医療保険を選ぶ時どうするの?ご自分にあった賢い選び方を徹底解説!

医療保険の選び方は人により様々で、基本的な保障だけでよいから毎月の保険料を安くしたい人もいれば、高い保険料でもよいから手厚い保障を受けたい人もいます。医療保険には種類があるので、それぞれの特徴を比較しながら説明します。ご自分にあった賢い選び方を見つけましょう。

医療保険の選び方について解説!

公的医療保険制度に加入していても、公的な保険だけで将来のケガや病気に対応できるのでしょうか?

確かに、公的な保険だけでは保障の範囲外になってしまう医療行為やサービスが存在します。

また、公的医療保険で保障される手術や入院であっても、仕事を休職することになれば、収入の減少は避けられません。その際に、金銭的なサポートを受けることができる頼もしい備えが、民間の医療保険です! 


病気やケガで入院・診療を受けた場合に保険会社から支払われる給付金は、医療費はもちろんのこと、収入が減少した際に生活費を賄うお金にもなります。 


しかし、医療保険には様々なタイプがあり、どんな選び方で加入を決定したらよいか迷われるかと思います。 


そこで、まずは医療保険の2つのタイプ「掛け捨て型」と「積み立て型」のどちらを選ぶかを決めた方が良いでしょう。


今回は、掛け捨て型と積み立て型それぞれのメリット・デメリットを取り上げた後、どちらの保険を選ぶべきかを解説します。




医療保険には大きく分けて掛け捨て型と積み立て型の二つがある

医療保険には大きく分けて「掛け捨て型」と「積み立て型」の2種類があります。まずはこの2種類の医療保険の特徴を把握し、ご自分にふさわしい保険の選び方の参考にしてください。


掛け捨て型とは、医療保険を解約した場合にお金が戻ってこない商品のことです。一方、積み立て型とは、医療保険を解約した場合にお金が戻ってくる商品のことです。


この2つのタイプの医療保険には、他にもいろいろと特徴があります。以下では、掛け捨て型と積み立て型のそれぞれの特徴を説明します。

医療保険の選び方:掛け捨て型の特徴

掛け捨て型とは、前述した通り医療保険を解約した場合にお金が戻ってこない商品のことです。まさしく保険料は「掛け捨て」になってしますが、その分、保険料は安く保険の見直しが容易です。

掛け捨て型の医療保険は保険料が割安

掛け捨て型の医療保険は保険料が安いことがメリットの一つです。掛け捨て型の保険商品は、保障プランや加入年齢にもよりますが1,000円~4,000円程度が毎月の支払保険料となっています。


保険料の安い理由は、契約者に対し保険料の払い戻しがない分、保険料に上乗せされる金額がないからです。割安な保険料で、医療保険へ加入する選び方を検討している方々に向いています。

掛け捨て型の医療保険は見直しがしやすい

掛け捨て型の医療保険は、契約期間中に、よりご自分にふさわしい条件や希望にあう医療保険商品を見つけた場合、戻ってくるお金がないため他の保険へ乗り換えやすいこともメリットの一つです。


また、保障内容が同じで保険料がより安い保険商品が出てきた場合、保障の内容が現在の医学の治療方法に合わなくなってきた場合に、保険の見直しが容易なことは魅力です。


企業努力で保障に厚く保険料が安い商品や、医療技術の進歩に合わせてそれに対応する医療保険も次々登場していますので、経済的に有利な状況や医学の現状に合わせた医療保険の選び方をする場合に、非常に便利な特徴といえます。


医療保険の商品数が多く、保障のバリエーションが豊富

医療保険の商品数が豊富で多彩な保障のバリエーションから選べるのは掛け捨て型です。加入希望者に現在人気の高い医療保険は、そのほとんどが掛け捨て型の保険商品です。


掛け捨て型の医療保険は、戻ってくるお金が無いため、その分、保障内容を充実させたり、加入希望者の選択肢を幅広くしたりする工夫を各保険会社が競っています。

怪我や病気をしなかった場合、保険料を”無駄”に感じてしまう

掛け捨て型の場合は、解約しても、加入契約者(被保険者)が亡くなったとしても、既に支払った保険料は一円も戻ってきません。


特に保険期間が定められている定期タイプの場合は、病気やケガをしないまま保険期間が終わった場合、保険料が無駄だったと損に感じることがデメリットといえます。

ただし、掛け捨て型は公的医療保険を補完する備えとして、十分役に立つ保険です。そのため、どうしても保険料がもったいない人は、毎月の支払保険料が1,000円程度の医療保険に加入して、当面の備えとしておくことも賢い選び方と言えます。


医療保険の選び方:積み立て型の特徴

積み立て型とは、医療保険を解約した場合にお金が戻ってくる商品のことです。「貯蓄型」とも呼ばれています。加入した保障プランや保険料の支払い期間によっては、医療保険を解約した場合に高額な返戻金が期待できます。

また、 保障プランによっては一定の時期に満期金・一時金の支給があるため、貯金がなかなか思うようにできない方に有利な保険と言えます。貯蓄目的に医療保険を活用したい人は、このタイプの保険に加入を検討してみるのも賢い選び方といえます。

積み立て型の場合、変額や外資建てでない限り保険金の目安がわかるため貯蓄しやすい

変額保険とは、保険会社の運用実績によって保険金の受取額が変わる商品のことです。外貨建て保険とは、保険金を外貨で運用し、為替変動に大きく影響されてしまう保険です。

積み立て型の医療保険で、変額や外貨建てを除いた保険(定額保険)であるなら、将来に解約して支払われる保険金(解約返戻金)があらかじめ決まっているので、安心して貯蓄ができます。

怪我や病気をせずとも、解約すると保険金を受け取ることができる

解約して受け取る保険金を「解約返戻金」と呼びます。積み立て型の医療保険の場合は、病気やケガになったときの給付金とは別に、この解約返戻金を受け取れます。


また、一定の期間に病気やケガがない場合は、前述した通り満期金等を受け取ることもできます。この解約返戻金や満期金の使途はもちろん自由です。子供の教育資金や住宅ローン等に充てることが可能です。


積み立て型の医療保険は、病気やケガの保障の備えと積み立てを合わせて行い、貯蓄が苦手な方にとって最適な貯蓄方法として活用できる点がメリットといえます。


月々負担する保険料が高額

積み立て型は将来の払い戻しのために貯蓄も兼ねているので、保険料はその分高額になります。毎月の支払保険料は、保障プランや加入年齢にもよりますが5,000円~15,000円程度となっています。


そのため、後々ご自分の家計に重い負担とならないよう、無理のない保険料で加入を検討することをおすすめします。

解約が一定期間に満たない場合は”損”になることも

解約返戻金の受け取りは、解約の時期によって損をするか得をするかが分かれます。解約の場合は返戻率を確認して損をしないように注意しましょう。


この返戻率とは、これまで保険会社に払った保険料と解約して受け取るお金の割合を言います。つまり、保険会社に払った保険料を100%とするなら、ご自分の受け取るお金が100%を超えていた場合は得をしたことになります。


一方、保険会社に払った保険料が100%であり、受け取るお金が100%未満であるなら元本割れ、すなわち損をしたということになります。


損をしない解約する時期の選び方としては、保険期間が継続して何年目に返戻率のピークになるのか、それをしっかり確認してから解約しましょう。


解約返戻率については、保険契約時に生命保険会社から受け取った「保険のしおり」等でその一覧が明記されています。この書類等を確認しながら解約するベストのタイミングを決定します。

医療保険の選び方は自身に適したタイプを

医療保険の選び方としては、
  • 保険料をできるだけ抑えて、柔軟に保険を見直したい→掛け捨て型
  • 保険料が多少高額でも、解約返戻金や満期金について考えたい→積み立て型

が、賢い選び方といえます。

保険料をできるだけ抑えて、柔軟に見直したい人は”掛け捨て型”

掛け捨て型には、更に「定期タイプ」と「終身タイプ」という2つのタイプに分かれます。定期保険タイプとは、一定の期間内での保障が可能な保険のことです。期間に限りがあるため支払保険料は格安な商品が多いです。


一方、終身保険タイプとは、生涯にわたり、いつ入院しても保障を受けられる保険のことです。一生涯の保障が約束されるため定期タイプより保険料が高くなってしまいます。


ご自分が貯蓄ではなく医療保障をメインに考えているならば、ライフステージに合わせてこの2つのタイプを使い分ける選び方をおすすめします。


例えば、ご自分が20代・30代の時は、まだ独身で若く健康的ですが、就職してまだ日が浅く給料も決して高いとは言えません。


そのため、この時点ではシンプルな保障内容の定期タイプに加入し、割安な保険料で出費を抑え、当面の備えとしておきましょう。


その後、40代になり昇進して家計にも余裕が出てきたり、結婚して子ができたりした場合等、ご自分が家族の大黒柱となったことを機に、より手厚い保障が約束された終身タイプの保険へ加入します。


この終身タイプに加入することで、病気やケガのリスクが高まる50代以降になっても安心です。上記のように医療保険の柔軟な選び方をしたい人には、掛け捨て型が向いているといえます。


保険料が多少高額でも余裕をもって保険金も考えたい人は”積み立て型”

ご自分が保険料は多少高額でも、医療保障に貯蓄性のような“プラスα”を望むならば、積み立て型に加入することが賢い選び方といえます。

積み立て型には、ほとんど保障プランに死亡保障(保険)金が設定されています。概ね、死亡保障金として約100万円~150万円を受け取れる保険が多いです。


支払保険料は高くても、医療保障のみならず遺族にご自分の葬儀代として、まとまったお金をのこしたい場合に向いている保険といえます。

医療保険は万が一に備え、安心を買うこと。迷ったらプロへ”無料相談”

ご自分であれこれ考えても保険の選び方で迷ったり、疑問が出てきたりした場合には、誰かに相談したくなります。


しかし、身近に保険の選び方を相談できる相手が見つからないことも多いでしょう。そんな時は、保険のプロにアドバイスを受けながらベストな保険の選び方を探ることも良い方法です。

複雑で考え方にもよる保険選びは保険のプロへ無料相談するのもおすすめ

保険の相談サービスの中には、気軽にファイナンシャル・プランナー(FP)に無料相談できるサービスもあります。

ファイナンシャル・プランナーとは、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に将来の人生設計のアドバイスを行う専門家です。


保険の知識にも当然明るいため、多角的な視点からご自分の希望する保険選びのアドバイスをしてくれます。


このようなプロへの無料相談はインターネットで盛んに宣伝されています。これらを活用するのも保険選びの賢い方法の一つです。

まとめ

民間の医療保険は、病気やケガによる入院・治療を保障する頼もしい保険です。その他、ご自分の目的に合った保険の選び方が可能です。


ただし、ご自分が納得する医療保険に加入するためには、タイプ毎に必ず存在するメリット・デメリットを把握し、保険の選び方の参考にすることが大切です。

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