大阪・京都府民共済の評判・口コミをご紹介!デメリット・加入条件も解説

府民共済とは大阪府・京都府の生活協同組合が取り扱っている共済保険のことです。保障内容はオーソドックスで、申し込む際の健康告知の条件はゆるやかで加入しやすいのが特徴です。ただし、高齢者になると共済保険の保障内容や保障金額が先細る等のデメリットもあります。

大阪・京都府民共済の評価は?

府民共済は各都道府県にある県民共済と同じように、加入共済者のくらしを保障し、一般の保険における保険料にあたる掛金が安いことが特徴です。
そんな府民共済はそのほかにどんな評価を得ているのでしょうか?

そこでまずは、府民共済に関する評価を解説していきます。

評価①:府民共済は病気やけが等の治療をトータル的にサポート

続いては、気になる府民共済の保障内容についてご紹介しましょう。

府民共済には大きく分けて「生命共済」と「火災共済」の2種類がありますが、今回の記事では、「生命共済」についてご紹介します。

府民共済の「総合保障型」では、交通事故によるけがや、病気の場合の入院や通院、死亡や後遺障害をトータルでサポートしてくれます。

大阪府民共済の、18歳から65歳までが加入できる「総合保障1型」の保障内容は以下の通りです。

入院期間保障内容
入院(病気)1日目から124日目まで1日当たり2,250円
入院(事故)
1日目から184日目まで1日当たり2,500円
通院(事故)14日以上90日まで1日当たり750円
後遺障害(交通事故)
13.2万円~330万円
後遺障害(交通事故除く不慮の事故)8万円から200万円
死亡(交通事故)500万円
死亡(交通事故除く不慮の事故)
400万円
死亡(病気)200万円

交通事故から、病気まで、トータルでカバーしてくれる保障内容になっていますよね。

評価②:府民共済の毎月の掛金(保険料)は手頃で安心

府民共済では交通事故から病気まで、幅広い保障内容を受けることができます。

それでは、毎月の掛金はどのくらいなのでしょうか

先ほど保障内容をご紹介した大阪府民共済の18歳から65歳までが加入できる「総合保障1型」では、月々の掛金は1,000円になっています。

そのほか、総合保障型には、「総合保障2型」と「総合保障4型」とがあり、それぞれ保障内容が手厚くなる代わりに、月々の掛金が2,000円、4,000円となっています。

他にも17歳以下のお子様のけがによる入院や通院を保障してくれる「こども型」には、月々1,000円と2,000円の二つのコースがあります。

また、65歳以上満69歳まで加入できる、月々2,000円、4,000円のコースもあります。

どのコースにおいても、月々の掛金は最高で4,000円です。

掛金が手頃なので、安心して加入することができるのも、府民共済の魅力の一つでしょう。

評価③:府民共済は健康告知もゆるやかで加入しやすい

府民共済は、通常の保険と比較して、健康告知が比較的ゆるやかで加入しやすいという特徴もあります。

大阪府民共済の健康告知事項は以下の6つのみです。
  1. 現在、病気やけがの治療中である。または検査や治療が必要と指摘されている(健康診断や人間ドックなどで、検査や治療が必要と指摘された場合を含む)、もしくは検査中である。
  2. 慢性疾患の診断を受けている、もしくは医師から治療をすすめられている。または慢性疾患が治ってから5年以内である。
  3. 慢性疾患や中毒のため薬を常用している。
  4. 過去1年以内に、病気やけがで連続14日以上の入院か、同じ病気やけがなどで20回以上の通院治療を受けたか、または過去3ヵ月以内に心身に異常を感じる症状や変調があった。
  5. 手術を受け、治ってからまだ1年以内である。
  6. 身体に残る障害や先天性の病気により、日常生活において他人の手助けを必要とする状態である。
府民共済では、過去に悪性腫瘍の治療を受けていても、治ってから5年後には加入が認められています

通常の保険への加入をあきらめていた方でも、府民共済であれば加入できる場合があるのです。

もし自分の健康状態で加入できるのかどうか不安な方は、一度保険のプロ無料相談することをおすすめします。

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府民共済の良い評判・口コミからそのメリットを解説

府民共済は実際どうなのか、口コミ評判が知りたいですよね。実際に利用している方の話を聞くことで、自分に合っているのかどうかが判断できるのではないでしょうか。


良い評判、悪い評判がありますが、まずは良い評判をご紹介したいと思います。そこから府民共済のメリットにはどのようなものがあるのか、詳しくご紹介していきます。

とにかく掛け金が安くてコスパが良い

20代男性

とにかく掛け金が安くてコスパが良い

自分はまだ結婚していないので、妥当な保障と保険料だなと感じています。保険料も安いのでその分貯蓄を増やせますし、独身には特におすすめできる保険だと思います。

最初にご紹介するのは府民共済の掛け金の安さです。


大阪府民共済の掛け金は1,000円から4,000円となっており、コースごとに設定されていますが、一番高いコースでも4,000円です。


民間の保険の場合、加入する年齢によって保険料に差があるものですが、府民共済の場合、コースごとに設定されている掛け金は年齢が違っても同じです。


年齢や性別などの条件が違っても同じ掛け金になるため、安心して加入できるのではないでしょうか。


口コミにもあるように、掛け金が安いため、その分貯蓄に回すこともできます。さらに決算時に「余剰金」があった場合は「割戻金」として払い戻しされる場合もあります。かなりコスパの良い保険になっていますよ。

子供や高齢者までバランスよく保障してくれる

30代女性

子供や高齢者までバランスよく保障してくれる

うちは家族全員府民共済に加入しています。それだけ幅広い年齢層に合った保障を提供できているということだと思いますよ。掛け金も安いので、子供が多いうちにとっては助かります。

府民共済の保険は、どの年代でもバランスよく保障してくれるのがメリットとなります。 家族がみんな府民共済に加入できるのは安心感がありますよね。


府民共済の保険では、基本的に入院・通院をカバーする医療保障と、死亡時などをカバーする死亡・高度障害保障に備えられており、バランスが良いのが特徴となっています。


特にこども型は1,000円の掛金でもかなり良い保障を受けられるため、おすすめです。


どの年代でも手ごろな掛け金で保障を受けることができるのが大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

府民共済は帝王切開にも対応できる

30代女性

府民共済は帝王切開にも対応できる

医療保障は充実していて、特に帝王切開にも対応しているのは嬉しかったですね。一人目を帝王切開で出産したので、二人目の際も共済が下りて助かりました。また、入院・通院・後遺障害・死亡だけでなく、手術や先進医療による治療費までカバーしてくれるのでいざという時安心です。

口コミにもかかれていますが、府民共済では帝王切開の手術費用も保障対象となっているのがメリットです。出産を控えている女性には嬉しい保障ではないでしょうか。

さらに、医療特約を付けておくことで、さらに手厚く保障を受けることができます。

ただし、府民共済に加入後1年以内に帝王切開手術を行った場合は保障の対象外となってしまいます。妊娠してから加入するのでは遅いため、前もって備えておくようにしてください。


府民共済では医療特約以外にも、新がん特約や三大疾病特約などを付帯することができます。ご自身の状況に合わせ、特約を組み合わせることで、保障の範囲を広げることができます。


ここまでで、少しでも府民共済に興味を持った方は多いのではないでしょうか。


そのような方は、加入前に一度保険のプロに相談することをおすすめします。


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府民共済の悪い口コミ・評判からそのデメリットを解説

府民共済のメリットを口コミとともにご紹介してきましたが、その一方で悪い口コミもいくつかあるようです。


悪い口コミも保険を選ぶうえでは参考になりますよね。悪い口コミをご紹介し、どのようなデメリットがあるのか詳しく解説したいと思います。

府民共済は全て掛け捨て

40代男性

掛け捨てが嫌な人は向いていない

府民共済の保険料はすべて掛け捨てなので貯蓄目的の僕みたいな人は加入をおすすめできません。まあその分掛け金が安いので貯蓄に回すことはできますが。

府民共済の保険料(掛け金)は全て掛け捨て型になっています。掛け捨て型の保険の取り扱いしかないことがデメリットと感じる方もいます。


老後資金として保険で貯蓄したいという方も多くいます。掛け捨て型では満期などになっても満期保険金などは受け取ることはできません。そのため、貯蓄を目的にしている人には向いていない保険となります。


ただし、掛け捨て型となっているため保険料(掛け金)はかなり安く抑えられています。そのため、口コミにも書かれている通り、安く抑えられた分のお金を貯蓄に回すことができます。 


中には掛け捨ての保険が嫌い、という方もいるかもしれません。残念ながらこのような方には府民共済は向いていないと言わざるを得ないようです。

高齢者になると保障が薄くなる

60代男性

高齢者になると他の世代と比較して、保障内容や保障金額が手薄に

府民共済の熟年型を以前から検討していました。ただ、この「熟年型」は、病気入院の場合は日額2,500円しか受け取ることができないのでやや心細いです。

そのほかの保障金額も、総合保障型と比べると低めに設定されています。

高齢者にはちょっと向いていないかもと思いますね。

気付きにくいかもしれませんが、府民共済の保険は高齢者になると保障が薄くなってしまうのがデメリットになります。


熟年2型(月掛け金2,000円)の補償内容をご紹介すると以下のようになります。


65~70歳70~80歳80~85歳
入院2,500円/日2,500円/日1,000円/日
後遺障害100万円~4万円100万円~4万円20万円~0.8万円
死亡・重度障害事故200万円
病気100万円
事故150万円
病気50万円
事故50万円
病気30万円
以上のように、年齢が上がるほど保証は薄くなっていきます。

さらに、70歳以上になると病気での入院保障が44日分までとなり、70歳までの124日目までと比較するとかなり短くなってしまっています。

高齢の方は保障が薄いため、不安になってしまうかもしれません。

終身保障のプランがない

40代女性

終身で保障が得られないのは残念

終身医療保障を考えていたのですが、府民共済にはそういったプランがないのが残念です。長生きした場合の医療費にも備えたい方は向いていないかも知れません。

府民共済では終身で保障をするコースが存在しません。85歳までが上限となっています。


そのため、終身医療保険への加入を検討している方にはデメリットとなってしまいます。


さらに、先ほどもご紹介しましたが、高齢になるにつれて保障内容はどんどん薄いものとなってしまいます。確かに掛け金は安いのですが、高齢になると保障が薄くなる上に、85歳以上になると保障を受けることができないのは大きなデメリットですよね。


終身で保険を探している場合、民間の保険を検討してみるのもいいのではないでしょうか。

府民共済の保障内容と保険料を解説

保障内容や保険料(掛け金)についてご紹介したいと思います。


府民共済ではコースごとに補償内容と掛け金が決まっています。


コースは大きく分けると

  • 総合保障型
  • 入院保障型

の2つのタイプがあります。


どちらか一方に加入して、自分に必要な保障を受けるのもいいですが、両方に加入することでさらに手厚い保障を受けることもできます。


それぞれどのような保障内容となるのでしょうか?詳しくご紹介します。

府民共済の保障内容は?

府民共済の補償内容はコースによって違いがあり、さらに同じコースには掛け金の違う型がいくつか存在する場合もあります。


ここでは補償内容と掛け金のバランスの良い、入院保障・総合保障のそれぞれ2型の保障内容をご紹介したいと思います。

総合保障2型入院保障2型
入院
事故
病気
5,000円/日
4,500円/日
10,000円/日
10,000円/日
通院1,500円/日1,500円/日
手術-2.5万円・5万円・10万円
先進医療-1~150万円
後遺障害
交通事故
不慮の事故
660万円~26.4万円
400万円~16万円
-
死亡
交通事故
不慮の事故
病気
1,000万円
800万円
400万円
10万円
10万円
10万円
総合保障では後遺障害や死亡時の保障が手厚いものになっている代わりに、手術や先進医療に対する保障が無いのが特徴です。

また、入院保障では、入院・手術・先進医療に対して手厚い保障となっていますが、その代わり後遺障害や死亡時の保障はほとんどないのが特徴です。


全体的に保障を充実させたい場合は、総合保障と入院保障、それぞれに加入することで、広い範囲をカバーできる保険となるのが府民共済の特徴です。


また、18歳未満で府民共済に加入する場合、これら2つのコースには加入できないため、「こども型」に加入することになります。こちらも1型・2型とあるのですが、1型の保障内容をご紹介すると以下のようになります。

こども1型
入院事故
病気
5,000円/日
5,000円/日
通院事故2,000円/日
手術2万円・5万円・10万円・20万円
がん診断50万円
先進医療1~150万円
後遺障害交通事故
不慮の事故
300万円~12万円
200万円~8万円
死亡交通事故
不慮の事故
病気
重度障害割増
500万円
400万円
200万円
50万円/1回
犯罪被害死亡200万円
契約者の死亡事故
病気
500万円
50万円
損害賠償100万円
驚くことにこども1型の掛金は月々1,000円となっています。1,000円でこの補償内容はかなり手厚いと感じるのではないでしょうか。

府民共済の掛け金は?

府民共済の掛け金は安い、とよく聞くと思いますが、では掛け金の金額はどれくらいなのでしょうか?

府民共済の掛け金をご紹介すると、以下のようになります。
コース保険料
総合保障1型1,000円
総合保障2型2,000円
総合保障4型4,000円
入院保障2型2,000円
こども1型1,000円
こども2型2,000円
熟年2型2,000円
熟年4型4,000円
熟年入院型2,000円
高いコースでも月々の掛金は4,000円になっています。

さらに、先ほどご紹介した総合保障2型、入院保障2型共に掛け金は2,000円です。両方に加入したとしても、月々の掛金は4,000円ということになります。

18歳から満64歳までの方なら、保険料に違いが無く加入できるのも、府民共済の大きな特徴ではないでしょうか。ご自身にはどのような保険が必要なのか、しっかりと考えて加入の検討をしてみることをおすすめします。


難しくて毎回保険を考えるのが後回しになっているという方は、この機会に面倒な保険を片付けてしまいましょう! 


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府民共済への加入がおすすめな人

ここまでで府民共済に加入してみようかな、と興味がわいてきた方も多いと思います。では、府民共済の保険はどの様な人に向いているのでしょうか?


府民共済への加入がおすすめな人に、

  • 30代・40代の方
  • 安い掛け金に興味のある方
  • 健康状態がやや不安な方

などが挙げられます。


このような方々にはなぜ府民共済がおすすめなのでしょうか?それぞれ詳しくご紹介します。

30代・40代の方

府民共済への加入がおすすめな方に「30代・40代の方」が挙げられます。


府民共済の掛け金は一律になっているという特徴があることをご紹介しました。18歳でも50歳でも同じコースならば同じ掛け金になるのです。


若いうちは民間の保険と比較すると割高に感じる方もいるかもしれません。しかし、30代・40代になると同じような保障内容の保険と比較するとかなり割安な保険になるのではないでしょうか。


30代・40代になり、新たに保険への加入を検討している、という場合、府民共済への加入はかなりおすすめです。

安い掛け金で充実した保障を受けたい方

安い掛け金で充実した保障を受けたい方にも府民共済はおすすめです。


先述したように、府民共済の掛け金はコースごとに一律になっています。総合保障2型と入院保障2型両方に加入しても、月の掛金は4,000円となります。


月々4,000円で受けられる保障が以下のようになります。

総合保障2型
+
入院保障2型
入院事故:15,000円/日
病気:14,500円/日
通院3,000円/日
手術2.5万円・5万円・10万円
先進医療1~150万円
後遺障害交通事故:660万円~26.4万円
不慮の事故:400万円~16万円
死亡・重度障害交通事故:1,010万円
不慮の事故:810万円
病気:410万円
以上のように、2つのコースを合わせることで、安い掛け金ながらも充実した保障を受けることができます。

健康状態にやや不安のある方

府民共済がおすすめな方に「健康状態にやや不安のある方」が挙げられます。

保険への加入をするときには、府民共済でも民間の保険でも、事前に健康告知をする必要があります。持病や入院歴などを保険会社に報告します。

健康告知をして、保険会社が健康だと判断すると、その保険へ加入することができるのですが、以前に病気で入院していたりした場合、保険へ加入できないことが多くなります。

この健康告知が民間の保険よりも府民共済の方が設定が緩いと言われており、民間の保険へ加入できなかった場合でも、府民共済では加入できる、といった場合も多くなるのです。

以前健康告知でひっかかってしまい、民間の保険に加入できなかった、というような方も、府民共済ならば加入できる可能性もあるので、一度検討してみることをおすすめします。


保険に加入しなきゃと思っているけど、まだできていないという方は、この機会にやってしまうのがおすすめです。 


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府民共済に加入するのが向いていない人・おすすめできない人

府民共済への加入がおすすめな人をご紹介しましたが、その一方で府民共済への加入をおすすめできない、向いていない方もいます。


府民共済への加入が向いていない方として、

  • 終身保障を希望している人
  • 保険を利用して貯蓄したい人
  • 引っ越しを頻繁に行う人

などが挙げられます。


なぜこのような人たちに府民共済は向いていないのでしょうか?それぞれご説明したいと思います。

終身保障を受けたい人

府民共済への加入が向いていない人として、「終身保障を受けたい人」が挙げられます。


保険と聞くと終身保障を思い浮かべる方もいるかもしれません。一度加入すれば生涯保障を受けることのできる保険です。高齢になっても保障を受けられるのは魅力ですよね。


しかし、府民共済の保険では、保険期間に上限が設定されており、生涯保障を受けられる終身保険は存在しません


府民共済の保険期間は以下のようになっています。

  • こども型:0~18歳
  • 総合保障型・入院保障型:18~65歳
  • 熟年型・熟年入院型:65~85歳

以上のように、府民共済の保険期間は0歳~85歳までとなっており、85歳を過ぎると保障を受けることができなくなってしまうのです。さらに申し込みは満69歳までとなるので注意が必要です。


そのため、終身保障を受けたいと考えている方には向いていないと言えます。

貯蓄性のある保険に加入したい人

保険を利用して貯蓄を考えている方は意外と多いのではないでしょうか。このような方に府民共済は向いていないと言えます。


貯蓄性の高い保険としては、学資保険などが有名ですよね。また、老後の貯えとして貯蓄性の高い保険を検討している方もいるかと思います。保険を利用して貯蓄を行う方は沢山います。


府民共済にも貯蓄型の保険は有るのでしょうか?


府民共済で取り扱っているものは、全て掛け捨て型になります。お祝い金や満期返戻金のある貯蓄性の高い保険を希望している場合はおすすめできません。


貯蓄性のある保険に加入したい場合、民間の保険などに加入するか、府民共済で安い掛け金で万一の備えをし、浮いたお金を自分で貯金するしかありません。

引っ越しが多い人

府民共済への加入が向いていない方に「引っ越しの多い人」が挙げられます。


大阪府民共済への加入は、居住地や勤務先が大阪府にあることが条件となります。その他の県に引っ越しを行う場合、府民共済への加入を継続することができなくなり、その県の県民共済へ加入し直す必要があるのです。手続きを一からやり直さなければならないのです。


さらに、引っ越した先に都道府県民共済が存在しない場合もあります。山梨県・福井県・鳥取県・徳島県・愛媛県・高知県・佐賀県・沖縄県では県民共済が無いため、継続することができない可能性もあるのです。


そのため、仕事の都合などで引っ越しの多い人の場合、府民共済はおすすめできないと言えます。

府民共済のおすすめプランを年代別に解説!

府民共済の保障プランやおすすめな人についてご紹介してきましたが、自分にはどの補償プランが合っているのか、気になる方も多いと思います。


ここでは、

  • 20代独身/男性
  • 30代既婚/子供2人
  • 50代既婚/子供1人

の場合度のプランがおすすめなのか、それぞれご紹介したいと思います。

20代独身/男性

まずは20代独身男性のプランを考えてみましょう。


子供もおらず、両親へ経済的支援もしていない場合、死亡保険金はそれほど必要だとは言えないと思います。


必要なのは入院時にかかる医療費ではないでしょうか。


そこでおすすめのプランは、入院保障2型になります。補償内容は以下のようになります。

保障内容
入院10,000円/日
通院1,500円/日
手術2.5万円・5万円・10万円
先進医療1~150万円
死亡・重度障害10万円
死亡保険金はほとんどありませんが、入院や手術の際はしっかりと保障を受けることができるため、入院保障2型がおすすめです。


死亡時の保険金をもう少し手厚くしたいといった場合、月掛け金1,000円の総合保障1型へ加入することで、病気死亡時の保険金が200万円となるため、セットで加入するのもおすすめです。

30代既婚/子供2人


次に30代既婚で子供が2人いる場合を考えてみましょう。


独身とは違い、子供がいるため、死亡保険金額は多い方がいいと思います。


また、本人や子供が病気などになった時の医療費にも備えておきたいところです。


30代既婚/子供2人におすすめなプランは以下のようになります。

  • 夫:総合保障4型+医療保障2型(掛け金合計6,000円)
  • 妻:医療保障2型(掛け金2,000円)
  • 子供:こども1型(掛け金1,000円×2)

それぞれの保障内容は以下のようになります。

子供
入院事故
病気
20,000円/日
19,000円/日
10,000円/日5,000円/日
通院4,500円/日1,500円/日2,000円/日
手術2.5万円・5万円・10万円2.5万円・5万円・10万円2万円・5万円・10万円・20万円
先進医療1~150万円1~150万円1~150万円
後遺障害交通事故
不慮の事故
1320万円~52.8万円
800万円~32万円
-300万円~12万円
200万円~8万円
死亡交通事故
不慮の事故
病気
2,000万円
1,600万円
800万円
10万円
10万円
10万円
500万円
400万円
200万円
これらの保障を月掛け金合計1万円で受けることができます。


50代既婚/子供1人(独立)

50代既婚の場合を考えてみます。子供は1人いますが、独立しています。

子供が独立している場合、死亡時に教育資金や子供の生活費などの心配をする必要はなく、配偶者の生活費や葬式代などの費用が必要になるくらいかと思います。

50代になると健康面で不安を感じる方も多くいるかと思います。そのため、やはり医療保険は必要になるのではないでしょうか。

50代既婚のおすすめプランは以下のようになります。
  • 夫:総合保障2型+医療保障2型
  • 妻:医療保障2型
それぞれの保障内容は以下のようになります。
入院事故
病気
15,000円/日
14,500円/日
10,000円/日
10,000円/日
通院3,000円/日1,500円/日
手術2.5万円・5万円・10万円2.5万円・5万円・10万円
先進医療1~150万円1~150万円
後遺障害交通事故
不慮の事故
660万円~26.4万円
400万円~16万円
-
死亡交通事故
不慮の事故
病気
1010万円
810万円
410万円
10万円
10万円
10万円
夫・妻合計で月の掛金は6,000円となります。


ここでは年代別のおすすめプランを紹介しましたが、よりご自身に合ったプランを見つけたいという方は多いと思います。


その場合は、保険のプロに無料相談するのがおすすめです。


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まとめ:府民共済の口コミ・評判からみるメリット・デメリット

今回は、府民共済について、保障内容や保険料(掛金)、メリットやデメリットをご紹介してきました。

今回の記事のポイントは以下の通りです。
  • 府民共済の特徴は保障が幅広く掛け金が安く、さらに告知が緩やかで加入しやすいこと
  • 府民共済のメリットは、掛け金が安い・加入年齢が幅広い・帝王切開などの手術も保障される
  • 府民共済のデメリットは、掛け捨て型しかない・高齢になると保障が薄くなる・終身保障でない
  • 府民共済では総合保障型・医療保障型それぞれに加入することで、幅広い保障を得ることができる
  • それぞれのコースの掛金は1,000円~4,000円
  • 府民共済がおすすめなのは、30代・40代の方・安い掛け金に興味のある方・健康状態がやや不安な方
  • 府民共済に向いていないのは、終身保障を希望している人・保険を利用して貯蓄したい人・引っ越しを頻繁に行う人
府民共済への加入は、メリットやデメリットを考慮して、検討してみてください。

ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

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