コープ共済の通院保障の内容は？請求方法も合わせてチェック

保険商品の中でも重要なキーワードになる通院ですが、コープ共済の通院の定義は、以下の2つにまとめられます。 

• 病院、診療所に通う 
• 往診を受ける 

文字通り、病院にかかっていれば通院の定義はクリアできます。 

ただ、2つの定義には細かなルールはあるのでしょうか？ 

ここからは、この通院の定義について、ご説明していきます。 

体調不良などで病院に通うことになれば、通院としてみなされます。 

皆さんが、通院と聞いてイメージする内容と同じなのではないでしょうか。 

民間の保険会社には通院何日目からしか、保険金を受け取れないという保険商品もあります。 

しかし、コープ共済の商品は通院1日から共済金が受け取れる保険商品がありますので、新規で加入する際はチェックが必要です。 

医者がお家へ来てくれる往診も、通院としてみなされます。 

足の不自由な方であったり、交通手段の問題で通えない方もいます。 

どうしても、自由に病院に行けない状況にある方にとって、治療目的で診察をうける平等の定義の内容となっています。 

ただ、往診をした記録はしっかり必要なため、必ず往診してくれる医師からの領収書を大切に保管してください。

コープ共済の商品には、入院・手術・ケガ通院が保障されている「たすけあい」、生命・手術・ガン・入院が保障されている「あいぷらす」

そんな2つの保険の内容について、ここからは

• 怪我の通院保障におすすめのコース
• 交通事故などの怪我による通院はいくら受け取れるのか
• たすけあいの子ども・女性の保障に特化したコース
• あいぷらすの「新ガン特約」
  
• 通院保障は病気には対象なのか

たすけあい医療コースの、怪我の通院は1日目から保障されています。 

怪我は大怪我だけが対象ではなく、DIYに励んでいて怪我をしたり、人とぶつかったり、段差などで転んだ怪我も対象となるんです。 

受け取れるの金額は、通院1日から1,000円~3,000円(申し込みコースにより異なります)となっています。

ちなみに支払いの件数の多い怪我はコープ共済のホームページによると転倒や転落といった事故による怪我です。

日常に起こりうるシチュエーションなだけに、保障はとてもありがたい内容となっています。

いつ何時、被害者になってしまうか分からない交通事故。

その交通事故などの怪我の場合にも、通院保障の対象となります。

受け取れる金額は、通院1日から1,000円~3,000円と怪我の保障と同じになっています。

ただ、交通事故で重症を負ってしまい通院期間が長くなってしまった場合。

通院期間の最長の保障が90日間となっており、それ以上の通院保障は対象外になってしまいます。

たすけあいには、4つのコースがあります。

• ジュニアコース 
• 大人向けコース 
• 告知緩やかコース 
• V4000円コース 

その中でも女性コースは、入院1日目から貰える日額6,000円に、女性特有の病気の場合2,000円が増額されるのです。 

 以外にも女性特有の病気での入院は50%を超えており、乳がんや、切迫早産、子宮筋腫などが対象となります。 

 ジュニア20コースの場合、医療費以外にかかる看病のための交通・宿泊費や家族の外食代も対象となり、看病のために減ってしまった給料まで保障してくれる内容となっています。 

がん通院はここ数年で増加傾向にあります。 

がんになると、長期での入院をしなければならないイメージもありますが、現在は通院での治療も増えているんです。

がんにかかり、通院治療している人は毎年10,000人以上。 

参照:平成２９年（２０１７）患者調査の概況

やはり、通院といっても治療費は高くなってしまいます。

新ガン特約の場合、2年に1回という縛りがあるものの200万円の共済金を受けとることがができるんです。 

コープ共済の保障の中で、通院は「ガン特約」と「怪我」のみとなっています。

つまり、普通の病気での通院の場合は保障の対象外となってしまうんです。

死亡原因で挙げられる、三大疾病の通院であっても保障はついていません。

三大疾病に関わらず、通院での治療に高額を要するものがありますので、その際の負担はかなり大きくなることが考えられます。

長期通院が必要な病気に関して不安のある方は、コープ共済への加入をする際には、今一度考える必要がありそうです。

自分の万が一のことがあった時、その病気が保障内容になるのか不安になるかと思います。

もしも、以下のような病気になってしまった場合に

• うつ病 
• 糖尿病 
• 虫刺され 
• 中耳炎 
• 喘息 
• 整骨院での治療

ここからは、そんな判別の難しそうなケースから、身近に起こりうる病気まで、保障内容はどのように対応するのかご紹介していきます。 

うつ病と診断されてしまった場合。

治療方法は投薬やカウンセリングとなるのが主流です。

うつ病の症状が重いと診断されると、入院を余儀なくされてしまうことがあります。

コープ共済の保障では、うつ病でも入院をした場合は、入院保障の対象になります。

うつ病の場合、自ら入院を申し込むことができるのですが、病院ごとに基準が設けられているため、判断は医師によって決定します。

ちなみに、精神科への通院は保障の対象外となってしまいます。

糖尿病の治療で入院することになった際、保障の対象になるため共済金が支払われます。 

通院のイメージもありますが、重度の糖尿病の場合は、1週間以上の入院治療が必要になってくるんです。 

ただ、退院したあとの通院には保障はついていません。 

糖尿病は定期的に通院を必要とするため、通院費が不安であれば、糖尿病の保障がしっかりしている保険を探す必要がありそうです。 

虫刺されは、コープ共済の保障の対象になります。 

扱いは怪我としての扱いになるのですが、
ただすべての虫刺されが対象になるかというと、そうではないんです。 

虫刺されも、毒性のあるものに限られてしまいます。 

毛虫やハチなど、ひどい場合は治療が必要なパターンが対象になるんです。 

なので、夏場に蚊に刺されて、保険が効くぞ！ 

と浮かれても全くもって共済金は貰えません。 

中耳炎も、手術が必要になる場合は手術共済金が降ります。 

ただし、中耳炎の手術も鼓膜にチューブを入れる場合だけが条件になってしまうんです。 

中耳炎になった場合の手術ですが、鼓膜を切り中耳に溜まった水を出す手術というものがあります。 

その際に、切った場所が塞がらないようにチューブをつける手術が必要な場合が、保障の対象になるということなのです。 

中耳炎の手術は馴染みが無いこともあり、詳細を知っている方は多くありません。

保障に対象になるのか知っておくのはとても重要になります。  

喘息には、呼吸のコントロールを自分でどこまで出来るのかにより、入院の必要があるのかの判断をします。 

喘息も重症であれば、入院の必要があるため、喘息での入院となればコープ共済の保障対象になります。 

喘息は急に発作も起こるため、定期的な通院が必要なのですが、通院は保障外となっています。 

喘息を持病で持っている方は、抑えておきたい情報です。  

妊娠をきっかけに、出産後に血糖値が上昇してしまう妊娠中の糖尿病。

妊娠をしている間は、血糖値を下げるインスリンの効果が低くなるホルモンが分泌されてしまいます。

そのため妊娠する前は、血糖値に以上は無くても、出産後に血糖値が高くなる症状のことを妊娠糖尿病と呼びます。

重度の症状で、入院が必要になる場合は入院保障の対象になり、共済金が支払われます。

ただし、通院で済む軽症の場合は、対象外になってしまうんです。

女性向けの病気に備えてしっかりとした保障をつける際には、別商品との比較検討が必要です。

整骨院に通う理由により、保障の対象かどうかが変わってきます。 

整骨院へ通うのが、以下のような

• 交通事故での骨折・打撲
• スポーツ中による捻挫
• 転倒による脱臼

など健康保険を適用して整骨院へ通う場合には、コープ共済の保障では怪我の通院という扱いになるため、共済金が支払われます。

整骨院に通う理由が肩コリ、腰痛などには保障対象外です。

ちなみに、怪我でも長期的なリハビリが必要な場合も健康保険の適用外となるため保障の対象外になってしまいます。

コープ共済の請求は必ず、電話で行うことになります。 

電話で問い合わせする際に注意しないといけないのは、電話での聞き取りがあるため共済書を必ず手元に用意することです。 

聞き取りの内容としては

• 契約番号 
• 生協名 
• 電話番号 
• 入院やケガをされた方の名前

となります。 

その後、所定の書類が届き漏れなく記載すれば、共済金のお支払い。 

という流れになります。 

お子さんの通院請求の場合も、基本的には同じ流れになります。 

ただ、お子さんがケガとなると共済金の対象なのか微妙と、迷われた場合は電話で連絡する際に確認するのがおすすめです。 

コープ共済の保険商品「たすけあい」の保障内容にある、怪我での通院が必要になった場合。

怪我の通院の1日目から、保障の対象になります。

ちなみに、申込みをした翌日に怪我を負ってしまった場合も効果を発揮するんです。

支払いに関しては、事故日から完治するまでの期間が180日間であれば、通院日数の90日分までが共済金が支払われます。

少し、ややこしいので詳しくご説明します。

怪我になり、完治するまでに170日ほどで完治したAさん。

完治までにかかったのには、170日かかっていますが通院自体が90日分未満であれば、共済金は日数分だけ全額受け取れます。

毎日病院に通わなければ、通院日数にはカウントされないというのが、ポイントです。

受け取れる金額は、加入プランにより異なりますが日額1,000円~3,000円になります。

どの保険商品でも当たり前ともいえるのですが、不安な点が多い場合はコープ共済への問い合わせがおすすめです。

加入や保険内容の問い合わせは、フリーダイヤルで繋がる電話とコープ共済のLINEアカウントでのチャット問い合わせができます。

電話であれば、繋がりにくい状況があるため、いつでも返事を待てるようなLINEでのチャット問い合わせがおすすめです。

【問い合わせ電話番号】0120-50-9431　※9:00～18:00(日曜日を除く)

【LINE公式アカウント登録方法】https://coopkyosai.coop/sns/

いかがでしたでしょうか。

今回はコープ共済について、以下のようにご紹介いたしました。

• 通院の定義は病院、往診での受診
• 怪我の通院は1日目から対象になる
• 怪我での通院の支払いは最長90日間
• 「たすけあい」の大人向けコース(女性)は女性の特有の病気の場合は2,000円の増額
• 「あいぷらす」新ガン特約は通院保障もついている
• 病気の通院は保障外
• 病気は入院が必要な場合は、保障対象内