険は、最低資本金は1,000万円、事業認可を受けるには登録が必要です。

損害保険はある程度の事業規模がなければ参入することができません


また、万が一経営破綻した場合の救済処置にも違いがあります。


損害保険では、保険契約者保護機構への加入が義務付けられています。

契約者保護機構とは、損害保険に加入している契約者を保護し、保険業に対する信頼性を維持することを目的として設立されました。


契約者保護機構に加入していることで、万が一損害保険が経営破綻をした場合でも、契約者には一定の保険金や返戻金が受け取ることができます。


一方で、少額短期保険は契約者保護機構の加入対象ではありません。

しかし、法務局へ供託金を預けなければならないことが義務化されており、万が一少額短期保険が破綻した場合には、供託金から補償を受けることができます。



ペット共済

では、ペット共済とはどのようなものなのでしょうか。

ペット保険と比較した表を下記に用意しました。


ペット保険ペット共済
事業認可国からの認可あり国からの認可なし
救済処置ありなし


ペット共済は保険業法が適用されておらず、あくまで共済主催者の良識にゆだねられた体制で運営されています。


事業を開始するためにも、国からの認可を必要とすることなく始めることができます。

また、義務付けられている救済処置はないため、万が一破綻した場合の対応は共済ごとの判断となるでしょう。


ペット保険と比較すると、安全性には欠けてしまいます。

検討している共済がある場合は、救済処置はあるのかをしっかりと確認してから加入することをおすすめします。

ペット保険の「終身」の意味

ほとんどのペット保険は終身保険です。

しかし、ペット保険と人間の保険の「終身保険」とは、同じ言葉であっても意味が異なっています


人間の保険でいう「終身保険」とは、保険期間が一生涯続くことを意味しています。

更新もないため、保険料が上がることや、途中で保険契約が終了することもありません。


一方ペット保険でいう「終身保険」とは、契約更新できる年齢に制限がないことを意味しています。


ペット保険と人間の保険で「終身保険」の意味が変わっている大きな理由は、契約期間にあります。

人間の終身保険の契約期間は一生涯、つまり亡くなるまでですが、ペット保険は1年更新が基本です。


ペット保険の更新は基本的には自動更新ですが、継続をお断りされることや、請求できる範囲に条件がつく可能性もあります。


「終身保険なので加入したのに更新を断られた。◯◯会社は終身保険といっているが実際は嘘」のような口コミを見かけることもありますが、ペット保険でいう終身保険の意味を知れば、このような口コミは誤認識から来ているものだとわかるでしょう。


必ずしもペットが亡くなるまで保険契約が続くとは限らないため、ペット保険でいう終身保険とは、契約更新できる年齢に制限がないことを意味してるのです。

ペットの年齢ごとに保険料が上がる

前項で、ペット保険は1年更新であると説明しました。

ペット保険では、更新を迎えるごとに保険料は上昇していきます。


「安いから加入したのに、更新をしたら保険料が上がった」というような、保険料が上がったことをマイナス評価としている口コミを見かけますが、保険料は年齢ごとに決まってます。そのため、病院にかかるリスクの高くなる高齢になるにつれて保険料が上がっていくことは当然なことです。


また、口コミを見ていると「保険を利用したから保険料が上がった」と誤認識している方も多いようです。

ペット保険では、保険の利用回数によって保険料が変動する制度を導入している保険会社はほとんどなく、アニコム損保のみが割引割増制度を導入しています。そのため、「保険を利用したから保険料が上がった」という口コミはアニコム損保以外ではあり得ないことです。


保険料の上がり方は大きく分けて2つあります。

  • 更新ごとに毎年保険料が上がる。
  • 一定年齢の区分ごとに保険料が上がる。
毎年少しづつ保険料が上がっていく保険もあれば、例えば4年に1度の様な区分を設けて保険料が上がっていく保険もあります。

また、シニア目前までは安い保険料で設定されているものの、シニアを迎えると保険料帯が高くなる保険もあります。
高齢になるにつれて保険料が上がっていきますので、払い続けていける保険料であるかを事前に確認することをおすすめいたします。

すぐに保険が利用できるわけではない

ペット保険は、申し込み後の審査に通過したらすぐに保険が利用できるわけではありません

ほとんどの保険会社では、待機期間という保険が利用できない期間が設けられています。


待機期間を理解するには、まず下記3つの項目について理解する必要があります。

  • 申込日
  • 契約開始日(保険開始日)
  • 補償開始日(責任開始日)

申込日

申込日とは、保険にお申し込みをした日のことを意味しています。
この時点ではまだ審査にも通過をしておらず、「この保険の契約を希望するので、審査をしてもらえませんか?」と申し出た段階となります。

契約開始日(保険開始日)

契約開始日(保険開始日)とは、申込後の審査に通過し、保険契約が開始する日のことを意味しています。

ここで注意したいことは、この時点ではまだ保険は利用できません。保険が利用できる様になるのは、下記の補償開始日(責任開始日)を迎えてからとなります。

補償開始日(責任開始日)

補償開始日(責任開始日)とは、病気や怪我などで動物病院にかかった治療費用に対する保険金が支払われ始める日のことを意味しています。

契約開始日(保険開始日)とは別の日に設けられていることがほとんどであり、待機期間とは、契約開始日(保険開始日)から補償開始日(責任開始日)までの期間のことを指しています。

ではなぜ待機期間というものが設定されているのでしょうか。

ペット保険では、健康体であることが加入条件とされています。
病気は潜伏期間を経てから症状が現れることもあるため、お申し込み段階では症状が出ていなくても、すでに病気に罹っている可能性もあります。

加入条件である「健康体であること」を証明するためにも、待機期間が設けられているのです。

多くの保険会社では、お申し込みから補償開始までの期間は約1ヶ月〜2ヶ月前後と様々であり、支払い方法によっても前後することがあります。

待機期間がないことをメリットのように謳っている保険もありますが、契約開始日(保険開始日)までの期間が長く設けられており、実質待機期間のような期間が設けられていることもあります。

待機期間の有無のみが比較の判断材料となってしまうことがないようにしましょう。

保険金の精算方法は3種類ある

人間が病院にかかった際、病院の窓口に保険証を提出すると、自己負担分の金額を払うのみで、保険金を請求する手続きなどは一切不要ですね。全額自己負担をすることもありません。


しかし、ペットが病院にかかった場合には、一時的に全額自己負担をして後日自身で保険金請求の手続きを必要としている保険会社がほとんどです。


ペット保険の精算方法は大きく分けて3つあります。

  • 窓口精算
  • Web・アプリ精算
  • 書類精算
それぞれの、メリット・デメリットについて解説していきます。

窓口精算

窓口精算とは、動物病院の窓口でペット用の保険証を提出することで保険金の精算が完結する精算方法のことです。
人間が病院にかかった際の手続きと同じ様に保険がご利用いただけますので、一時的に全額自己負担をすることもありません。最も人気であり、おすすめな精算方法です。口コミでも評判の良い精算方法のようです。

窓口精算のメリットは、
  • 一時的にでも全額自己負担をする必要がない。
  • 保険金請求の手間がかからない。

窓口精算のデメリットは、
  • 窓口精算を対応している病院でしか利用できない。

窓口精算は、一時的にでも全額自己負担を避けたい方や保険金請求に手間をかけたくない人におすすめな精算方法です。
しかし、窓口精算は便利な分、他の精算方法の保険商品よりも保険料がお高く設定されています。

また、窓口精算はどこの動物病院でも利用できるわけではありません。
そのため、いつも行く動物病院が窓口精算の対応病院であるかを事前に確認する必要があります。

直接動物病院へ確認するか、窓口精算を導入している各保険会社のサイトから、対応病院を検索することができます。

Web・アプリ精算

Web・アプリ精算とは、保険会社が用意するマイページや専用のアプリ上に、必要書類の写真を撮影してアップロードする精算方法です。

精算までの流れは、まず、動物病院では治療費を一時的に全額自己負担します。

その後、診療明細等、各保険会社が指定する書類の撮影・アップロードをし、保険会社が支払い内容の確認後に指定口座に保険金が振り込まれます。

保険金の支払いは、請求をした日から約30日以内に振り込みをするとしている保険会社がほとんどですが、内容に不備がある場合などは、保険金支払いまで更に期間が空いてしまうこともあります。

Web・アプリ精算のメリットは
  • 全国どこの動物病院でも利用できる。
  • 携帯で請求が完結するため、書類請求と比べて手間がかからない。

Web・アプリ精算のデメリットは、
  • 一時的に全額自己負担をする必要がある。
  • 保険金の支払いまで期間がある。

書類精算

書類精算とは、保険金請求用の書類を各保険会社から取り寄せし、必要項目を記入して、書類の郵送を必要とする精算方法です。

精算までの流れは、Web・アプリ精算と同様に、まず、動物病院では治療費を一時的に全額自己負担します。

その後、保険会社へ保険金請求用の書類を取り寄せ、到着次第、必要項目の記入や必要書類を同封して返送します。

保険金の支払いは、書類が保険会社へ到着してから約30日以内に振り込みをするとしている保険会社がほとんどですが、記入内容等不備がある場合などは、保険金支払いまで更に期間が空いてしまうこともあります。

書類精算のメリットは、
  • 全国どこの動物病院でも利用できる。

書類精算のデメリットは、
  • 一時的に全額自己負担をする必要がある。
  • 書類を取り寄せる必要がある。
  • 保険金の支払いまで期間がある。

Web・アプリ精算と同様に、全額自己負担の必要があることや、保険金の支払いまで期間があることに加えて、書類を取り寄せなければならない手間がかかることが新たにデメリットとして追加されます。

病院にかかれば何でも補償されるわけではない

ペット保険では、病院にかかった内容が何でも補償されるわけではありません


下記の様な項目は、どこの保険会社でも補償対象外となります。(一例です。)

  • 予防を目的とする治療
  • ワクチン等予防接種により予防できる病気
  • ケガ・病気に該当しないもの
  • 予防費用
  • 健康食品・医薬部外品等
  • 契約者・被保険者の行為によるもの
  • 自然災害によるもの 等


ペット保険では基本的に、症状を伴う治療のみが保険適用となりますが、中には症状を伴った治療であっても、保険会社によっては補償対象外としているものもあります。


  • パテラ(膝蓋骨脱臼)
  • 歯科治療
  • 椎間板ヘルニア
  • 股関節形成不全
  • 気管虚脱
  • てんかん 等
上記は保険会社によって補償対象かどうかの判断が分かれやすい項目になっていますので、加入前にしっかりと確認することが必要でしょう。

また、既往症など、加入前から疑い・診断のある傷病も補償されません。

口コミでは、「パテラが対象外だった」「加入前からの症状を補償して欲しかったのに対象外になった」のような内容を見かけますが、全て加入前にペット保険の知識があれば防げることです。

ペット保険では、どの保険会社でも補償対象外とされている項目があることと、各保険会社によって補償対象の病気の範囲が異なることが基本です。

どこがいい保険であるのか比較するためにも、気になる保険の補償対象外の病気を知ることはペット保険の基本と言えるでしょう。

全額補償されるわけではない。ペット保険の仕組みについて

ペット保険に加入したからといって、請求金額の全額が支払われるわけではありません。


理解するために、まず3つのことについて説明していきます。

  • 補償割合とは
  • 日額・回数制限とは
  • 年間補償限度額とは

補償割合とは

補償割合とは、請求した金額のうち、保険会社から支払われる割合のことを意味しています。
多くの保険会社では、50%・70%の補償割合を用意しています。

この時点で、全額が補償されるわけではないことを理解していただけたかと思います。50%の補償割合に加入すれば50%が、70%の補償割合に加入すれば30%が自己負担金額となるわけです。


中には90%・100%の補償割合を用意している保険会社もありますが、多くはありません。


「100%補償の保険に加入したが全額補償されなかった」のような口コミを目にすることもありますが、100%の補償割合だからと言って、必ずしも全額が補償されるとも限りません。その理由は次の項目「日額・回数制限とは」で解説しています。


日額・回数制限とは

日額・回数制限とは、1日に支払われる保険金額・1年の契約期間のうちに保険を利用できる回数それぞれの上限のことを意味しています。

多くの保険会社では、通院・入院・手術のそれぞれに日額・回数制限が設けられています。(日額・回数制限のない保険については次項で説明します。)


例えば、70%補償割合で、通院の日額上限が10,000円の保険に加入していたとします。


通院費用が10,000円の場合は、10,000円の70%の7,000円が保険会社から支払われ、3,000円が自己負担となります。

しかし、通院費用が20,000円の場合、20,000円の70%の14,000円が支払われるわけではありません。


日額上限が10,000円とされていますので、保険会社から支払われる金額は、上限の10,000円であり、上限を超えている4,000円を含む10,000円は自己負担となってしまいます。


また、1年の契約期間のうちに保険を利用できる上限回数を超えた場合も自己負担となります。


つまり、必ずしも補償割合分が支払われるわけではありません。日額上限を超えた分は自己負担となります。


ここで、「100%補償の保険に加入したが、全額補償されなかった」のような口コミについても意味がご理解いただけたかと思います。

日額限度分までは補償されたが、日額限度を超えたため自己負担が発生したということになります。


年間補償限度額とは

年間補償限度額とは、1年の契約期間のうちに保険会社から支払われる金額の上限のことを意味しています。
日額・回数制限を超えた場合と同じく、年間補償限度額を超えた分は請求をしても全額自己負担となります。


日額・回数制限が設けられている保険会社が多くあると説明しましたが、中には日額・回数制限がない保険もあります。


年間補償限度額内であれば、1日に支払われる保険金額・1年の契約期間のうちに保険を利用できる回数を気にすることなく請求ができる保険ということです。


つまり、先程の例で説明をすると、日額回数制限がある保険では、20,000円の治療費用がかかった場合には10,000円が自己負担でしたが、日額上限がないため、14,000円が保険会社から支払われ、自己負担は6,000円で済みます。


日額・回数制限がない保険の方が使い勝手がいい印象ですが、免責金額があったり、補償対象外の病気が多いなど、気になる条件がついていることが多いですので、注意が必要です。

免責金額は必ずしも避けるべき項目ではない

免責金額とは必ず自己負担しなければならない金額のことを意味しています。


この説明のみだと,

どこがいい保険かと比較検討したときに、免責金額が設けられている保険を避ける方が大半だと思いますが、免責金額が設定されていることでメリットもあります。


  • 保険料を安く抑えることができる

免責金額が発生することで、保険会社の保険金支払い負担が減ります。
その分、保険料を抑えられることがメリットになっています。

免責金額は、日額回数制限のない保険についている(または付けることができる)ため、年間補償限度額までであれば、日額回数制限を気にすることなく利用できます。

つまり、万が一高額な治療になった場合でも、年間補償限度額までであれば保険が利用できるため、日額制限のある保険よりも大幅に保険金を受け取ることができます。

免責金額があると、少額の通院には不向きとなりますが、大きな金額の治療となった場合には、免責金額があることはあまり気にならないのではないでしょうか。

数千円の自己負担であれば保険が利用できなくても気にならない方は、免責金額をつけることで保険料は安く済ますことができ、更に、高額な治療にも備えることができます。
つまり、多少の自己負担が気にならないのであれば、免責金額がついている保険がおすすめと言えるのではないでしょうか。

免責金額と聞くと嫌悪されがちですが、上記のようなメリットもあることを踏まえて、比較すると、自分にとってどこがいい保険なのかが見つけやすくなるでしょう。

全国の動物病院で、どこの保険会社でも利用できる

全ての保険会社のほとんどの保険が、全国どこの動物病院でも利用できます


ただし、前項で解説した通り、窓口精算のみが対応病院のみでの利用となります。


精算方法が窓口精算ではない場合は、保険金請求に必要な診療費用明細が受け取れる動物病院であれば、保険会社はどこでも問題なく利用できます。


「全国の動物病院が対象」であることが、メリットのように記載されているサイトや口コミもありますが、これはどこの保険会社でも「全国の動物病院が対象」と言えますので、特別なメリットではありません。

ペット保険を選ぶ時のポイントは?

ここでは、どこがいい保険であるか、ペット保険を比較して選ぶ際のポイントを6つ解説していきます。


  • 保険の対象区分
  • 新規加入年齢
  • 精算方法
  • 補償対象外の病気
  • 保険料
  • 日額回数制限の有無

どこがいい保険であるかは、自分自身の希望する条件とどれだけ合うかがポイントとなります。
比較サイトのランキングで上位の保険だからと言って、必ずしも自分にとっていい保険とは限りません。

保険の対象区分を決め、新規加入の年齢制限も問題ない場合は、精算方法・補償対象外の病気・保険料・日額回数制限の有無の4つの項目に優先順位をつけて比較検討をすると、自分にとって、どこがいい保険であるのかを見つけやすくなります。

①保険の対象区分

ペット保険は大きく分けて2つの種類に分けることができます。

  • 通院・手術・入院がついたフルカバー型
  • 手術・入院特化型(または手術のみ)
まずペット保険を選ぶには、自分がどのような保険への加入を必要としているかを認識する必要があります。

通院・手術・入院がついたフルカバー型がおすすめな人
  • どのような保険に入ればいいかわからない方
  • 通院・手術・入院の全てに対して備えたい方

手術・入院特化型(または手術のみ)がおすすめな人
  • 掛け持ち加入を検討中の方
  • 万が一の大きな手術・入院のみに特に手厚く備えたい方
  • 通院補償がなくても気にならない方

通院補償をつけるか付けないのかが保険選びのポイントの1つです。

通院補償がついていない方が、比較的保険料が抑えられることは事実です。
しかし、今は通院が必要ないから通院補償を付けないという判断はおすすめしておりません。

ペット保険では加入前から疑い・診断がある傷病は保険適用外となります。

つまり、何かしら病気の疑いがある・病気の診断がされた・今後定期的に通院が必要となった、などの理由で通院補償が必要になってからの加入では、補償されたい傷病は補償されません。

健康体のうちから万が一の時に備えて、どこがいい保険かを選ぶ必要があります。

②新規加入年齢制限

ペット保険は、新規で加入できる年齢に制限が設けられています。

そのため、ペット保険への加入を検討しているペットが、希望している保険の年齢制限に引っかかっていないかを確認する必要があります。


どこがいい保険かを調べて申し込みを決めても、年齢制限に引っかかってしまうと、健康体であっても申し込みはできません。


また、年齢制限はお申し込み時点での年齢ではなく、保険開始日時点での年齢が対象となります。

ギリギリにお申し込みをすると、年齢制限によって加入をお断りされる可能性もありますので、事前に保険開始日を確認の上余裕を持ってお申し込みをする必要があります。

③精算方法

前項で解説した通り、ペット保険の精算方法は3つあります。

  • 窓口精算
  • Web・アプリ精算
  • 書類精算
窓口精算は一時的にでも全額自己負担する必要がなく、口コミでも評判が良い、最も人気でおすすめな精算方法です。しかし、動物病院が窓口精算の対応病院である必要があります。

Web・アプリ精算、書類精算は、一時的に全額自己負担する必要がありますが、どこの動物病院でも利用することができます。

窓口精算は人気な精算方法ですが、導入している保険会社は2社のみのため自動的に選べる保険が少なくなってしまいます。

どこがいい保険であるかを選ぶポイントは精算方法以外にも数項目あるため、精算方法のみで保険を選ぶことはおすすめしませんが、保険選びの重要なポイントであると言えるでしょう。

④補償対象外の病気

下記の病気を補償対象外としている保険会社もあります。

  • パテラ(膝蓋骨脱臼)
  • 歯科治療
  • 椎間板ヘルニア
  • 股関節形成不全
  • 気管虚脱
パテラ(膝蓋骨脱臼)は小型犬が、股関節形成不全は大型犬が特になりやすいと言われており、どちらも治療費用は20万円〜30万円かかることがあります。

自分にとってどこがいい保険であるかは、ペットに合わせてかかりやすい病気がしっかりと補償対象にされていることも必要であると言えます。

⑤保険料

ペット保険は高齢になるにつれて保険料が上がっていきます。


年齢によって保険料が決まっていますので、事前に保険料を確認することができます

高齢時までしっかりと保険料が払い続けていける金額であるかをしっかりと確認することが、保険選びの大切なポイントと言えるでしょう。


ペット保険を保険料のみで比較して決める方が多いですが、保険料の安さのみで保険を決めてしまうことはおすすめしません。


満足いく補償内容なのか、希望する病気を補償しているのかなど、自分にとってどこがいい保険かを選ぶには、保険料以外の項目も十分考慮して決めるようにしましょう。

⑥日額回数制限の有無

ペット保険には、

  • 日額回数制限のある保険
  • 日額回数制限のない保険
の2種類の保険のタイプがあります。

前項でも解説した通り、日額回数制限のない保険の方が使い勝手が良いでしょう。
1日に請求できる保険金額に制限がないため、万が一高額な治療にかかった場合、日額回数制限のない保険に比べ、比較的多くの保険金が支払われます。

また、1年の契約期間のうちに利用できる保険回数にも制限がないため、通院が重なった場合でも、回数を気にすることなく請求することができます。

しかし、日額回数制限のない保険には下記のような、気になる懸念点があることが多いです。
  • 免責金額がある
  • 補償対象の病気が他社と比べて少ない
そのため、もし日額回数制限のない保険を選びたい場合には、上記の項目について確認をして比較することが必要でしょう。

ペット保険を目的・希望別に徹底比較!

ペット保険のプランはとても多いため、自分にとってどこがいい保険なのかを比較するにも手間がかかります。

そこで、6つの希望別にプランの比較表を用意しました。


  • 動物病院の窓口で精算したい
  • 日額回数制限がない、フルカバーの保険が知りたい
  • 幅広い病気に備えられる、フルカバーの保険が知りたい
  • なるべく保険料を抑えられる、フルカバーの保険が知りたい
  • 万が一の大きな手術・入院や、通院のみに備えたい
  • 10歳以上のシニアでも入れる保険が知りたい 
※フルカバーとは、通院・手術・入院全てを補償対象としている保険プランのことを意味しています。

①動物病院の窓口で精算したい

窓口精算は、最も人気でありおすすめな精算方法です。

窓口精算を利用できることを最優先とされる方は多いのではないでしょうか。


一時的にでも全額自己負担が発生しないこと、保険金請求の手間が発生しないことは大きなメリットと言えるでしょう。


窓口精算が利用できる保険は全部で2社・6プランあります。


プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
アニコム損保
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
50%プラン
70%プラン
7歳11ヶ月まで窓口精算ありなし
アイペット損保
「うちの子」
50%プラン
70%プラン
12歳11ヶ月まで窓口精算ありなし
アニコム損保
「どうぶつ健保しにあ」
50%プラン
70%プラン
8歳以上窓口精算✖️
ありなし


アニコム「どうぶつ健保しにあ」は8歳以上のシニア専用のプランとなっていますので、若い子は加入できません。

また、アニコム・アイペット共に、窓口精算は対応病院のみでしか利用できませんので、事前に近くに対応病院があるのかを確認する必要があります。


②日額回数制限がない、フルカバーの保険が知りたい

日額回数制限がない保険は全部で5社・15プランあります。


プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
ペット&ファミリー損保
「げんきナンバーわんスリム」
プラン50/70
7歳11ヶ月まで書面精算なしあり
au損保
「ペットの保険」
通院ありタイプ50%/70%
10歳までアプリ・書面精算なしなし✖️✖️
SBIいきいき少短
「SBIいきいき少短のペット保険」
プラン50/70スタンダード
プラン50/70ライト
11歳11ヶ月までLINE・書面精算なしなし
(ライトのみあり)
✖️✖️
日本ペット少短
「いぬとねこの保険」
プラチナプラン50%/70%/90%
(免責有無選択可能)
10歳11ヶ月までアプリ・書面精算
なしなし
(ありも選択可能)
✖️✖️
チューリッヒ少短
「犬のがん保険」
骨折・脱臼プラス10歳11ヶ月までWeb精算なしあり
✖️


先にも解説した通り、日額回数制限がない保険は人気ですが、対象外の病気が多く指定されていたり、免責金額が発生したりと条件が付いていることが多いです。


補償対象外の病気・免責金額のどちらが優先順位が高いかを比較することで、自分にとってどこがいい保険なのか、希望に近い保険を見つけることができるでしょう。

③幅広い病気に備えられる、フルカバーの保険が知りたい

パテラ・歯科治療・椎間板ヘルニア・股関節形成不全を補償対象としている保険を比較対象としています。

上記に当てはまる保険は全部で6社・13プランあります。


プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
アニコム損保
「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
50%/70%プラン7歳11ヶ月まで窓口・LINE・書面精算ありなし
アイペット損保
「うちの子」
50%/70%プラン12歳11ヶ月まで窓口・書面精算ありなし
ペット&ファミリー損保
「げんきナンバーわんスリム」
プラン50/70
7歳11ヶ月まで書面精算なしあり
楽天損保
「スーパーペット保険」
通院付き50%/70%プラン
10歳11ヶ月までWeb精算ありなし
FPC
「フリーペットほけん」
50%/70%補償プラン9歳未満アプリ・書面精算ありなし
ペットメディカルサポート
「PS保険」
50%/70%/100%補償プラン8歳11ヶ月まで書面精算
ありなし


ただし補償対象となるのは加入後に発症・発覚したもののみとなります。ペット保険に加入する前からの傷病は補償対象外となりますので、注意が必要です。


これらの保険商品は、主に保険料や精算方法・日額回数制限の有無が異なります。

補償対象としている病気の広さの次にどの項目が優先順位が高いのかを決めることで、自分にとってどこがいい保険か、希望に近い保険を見つけることができるでしょう。


④なるべく保険料を抑えられる、フルカバーの保険が知りたい

保険料が抑えられる保険ランキング上位4社を比較対象としています。

全部で4社・9プランあります。


プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
ペット&ファミリー損保
「げんきナンバーわんスリム」
プラン50/70
7歳11ヶ月まで書面精算なしあり
リトルファミリー少短
「わんデイズ/にゃんデイズ」
50%/70%コース
8歳11ヶ月までWeb精算なしなし✖️
FPC
「フリーペットほけん」
50%/70%補償プラン9歳未満アプリ・書面精算ありなし
ペットメディカルサポート
「PS保険」
50%/70%/100%補償プラン8歳11ヶ月まで書面精算
ありなし


比較的高齢時まで保険料を抑えることができる保険です。

補償対象の病気の範囲や、日額回数制限の有無が比較のポイントとなるでしょう。

⑤万が一の大きな手術・入院や、通院のみに備えたい

万が一の大きな手術や入院に特化して備えておきたい方用の比較表です。

全部で5社・16プランあります。


プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
アニコム損保
「どうぶつ健保ぷち」
50%/70%プラン7歳11ヶ月まで書面精算✖︎ありなし
アイペット損保
「うちの子ライト」
90%プラン12歳11ヶ月まで書面精算✖︎
(手術を含む入院のみ)
ありなし
au損保
「ペットの保険」
通院なしタイプ50%/70%10歳までアプリ・書面精算✖︎なしなし✖️✖️
楽天損保
「スーパーペット保険」
手術・入院プラン10歳11ヶ月までWeb精算✖︎ありなし
FPC
「フリーペットほけんミニ」
50%/70%/90%コース9歳未満アプリ・書面精算✖︎ありなし
日本ペット少短
「いぬとねこの保険」
ゴールドプラン50%/70%/90%
(免責有無選択可能)
10歳11ヶ月までアプリ・書面精算✖︎
ありなし
(ありも選択可能)
✖️✖️


特定の区分に特化した保険は、もうすでに保険契約はあるが、追加で加入を考えている方が多いのではないでしょうか。

自分が希望している病気の補償はされるのか、上限金額はいくらなのかを比較することがポイントとなるでしょう。

⑥11歳以上のシニアでも入れる保険が知りたい

高齢になるにつれて新規加入できる保険は減ってしまいます。
11歳以上のシニアでも入れる保険は全部で4社・9プランあります。

プラン新規加入年齢精算方法通院補償手術補償入院補償日額回数制限免責金額パテラ補償歯科治療補償
アニコム損保
「どうぶつ健保しにあ」
50%/70%プラン8歳以上窓口精算✖️ありなし
アイペット損保
「うちの子」
50%/70%プラン12歳11ヶ月まで窓口・書面精算ありなし
アイペット損保
「うちの子ライト」
90%プラン12歳11ヶ月まで 書面精算✖️
(手術を含む入院に限る)
ありなし
SBIいきいき少短
「SBIいきいき少短のペット保険」 
プラン50/70スタンダード
プラン50/70ライト
11歳11ヶ月までLINE・書面精算なしなし
(ライトプランはあり)
✖️✖️

13歳を迎えると、新規加入を受け付けいている保険商品は1つのみとなってしまいます。
さらに通院補償はついていません。
選択肢が1つしかないため、比較して選んで保険に加入することができませんので、遅くても12歳を迎える前に保険を検討することをおすすめいたします。

それでも選べない場合の比較ポイント

ここまで、自分にとってどこがいい保険であるかを見つけるための比較ポイントについて解説してきました。

しかし、候補を絞ることができても、決め手に欠けて選び切れない方もいるのではないでしょうか。そのような最後の決め手となるような比較ポイントについて解説していきます。

獣医師相談サービス

ペット保険に契約した特典として、獣医師相談サービスが付帯されていることもあります。


病院に行くか悩むようなことや健康管理についてなど、手軽に獣医師へ相談ができることは、ペットと生活をしていく上でとても安心できることのため、獣医師相談サービスがついている保険はおすすめです。また、ペット保険を比較するポイントと言えるでしょう。


獣医師相談サービスは多くの保険会社で付帯されていますが、 相談方法は下記の3つに分けられます。

  • 電話相談
  • LINE相談
  • Web相談

それぞれの相談方法のメリット・デメリットも踏まえて解説していきます。


電話相談

獣医師相談を電話で受け付けている保険会社は下記の通りです。

  • SBIいきいき少短
  • SBIプリズム少短
  • 日本ペット少短
  • ペットメディカルサポート
  • au損保
  • 楽天損保

全て、24時間365日相談を受け付けているため、例えば夜間急に体調を崩した時の対処法や、直接相談したい場合に電話ですぐに相談できることはとてもありがたいですね。

しかし、電話では獣医師さんが直接ペットの様子を確認できるわけではないため、症状や様子を全て口頭で伝えなければなりません。

電話相談のメリットは、
  • 24時間365日相談ができる
  • 直接相談ができる

電話相談のデメリットは、
  • 症状などを全て口頭で伝えなければならない

LINE相談

LINEで相談を受け付けている保険会社は下記の1社のみです。

  • アニコム損保


LINEで相談ができるため、動画や写真を送ることで、症状を獣医師さんの目で確認してもらうことができます。口頭の身での説明よりも、より正確な回答が得られるのではないでしょうか。


電話をする時間がないような時や、ちょっとした疑問を解決したい時にメッセージを入れておくだけで解決することができます。利用できる時間は、平日10時から17時の間に限ることは注意が必要です。


LINE相談のメリットは、

  • LINEで手軽に相談ができる
  • 画像や動画を送ることで、わかりやすく症状を伝えることができる 


LINE相談のデメリットは、

  • 平日10時から17時の限られた時間しか利用できない


Web相談

Webで相談を受け付けている保険会社は下記2社です。

  • ペット&ファミリー損保
  • 楽天損保

Web相談では質問を24時間受け付けていますので、時間を気にすることなく質問をすることができます。

また、過去に他の利用者がした質問を確認することができるため、気になる症状やキーワードから、簡単に情報を集めることが可能です。

楽天損保では、電話・Web上と2つの相談方法を用意しています。
緊急性があるときは電話で、ちょっとした気になることはWebで質問をするなど、相談内容によって使い分けをすることができますね。

Web相談のメリットは、
  • 過去に他の人がした質問と回答を確認できる
  • 24時間質問をすることができる 


Web相談のデメリットは、

  • 回答に時間がかかることがある

時間外診療費用

時間外診療や夜間休日診療費用は追加で料金がかかりますが、多くのペット保険では加算部分については保険適用外となります。


一部のペット保険ではこのような時間外診療費用についても補償対象としており、下記3社が対象の保険会社です。

  • ペット&ファミリー損保
  • SBIいきいき少短
  • SBIプリズム少短

時間外診療費用は1万円前後かかることもあるため、補償対象である保険はおすすめであり、ペット保険を比較するポイントとなるでしょう。

ペット保険選びの注意点

ここまで、どこがいい保険であるかを見極めるポイントを解説してきました。


ペット保険選びでよくある注意点をまとめましたので、後悔しないペット保険選びのためにも、ぜひ確認してみてください。

後回しにしない!通院をしたり疑いが見つかってからでは遅い

そもそも保険とは、将来起こるかもしれないリスクに対して、相互扶助の精神で助け合うものです。

将来起こるかもしれないリスクに対して不安を持っている人が集まり、一定の保険料を納めることで、もしリスクが起きた際には集めた保険料の中から保険金が支払われます。


怪我や通院をしてから加入するものではなく、将来のリスクに対して加入するものです。


ペット保険ではお申し込み時に、現在の健康状態や、罹患歴・通院歴などを保険会社に正しく告知する必要があります。

告知した内容は補償対象外という条件がついて加入が認められるか、告知内容によっては加入自体をお断りされてしまう可能性があります。


どのような些細な治療であっても、告知事項に該当すれば正しく告知する義務があります。

そして告知事項に該当すれば、下痢や嘔吐などの一過性の症状の通院でも「消化器系疾患が補償対象外」のような条件付く可能性もあります。


「症状の重くない通院であればペット保険加入には問題ない」と認識している方も多いのではないでしょうか。

しかしその通院が原因で条件がついてしまったり、加入ができなくなる恐れがあるのです。


つまり、今は必要がないからと後回しにしてしまうことは非常に危険であり、必要になってからでは保険は助けてくれません。


今は健康で必要がないからと後回しにせず、健康なうちからしっかりと将来のリスクに備える必要があると言えるでしょう。 

保険料の安さのみで選ぶことは危険!

ペット保険を利用したことがある人を対象としたアンケート結果のうち、「ペット保険を選ぶ段階で最も重視していたポイント」で最も多く選ばれた回答は「保険料が安いこと」でした。


この結果からもわかる通り、やはり保険料の安さを比較して決める方が多いです。


さらに、比較サイトの契約件数を元にしたおすすめ人気ランキングにも、保険料の安い保険が上位にランクインしていることも多くあります。


しかし、保険料の安さのみで保険を選ぶことは大変危険と言えます。


安さのみを比較して加入した結果、いざ保険を利用しようとした時に、治療したい病気は補償対象外と元から指定されていたり、そもそも通院の補償がついていなかったなど、保険を使うことになってから補償内容が不足していたことに気付くでしょう。


保険を使うことになってからということは、すでに治療のために通院をしていたり何かしら病気の疑いがある状況と言えます。


しかし保険を使うことになってから、補償内容の不十分さに気付いて乗り換えをしたとしても、乗り換え先では既往症については補償対象外となり、必要な治療の保険金を受け取ることができません


このようなことを避けるためにも、保険料の安さのみに偏ることなくしっかりとポイントを抑えて比較することが大切です。 


補償限度額が高いからといってたくさん補償されるわけではない

補償限度額とは、1年の契約期間のうちに保険会社から支払われる保険金の限度額のことを意味しています。

補償限度額が高いからといって、多くの保険金が受け取れるわけではありません。

先にも解説した通り、ペット保険には日額回数制限が設けられている保険が多いです。


この内訳を確認してみると、あまり利用頻度の少ないであろう入院補償に、かなりの補償額が割り振られていることもあります。

つまり、補償限度額の高さのみで比較するのではなく、内訳を確認することが必要であると言えるでしょう。

口コミを鵜呑みにしない

加入者の実際の声が反映されている口コミですが、保険選びの際に活用する方も多いのではないでしょうか。

しかし口コミには、ペット保険会社全てに言えることが、特定の保険会社のメリット・デメリットのように投稿されていたり、事前知識がないことが原因で、保険に対してマイナス評価をしている口コミも多く見受けられます。


これでは、口コミを有効活用することができません。正しく特定の保険会社の口コミを活用するには、自分自身がペット保険に対する知識を正しく学ぶことが重要と言えるでしょう。


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