FIREで早期退職の失敗談・その後を紹介!デメリットは?

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近ごろ話題となるFIREですが、夢を叶えても失敗だったと後悔する人がいます。FIREで早期退職の失敗談とその後についてを紹介します。そして、FIREで早期退職するデメリットについても解説。FIREで失敗するリスクを回避するためにもぜひ参考にしてください。

▼この記事を読んで欲しい人
  • FIREで早期退職をしようと考えている方
  • FIREのリアルな失敗談が知りたい方
  • FIRE後の生活に不安がある方
  • FIREで失敗したくない方
▼この記事を読んでわかること
  • FIREで早期退職の失敗談とその後
  • FIREで早期退職するデメリット
  • FIRE後失敗しないために必要なこと

FIREで早期退職の失敗談・その後を紹介!


FIREを目標とする若い世代の方が増えていますが、成功体験ばかりではありません。


失敗だったと感じている人も少なからず存在します。


今回は、実際にFIREで早期退職した人の失敗談とその後の生活についてご紹介します。


30代の既婚男性。


すぐに使える資金が450万円、投資などで運用している資金が1450万円、合計1900万円の資産がある状態で早期退職しました。


資金計画としては、資産運用により年間200万円前後のリターンを見込んでいます。


必要最低限の生活費はまかなえますが、収入と支出が同じため貯蓄は増えません。急な出費やゆとりのある生活は難しいです。


FIREで早期退職後、まずつらくなったことは毎日をダラダラ過ごすこと。とにかく暇になりました。


人と話をする機会も減り、日々の会話はほぼ妻のみ。目標や、やりたいことを持って早期退職したわけではなかったため、毎日の時間の使い方に困っています。


そのため、必然的に投資のための株・企業分析が趣味となってしまいました。


「何も社会に生み出せていない自分には価値がない」「自分はこんなはずではなかった」などとネガティブな考えを持つようになり、夜眠れないこともあります。


今では、「仕事のつらい経験も失敗も人生で大切なもの」と思えるようになりました。


この方の失敗談動画はこちらです。

FIREで早期退職するデメリット


FIREで早期退職することに夢を抱いている人も少なくありませんが、失敗する人がいることも確かです。


そこで、FIREで早期退職するさいのデメリットについても見てみましょう。


憧れていた早期退職が、「思っていたものとは違った」というようなことにならないためにもデメリットについてきちんと知っておく必要があります。


早期退職のデメリットを知ることで、対策を考えるヒントになるかもしれません。そして少しでも失敗のリスクは減らしましょう。

生活の目標がなくなり生きごたえがなくなる

FIREで早期退職をすることを目標とし、毎日忙しく仕事ばかりしていた人が、目標を実現したあと急に自由な時間が増えたとしても暇を持て余すことになりかねません。


そういった人のなかには、仕事というやりがいが無くなり、虚しさを感じる人もいるでしょう。


毎日ダラダラと目的もなくぼーっと過ごすことは、最初は新鮮でも終わりがないとつらくなるものです。


念願叶ったFIREでの早期退職を失敗だったと思わないためにも、その後の具体的な生活目標を事前に計画しておくと良いでしょう。


FIREすることだけでなく、将来の生きがいを探すことも大切な事前準備です。


生きがいを見つけられずにFIREで早期退職すると、その後の人生に生きごたえがなくなって失敗だったと感じてしまいます。

大して贅沢をすることはできない

FIREで早期退職をしたとしても、ほとんどの人が贅沢な暮らしではなく質素で堅実な暮らしをしています。


自由な時間があっても自由に使えるお金がない」という人が多く、限られた資産収入の中で生活をするため、常にお金と向き合います。何をするにもお金が気になるということです。


よほど余裕のある貯蓄や高い運用利回りがなければ、頻繁に旅行へ行ったり、欲しいものを欲しいだけ購入したりなどの贅沢はできません。


FIREで早期退職を希望している人は、自分の望む生活基準に必要な生活費をしっかり考えて資金計画を検討しましょう。  


この必要な生活費の把握を間違ってしまうと、早期退職後の生活が失敗してしまう原因となります。

毎年安定的に投資で収益を得られない可能性がある(FIREの破綻)

FIREを実現するには、投資などで資産を運用する必要があります。


その運用による収入だけで生活ができることが前提となっていますが、投資に絶対はありません。


どんなに綿密なデータから導いた運用計画だったとしても、約束をしているものではないのです。


それに、ハイパーインフレが起こったり、病気や事故などで思わぬ出費が必要になったり、税金や保険料が増額になったりと資金計画外のことが発生するかもしれません。


毎年安定的に収益を得られない可能性もあり、それはFIREの破綻を意味します。


そうなった場合は、資産を切り崩したり仕事をして収入を得るしかなくなるでしょう。


そういった不安が常にあるということは、相当なストレスとなります。

まとめ:FIREで早期退職の失敗談・その後を紹介!デメリットは?

FIREで早期退職をした人の失敗談とその後について紹介し、デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?


今回の記事のポイントは、

  • FIREで失敗したと感じている人は、毎日ダラダラと過ごすことがつらい
  • 生きがいがなく、暇を持て余すことがある
  • 必要な生活費のみで、余裕資金がないため贅沢ができないことが多い
  • 毎年安定的な収益を得られず、投資を失敗する可能性がある
です。


FIREで失敗するリスクを回避するためにも、失敗談やデメリットを参考にし、その後の生活についてしっかり考えることが重要です。

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