新入社員・新卒に医療保険はいらない⁉本当に必要な保険を見極める方法とは

新入社員にとって、保険選びは難しいですよね。しかし、とりあえず保険に加入しておこうという考えるのは危険です。本当に必要かどうかで保険加入を検討するようにしましょう。ここでは新入社員に医療保険は必要か、医療保険以外に加入するべき保険はあるかについて解説します。

新入社員・新卒にとって医療保険は本当に必要?


学生の頃には気にしたこともなかった医療保険。


新入社員になると会社に出入りする保険の外交員さんから勧誘されたり、周りの年上の社員の人たちが保険の話をするのを耳にしたりして「わたしにも医療保険って必要なのかな・・・」と悩んでいる人も多いのでは。


新入社員になったら自分のことは自分でちゃんとしないと!保険だって必要!と思っている新入社員の方もいらっしゃると思います。


新入社員のうちに医療保険のことを考えるのはとても素晴らしいことです。


でもちょっと待って!新入社員に医療保険は本当に必要なのでしょうか。


そこで、この記事では新入社員や新卒にとって医療保険は必要なのか?医療保険以外に加入したほうが良い保険はあるのか?という事について

  • 医療保険の加入率と必要性 
  • 新入社員が保険を選ぶ際のポイント
  • 新入社員におすすめな保険
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、新入社員の方に医療保険に関しての基本的知識を得ることに役立つかと思います。

20代の生命保険・医療保険の加入率をみてみよう

20代の生命保険・医療保険の加入率は男性が52.4%、女性が56.8%となり、半数の人が何かしらの保険に加入しています。

え?半数の人が保険に入っているの!?やっぱり私にも必要ですか?

いえ、保険は年齢よりも「必要かどうか」で加入を決めることが大切です。

これは20代で結婚や出産を機に保険に加入した人も含まれている数字です。


結婚や出産は保険に加入するにはいいタイミングと言えます。


自分が病気になってしまったら困ってしまう家族を持った結婚や出産を機に、保険が必要と考え加入する人が多いのです。

新入社員に医療保険は基本的には必要ない

若い新入社員のうちに医療保険に加入すると、保険料は割安になります。


しかし、若い20歳前後の新入社員は重篤な病気にかかるリスクはとても低いと言えます。


風邪やインフルエンザなどにかかることはあるでしょうが、長期通院したり入院したりなどの治療費がかさむような病気になることはほとんどないでしょう。


安いとは言え、リスクのないことに対して保険料を払うことは無駄でもあります。


若い新入社員に、医療保険は必要とはいえません。


ただ、スポーツをしていて怪我が心配だったり、小さいころから体が弱くてなんだか不安、という人は安心して毎日を過ごすためにも医療保険を検討してもいいと思います。

貯蓄と公的保険でまかなえる場合、医療保険は不要

新入社員の若いうちにかかる病気は数回通院して完治したりするような軽いものでしょう。


市販の薬で間に合ってしまうことも多いかと思います。


この程度の医療費であれば、医療保険に頼らなくてもお給料で十分まかなえます。


新入社員でも会社で社会保険に加入していれば健康保険が使えますし、万が一医療費が膨大になってしまったとしても高額療養費制度があるので、医療保険が本当に必要とは言えません。


【高額療養費制度とは】

医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。

出典: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html



また、貯蓄があれば入院手術にも対応できるかも知れません。


新入社員のうちは、医療保険に加入する代わりに毎月少しづつ貯蓄をしておいて、もしもの医療費に備えてもいいですね。

新入社員に団体保険はおすすめ?

団体保険は社員に与えられた特権ですのでメリットも多く上手く活用するべき保険です。


団体保険のメリットは

  • 個人で契約し加入する保険に比べ団体保険の方が割安で加入できる
  • 従業員の家族も加入できる
  • 保険料は給料手金引きの場合が多いので保険料の払い忘れの心配がない
  • 生命保険控除証明書が会社にまとめて届くため、年末調整も会社がしてくれて楽
しかしデメリットもあり
  • 1年、または5年ごとに保険料が上がる
  • 会社の福利厚生のひとつなので会社を辞めれば保険が継続できない
団体保険は何かしらの理由から転職をした場合、保険の継続ができないため新たに保険を探さなければならず、保険を探し直す手間、持病があれば保険加入ができない可能性があります。

そのため
、ベースとなる保険は個人契約の保険に加入し団体保険は上乗せ保障として活用するのが安心です。 

新入社員で保険を選ぶ際のポイントを紹介

新入社員が保険を選ぶポイントは

  1. どのようなリスクに備える必要があるのか
  2. 今、自分はどのような保障を受ける事ができるのか
  3. 無理なく継続できる保険料か
1まず死亡した場合、長期入院した場合、老後資金などどのようなリスクに備える必要があるのかを考えましょう。

新入社員で死亡した場合、経済的な観点から見ると扶養家族がいなければ遺族の生活の心配はなく必要なのは自身の葬儀費用くらいです。

そのため必要な保障は葬儀代の200~300万円くらいの生命保険です。 

そして長期入院する場合、治療費、退院後も通院費などを備えなければならず、 これに備えるのが医療保険就業不能保険です。

2死亡、入院がのリスクに備える保険とは別に勤め先の社会保障や福利厚生でどこまで保障されるのかによって自分に必要な保障を考えたり、両親が保険をかけてくれている場合は新たに保険に入る必要がない場合もあります。

3保険料は長い期間支払わなければなりません。

「保険料が高い」と途中解約をした場合、貯蓄型保険の中には途中解約をすると元本割れする保険もあります。

本当にこの保険料を払い続ける事ができるのか?しっかり考えましょう。
  

新入社員で必要・おすすめな保険を紹介

保険といっても様々な種類の商品があり、いざ保険に加入しよう!と思っても自分にはどのような保険が必要なのか分からないですよね。


ここからは新入社員に必要なおすすめの保険をご紹介していきます。

長期的に働けなくなった場合のための就業不能保険

就業不能保険とは、病気や怪我で長期入院が必要になったり働けない状態になった時、その間の収入をカバーするための保険です。


保証内容は、2ヶ月以上病気や怪我で働けなくなった時に毎月給料と同じように保険金を受け取る事ができます。


医療保険と似ていますが、医療保険は病気、怪我、手術に備える保険で、この間に収入が減ってしまう事に対しての保障はありません。


病気、怪我のリスクは誰にでも降りかかる可能性のあるリスクですので長期的なリスクに備える必要があります。

がん、3大疾病に備えたいなら医療保険が必要

新入社員でも、がん・心疾患・脳血管疾患の3大疾病に備えたいのであれば医療保険の検討が必要です。


リスクは低いとは言え、もしも3大疾病に罹患した場合の治療費は新入社員にとってはとても大きな負担になり、医療保険の手助けは必要となってきます。


家系的に心配で医療保険が必要だと思うのであれば、保険料の安い新入社員のうちに検討するのもいいかも知れません。

新入社員で保険の必要性がわからない場合、保険のプロに無料相談してみよう

とは言ってもそれでも「自分は今のところ健康だし、これまで大きな病気もしたことがない」「スポーツなど怪我のリスクがある趣味もない」など「本当に自分に保険って必要?」と疑問に感じる方も少なくないと思います。


得に年齢が若いほど「保険って必要なのは分かるけど…」と保険加入を悩んでしまいますよね。 


加入を悩んでいる方、保険の必要性がイマイチよく分からないという方は、保険のプロに相談してみましょう。

参考|新入社員のために!保険の押し売りを断る方法とは

新入社員の場合、保険営業の方に「話だけでも!」と勧誘されることが多く勧誘を一度断っても相手も営業のプロですので再び勧誘されることはよくあり「断り方が分からない」という人も多いようです。


そんな時の上手な保険の断り方は「親戚に生命保険の営業員がいる」です。


新入社員なので、「友達が保険会社に就職したので友人の保険会社に入ってあげたい」などもグーの音も出ないでしょう。


まとめ|新卒・新入社員に医療保険は基本的には不要

新入社員の保険の必要性と必要な保険の見極め方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 年齢の若い新入社員は基本的に医療保険は必要ない
  • 団体保険は割安でメリットも多いので加入すべき
  • 保険に加入する際はどのようなリスクに備えるのか、保険料を払えるかをポイントに考える
  • 新入社員は就業不能保険と3大疾病に備えた保険に加入するのがおすすめ

でした。 


病気になるリスクが低い若い新入社員のうちは、医療保険は本当に必要とはいえません。


まだ新入社員でお給料もそんなに多くないときに、医療保険は負担になってきます。

それでも必要だと思う場合は、保険のプロに相談してみましょう。


若いうちから医療保険に入ると割安というメリットはあります。


周りの先輩たちに、どんな保険にいつから入ったのか、また入ってよかったか聞いてみるのもいいかも知れませんね。

医療保険の必要性が知りたい方はこちらの記事もご覧ください
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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