更新日:2022/06/05
住宅ローンを500万円上乗せする条件と利用方法!注意点4つを紹介
住宅ローンを組んで念願のマイホームを建てて生活をしている場合に、経年劣化や増改築などで新たな住宅資金が必要となり住宅ローンの借入金額を後から増やしたい事情が出てくる場合があります。今回は住宅ローンを500万円上乗せする上での条件と利用方法を解説していきます。
- リフォームで住宅ローンの借入金額を上乗せしたい人
- 住宅の諸費用でローンの借入金額を上乗せしたい人
- 住宅ローンの上乗せについて知りたい人
- 住宅の購入を考えている人
内容をまとめると
- リフォームで住宅ローンの上乗せが出来る
- 住宅関係の諸費用で住宅ローンの上乗せが出来る
- 返済比率は25%以下が理想
- 労金住宅プラス500が住宅ローンの上乗せに良い
- リフォームローンや諸費用ローンでの上乗せもできる
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 住宅ローン500万円上乗せは可能か?ケース別に紹介
- ケース①:住宅以外の用途では利用できない
- ケース②:リフォーム費用には利用できる
- ケース③:諸経費には利用できる
- ケース④:返済比率が高いと審査に通らない
- 年収500万円世帯の借入可能額は?
- 住宅ローンの借入金額を決めるポイント
- 現実的な借入可能金額
- 住宅ローン500万円上乗せする3つの方法
- 方法①:労金住宅プラス500を利用する
- 方法②:住宅ローン利用者専用のフリーローン利用する
- 方法③リフォームローンを利用する
- 住宅ローン500万円上乗せする4つの注意点
- 注意点①:住宅ローン減税の計算が難しい
- 注意点②:返済金額が増えて破綻する
- 注意点③:審査に通らない
- 注意点④:金利が高い
- まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ
目次
住宅ローン500万円上乗せは可能か?ケース別に紹介
住宅ローン500万円上乗せは可能なのでしょうか?住宅ローンを組んで返済をしていく中でリフォームなどにより後から住宅資金が必要になる場合があります。
- 住宅以外の用途では利用できない
- リフォーム費用には利用できる
- 諸経費には利用できる
- 返済比率が高いと審査に通らない
ケース①:住宅以外の用途では利用できない
住宅ローンを500万円上乗せさせるためには、住宅以外の用途では利用できません。住宅以外の用途とは以下のようなものがあります。
- 単純にお金を借りたい
- 車の購入費の為に借りたい
- 子供の学費を払う
- 借金をまとめる
- その他、住宅に関係のない使途
住宅ローンは、住宅購入費が高額なため借入金額が他のローンに比べて高くなりますが利率は低いです。利率が低いのは高額の金額を長い年月で返済していくため住宅ローンとしての用途がある前提です。それを住宅以外の用途で住宅ローンの低い利率で借り入れをすることは出来ないのです。
住宅ローンの上乗せを、住宅以外の用途でしようとしても審査には通りませんので、もしそれを考えている人がいる場合は他の方法を探してみてください。
ケース②:リフォーム費用には利用できる
住宅ローンを500万円上乗せするには住宅用途にしか利用できないと解説しました。そして住宅用途の一つにリフォーム費用があります。自分の住宅をリフォームするために住宅ローンを上乗せするのは住宅用途になります。
住宅ローンの上乗せの一つには「自宅にかかわる増改築資金」として定められています。増改築とはいわゆるリフォームの事でありリフォームのために住宅ローンを上乗せすることは出来ます。
リフォームをするにも、内容によっては数百万円または数千万円が必要となります。住宅はどうしても経年劣化するものですので、自分の住宅をリフォームしたい方は住宅ローンの上乗せも検討しましょう。リフォームに対してはリフォームローンという種類のローンもあります。
ケース③:諸経費には利用できる
もう一つ、住宅ローンの上乗せが出来るものの一つとして住宅用途にあたるのが、住宅に対する「諸費用」です。諸費用とは主に以下の4点があります。
- お借換にかかわる費用
- 登記費用
火災保険料、地震保険料 - 事務取扱手数料
- 収入印紙代
ケース④:返済比率が高いと審査に通らない
ケース①~③で住宅ローンの上乗せが出来るケースを解説しましたが、ケース①~③でも住宅ローンの上乗せ申込みの審査に通らない場合があります。それが、申し込んだ新たな借入金額の返済が元の住宅ローンの返済と併せて返済比率が高いと審査に通らない可能性があります。
返済比率とは、年間で返済する金額が年収に対してどれくらいの割合になっているかを表す指標です。返済比率は25%以下が理想とされています。しかし、金融機関によって異なりますが年収が400万円未満だと返済比率が25%~30%で審査に通ると言われています。また、年収が400万円超だと返済比率が30%~35%で審査に通ると言われています。
この審査基準における返済比率の数値はあくまでも借入限度額であり実際にそれだけ借りれるかどうか、そこまで借りても大丈夫と思うのは間違いです。後に開設しますが返済比率は25%以下が良いとされています。
年収500万円世帯の借入可能額は?
次に住宅ローンの借入可能額を解説していきます。住宅ローンには借入可能額というものがあり、この金額までの範囲で住宅ローンを組めるといった限度額のことを借入可能額や借入限度額といいます。この借入可能額の範囲で住宅ローンも上乗せをすることが可能です。
- 住宅ローンの借入金額を決めるポイント
- 現実的な借入可能金額
住宅ローンの借入金額を決めるポイント
- 返済比率
- 年収倍率
現実的な借入可能金額
返済比率などにより住宅ローン借入可能金額について解説してきましたが、借入限度額のギリギリを借りてしまうのはおすすめしません。返済比率は理想として25%以下と言われています。
返済比率25%で考えると、年収500万円だと年間の返済額は125万円です。月々の返済額は約10万円になります。そして利息も含めて35年のフルローンだと合計の借入可能金額は約3500万円です。従って、500万円を上乗せして住宅ローンを組む場合には初めに3000万円の住宅ローンから500万円を上乗せして3500万円の借入金額とすることになります。
返済比率30%まで、若しくは35%まで審査には通る可能性はありますが審査の通る目一杯を借りてしまうと住宅ローンの返済が生活の負担や返済不能のリスクが大きくなります。また、他の借入金などもあると更に返済リスクが増加するので返済比率は25%以下でおさえておくのがおすすめです。
くれぐれも返済が出来るからといってゆとりの無い返済計画を組まないように気を付けましょう。思っているよりも住宅以外での資金が必要になってくるものであり、ゆとりが無ければ返済不能になる可能性が極めて高くなってしまいます。
住宅ローン500万円上乗せする3つの方法
ここまでは住宅ローンの上乗せに関する概要を説明してきましたが、次に住宅ローンを500万円上乗せする具体的な方法について解説していきます。その方法は以下の3点です。
- 労金住宅プラス500を利用する
- 住宅ローン利用者専用のフリーローン利用する
- リフォームローンを利用する
方法①:労金住宅プラス500を利用する
- 住宅ローンに最高500万円までプラスできる!
- 家財購入費も対象範囲
- 返済期間は最長40年
- 団体信用生命保険料が無料
- ろうきんダイレクトによる一部繰上返済手数料が無料
方法②:住宅ローン利用者専用のフリーローン利用する
方法③リフォームローンを利用する
住宅ローン500万円上乗せする4つの注意点
最後に住宅ローン500万円上乗せする際の注意点を4つに分けて解説していきます。住宅ローンは借金です。借金である以上、住宅ローンに限らず必ず注意をしなければいけないことは多くあります。
- 住宅ローン減税の計算が難しい
- 返済金額が増えて破綻する
- 審査に通らない
- 金利が高い
注意点①:住宅ローン減税の計算が難しい
注意点②:返済金額が増えて破綻する
- 返済比率は25%程度までにする
- 年収倍率は5倍前後までにする
- 他の借入金も含めてゆとりのある返済計画を立てる
注意点③:審査に通らない
- 年収倍率が審査基準を超えている
- 返済比率が審査基準を超えている
- 他のローンと併せて返済に無理がある
注意点④:金利が高い
まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ
今回の記事では、住宅ローンを500万円上乗せする上での条件と利用方法について説明してきましたがいかがだったでしょうか。住宅ローンの上乗せは住宅の用途でしか利用できなくて、上乗せするための3つの方法についても解説しました。
しかし、住宅ローンの上乗せを審査して落ちてしまう人もおるのは事実で、ある程度自分が審査に通りそうかを知りたい方も多いと思います。そこでおすすめなのが、マネーキャリアのFP相談です。
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