更新日:2023/02/20
JA共済で帝王切開は保障対象?帝王切開に備えて選ぶべき保険は?
帝王切開での出産の際に気になる費用負担を保障してくれる保険や共済はどのようなものがあるのでしょうか。JA共済を始め様々な保険や共済が保険を出していますので、自分にピッタリのものを選ぶ為のポイントや、知っておきたい知識についてご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
JA共済で帝王切開は保障対象?帝王切開に備えて選ぶべき保険は?
- 帝王切開は手術として扱われるので、医療保障をつけていれば共済金の受給ができる
- 加入1年以内は、保障対象にはならないので、妊娠前に早めに加入する必要がある
- JA共済への共済金の請求は、契約しているJA共済へと連絡するのが第一
- 公的医療制度も充実しており、帝王切開の医療費負担を過度に心配する必要は無い
JA共済に加入している方で、妊娠・出産をお考えの方や既に妊娠中の方にとって、帝王切開は保障されるのか気になりますよね。
また、これから何らかの保険への加入を考えるという方にとっては、帝王切開での出産に備えてどのような保険を選ぶべきなのかも気になるところですよね。
この記事では
- JA共済で帝王切開が保障されるための条件とは
- 帝王切開が保障される保険とは
- JA共済で共済金の請求手順
- 保険金が下りるのかどうかよくある疑問点
- 知っておきたい公的医療制度
JA共済で医療保障をつけていれば帝王切開も保障対象!
JA共済で医療保障をつけていれば、帝王切開も保障対象となります。
その理由は、帝王切開は手術として扱われるので、医療行為をしたと判断されるからです。
帝王切開による出産は手術を行いますので、医療費も高額になります。
後ほど詳しく解説しますが、帝王切開は公的医療制度の対象となり、患者負担は3割とはなりますが、それでも高額です。
その費用をサポートする為に、JA共済から手術給付金がおりるのは非常にありがたいですね。
逆に、普通分娩は手術では無いので、医療保障をつけていても保障対象とはならず、共済金を受け取ることはできません。
妊娠中の加入で、加入後すぐの帝王切開は保障されないので注意
JA共済の場合は、加入後1年以内に発生した治療などは保障対象外です。
そのため、妊娠中にJA共済へと加入した場合、加入後1年以上経過していないタイミングでの帝王切開になると思いますので、帝王切開になった場合であっても共済金が下りません。
現在は、生まれてくる赤ちゃんの4~5人に1人は帝王切開による分娩で生まれると言われています。
妊娠・出産を考えている方で出産費用について保障を必要と考える方は、早めにJA共済の医療保障への加入を検討することをお勧めします。
何事も早め早めの準備が大切ですね。
帝王切開が保障される保険・共済は何がある?
これまでの話を聞いて、帝王切開による出産の備えとしてJA共済などへの加入を検討しようとお考えの方も多いことと思います。
そこで気になってくるのは、JA共済を始め、どういった保険・共済が帝王切開を保障対象としているかということではないでしょうか。
次にご紹介するのは、以下の事柄です。
- ほとんどの保険・共済が帝王切開による出産を保障対象としているので、選択肢が幅広い
- 保険選びに迷ったら、保険のプロに相談することがベスト
帝王切開はほとんどの保険・共済で保障対象です
結論としては、帝王切開はJA共済をはじめ、ほとんどの医療保障がついている保険・共済で保障対象となります。
県民共済・養老保険・女性保険など様々な保険や共済がありますが、条件や支給額に違いがあれど、保障の対象となるという点では同じです。
しかしながら、帝王切開による出産に関わる出費は単に手術費用だけではありません。
大まかに考えられる手術費用以外の出費は以下のようなものがあります。
- 術後の体調不良に配慮して個室を希望する場合の個室代
- 付き添いの家族の食事代
- 入院の為の日用品などの代金
- 母親が不在の家で待つ家族が利用するテイクアウトの食事やハウスクリーニングの代金
- 入院中にペットをペットホテルに預ける場合のペットホテル代
帝王切開が保障対象となる様々な保険・共済について詳しく解説した記事が下記にありますので、これら関連記事も是非ご覧下さい。
これからの出産に備えての加入は、保険のプロにご相談ください
帝王切開への備えになりうる保険や共済は、JA共済をはじめ様々あるとお伝えしましたが、実際に、自分でどの保険・共済が良いのかと判断することは難しいと思います。
帝王切開は医療行為となり、健康保険の保障対象となり患者負担は3割になります。
そして、その3割の経済的負担と帝王切開という手術をするというリスクに備えるベストな保険選びはぜひ保険のプロに相談することをお勧めします。
将来、出産を考えている人にとって、どのような備えが必要なのか、帝王切開とはどのようなリスクがあるのかなどは理解するのは大変です。
保険のプロは様々な人たちのライフプラン作りに関わっていく中で、多くの知識と経験を得ています。
ぜひマネーキャリアを利用してみてください。
JA共済で帝王切開の共済金請求の手順
JA共済に加入している方の帝王切開の共済金請求の手続きについてご紹介します。
- 契約しているJA共済に連絡
- 請求に必要な書類がJA共済から届けられる
- 必要書類に記入、診断書などその他必要な証明書などを添えてJA共済へ提出
- JA共済で書類の確認
- 共済金の支払い
JA共済に加入していたら2回目の帝王切開でもお金はもらえる?
子供を2人以上出産しようと考えた場合に、1人目を帝王切開で出産すると、2人目も帝王切開になるケースが多くあります。
一度切開した部分の傷口が2回目の出産で自然分娩をする圧に耐えられるかどうか、そのリスクを考えて、2回目も帝王切開を薦められる事も多いですし、それを選択する妊婦さんも多いです。
そこで、少し気になるのが2回目の帝王切開であってもJA共済から共済金は下りるのかということだと思います。
これに関しては、2回目だろうと3回目だろうと問題無く共済金の支払いはされるようです。
不安に思われる場合は、やはり直接JA共済へ確認していることをお勧めします。
参考:帝王切開・出産では公的医療制度も充実
出産に関わる費用は基本的には自費となりますが、帝王切開による出産は手術として扱われるので医療保障がある保険や共済へ加入している場合は、保険金や共済金が支払われるということはお伝えしてきました。
しかし、出産には公的医療制度も充実しており、実際にはそれほど、費用面について不安を感じる必要が無い場合がほとんどです。
出産に関わる公的医療保障は以下のようなものがあります。
- 【出産一時金】生まれてくる子供1人につき42万円支給される。
- 【出産手当】出産の為に仕事を休んだ場合、日給の2/3が支給される。
- 【傷痛手当】切迫早産や妊娠悪阻で仕事を休んだ場合、支給される。
- 【高度療養費制度】1ヶ月にかかった費用が自己負担額を超える場合、超過分は免除される。
まとめ
帝王切開に関わるお金の不安に備える為に知っておきたい事柄を、JA共済を中心にその他の保険や公的医療制度も含めて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 帝王切開は手術として扱われるので、医療保障をつけていれば共済金の受給ができる
- 加入1年以内は、保障対象にはならないので、妊娠前に早めに加入する必要がある
- 医療保障がある共済・保険ならば、どの保険でもほとんど帝王切開も保障される
- 保険選びはプロに相談するのがベスト
- JA共済への共済金の請求は、契約しているJA共済へと連絡するのが第一
- 公的医療制度も充実しており、帝王切開の医療費負担を過度に心配する必要は無い
帝王切開による出産には、精神的にも大きな負担を感じることでしょう。保険選びを万全にして金銭面での不安だけでも減らせると良いですね。