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生命保険の医療保険の特約のなかで、不要なものを紹介します!

現在生命保険会社には様々な医療保険が販売されており、実に様々な特約を各社販売しています。しかしこの医療保険の特約、なんでもかんでも付加しておけば良いというものでもありません。不要なものも中にはあります。今回は、医療保険の特約で不要なものを紹介したいと思います。

医療保険の特約のなかで不要なものを紹介します

医療保険の特約って、「ほとんど役に立つものがない」という意見があるとご存じでしたか。

とにかく特約をつけておけば安心だと思っていろいろ追加しているあなた、もしかしたらそもそも保険で備えるべきリスクではないものに保険をかけていたり、保険料に対して保険金の額が少ない「コスパが悪い特約」に入っているかもしれません。

無駄な特約にお金を払わないために、使える特約と使えない特約に、以下のポイントで仕分けしていきましょう。


<医療保険に不要な特約>

  1. 通院保障特約
  2. 三大疾病特約
  3. 長期入院保障特約
  4. 健康祝金特約
  5. がん特約

医療保険の不要な特約1:通院保障特約

まず、医療保険の不要な特約として、「通院保障特約」があげられます。


「通院保障特約」とは、病気やケガで通院した時に通院給付金が出る特約です。治療処置を行わない場合は対象外になるなど会社によって条件は違いますが、多くの保険会社では特約で通院保障を追加できるようになっています。 


「最近は入院を早めに切り上げて通院での治療を行う病院が多いので、通院特約をつけておいたほうがいいですよ」が売り文句ですよね。

理由:入院して退院後の通院しか保障しないから

さて、保険会社の売り文句である、「最近は入院を早めに切り上げて通院での治療を行う病院が多いので、通院特約をつけておいたほうがいいですよ」は、一見そうかもしれないと思うと思いますし、実際にも入院から通院にシフトしているのが現状です。


しかし、、、この「通院保障特約」は注意しなければならないことがあります。


それは、医療保険の「通院保障特約」は、「入院後」の通院しか給付金がおりないのです。つまり、医療保険の「通院保障特約」から給付金をもらうためには、入院ありきということですね。


なので、たとえば、「一日だけ風邪で病院に行った」も通院には変わりありませんが、入院をしていないので、加入している医療保険からは、給付金はおりません。


さらに、最近は入院をさせずに、在宅療養が増えていることもあり、そういった現状からでも、この特約は「役に立たない」ものになる可能性があります。


しかも通院給付金を請求するためには、病院で診断書や通院証明書を発行してもらわないといけません。診断書発行には2,000~5,000円程度の手数料がかかります。

医療保険の不要な特約2:三大疾病特約

二つ目に、医療保険の不要な特約として、「三大疾病特約」があげられます。


三大疾病とは日本人の死因ベスト3である「がん・脳卒中(脳梗塞など)・急性心疾患(急性心筋梗塞など)」を指し、これらの病気になったときに使えるのが三大(特定)疾病関連の特約です。


理由:三大疾病になった後、支払いの条件が厳しいから

三大疾病特約が不要だといわれる理由に、「支払の条件が厳しい」ことがあげられます。

「がんになった」とか「心筋梗塞で倒れた」とかで、すぐに保険金がおりるものではないのです。


例えば、一番入院日数が長く、医療費も高額になる脳卒中については、このような条件を満たさないと保険金がおりません。1ヵ月入院して回復した場合は、給付金がもらえないのです。


  •  脳卒中の対象はくも膜下出血、脳内出血、脳梗塞のみ 
  • 脳卒中と診断された日から60日以上言語障害、運動失調、麻痺などが続いたとき 

 特約を契約しているのに給付金がもらえないとか、給付金が降りるまで時間がかかりすぎるというケースがあるのです。

医療保険の不要な特約3:長期入院保障特約

三つ目に、医療保険の不要な特約として、「長期入院保障特約」があげられます。


そもそも医療保険の入院給付金には1入院の支払限度日数というものが設けられており、その日数を超える分の給付金は支給されません。


支払限度日数は、60日、90日、120日、180日などがあり、保険商品によって選べるようになっていたり、固定されていたりします。


商品の中には、基本は60日固定で、特約として長期入院に対する保障をつけることができるものがあります。


長期入院特約と聞くと、180日以上の長い日数を想像する方も多いのかもしれませんが、実際にはそれで長期なの?と感じる日数になっていることも珍しくありません。


「長期入院特約」を付加することで、たとえば、始めの60日間は、標準の入院保障で、61日目以降は長期入院特約を付けている場合に、最長で120日目まで保障されるというものになります。


ただし、61日目以降は、特約分の給付金が標準の入院給付金に、上乗せされるわけではありませんのでご注意ください。

理由:医療技術の進歩により入院が短期化しているから

「長期入院保障特約」が不要だといわれる所以には、医療技術の進歩により入院が短期化していることがあります。

さらに、さきほど通院特約のところでもお話しをしましたが、最近は入院よりも在宅療養が増えており、病院は長く入院させません。

医療保険の不要な特約4:健康祝金特約

四つ目に、医療保険の不要な特約として、「健康祝金特約」があげられます。


「健康祝金特約」とは、健康祝金特約は、一定期間入院せずにいると、祝金やボーナスという名目でお金がもらえる特約です。

理由:余分に支払った保険料が返ってきているだけで、お得感はないから

「掛け捨てじゃないから、保険料が無駄になってない感じがして嬉しい」と考える人も多いのですが、自分が払ったお金が返ってきているだけです。

しかも、入院したらもらえなくなってしまうので、多めに払っていた保険料は全く返ってこなくなり、かなり損をしてしまいます。そもそも、入院に備えて医療保険に入っているのに、入院しないときに備えて特約をつけるということ自体が矛盾しているのではないでしょうか。

特約をつけると保険料も高くなるわけですから、差額分を貯蓄に回すほうが確実に自分のものになって合理的です。もしも保険で貯蓄したいなら、個人年金保険や外貨建ての貯蓄用保険を検討すべきです。 

医療保険の不要な特約5:がん特約

五つ目に、医療保険の不要な特約として、「がん特約」があげられます。


医療保険に付加するがん保険の保障内容は、がんと診断されたら一時金が給付されますよ、などというようなものになります。

理由:がん特約をつけるなら、医療保険とは別に単体のがん保険に入ったほうがおすすめ

しかし、医療保険にがん特約は不要だと考えます。


医療保険にがん特約をつけるなら、医療保険とは別に単体のがん保険に入ったほうがおすすめです。


高齢になると、高齢者医療制度があり医療費の負担が軽減されます。そのため、高齢者の医療保険の必要性はさがるのですが、一方で50代60代あたりから、がん罹患率があがり、がん保障の必要性があがります。


がん特約のみを残して主契約の部分を解約することはできないので、医療保険にがん特約をつけることよりも、単体のがん保険に入った方が良いでしょう。

そもそも医療保険の特約自体が不要という意見もあります

そもそも、日本に住むわたしたちは、高額療養費制度や健康保険など、公的な保障が非常に充実していることもあり、そもそも民間の医療保険自体不要なのではないかといわれています。

医療保険の特約の中で、先進医療特約は必要性が高いと言えるでしょう

しかし、そんな中でも、医療保険の特約の中で、「先進医療特約」は必要性が高いと言えるでしょう。

先進医療というのは、厚生労働省に認められた「ある程度実績を積んだ、新しい治療方法」です。先進医療を実施している病院は限られていて、しかも自分の症状がその治療法にあっていないと受けられません。「実際に先進医療を受ける可能性は低いし、自分で受けるかどうか決められるので、先進医療特約は不要」という意見もあるのですが、「発生頻度は低いが、発生時の経済的ダメージが大きい」ことから、特約をつけることをおすすめします。 



先進医療は健康保険の対象外なので、全額自己負担になります。すべての先進医療が高額なわけではありませんが、がんの治療などで行われる重量子線治療などは、300万円程度かかります。受けるとなると、大きな経済的負担ですよね。 


それに対し、先進医療特約はたいてい100円程度で追加でき、保険料は大きな負担ではありません。月々100円ほどで300万円の治療にも備えられるなら、コスパもいいですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

医療保険には様々な特約が存在し、保険会社の方もつけておいたほうがよいですよと、不安をあおってすすめてくるのが現状です。


しかし、本当に必要なのか、貯蓄で賄えないのか、などを冷静に考えて加入するようにしましょう。


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