【徹底検証】車両保険のありなしでどのくらい保険料が変わるのか

自動車を持っている人が入る自動車保険。補償内容は様々あり、中でも車両保険はお支払いの金額を大きく左右します。車両保険ありなしではどれくらい金額が変わってくるのか、車両保険は必要なのか、不必要なのか、車両保険ありなしに関する疑問を徹底検証していきます。

車両保険のありなしでどのくらいの保険料に差が出るのか?

結論から述べると、車両保険ありなしでは支払い金額に約2倍の差が出てきます。2倍の差ということは、年間支払いが5万だとすれば10万の支払いになってしまうと言うことです。

また、保険料は年齢や運転者範囲など、条件を変えても金額は変わります。若い方だと、車両保険を有りにしてしまうとかなり高額な支払いになってしまうこともあります。

車両保険のありなしで自動車保険の保険料が大きく変わってくる

車両保険のありなしては、自動車保険の保険料は大きく変わってきます。実際どこまで保険料が変わってくるのかを説明する前に、車両保険の中身について抑えてほしいポイントがあります。

車両保険には2つのタイプに別れます。

  • 一般型(フルカバータイプ)
  • エコノミー型(車対車限定A)

この2つは車両保険ありなしを検討する上で重要視するポイントとなりますのでしっかり頭の中に入れて下さい。

ではさっそく2つのタイプとその金額について見ていきましょう。


タイプ1:一般型の補償範囲

自損事故、当て逃げ、転落墜落、車対車の衝突、火災爆発、盗難、台風洪水浸水、飛び石、物の飛来落下で車を修理するときに使える補償となります。 


タイプ2:エコノミー型(車対車限定A)

車対車の衝突、火災爆発、盗難、台風洪水浸水、飛び石、物の飛来落下で車を修理するときに使える補償となります。一般型と違うのは、自損事故は補償対象外ということです。


今回は大手損保会社、あいおいニッセイ同和損保の見積もりを参考にしていきます。  

見積もり条件 

  • 年齢:23歳 
  • 免許証:ブルー 
  • 等級:7等級
  • 軽自動車
  • 対人対物:無制限
  • 運転者範囲:本人限定 
  • 人身傷害:5,000万
  • 免責0-5万
  • ロードサービスあり
  • 弁護士費用あり

この条件で一般型だと、年間支払い総額が154,100円となりました。

エコノミー型だと120,330円車両保険無だと70,710円となりました。

車両保険ありなしでは、やはり2倍前後の差がでてきます。


自動車保険に車両保険の一般型をつける場合

車両保険ありなしだと金額は変わると述べてきました。上記の見積もりの例を参考に見てみると、一般型は年間支払い154,100円です。

実に50%以上が車両保険で占められています。それだけ車両保険を使った時の修理費用などが掛かるということです。

自動車保険に車両保険のエコノミー型(車対車限定A)をつける場合

では逆にエコノミー型(車対車限定A)だとどうなるのかを見ていきましょう。エコノミー型(車対車限定A)だと、120,330円ですので自動車の保険の約35%の割合が車両保険で占められています。

車両保険は全損事故や盗難などの万が一の時に大きな力を発揮する

車両保険ありなしだけでみていくとどうも金額が気になりますよね。車両保険は高いので付けなくても良いのではないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし車両保険の本領が発揮されるのは全損事故や盗難、万が一の時に力を発揮するのです。

車を買って1年目で車を全損したAさん

Aさんは買い物帰りに、走行中の軽トラックとぶつかってしまいました。お互い怪我はなかったものの、車は買ったばかりではありましたが全損扱い事故になってしまいました。

Aさんは車両保険に入っていたため、時価額分の補償金額がおり、それを頭金にして新しい車を購入することができました。


このように車両保険をつけておくことによって金額が補償され、新しい車を購入する手助けとなるのです。車両保険ありなしだけで検討するのではなく、今の所有車の状況も把握しておきましょう。

車両保険に加入しておくと補償される具体例

車両保険を加入しておくと様々な車の故障を直すときに役に立ちます。

例えば、飛び石によるガラスの破損です。意外と多いのが、高速道路や狭い道で往来した時に、飛び石がガラスにぶつかってしまうという事故です。これも車両保険で直すことができます。


その他にも、

  • 縁石に乗り上げてバンパー交換
  • 雪道でスリップしてフェンダー交換
  • 当て逃げにより傷ついた車の修理(一般型のみ補償)
  • 田んぼのあぜ道を走っていた時に、対向車をよけようとして脱輪したことで傷ついてしまった内側の修理(一般型のみ補償)
  • 雹災
  • 車対車による事故

このように車に万が一があった時に車両保険をつけておくと補償されます。もし車両保険に加入していない場合は、これらの事故は全部自己負担となるのです。

新車を購入した方や免許取りたての方は必ず加入しておくことがおすすめ

車両保険ありなしで悩む方も多いでしょう。

車両保険は必ずつけておくべきか、というとそうではありません。年式が古い車、お金に余裕がある人などは車両保険をつけておかなくても大丈夫です。

しかし、新車を購入したばかりの人、免許を取得したばかりの人は必ず車両保険はつけましょう。最低でも3年はつけてください。また、最近では自動車保険そのものをつけない方が増えていますが、自動車保険は自分だけでなく家族も守る保険です。必ず加入するようにしてください。

どうしても保険料を安くしたい方は最低限エコノミー型に加入しておくことがおすすめ

車両保険ありなしでは金額が変わると説明してきました。でも、どうしても車両保険をつけたままで安くしたい、というのであれば最低限エコノミー型の車両保険をつけるようにしましょう。

エコノミー型では自損事故や当て逃げ、脱輪墜落だと補償はされませんが、その分一般型よりも安く入ることができます。しかし金額はなにも車両保険ありなしによって決まるわけではありません。

車両保険のありなしよりも、年齢や等級の影響度合いの方が保険料に影響を与える

車両保険ありなしよりも、実は自身の年齢、持っている等級、免許証の色などで保険料は変わってきます。

一番わかりやすいのは、等級です。等級は1から20等級まであり、一番上の20等級になると63%(一部保険会社によって異なります)の割引がつきます。逆に3等級から下は割増になります。ちなみに、初めて保険に入る人は6等級からのスタートになります。


その他にも年齢条件というものがあり、21歳以上、26歳以上、35歳以上と3つに分けられています。18歳で免許取り立てだと保険料が高いというのは、年齢条件に当てはまらないからとも言えます。


何気に大事なのは免許証の色です。車を乗っていると違反駐車やシートベルト、スピード違反でつかまってしまったという人も多いと思います。そうなるとゴールド免許からブルー免許へ変わりますよね。実は自動車保険には優良ドライバー割引があります。(保険会社によってやや名称は異なります)ゴールド免許になると更新が伸びるだけでなく、自動車保険にも割引が入るのです。


車両保険ありなしでも勿論金額は変わりますが、年齢や免許証の色、等級などでも自動車保険の料金は変わるということを頭の中にいれておくと役に立ちます。

まとめ

車両保険ありなしでは、金額に約2倍の差が生まれてしまいます。やはり車両保険をつけると、どうしても高くなります。しかし、車両保険には一般型やエコノミー型(車対車限定A)のタイプがありますので自身にあった車両保険を選ぶことができます。

車両保険ありなしで自動車保険を検討するのも良し、車が古ければ車両保険をつけなくても良し、新車であればつけても良し、車両保険は所有車両に合わせて選ぶようにしましょう。

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