医療保険は終身払いが本当に良いのか?メリットとデメリット

医療保険というのは時間が経過するごとに必要性が増す一方で月々の保険料が気になるところです。保険料が安い終身払いにすべきかで悩んでいる方も多いでしょう。医療保険において終身払いにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。

内容をまとめると

  1. 医療保険の保険料は短期払いよりも、終身払いの方がお得
  2.  しかし、長生きした場合、払い込む保険料の総額は高くなってしまうというデメリットもある
  3.  自分の健康状態や貯蓄を考えながら、払い込み方法を検討する必要がある。そんな時は保険のプロに無料相談するのがおすすめ

終身医療保険の短期払いと終身払いはどちらがおすすめ?


一生涯保障してくれる終身保険は魅力的な金融商品ですよね。

でも、支払方法に有期払いと終身払いがあって迷うところです。


短期払いで保険料を早めに払いきってしまうか、終身払いで長い期間保険料を支払うか、どちらの方がお勧めなのでしょうか。


そこでこの記事では終身保険の終身払いについて

  • 終身払いのメリットについて
  • 終身払いのデメリットについて
  • 日本人の平均寿命について
  • 終身保険の支払総額について
  • 終身払いに決めるときのポイントについて
以上のことを中心に解説していきます。

この記事を読んでいただければ、終身払いについてより理解していただけると思います。


是非最後までご覧ください。


また、忙しくて毎回保険を考えるのが後回しになっているという方は、この機会に面倒な保険を片付けてしまいましょう! 


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終身医療保険と終身払いのメリット

まず、医療保険の中でも人気である終身医療保険についておさらいしておきましょう。

終身医療保険とは一生涯において保険契約が継続されているかぎり医療保険の保障を受けられる保険となっています。


契約更新が無く、かつ契約の解除が無ければいつでも保障を受けられます。


医療保険の中には満期が決まっており、満期を迎えた時点で満期金を支払う保険もありますが元本割れすることも多いためお勧めできません。


満期があっても90歳満期などの保障期間が長いものであることが望ましく、近年では100歳まで生き抜くためのプランを設定しているところもあります。


そして終身保険の契約をする場合、終身払いの方がメリットがあるとされています。


では、終身払いにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット1:毎月の保険料が安い

終身医療保険の保険料を終身払いにすることで毎月支払う保険料は安くなります

医療保険において保険料というものがありますが、保険料は3つの確率で定められています。

その3つの確率は予定死亡率、予定事業率、予定利率です。


予定死亡率というのは統計データから推定される男女別、年齢別の死亡率のことです。


次に、予定事業率は保険運営にかかる人件費などの経費を指します。


そして、予定利率です。


これは預かった保険料はそのまま寝かせるのではなく資金を運用することで契約者への高いリターンを目指します。


そのためどの程度の運用ができるかを調べておき保険料がどの程度増えるのかという予定利率を立てます。


保険料が3つの確率で決まりますが、一番保険料に大きく関わってくるのは予定利率です。


予定利率が多ければ保険料は安くなり、低ければ高くなります。


そして予定利率は年を追うごとに変化していきます。

終身払いであればこの予定利率の変化にも対応でき、保険料の総額が安くなっていくのです。

メリット2:短期払いより保険の見直しがしやすい

医療保険の場合、保険の見直しの機会が10年に一度必要になると考えておいた方が良いでしょう。

医療というのは日進月歩ですので医療保険も合わせて更新していかなければなりません。


例えば、以前は「5日間以上の入院に保険金が出る」という医療保険が多くありました。


しかし近年は入院期間が短くなっているので、このような医療保険は少なくなっています。


このような時に終身払いにしていると柔軟に対応しやすくなります。


終身払いであれば基本的に月払いです。


毎月コツコツと保険料を支払うというイメージがあると思います。


一方で終身払いというのは月ごとに保険の価値を確かめることのできる保険として考えることができます。


終身払いでは月ごとに保険料を納めますので、保険契約自体が月ごとに解約できる状態にあります。


ゆえに保険の見直しに対して損害が少ないことも魅力的です。


保険契約は変更されたり、解約されてしまえば元の契約は破棄されることになります。


終身払いではそれまで支払った保険料だけで終わりますが、短期払いであればそこまでの保障内容の価値以上の損害を受けることもあります。


短期払いであればいくつかの期間分を先払いする形になるので、支払期間満了にならない限り保障価値以上にはならないのです。


このように、ライフステージに合わせて保険を見直すということは非常に大切ですが、日々の仕事・家事・育児に追われてつい後回しにしているという方は多いと思います。


難しくて毎回保険を考えるのが後回しになっているという方は、この機会に面倒な保険を片付けてしまいましょう。


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終身払いにした場合のデメリットは、長生きリスクがあること

医療保険の終身払いについてのデメリットがあります。

それは長生きするほどに保険料の総額が増えていくというリスクです。

終身払いですので一生涯で契約が継続されているかぎり保険料の支払義務が生じます。


必要な保険料というのはあらかじめ決まっていますので、終身払いであれば必要以上の保険料を支払うリスクがあります。


例えば一生涯の中で100万円の保険金がもらえる医療保険に加入していたとします。


月々の保険料が5000円だとすると200か月、つまり16年ちょっとで必要な保険料は満たされてしまいます。


これが終身払いの設定だと、16年を過ぎても保険料を払い続ける必要があります。


結果的に必要な保険料しか集めない短期払いに比べて損失を出す可能性があります。

支払い方法は、自分の現在の年齢と日本の平均寿命から考えよう

ところで、現在のところ日本人の平均寿命は延び続けています。

世界でも屈指の長寿国となっています。

そのため、保険会社は長寿に対応した医療保険を販売しています。

どのような対応をしているのかというと、保険料を安くして終身払いに設定しています。

こうすることで、契約者が長寿になっても安定的に保険料を徴収することができるのです。

また年齢が上がるとともに受け取ることができる保険金を引き下げるプランを設定していることもあります。

これによって、保険会社は支払う保険金の総額を減らそうとしています。

高齢者が増えて、入院する日数が増えることは医療保険が成り立つためには高いリスクとなっているのです。

これに対して私たちはどのような対策が適切なのでしょうか。

それは、自分が日本人の平均寿命になるまでの年数を計算してください。

そして平均寿命まで保険料を払い続けた時の総額を計算するのです。

このようにすれば、この保険料は自分にとって適切なものかどうかの指標になるのです。

しかし、単純にこの方法だけで損か得かを判断するのは危険です。

ご自身の貯蓄や現在の収入と支出のバランス、家族構成によっても適切な支払い方法は変化します。

そのため、そういった家計を総合的に見ながら判断してくれる保険のプロに、無料相談することをおすすめします。

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日本の平均寿命は伸びている

ところで、日本人の平均寿命はどれくらい延びているのでしょうか。


厚生労働省は「平均余命」という形でデータを公表しています。

このデータによると、終戦直後の昭和22では新生児で50歳程度と言われていました。

また高齢者と言われる65歳になると10年も生きられない人が多いとされていました。

現在になり、昭和22年に生まれた人たちは70歳を越えています。

さらにこの年代の人たちは「団塊の世代」と呼ばれ、多くの方が健在し活躍されています。

そして新生児の平均余命も80歳を越えています。

したがって生まれた当時は生きていないであろうと考えられていた人たちが想定以上におられるということなのです。

短期払いと終身払いの医療保険の総支払い保険料金額を比較しよう

次に支払方法の違いによる保険料総額の違いを検証してみましょう。

短期払いと終身払いに関して違いが出てくるのは70歳から90歳までが明らかです。

なぜなら今までの場合は長くても90歳満期の医療保険が最長でしたので、90歳以上は比較しにくいからです。


また60歳満期の保険も人気でしたので違いが出てくるのは70歳以上と考えられます。

保険料の総額を計算してみると


短期払いつまり支払期間が有期である場合は規定の期間内のみ支払義務が発生します。


対して、終身払いは支払義務が延々と続くことを念頭に考えておきましょう。


仮に35歳の男性が同じ医療保険に加入したとき、片方が65歳払込(短期払い)、もう片方が終身払いにしたときの保険料総額について確認してみましょう。


今回は平均的な値段で65歳払込なら月々3000円、終身払いなら月々2000円の保険料を想定しています。


65歳70歳80歳90歳
65歳払込108万円108万円108万円108万円
終身払い72万円84万円108万円132万円

このように80歳までは終身払いの方が安くなり、80歳を越えると短期払いの方が安くなります。


実際の保険の場合は短期払いの方がもう少し高くなります。


そうであったとしても終身払いはいつか短期払いよりも高額の保険料を支払うことになることが分かります。


保険料が妥当であるかはいつの時点でどのくらいの払込総額に達するかを考えておくことが重要です。


65歳以上の医療保険についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

ご自身の環境を見渡して支払方法を決める


では、どのような人が終身払いにすべきなのでしょうか。

「私は健康で長生きする自信があるから短期払いで」と、いう理由は合理的ではありません。

なぜなら保険という商品は「思いもよらぬ事態の金銭的対処」をするためのものだからです。

したがってご自身の主観的な根拠だけでなく、客観的な根拠も考えるべきでしょう。

それはここまで述べた中にもあるように

  • 日本人の平均寿命
  • 日本の医療業界の情勢
  • ご自身の過去の病歴
  • ご自身や家族の経済的状況
  • 保険料の支払総額(見積)
などをふまえた十分な検討をされることをお勧めします。

保険という商品は不確実な将来に対してお金を払うものです。

自分の将来への投資というつもりでしっかりと検討してください。

しかし、難しくて毎回保険を考えるのが後回しになっているという方も多いと思います。

そのような方は、この機会に面倒な保険を片付けてしまいましょう。

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まとめ:医療保険の終身払いについて

終身医療保険を終身払いにすることのメリットとデメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは

  • 終身医療保険は終身払いの方が月々の支払いが安くなること
  • 終身払いの方が医療技術の進歩に合わせた対応がしやすいこと
  • 日本人の平均寿命は戦後以降伸び続けていること
  • 終身払いの支払総額を計算すると80歳以降は高くなる場合があること
  • 支払方法の最終的な判断は、ご自身を取り巻く環境を見渡して決めること
です。

長い人生において終身保険は不測の事態に安心を与える大切なものなので、このコラムを参考にして最適な支払方法を選択してもらえることを願っております。
医療保険の選び方が知りたい方はこちらの記事もご覧ください
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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