20代の頃からがん保険へ加入することって本当に必要性があるの?

そもそも20代ではがんという病気も自身がかかる病気として身近に感じることは少なく、がん保険の必要性を考える機会が少ないのではないでしょうか。今回は20代で保険加入を検討する際に「がん保険」についても考える必要性があるか、メリット・デメリットを含めて検討します。

20代でがん保険に入る必要性とメリットとは?

20代のがん罹患率

現在20代でのがん罹患率は1000人に1人の割合との統計が出ています。

(国立がん研究センター調べ:2014年度)

がん患者全体の傾向として50代を超えての発症が増えることを考えると割合としては少なく感じます。

しかし、近年では芸能人の方が若くしてがんを発症され治療をされていたり、報道特集や著書などでも若い層のがん患者について耳にすることが多く他人事ではないと感じている方もいるのではないでしょうか。

20代のがん保険加入率

では実際に20代でがん保険に加入している方はどれほどいるのでしょうか。

(公財)生命保険文化センター調べ:平成25年度 生活保障に関する調査の統計によると

20代の加入率が21.1%になっています。約5人に1人の割合です。

比べて50代は約二倍の41.8%であることを考えると少なく感じます。

この結果は20代ではまだ自分ががんを発症するかもしれないという認識も薄く、がん保険の必要性もまだまだ身近ではないからかもしれません。

20代のがん保険入る必要性とメリット

自分がかかるかわからないような病気に対する保険、想像がつかないのも無理はありません。

「今のところ家族にがん患者はいないから自分もかからないと思う」

「そもそも保険は高そう、何を保障されるかもよくわからないし自分に必要なのかな?」

20代としての本音はこのようなものではないでしょうか?


では、若いうちに加入をする事にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。また必要性とはどのようなものでしょう。

メリット

  • 加入できないリスクが少ない。 

加入に際して持病の有無や過去のがん発症歴の確認、また女性の場合には妊娠が分かった場合には産褥期(出産後に母体が妊娠前の状態に回復するまで約6-8週間ほどの期間の事)をすぎるまでは加入が難しい場合もあり、早期加入によってリスクが減少します。 

  • 治療にかかる大きな出費での生活の負担が軽減される。

社会に出て収入が入って数年間の20代でがんや大きな疾病に向けての貯蓄をすることは難しいのではないでしょうか。生活の負担はどの年代においても保険加入があれば支えになることは確かですが、若年層であればあるだけ貯蓄が少ない為、生活が困難になる可能性は高く、保険の必要性を強く感じるのではないでしょうか。

デメリット

  • 各社の保険が多すぎて選ぶことが難しい。 

加入できる保険が多いというのは、それだけ選ぶことができる保険も多いということです。そもそもがん保険だけに限らず、保険の特殊な言葉や資料を読むことは年齢を重ねても理解が難しいものです。結局はどれを選べばいいのかわからない…となって人任せや代理店任せ、または面倒なので加入はしないとなりがちです。 


  •  掛け捨てタイプの保険はもったいないと感じる。 

もしもの事、がん保険であればがんの発症がなければ支払われる保険料がないため掛けている保険料は戻ってこないので捨ていることと同じでもったいないと思う方もおられます。

20代がん保険加入ニーズに関して

就職や結婚などのライフステージに合わせての加入

人生での大きな転換点を迎える20代。

学生から社会人になり、就職。また結婚をして女性であれば出産や子育て、男性であれば家庭をもち守るべきものも増えてきます。就職をして何年か経過すれば会社内での立場や後輩の存在に加えて仕事量が増えたりストレスが増加することも考えられます。

保険はそれぞれのライフステージでの必要性に合わせて都度加入状況や保障内容を確認しましょう。



働き盛り世代の20代女性のがん罹患率は20代男性の約1.7倍!

女性の場合はがんにかかる可能性が男性よりも高くなります。なぜならば大腸がん・肺がんなどの男女ともに発症するがんに加えて乳がん、子宮がんなどの女性器へのがんは比較的若い20代のうちから発症が認められるため、女性のほうが男性よりもがん罹患率が高くなります。


現在乳がん、子宮頸がんなどは啓発活動や自治体の健康診断により早期発見され早くに治療を始めたことによって完治するケースが増えています。しかしがんと診断された場合に生活や仕事に支障が発生することは避けられないので、女性の場合には特にがん保険に若いうちから加入をしておく必要性を感じるのではないでしょうか。

20代のがん保険選びで重視するものとは

がん保険で保障内容を充実させたい場合はどの項目をチェックするとよいのでしょう。

保障内容、保険料ともに重視したい点は個人差があるので参考としてご覧いただければと思います。 

保障内容を重視する場合

色々なリスクに備えて入院・手術・治療などがんの治療に関わるすべてをカバーするもの、診断を受けたとき・その後の入院費用をカバーするベーシックなものなど、書ききれないほど様々なタイプがあります。

現在がん治療は入院での長期治療よりも通院での治療がメインになっていることや、また若い場合には体力があり試すことができる複数の治療方法や高度先進医療を医療機関として提案することがあり、そのために抗がん剤・ホルモン投与治療や高度先進医療に対する保障の必要性を考える方もいるようです。なかには保障がなかったので一歩先の治療を受けたいと思った時に自身の治療予算や家族の状況などを考えて難しいので治療方法を保険の範囲内に収めたという方もいるようなので必要性を考える価値はあると思います。

保険料を重視する場合

しかし、どんなに保障が良いものであっても月々の出費が高ければ加入することをためらってしまうものです。

現在各社から発売されているがん保険の中には400円ほどの低予算から加入できるものがあり、個人の予算に合わせて選ぶことができます。

また同じような掛金でも保障内容がまったく違うものや保障される期間、回数制限などもあります。無理のない支出の範囲で自分の予算を決め、同じぐらいの掛金の保障プランを比較してご自身の必要性にぴったり合うものを選ぶことをお勧めします。

実際のプランを見てみる

それでは実際に月々どの程度の保険料支払いで補償が受けられるのか見てみましょう。

<20代男性>※シンプル・ベーシックと名のつくコースで終身型の契約を比較。

・A社 掛金1,900円/月

がん初回診断一時金(初めてがんと診断されたとき)初回のみ100万円

がん治療給付金1回につき50万円

がん入院給付金1日10,000円(日数無制限)

がん手術給付金一回20万円 


・B社 掛金2,064円/月

がん初回診断一時金(初めてがんと診断されたとき)初回100万円、2回目以降も100万円:2年に1回を限界に何回でも。

放射線治療を受けた月ごとに10万円:回数無制限 

抗がん剤・ホルモン剤投与の治療を受けた月ごとに10万円:回数無制限 


 ・C社 掛金1,190円/月

がん初回診断一時金(初めてがんと診断されたとき)1回のみ100万円 

がん入院給付金:1日につき10,000円 



実際に見比べてみると月々支払いの掛金に幅があること、ほぼ同額の保険であっても各社の保障は強みが違うことがわかります。自身の受けたい保障の必要性や強めておきたい部分、また月々の予算に合わせた保険掛金に合わせて選びましょう。 

まとめ:20代はでは必要性にせまられる前に、がん保険に賢く入ろう

保険はリスクに対して備えるものです。

ですが、すべてのリスクを考えて加入を検討すると保険料が非常に高額になり収入に対する支出として大きな負担になりかねません。そのため自分の生活や貯蓄を人生の節目に見直して、今の自分の必要性をみたしてくれる保険へ加入できるようじっくりと検討しましょう。


20代では社会人になり就職、また結婚をして出産をするなど人生のターニングポイントがたくさんあります。

若いうちから保険について考えること今後の人生設計の上でも非常に役に立ちます。人任せにせず、ぜひ積極的に質問をして加入を検討されてください。

出典: https://pixabay.com

ランキング

  • がんは大人だけの病気ではない!子供のがん保険の必要性を考える
  • 若いうちから入るべき?若いうちに考えておきたいがん保険のあれこれ
  • がん保険っていつから必要?働きざかりの30代での必要性を考えてみた
  • 【図解】がん保険とは?7つの基本保障内容と覚えておくべき3つの特徴
  • 必要だと思ってもつい後回しになるがん保険。何歳から入るのが理想?
  • がん保険における非喫煙者割引とそれを見極めるポイントとは
  • がん保険は高額治療をサポートするもので無職な人も加入可能です
  • がん保険は不要?「がん保険はいらない」という不要論を徹底検証!
  • 主婦が気になるがん保険。「わたしにがん保険は必要なの?」
  • 妻にがん保険って本当に必要?妻はがん保険に加入すべきなのか
  • がん保険に入らないのは大丈夫?がん保険の重要性を再確認しよう!
  • がん保険のメリットとデメリットは?きちんと知り適切な保険選びを!
  • がん保険に未加入でがんに罹るとどうなる?必要なお金はどのぐらい?
  • がんだけでなく、他の7大疾病も保障してくれるがん保険とは?
  • がん保険は何歳まで必要かについて加入前に考えてみることが必要
  • がん保険になる対象についてはまずしっかりと確認しておこう