更新日:2019/04/30
車のバッテリー上がり、自動車保険のロードサービスで無料で直そう!
予期せず自動車のバッテリー上がりが起きてしまうこともありますよね。バッテリーが上がりにどのような手段で対応するのがいいのか、自動車保険を使うと等級に影響があるのかなど気になりますよね。この記事では自動車保険のロードサービス、バッテリー上がりにつて解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
バッテリー上がりは自動車保険とJAFどっちで対応すべき?
自動車を運転中にバッテリーが上がってしまった、そんな経験もあるのではないでしょうか?
そんな困った事態に、ロードサービスを利用できればありがたいですよね。
しかし、ロードサービスを利用に、条件や注意点もあるこことはご存知でしょうか。
いざ利用したいときにサービスが使えないと、路上でずっと立ち往生なんて事態もありえます。
そこで今回は、「自動車保険はバッテリー上がりへ対応できるか」について
- 自分のニーズに応じて自動車保険の内容を決める
- 自動車保険のロードサービスはここに注意!
- バッテリー上がりは自分で解決できる?
自分の自動車保険の内容・好みに応じて決めよう
自動車保険を選ぶ際には、自分のニーズに合わせて補償内容を決めるべきでしょう。
一方、自動車保険のロードサービスは、どんな保険プランを選んでも大概無料で付帯されます。
このロードサービスとは、自動車の運連中にトラブルが起きた際、助けを呼べるサービスです。
こちらでは
- 保険会社が扱っているロードサービス
- JAFという団体が扱っているロードサービス
自動車保険会社のロードサービス
事故ではないにしても、自動車のトラブルで路上に立ち往生はまずい、と誰でも焦りますよね。
この場合、自動車保険へ加入していれば次のようなロードサービスが受けられます。
- バッテリー上がりの処置
- ガス欠による補給作業
- エンジンオイル等の補充作業
- パンクによるタイヤ交換
- カギ閉じ込み開錠
- レッカー移動
JAFのロードサービス
皆さんが国道や高速道路を運転中、「JAF」のロゴのある車両を見かけたことがあると思います。
「JAF」とは、日本自動車連盟という一般社団法人の略称です。
この法人は自動車に関する業務や、自動車を運転する皆さんの権益を守るために設立されました。
こちらもロードサービスを行っていますが、前述した保険会社のロードサービスと内容は同じです。
なぜなら、自動車保険でロードサービスを扱う保険会社のほとんどと、JAFは提携しているからです。
JAFの会員(入会金2,000円・年会費4,000円)になれば、JAFのロードサービスは無料です。
ただし、自動車保険のロードサービスが利用できるならば、JAFの会員になる必要はありません。
自動車保険のロードサービスに関する留意点
では自動車保険のロードサービスに、どんな利点や注意点があるのでしょうか?
ロードサービスを利用して、ご自分の等級へ影響が出るのか気になりますよね。
こちらでは、
- ロードサービスは“ノーカウント事故”
- ただし利用回数が限られている場合も
ロードサービスを使っても自動車保険の等級は変わらない
バッテリー上がりをはじめとしたロードサービスは、「ノーカウント事故」と呼ばれています。
バッテリー上がり等で路上に立ち往生すること自体は事故と言えませんが、こちらに該当します。
ノーカウント事故とは、事故件数としてカウントしないことを意味します。
何回利用しても等級は下がらず保険料は高くなりません。
ただし、レッカー移動で修理工場に移送後、車体等の修理に車両保険を利用することもあるでしょう。
この場合には1等級ダウン事故とされ、翌年の保険料は上がってしまうので気を付けましょう。
保険会社によってはバッテリー上がりの対応回数が限られているので注意
ロードサービスが利用できるのはありがたいことです。
ただし、自動車保険の補償期間中、無限にサービスが利用できるわけではないものもあります。
バッテリー上がりの処置がまさしくそれで、各保険会社のほとんどで、原則1回が限度されています。
バッテリー上がりは、ひんぱんに発生するようなトラブルとはいえません。
ただし、保険期間中に2度以上起きるとバッテリー上がりの処置は自己負担となります。
前述したJAF会員になっていればこのケースでも無料です。
一方、JAF非会員ならば1回12,880円ほど料金がかかります。
バッテリー上がりのトラブルが心配なら、JAF会員になっておくことが賢明です。
バッテリー上がりは自分で解決することもできる!3つの解決法を紹介
皆さんの中で「メカには多少知識があるので自分で何とかしたい。」という人もいることでしょう。
確かに、バッテリー上がりで路上に立ち往生のままでは、いつ事故に発展するかわかりません。
できれば迅速に自分で問題を解決したいですよね。
こちらでは、
- バッテリー交換をやってみる!
- ジャンピングスタートに挑戦する!
- ジャンピングスタータ-は簡単!
直し方①:バッテリー交換
バッテリーはだいたい2、3年が寿命とされています。
意外に早いですよね。
バッテリーがそろそろ寿命かな?と疑われる現象は結構あります。
- エンジンの回転でライトの明るさが違う
- パワーウィンドウの開閉が鈍い
- エンジンのかかり具合が悪い
- バッテリー液の減少が以上に速い
- エンジンを止め、キーを抜く
- マイナス端子側のケーブルから先に外す:ショートの危険があるため
- スパナで取り付け金具を外す
- 古いバッテリーを取り外す、腐食部分があったらブラシで掃除
- 新しいバッテリーを取り付け、取り付け金具で固定
- プラス端子側のケーブルから先に取り付ける:ショートの危険があるため
- 最後に腐食防止のため、ターミナル部にさび止めグリースを塗る
- 最後に端子カバーを取り付ける
- 交換用バッテリー
- さび止めグリース
- ワイヤーブラシ
直し方②:ジャンピングスタート
こちらも、バッテリー上がりの時に行う対処法です。
ただし、こちらはもう1台の自動車が無いと作業もできず、専用のブースターケーブルが必要です。
手順は次の通りです。
- もう1台の自動車のエンジンを停止させる
- 両車のボンネットを開く
- (バッテリー上がりの自動車)バッテリー・プラス端子に赤ケーブルをつなげる
- (もう1台の自動車)バッテリー・プラス端子に赤ケーブルをつなげる
- (もう1台の自動車)バッテリー・マイナス端子に黒ケーブルをつなげる
- (バッテリー上がりの自動車)エンジンのバッテリーから離れた金属に、黒ケーブルをつなぐ
- もう1台の自動車のエンジンを始動
- そのアクセルを踏み充電開始(約2分)
- バッテリー上がりの自動車のエンジン始動、30分~1時間走行しバッテリー充電
1台だけならロードサービスを呼びましょう。
直し方③:ジャンピングスタータ-
ジャンピングスタータ-とは、バッテリー上がりのときエンジン始動を補助できる商品のことです。
商品のお値段は8,500円程度~となります。
手順は次の通りです。
- エンジンを停止させる
- プラス端子側のカバーを外して赤いクランプをつなげる
- マイナス端子側に黒いクランプをつなげる
- ケーブルをジャンプスターターへ挿入
- ジャンプケーブルのLEDが赤く点滅後、青色に点灯
- エンジン始動
- ソケットからケーブルを外す
- クランプをバッテリーから外す
1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?
皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?
もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。
- 加入してから一度も自動車保険を見直していない
- 車を購入する代理店で加入した
- 会社の団体割引で自動車保険に加入している
が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。
心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。
以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!
まとめ:バッテリーが上がってももう大丈夫!ロードサービスで解決!
自動車保険はバッテリー上がりへ対応できるかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 自動車保険会社のロードサービスは、等級に原則として影響はなく便利
- ほとんどの保険会社でバッテリー上がりの対応回数は1回のみ
- バッテリー上がりは自分で解決することも可能だが、工具等の備えがいる