医療保険に入る時、入院日数の目安は長期と短期どちらかベスト?

医療保険によっては入院日数の長さが違いますが、加入するときにどれを選べがいいか困ってしまいますね。入院給付金は無制限に受け取れるのか気になります。また、入院した時の入院費用や、入院の平均日数と合わせて医療保険の選び方をご紹介します。

医療保険を加入するとき、入院日数はどれを選べばいい?

保険会社によって、医療保険の入院日数が違うことがあります。

もし入院した場合の入院保障でどのくらいの日数保障してくれる医療保険に入れば一番いいのか、気になりますよね。
そこで医療保険の入院保障と照らし合わせて色々なケースで見た場合の必要日数を見てみましょう。

入院日数が短すぎる場合、医療保険はおりない

各保険会社によって違いますが、医療保険には「免責」があります。

「免責」とは入院をすることがあっても、保険会社が定める日数分は給付の対象にならないという意味です。

具体例で説明すると、免責3日の保険会社の医療保険の場合、一週間の入院をしたとすると、入院3日目までの入院は給付の対象ではないので、残り4日分を給付対象とします。

また、入院を3日間した場合は、免責が3日なので給付金の対象とはなりません。入院日数が短過ぎる場合は、医療保険金が降りない場合がありますので注意が必要です。



ですが、最近の医療保険は免責なしで入院1日目から給付金対象としている保険会社もありますので、これから医療保険を検討している、もしくは現在加入している医療保険の入院給付金はどういう場合に対象となるかわからないという場合は、調べる必要があります。

1入院につき60日、120日など限度日数がある

医療保険の入院給付金は、無制限に受け取れるものではありません。

また、医療保険の商品内容によって受け取れる上限日数が設定されています。また、この上限は「1入院限度日数」「通算限度日数」と2段階になっています。

1入院とは、1回の入院に対して上限日数は30日、60日、120日、180日があります。1回の入院とは1つの病気に対して入院した時の上限なので、別の病気で入院したときはその病気に対しての上限で給付をします。

通算限度日数というのは、保険会社が設定した更新までの通算日数が定められていて、その期間が1000日あったとすると、別の病気やケガで入院してもトータル通算入院日数が1000日以内なら医療保険の給付金は降りる仕組みになっています。

ですが、これは保険会社によっても医療保険の給付金の仕組みが違いますので、自分にあった医療保険を選ぶ際は保険会社の人と相談をしながら自分に合うものを見つけて加入するのが一番良いと思います。

平均入院日数はどのくらい?

最近の入院日数は短くなっている傾向にあります。厚生労働省調べによる平成26年度平均入院日数は、大体32日くらいが平均のようです。

どんな病気であってもケースバイケースなのですが、我が家でくも膜下出血で入院した母が入院した日数は3週間でしたので、「大きい病気したのにもう退院なの?」って思ったのを覚えています。

これも病院にもよりますし、病気の内容や症状によっては長期化する場合も当然ありますので、近年は入院日数が短くなったとは言いますが、全てが当てはまるわけではありません。

病気ごとの平均入院日数

今後自分がどんな病気になるかわかりませんし、どんな病気の場合長くて、短いのかきになりますよね。そこで長い順に平均日数を調べることにしました。

神経及び行動の障害

  • 総合失調症等:平均約561日
  • 血管性及び詳細不明の認知症:平均約359日

神経系の疾患

  • アルツハイマー病:平均約236日

循環器系の疾患

  • 脳血管疾患:平均約93日
  • 結核:平均約65日
  • 高血圧性疾患:平均約41日

傷病別で見た場合、傷病によってはかなり長い傷病もあります。

「神経及び行動の障害」「神経系の疾患」「循環器系の疾患」の場合、1年以上になる場合もあるようです。

高齢ほど入院が長期化することが多い

人は年齢とともに体も衰えてきます。その為高齢になるほど「神経及び行動の障害」「神経系の疾患」「循環器系の疾患」に掛かりやすくなる為、入院日数も長くなることが多いようです。

ですので、これから加入を検討されている人は、自分の現在の年齢を加味した上で医療保険の入院日数を選んで保険に加入するのがいいかもしれません。また、現在既に医療保険に加入されている人は年齢に応じて見直しをするのがいいでしょう。

少子高齢化により入院日数が短縮傾向にあるとは?

長期になる傷病のほとんどは、年齢が高くなるにつれて起こりうる傷病です。現在少子高齢と言われているように、年齢が高くなって入院日数が長くなることで、病院の病室が足りなくなるのが現状です。その為、改善策として在宅での治療や通院が可能となった場合、通院で予後観察を勧められています。

また、高齢化に伴う患者ニーズや医療技術の高度化に対応する為や、介護制度の強化によって、職場や地域生活などの早期復帰支援などもあり病院の入院日数が減ったようです。



例えば、我が家の母の病気の場合、

集中治療室に2週間、大部屋に入って1週間くらいで退院しましたが、調べてみると、数年前までは経過状況にもよりますが、平均3ヶ月~5ヶ月のようでした。そう考えると2ヶ月以上の短縮となります。

大部屋に移動してからの母の状態としては水頭症による認知症状態にありました。その状態で在宅治療可能と判断され退院許可が下りました。一昔前なら完治か通常の生活に支障のない状態になってから退院だったように感じましたが、母の状態で退院を勧められた時は不安で仕方なかったのを覚えています。そのくらい入院日数が短縮傾向にあるということです。


しかし、母の場合その後1年ほどで認知症状態も改善し今は元気に普段通りの生活をしているのも事実ですので、単純に入院日数が短縮されたことは悲観的ではなく、客観的に見ても各市町村の介護サポートも以前に比べて随分良くなっていますから、それらを踏まえると入院日数が短くなるのもうなずけます。

どのくらい入院費用がかかる?

家族の一人が入院した場合、実際どのくらい収入が減るのか心配ですよね。今回は私の家族を例として見てみたいと思います。

まず、増えたものをあげてみましょう。


  • お見舞い時のガソリン代
  • 入院中の着替え代
  • 洗面用具代
  • タオル代
  • オムツ代
  • 飲み物代などの雑費

今の病院は完全看護なので、必要でなければ基本的に病院に泊まるのはNGです。ですのでその分は費用としてはかからなくなりましたが、普段以上に費用が増えてしまいます。たった3週間とは言え5万円以上の入院時の費用はかかりました。

また、入院費用は基本的に1ヶ月単位で病院から請求が来ます。

我が家の場合月をまたいでいたせいで、入院中に請求書が来ましたよ。入院中に請求された費用は健康保険適用で12万円

健康保険適用前の費用はざっと100万超えていました。

母の場合医療保険に入っていたこともあり、この時の入院給付金は、

見舞金(入院1日5000円×8日分)+(入院1日5000円×21日分)+手術給付金(入院1日5000円×40倍)=385,000円でした。

この他、1ヶ月分の高額医療制度も受けることができたので、入院費用については、ほぼ出費がない状態になりました。

そう考えると、個人的には医療保険に入っておけば、いざっていう時の入院費用がまかなえるので加入しておく必要があると感じました。

医療保険の入院日数は60日型がおすすめ

我が家を例としてお話しましたが、以前に比べて入院日数が平均的に減っていることを考えると、入院日数は60日型が一番良いと感じます。また、必要だと思うなら長期でも問題ありませんが、毎月の保険料も入院日数の期間を長くすれば高くなります。

また年齢的なものを考えた場合の傷病を含めても平均して60日以内の傷病が多いため、基本設定は60日型が良いでしょう。

ただし、加入時から数年も経っていて年齢も高くなった場合は見直しも必要です。

まとめ

以前に比べると1つの傷病での入院日数は格段に減りました。我が家で見た通り以前に比べたら2ヶ月以上も短縮されています。この事から、入院日数は60日型が一般的のようです。

しかし、年齢に応じて大きな傷病にかかる確率も高くなるので、見直しをしていくようにしていきましょう。

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