iDeCoは10年未満の運用でも意味はある?10年後の運用結果をシミュレーション!

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老後生活の準備で使われるiDeCo(イデコ)。イデコで10年未満の運用をした結果を金額別・年齢別にシミュレーション。10年未満でも活用できる部分をまずは確認した上で、10年未満でもイデコは使うべきなのかわかりやすく解説していきます。



▼この記事を読んで欲しい人

  • iDeCoの加入を考えている50代の方
  • iDeCoに短期間の加入を考えている方
  • iDeCoは実際どれくらいお得なのか知りたい方

内容をまとめると

  • iDeCoのメリットは10年未満でも受けられるが小さい
  • 10年未満の中でも、期間が長い人の方がお得に使える
  • iDeCoを用いた資産形成でも目標設定は大切
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10年未満でも効果はあるがメリットが小さい

iDeCo(イデコ)は老後生活のための資産形成に便利な税金優遇制度です。 

60歳未満の方までがiDeCoに加入することができ、60歳まで掛金拠出ができます。

 しかし加入できる年齢であっても、加入期間が10年未満ではiDeCoのメリットは小さくなってしまいます。


 (※2022年5月以降は、65歳未満の方までiDecoに加入出来るようになり、それに伴い65歳まで掛金拠出ができるようになります。)


 はじめに、運用期間中にあるiDeCoのメリットを確認します。

  •  掛金が全額所得控除になる
  •  運用益が非課税になる 

まずは所得控除。これは単純に毎年受けられる税制メリットです。期間が短いほど控除を受けられる年数が減り、メリットは小さくなります。


次に運用益。資産運用の利益には通常約20%の課税があります。これが非課税になるわけですが、運用期間が短ければ利益が大きくなりにくいため、約20%分の非課税のメリットが小さくなります。 


長期間のiDeCoの活用に比べてメリットは少なくなりますが、メリットが全くないわけではありません。
10年未満の運用でもiDeCoの制度を使うべきなのか、実際に10年未満ではどれくらいお得になるのかをシミュレーションしていきましょう。 

10年未満でiDeCoを運用した場合を掛金別にシミュレーション

掛金による違いを見るために月々5,000円、10,000円、15,000円で違いをみていきましょう。

また、10年未満でiDeCo(イデコ)を利用することになる51歳~59歳の内、51歳(運用期間9年間)・55歳(運用期間5年間)・59歳(運用期間1年間)でシミュレーションを行っています。


その他の設定は以下の通りです。

  • 会社員(企業型DC加入中)
  • 年収400万
  • 年利3%
  • 信託手数料などは計算しないものとする


年収は50代の中央値に近い400万円としています。

(参考:厚生労働省 令和元年賃金構造基本統計調査)

年利は金融庁のタイプ別資産運用スタイルから参照し、3%としています。

(参考:金融庁 タイプ別資産運用スタイル「リスクを抑えながら老後に備えたい」)

10年未満でiDeCoを運用した場合の積立額

まずは積立額がいくらになるのかみていきましょう。

金融庁 資産運用シミュレーションを使用しています。


①51歳(運用期間9年間)の場合

月々の掛金元本
元本+運用益
5,000円540,000619,046
10,000円1,080,0001,238,093
15,000円1,620,0001,857,139


②55歳(運用期間5年間)の場合

月々の掛金元本元本+運用益
5,000円300,000323,234
10,000円600,000646,467
15,000円900,000969,701


③59歳(運用期間1年間)の場合

月々の掛金元本元本+運用益
5,000円60,00060,832
10,000円120,000121,664
15,000円180,000182,496


iDeCo(イデコ)のメリットである運用益は非課税なことから、この金額が受取額と考えて大丈夫です。


シミュレーションの結果を確認すると、運用期間が短ければ短いほど、また掛金が小さければ小さいほど、元本+運用益の金額は小さくなっていることが分かります。


これはiDecoにも言える投資の大原則の1つ、「長期」ができず複利による効果が十分に働かないためです。

10年未満でiDeCoを運用した場合の節税額

ではそれぞれどれくらい節税効果があるのかみていきましょう。

iDeco公式サイト かんたん税制優遇シミュレーションを使用しています。


①51歳(運用期間9年間)の場合

月々の掛金税額軽減額
5,000円81,000円
10,000円162,000円
15,000円243,000円


②55歳(運用期間5年間)の場合

月々の掛金税額軽減額
5,000円45,000円
10,000円90,000円
15,000円135,000円


③59歳(運用期間1年間)の場合

月々の掛金税額軽減額
5,000円9,000円
10,000円18,000円
15,000円27,000円

iDeCo(イデコ)のメリットである掛金が全額所得控除になることから、毎年同じ金額の税額軽減が受けられます。月々の掛金が2倍になると税額軽減額も2倍になり、年数分の税額軽減があることが分かります。

シミュレーションの結果を確認すると、運用期間が短ければ短いほど、また掛金が小さければ小さいほど、節税効果のメリットは小さいことが分かります。

節税のメリットは運用益のメリットよりはわかりやすく、また確実なメリットでもあります。「毎年掛金に応じた税額軽減額が必ずこれだけある」からです。

iDeCoの目標額の設定方法

iDeCo(イデコ)を10年未満で活用するメリットは小さくても、お得な制度が受けられることは確かです。
ではiDeCoで資産形成をする場合、何を目標にすればよいのでしょうか?
資産形成と聞くと「老後2000万円問題」が想像されますが、現在の貯蓄や、金融資産、年金額は1人1人違います。あなたの目標額を考えなければいけません


目標額の考え方は『将来の生活に必要なお金』から『受給できる年金や、現在持っている金融資産』を引いたものになります。

そのためiDeCo単体ではなく、ご自身やご家族全体で考えていくことが大切になります。

全体で考えることが難しいと感じる方は、お金の使い道で考えることもできます。

例えば介護費用は初期費用が約74万円、月々の費用が約8.3万円、介護期間が約5.1年といわれています。それらを足すと約580万円になるため、この金額が目安になってきます。

※介護費用については2021年度の調査結果、それぞれの平均費用より算出

【参考】10 年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?

10年という期間で資産残高が1000万円を超える方もいる投資の世界。

さきほど使った設定を踏まえたものを使って、運用期間10年のシミュレーションをまずは見てみましょう。

金融庁 資産運用シミュレーションを使用しています。  

  • 会社員(企業型DC加入中) 
  • 年収400万 
  • 年利3% 
  • 信託手数料などは計算しないものとする
  • 月々の掛金は企業型DC加入中の会社員の最大額である2.3万円
この設定のシミュレーションでは元本2,760,000円、元本+運用益3,214,053円。1000万円には程遠い数字です。

では企業型DC加入中の会社員という設定でどうすれば1000万円を超えられるのか。
ポイントになるのは年利です。
年利を変えて1000万円を超えられる年利を探すとこうなりました。

年利元本元本+運用益
3%2,760,000円3,214,053円
22.5%2,760,000円10,171,662円
年利22.5%を達成できれば10年でも1000万円が達成できるます。

まとめ:iDeCoを始めるか迷ったらまずはマネーキャリアで無料相談!

この記事では、10年未満の運用でもメリットがあるのか、実際のシミュレーションを見ながらお伝えさせていただきました。


  • iDeCoのメリットは10年未満でも受けられる
  • 50歳からでも、掛金の全額所得控除が1年でも受けられる
  • 資産運用の期間が長期間とれないが、運用益が非課税になる
  • いくら掛金を出すべきかは目標額次第になる


実際に自分にあった金額設定やiDeCoの運用方法を考えることは大変です。そのためにあるのがマネーキャリアの無料相談です。専門家たちが無料であなたのライフプラン・資産形成を助けてくれます。


思い立ったが吉日、今が一番iDeCoを長くお得に使うことができるときです。

一歩踏み出して行動をしてみませんか?

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