いつ請求すべきか、自動車保険の車両保険を使うタイミングを解説!

「交通事故をおこし相手車も自分の車も破損させた」「車庫にいれるときに側面をこすった」などで自分の車を修理するための車両保険ですが、使うタイミングを十分には考えずに、車両保険を請求すると今後の自動車保険料が気になりますよね。車両保険の使うタイミングを説明します。

損しないように車両保険を使うタイミングとは?

事故を起こしたら、まず警察や保険会社に連絡しましょう。

保険会社は今後の段取りや保険を使った場合と使わない場合の保険料のアップや修理費用について試算してくれます。

修理代金を払うより、車両保険を利用しても、損をしないなら車両保険を利用したほうがよいかもしれません。


ではここで、損をしないケースとはどういうことでしょうか。


少しでも車両保険の保険金のほうが修理費用によりも高いと、車両保険を利用したほうが良いと考えている方がいたら、それは違うかもしれません。


車両保険は保険ですが、しっかりと使うタイミングを考えないと、損をするのです、。


なぜなら、車両保険には等級制度があり、車両保険を利用すると、割引率が下がり、翌年の自動車保険料があがってしまうからです。


そのため、我慢できる程度の傷であれば、車両保険を使うタイミングはそのときではないかもしれません。


というのも、翌年の車両保険を自動車保険料があがる心配だけでなく、その年の間にもう一度事故を起こし、そのときは車両保険を使わざるを得ないような傷をつけてしまうかもしれません。


その場合、さらに割引率が下がるので、1回目の傷なら我慢すればよかったとなってしまう可能性があるためです。


なお、そのときに前回の傷を2回目の傷と一緒にして保険会社をだまして修理することは禁止されていますので、注意しましょう。


つまり、しっかりと車両保険を使うタイミングを考えなければならないのです。


この記事では、車両保険の使うタイミングについて説明しますので、最後までご覧ください。


事故で車両保険を使うと等級が3段階下がり、プラスの保険料を払わないといけない

保険を利用した場合、等級(安全運転を続けているドライバーのレベル)がさがってしまい、支払う保険料金があがってしまいます。

しかし、保険会社さんに相談すると、同じ等級に戻るまでの期間にプラスに支払う保険料と修理代金を比較し、案内してくれます。今回は車両保険を使うタイミングかどうかアドバイスがもらえるでしょう。

基本的に、保険料があがった分より修理費用のほうが高いなら、利用したほうがいいですよね。


なお、車両保険を利用しない限りは事故の連絡を保険会社にしても等級がさがることはありません。


自分で計算することも大切ですが、今回の傷が車両保険を使うタイミングかどうかわからなければ保険会社に連絡してみましょう。

まずは車両保険の補償対象か否かをチェックしよう

保険会社によって微妙に補償内容は違いますし、さらに車両保険には大きく二つにわけて、一般タイプとエコノミータイプがあり、その二つのタイプによっても補償内容は異なります。


エコノミータイプのほうが保険料が安いですが、補償範囲が狭いのです。


そのため、車両保険を使うタイミングを考える前に、そもそも補償されるかどうかを確認する必要があります。


また、車両保険に加入すると、保険料が上がるため、新車のうちは加入していたけど、車両価格もさがってしまったので、エコノミー型もしくは車両保険には加入していないという方もいらっしゃると思います。


自分の手元の証券内容を確認し、わからないことは代理店・保険会社に確認してみましょう。

エコノミー型(車対車、限定A)なら補償されないパターンも

車両保険でも一般タイプに比べ、エコノミータイプは保険料は抑えられていますが、カバーできる範囲が狭くなっております。

そのため、車両保険に加入しているから大丈夫と思っていたら、自分でおこした事故は対象外でした・・・と悲しい思いをする結果になるかもしれません。


今一度契約内容を確認してみましょう。


また、簡単に一般タイプとエコノミータイプの補償内容の違いを表にしたので、ご確認ください。


一般型とエコノミー型の補償内容の違い

一般型エコノミー型
ほかの自動車と接触
当て逃げ×
盗難×
火災・爆発×
台風・洪水
竜巻・高潮
×
落書き・イタズラ
飛来物・落下物
電柱などに衝突×
転覆・転落×
自転車と接触×

今回の傷が自分の加入している車両保険で補償される、請求できるとわかったら、次は今回の傷が車両保険を使うタイミングかどうかを判断が必要です。


車両保険を使うタイミングかどうかを判断する基準について、次に説明します。

車両保険を使うタイミングか否かの損得基準は?

車両を保険を使うタイミングとしては、まず修理代金が自分で対応できる金額なのかということから判断すると思います。

上記のように保険を利用しても等級がもどるまでの期間支払う保険金額より修理代金の方が多いなら、保険を利用すべきですが、支払う保険料が上なら、自分で修理し保険は利用しないという選択か、ても高額な修理代金なら上がってもしまっても保険利用して修理しましょうということになります。


だたし修理代金は現在の車両価格が限度となっております。

10万円〜20万円の範囲で等級などを考慮して判断する

そのため、修理代金が10万円~20万円の範囲ならば等級を考慮して、車両保険を使うタイミングかどうかを判断するということになります。

修理代金も上限は現在の車両価格までとなりますので、保険会社さんにシュミレーションしてもらい相談ということになります。


また、車両保険を使うタイミングの重要な要素として、免責金額があります。


免責金額が0ー10万円と設定されていたら、その1年の間に1回目の事故は自己負担額はありませんが、2回目以降の事故であれば、10万円が自己負担となります。


ほかには1回目から自己負担が10万円といった設定もあります。


この場合は15万円の修理費用であれば、10万円は自己負担なので、残りの5万円しか補償してもらえないということになることに注意が必要です。

車両保険を使った場合と使わなかった場合のシミュレーション

最近、知人にあったことですが、2車線の車道を走行中、隣の車が突然車線変更し車の頭から後ろまで傷をつけらてしまいました。

行中の事故ですのでどうしても過失割合が7対3とういうことになりました。50万の修理代とすると自分は15万分、相手は35万分となりました。

保険を利用しなければ現状すえおきでしたが、保険を利用すると

等級ダウンしてしまいます。ただし保険を利用し今後事故がなければ

同じ等級に戻るまでの支払い保険料と修理代金とでは支払う保険料の方がすくないとのことでした。


知人の場合、ぶつかってきたのは任意保険に加入していない高齢の方でした。修理代金が支払えない為分割にしてほしいと言ってきたそうです。


そのため、すぐに車の修理をし代金を払わなければならないとなると、

自分の保険でいったん修理代を支払い、相手の分は保険会社が立て替え暮れていることになるため、分割支払いの分は保険会社が回収ということになります。


自分が相手から修理代金の回収するのは精神的にも(高齢者から回収だし)大変だと思うので、保険会社に任せたほうがよいのでは?と言われたそうです。


ですが相手の落ち度で自分の保険を使いたくない知人は、たまたま家族が弁護士特約に加入していたので、そちらを利用し修理代金を

支払ってもらい、保険を使わずに済んだそうです。

こういうこともありますので、家族の加入内容も確認しておくとよいですよね。

複数の事故を合わせて補償申請することは通知義務違反

それから保険請求は事故単位になりますので、前に傷つけたところも

あるけど一緒にお願いしようというのは、通知義務違反になりますのでご注意ください。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ:車両保険を使うタイミングを見極めよう

車両について色々案内しましたが、車両保険を使うタイミングを見極めるというのは、普段保険に関わりのない人にとってはとても難しい判断だと思います。

保険会社に相談したものの、納得できないという方もいらっしゃるかもしれません。

知人に保険や車両保険を使うタイミングに詳しい方おられるようなら相談してみるというのもよいかもしれません。


なにかあった時のための保険ですが、この際保険会社に更新内容を

お任せせずに、保証も保険料も自分の納得のした契約にしてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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