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医療保険に入る時、入院日数の目安は長期と短期どちらかベスト?

医療保険によっては入院日数の長さが違いますが、加入するときにどれを選べがいいか困ってしまいますね。入院給付金は無制限に受け取れるのか気になります。また、入院した時の入院費用や、入院の平均日数と合わせて医療保険の選び方をご紹介します。

医療保険に加入するとき、入院日数はどれを選べばいい?

保険会社によって、医療保険の入院日数が違うことがあります。


もし、入院した場合の入院保障でどのくらいの日数保障してくれる医療保険に入れば一番いいのか、気になりますよね。


そこで医療保険の入院保障と照らし合わせ、色々なケースで見た場合の必要日数を見てみましょう。


医療保険は1入院につき60日、120日など限度日数がある

医療保険の入院給付金は、無制限に受け取れるものではありません。


また、医療保険の商品内容によって受け取れる上限日数が設定されています。


また、この上限は「1入院限度日数」「通算限度日数」と2段階になっています。

1入院とは、1回の入院に対して上限日数は30日、60日、120日、180日があります。


もちろん、30日よりも180日の方が長い保障期間であることから、保険料は高くなっていきます


1回の入院とは1つの病気に対して入院した時の上限なので、別の病気で入院したときはその病気に対しての上限で給付をします。


例えば、脳梗塞で90日入院し退院したあと、すぐ骨折してしまいまた入院になってしまった場合でも、骨折と脳梗塞と言う2つの異なった理由で入院しているので、入院日数は1入院限度日数に含まれず、脳梗塞は脳梗塞、骨折は骨折でカウントされます。



しかし、通算限度日数の方では2つの入院は合算されていきます。

ここが1入院限度日数と通算限度日数の違いです。


通算限度日数というのは、保険会社が設定した更新までの通算日数が定められていて、その期間が1000日あったとすると、別の病気やケガで入院してもトータル通算入院日数が1000日以内なら医療保険の給付金は降りる仕組みになっています。


現代では医療技術が進歩しており、昔のように長期入院する病気が減ってきました。

一番長い病気ですと脳関係や白血病が挙げられますが、それ以外の病気の場合はかなり短期化されており、入院よりも通院での治療が主となってきています。


そのため、1入院限度日数を180日に設定して高い保険料を払っていくよりも、内容を手厚くして60日にすることを推奨されています。


ですが、これは保険会社によっても医療保険の給付金の仕組みが違いますので、自分にあった医療保険を選ぶ際は、保険会社の人と相談をしながら自分に合うものを見つけて加入するのが一番良いと思います。


入院日数が短すぎると医療保険はおりない:免責

各保険会社によって違いますが、医療保険には「免責」があります。


「免責」とは入院をすることがあっても、保険会社が定める日数分は給付の対象にならないという意味です。


具体例で説明すると、免責3日の保険会社の医療保険の場合、一週間の入院をしたとすると、入院3日目までの入院は給付の対象ではないので、残り4日分を給付対象とします。


また、入院を3日間した場合は、免責が3日なので給付金の対象とはなりません。


入院日数が短過ぎる場合は、医療保険金が降りない場合がありますので注意が必要です。



ですが、最近の医療保険は免責なしで入院1日目から給付金対象としている保険会社もありますので、これから医療保険を検討している、もしくは現在加入している医療保険の入院給付金はどういう場合に対象となるかわからないという場合は、調べる必要があります。


入院ってどれくらいかかるの?

そもそも入院てどれくらい日数がかかるの?と疑問が浮かびますよね。


しかし、どんな病気であってもケースバイケースです。


病気の内容や症状によっては長期化する場合も当然ありますので、近年は入院日数が短くなったとは言いますが、全てが当てはまるわけではありません。


先ほども例に挙げたように、脳関係と白血病は長期入院の可能性が高い一方で、乳がんや胃がんなど日本人が罹患する確率が高いと言われているがんでも、入院治療をした後は、退院して通院治療へと切り替わっていきます。


乳がんの平均入院日数は12日~14日とかなり短くなってきています。


このようにほとんどの病気において、入院日数は年々短くなってきているため、昔のように病院でずっと入院し続けることはほとんどなくなってきています。


実際の平均入院日数のデータ



一般病棟における退院患者の平均入院日数

一般病棟における退院患者の平均入院日数

出典:厚生労働省「患者調査」(平成26年)


病気別平均入院日数のデータ


病気別平均入院日数

病気別平均入院日数

出典:厚生労働省「患者調査」(平成26年)


まず、知っておきたいのはあくまで「平均入院日数」は入院していた期間であるだけで「完治」ではないこと。


先ほども少し触れたように、がんの場合、退院後の多くは通院治療へと切り替わります。

現代、抗がん剤治療は通院治療へと移行してきています。


同じように骨折や脳血管疾患の場合でも、リハビリで通院治療に切り替わるケースも存在します。


そして、上記のグラフを見て頂けるとわかりますが、精神疾患は含まれていません


精神疾患も通院治療がメインとされていますが、入院となると治療期間はかなりの年月となる性質の病気であることから、平均入院日数には含まれていません。


例えば


  • 認知症の平均入院日数は376日
  • 統合失調症は平均入院日数は546日

と、かなり長いですよね。

しかし、ここをピンポイントで医療保険によって賄おうと考えるのは現実的ではありません。


医療保険の入院日数は60日型がおすすめ

これから医療保険を考える方や、見直しを考えている方は60日型の医療保険をおすすめします!

たくさんの保険会社から様々な医療保険が販売されていますが、180日型を取り扱っている医療保険はほとんど見なくなりました。


これは、保険料の高さと同時に需要が減ってきたからです。


では医療保険の60日型がおすすめの理由をご紹介していきます!

保険料とのバランス

保険は色々な部分をカバーしようとすればするほど、保険料が上がるようになっています。

同じように入院日数も長くカバーしようとすればするほど保険料は高くなっていきます。


しかし、全てを保険でカバーしようと考えると保険料は上がっていき、加入した保険を維持していくほうが難しくなってしまうため、その時々の医療技術に合わせて保険を検討すると、保険の内容が薄くなったり、入りすぎたりすることを防ぐことができます。


例えば、ある保険会社の医療保険を例に挙げて保険料の比較をしていきます。


入院給付保障日数60日120日
保険料は終身払い1.730円1.877円
【※35歳・男性】

これだけ見ると147円しか差が無いため、そんなに大きな金額には感じにくいですよね。


しかし、147円×12か月で1.764円。

10年かければ10.764円

30年で52.920円もの差が生まれます。


さらに長い期間の入院日数をカバーする医療保険の場合、保険料はどれほどになるでしょうか。

今の医療保険では180日型や365日型の医療保険はほとんど販売されていません。


しかし「入院1日目から60日までは保障しないけど60日目から1.095日までは保障します」といった長期入院のみをターゲットとした医療保険が販売されています。


そのため、入院1日目~60日までは他の医療保険でカバーをし、長期入院の時だけ給付される保険です。


ある保険会社の長期入院専用タイプの保険料を調べてみました。


【※入院日額1万円・終身払い】

性別男性
女性
25歳1.350円1.360円
35歳1.890円1.910円
45歳2.740円2.810円
55歳4.120円4.360円

年齢が若い時は保険料が安いため、大きな支出には感じられないものの、他の医療保険と合わせて加入することを考えると医療保険としては割高となってきます。


基本的に60日以内に収まる入院日数

このように長期間の入院にもバッチリ備えようとすると、大きな保険料による支出を避けることはできません。

厚生労働省の平均入院日数のデータにもありましたが、長期化する病気はよりも、短期入院の方が圧倒的に多いことから60日型でも問題ないと言えます。


もし、入院が長引いてしまっても日本には「高額療養費制度」があるため、治療費等が高額になってしまったときの対策もしっかりと備えられています。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

医療が進歩している現代では、説明されることも無く当たり前のように60日型を提供される時代になりました。


しかしそれは医療技術の進歩に応じて医療保険も変わっていくからです。


入院の短期化が進む一方で、どうしても長期入院も不安…と考える方は保険料は少し高くなりますが、選択肢に入れることも良いと思います。


保険は加入してから継続していけなければ意味がありません。

保険料の支払いがきつく契約の継続が困難になってしまっては意味がありませんので、支払っていける保険料の中から、自分の年齢に応じた医療保険に見直しながら継続していくことをおすすめします。


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