効率の良い住宅ローン勉強方法!何から始めるべきか一から解説

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住宅ローンについて勉強すべきと言いますが、専門用語も多くなかなか勉強がはかどらないという人も多いはずです。住宅ローンについて効率よく勉強するための方法や手段を紹介しますので、住宅ローン初心者も勉強の仕方が分かります。今すべきことを順を追って説明していきます。

▼この記事を読んでほしい人
  • 住宅ローンについて基礎から学びたい人
  • 住宅ローンについて学びたいが、あまりの難しさに挫折しそうになっている人
  • 住宅ローンの勉強法について知りたい人
  • おすすめのファイナンシャルプランナーを押さえておきたい人
 ▼この記事を読んでわかること
  • 住宅ローンについて学ぶためにまずやるべきこと
  • 住宅ローンについて勉強する上でおすすめの本
  • 住宅ローンについて知るための基礎知識
  • 住宅ローンについて分からない事があった時に相談する相談先

内容をまとめると

  • 住宅ローンについて勉強する方法としてはインターネットや本、セミナーなどの勉強会がある
  • 住宅ローンについて勉強する前に基本的なことを押さえた上で勉強にとりかかると効率よく頭に知識が入っていく
  • 住宅ローンの勉強には初心者もしっかりと知識が身につくおすすめの本を活用すべき
  • 住宅ローンについて第三者のプロの意見を聞きたい場合はマネーキャリアがおすすめ
  • マネーキャリアは相談料無料、オンライン上で全て完結するため忙しい人にもおすすめ

効率の良い住宅ローンの勉強の仕方は?


夢のマイホームを建てるにあたって住宅ローンを組むことになる人が多いですが、住宅ローンといえばいわば借金、きちんと理解した上で住宅ローンを組まなければなりません。


住宅ローンについてきちんと理解した上で組むためには、事前に何からすべきか自分なりに勉強しておく必要があります。


住宅ローンの勉強の方法の一例としてこのような方法があります。

  1. ネットで調べる
  2. 本で知識をつける
  3. 銀行の住宅ローン勉強会を活用する
言われるがままではなく、自分で判断しベストな選択をする力が必要になります。

自分にあった勉強の方法で、住宅ローンについて勉強してみてください。

①ネットで調べる

住宅ローンの勉強をする上で、インターネットは非常に効率的な手段と言えます。


インターネットでは最新の情報が収集できることに加え、様々な視点からの知識も身につくことから、素早く最新の知識を身につけたいと考えている人におすすめです。


また、時間を気にすることなくいつでもどこでも情報収集ができることもメリットと言えます。

②本で知識をつける

住宅ローンについて分からないことがある場合、本で知識をつけるという方法もあります。


今日住宅ローンをはじめとして家計のお金を見直したいという人が多いことから、お金の専門家が独自の視点でわかりやすく伝えている本も多く出版され、本屋でもマネー関連のコーナーを儲けているところが多くあります。


本屋に行くと様々な住宅ローンについての本が並んでいますので、読みやすさやわかりやすさを比較検討して自分に合う1冊を探すことができます。

③銀行の住宅ローン勉強会を活用する

銀行で行っている住宅ローンに関する勉強会に参加し、生の声を知ることも有効です。


銀行は住宅ローンで資金を貸す側だからこそ見えているものや知識がありますので、銀行員の立場から見た住宅ローンの今のリアルな声を知ることができます。


実際に住宅ローンを借りている人も、住宅ローンを組む前に銀行主催の住宅ローン勉強会に参加し、無理のない返済ができるようにしているという人も多くいます。


銀行主催の受託ローン勉強会に参加した人の声として「しっかりと住宅ローンについて知ることができた」という口コミもあります。


噛み砕いた分かりやすい説明で確かな理解ができる銀行主催の勉強会は、分からないこともすぐにその場で質問できるところがいいですね。

住宅ローンを勉強する際に知っておきたい基礎知識


いきなり住宅ローンについて勉強しようとしても右も左も分からないものです。


そのため、住宅ローンについて勉強する時に知っておくべき基礎知識があるので紹介します。

  1. 住宅ローンの種類
  2. 金利の種類
  3. 返済方式
  4. 申し込みから融資実行までの流れ
  5. 団体信用生命保険 
基本的な言葉や内容を知っているだけでも、勉強した内容の理解が早まるものですので、すでに簡単には知っているという人も、初心者の人も確認しておくことをおすすめします。

①住宅ローンの種類

住宅ローンとは2種類あり、どちらがいいというものではないので、それぞれの特徴を知った上で返済計画に合った住宅ローンを選ぶべきです。

公的住宅ローン民間住宅ローン
取扱国や自治体銀行や信用金庫などの民間融資の会社
種類財形住宅融資・自治体融資・フラット35民間融資・提携融資・社内融資
金利全期間固定・期間選択型固定変動・全期間固定・期間選択型固定
物件の審査の有無審査あり審査なし
メリット審査の基準が緩めに設定されている借入先や金利についての選択肢が豊富
デメリット借入限度額や住宅構造の条件がある審査が厳しく、年収や勤続年数が重視される

公的ローンの場合審査が通りやすいというメリットがあるものの、審査とは別に借入限度額や住宅構造条件が別途あるため、縛りが強いというデメリットがあります。


建てたい家の構造が公的住宅ローンの借入の条件に合わない場合、ローンが組めませんのでご注意ください。


一方、民間住宅ローンは様々な種類があり自分の好きなものでローンを組むことができます。


住宅構造の制限がないため自由度が高い借入ができますが審査基準が厳しく、勤続年数が短い、年収が少ないという場合借入ができなくなります。

②金利の種類

住宅ローンの金利は変動の有無によって3種類に分けられます。

  • 固定金利型:
    返済の開始から終了まで一定の金利
  • 変動金利型:
    社会情勢や経済状況などによって返済金利が変わる
  • 固定金利選択型:
    契約から数年間は固定金利だが、その後は固定金利か変動金利を選択
金利の種類ごとに特色があるため、自分の返済計画にあった金利を選ぶことがポイントとなります。

メリットデメリット向いている人
固定金利型家計管理との関係で返済額の管理がしやすい変動金利と比べると、金利が高めに設定されていることが多い定額制の感覚でローン返済をしたい人
変動金利型低金利にシフトしたとき返済が有利となる金利が急上昇するリスクもある少しでも金利を抑えられる可能性があるのなら抑えたい人
固定金利選択型始めの数年は低金利で設定されることが多い一定期間を過ぎてから変動金利か固定金利かを選択する手間がある契約のタイミングで金利については一旦保留し、少し様子見をしたい人

社会の動きや自分のローン返済計画、日々の生活費などの兼ね合いもあるため一概にこの金利の種類がいいというおすすめはできません。

ライフプランや返済計画に適した無理のない返済計画のためにも、ポイントを押さえて選んでください。

③返済方式

住宅ローンの返済の方法は2種類あるため、分の返済計画に合わせた選択をする必要があります。

  • 元利金等返済:
    利息+元金の額を一定で返済していく返済方法
  • 元金均等方式:
    元金のみの返済額が同額になるようにするタイプの返済方法。
    金利は初期の方が高い傾向にある
似た言葉で混乱してしまいがちですが、元利均等返済は利息+元金の合計を同額に、元金均等返済は元金のみ同額ととらえると覚えやすいと思います。

それぞれのメリットとデメリット、向いている人について説明します。

メリットデメリット向いている人
元利均等返済毎月決まった額を返済していくため家計管理がしやすい総額でみると返済額は高くなる家計管理をシンプルにしたい人
元金均等返済元利均等返済よりも総返済額は低くなる始めの頃の返済額が高くなる傾向がある返済総額を少しでも抑えたい人

返済開始からすぐは利息の割合が大きく徐々に小さくなっていくため、元金均等方式を選択すると出費が大きくなる傾向がありますが、長期的に見ると返済額の総額を抑えることができます。

元利均等返済は定額返済のため金銭管理はしやすいのですが、長い目で見ると返済額は大きくなってしまいます。

家計管理のしやすさを重視する場合は元利均等返済、返済額の節約を考えた場合は元金均等方式を選ぶといいですね。

④申し込みから融資実行までの流れ

住宅ローンを申し込んでから実際に融資が行われるまでには順序があります。
  1. 住宅ローンの事前審査:
    融資を受けることができるか仮で受ける審査。1〜7日程度
  2. 必要書類の準備:
    金融機関から指示された必要書類を準備する。3〜14日程度
  3. 申込みと本審査:
    事前審査に問題や虛偽がないかを確認する。
    本審査で問題なく通過した場合住宅ローンの契約を行う
必要書類や関係物は金融機関に確認する必要がありますが、一般的には以下のようなものです。
  • 本人確認書類:運転免許証、保険証など
  • 収入を証明するもの:収入証明資料源泉徴収票、確定申告書など
  • 印鑑:印鑑証明書、印鑑証明で登録した実印
  • 現時点での住まいについての資料:本人を含め家族全員記載の住民票
  • 新しいマイホームに関するもの:物件の詳細資料
  • 預金口座通帳:銀行の預金口座通帳など
事前審査は必須ではないものの、住宅ローンを組むことができるかどうか、どのくらいまで借入ができるのかを知ることができるため、ためになると言えます。

数千万円という大金のローンなので、思い立ってすぐに借入をすることができるものではありません。

審査などを含めて融資が実行されるまでの流れを知り、時間的なゆとりをもって行うことをおすすめします。

⑤団体信用生命保険

住宅ローンは何十年単位のローンですので、マイホーム購入後に支払者が亡くなってしまうと、返済が困難になることがあります。


遺された家族がローンの支払いで困ってしまった、最悪の場合住む場所がなくなったということも無きにしもあらずですので、最悪のケースを想定し団体信用生命保険に加入することになります。


もしもの場合は団体信用生命保険の保険金で残りのローン支払いを行うという仕組みであり、加入が条件となっていることもあるのです。


団体信用生命保険は様々なタイプがあり、がんや疾病に備えての保障があるタイプもありますので、予算や保障に合わせて加入をおすすめします。

勉強しておきたい知っておくと得する知識


住宅ローンの借入や、住宅ローンについて勉強する上で住宅ローン控除について押さえておくことがポイントとなります。


住宅ローンを組み、数十年単位で支払いを続けていくことになるのですが、かなりの金額になってしまいます。


支払いも大変なことに加えて、税金も支払うということになると負担は大きくなってしまいます。


できることであれば毎月、毎年の支払いを少しでも減らしたいと考えるものですよね。


住宅ローン控除を押さえておくことによって、税金の支払い額を減らすことも可能となりますので、住宅ローン控除についての条件や概要を押さえておいておくことをおすすめします。

住宅ローン控除

住宅ローン控除とは、一定の条件を満たしている人対象で税金の控除を受けることができることを指します。


住宅ローン控除を受けることができるかどうかということは、年末の住宅ローン残高で決まります。年末に返済すべき住宅ローンがいくら残っているか、その額に応じて所得税や住民税といった税金の控除を受けることができるのです。


10年以上の住宅ローンでマイホームを購入した場合、1年あたり最大40万円の控除が10年間(条件によっては3年延長)受けられることになります。


税金が控除されるということで、ぜひとも押さえておくべきですが、初年度は確定申告が必須になります。


必要な手続きを忘れないように気をつけてください。

住宅ローンを勉強するのにおすすめの本


住宅ローンについて勉強する上で本屋に足を運んでみたものの、どれを読めばいいか迷ってしまうという人もいます。

読みやすさ重視かつ確かな知識が身につくおすすめの本をピックアップしました。

  1. 「住宅ローンで『絶対に損したくない人』が読む本」
  2. 「家を買う時に『お金で損したくない人』が読む本」
  3. 「成功する住宅購入の教科書」
住宅ローンについてわかりやすく丁寧に解説されているので、一度手にとって見ることをおすすめします。

①「住宅ローンで『絶対に損したくない人』が読む本」

この本の著者は住宅ローンについての人気ブログである「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える」の管理人が伝える住宅ローンに関しての本音をまとめた本です。


この本の著者は住宅ローンについての情報がたくさんある現代において、住宅ローンに関する人気ブログの地位を確固たるものにした管理人です。


住宅ローンの賢い選び方から、返済で得する方法に至るまでわかりやすく丁寧に説明しているため、住宅ローンについて右も左も分からないという人にもおすすめできます。


銀行や不動産会社は自分たちに有利となる話をしがちですが、損得ない立場で見る人気ブロガーだからこそ言える本音を教えてくれます。

②「家を買う時に『お金で損したくない人』が読む本」

「住宅ローンで『絶対に損したくない人』が読む本」の著者である千日太郎さんが書いた本であり、家を買う時のお金についてしっかり考えるべきという警鐘を鳴らしている1冊です。


家を買うにあたっては様々な情報や考えがありますが、本当の意味で特に肝心なお金についてをしっかり考えた上で契約している人は案外少ないものです。


身の丈にあったローンを組まずに返済が困難になってしまうという人も多いため、しっかりとお金について十分な知識を得た上で契約すべきと言えます。


この本は現役公認会計士であるブログ管理人から見たマイホーム購入で損しないためのアドバイスを多数掲載しています。


この1冊でマイホーム購入や税金、金融についての知識がカバーできる、マイホーム購入者必携の本です。

③「成功する住宅購入の教科書」

マイホームは一生に一度の大きな買い物であることがほとんどであるからこそ、失敗したくはないものですよね。


この本の著者は不動産関係会社を経営し、圧倒的な顧客満足度を誇っている斎藤剛さんは多くの人々の家探しをサポートしてきた、住宅購入のプロと言えます。


自分のマイホームを買うつもりで多くの人々の家探しをしてきたからこそ気づいた、失敗しないノウハウを詰め込んだ1冊となっています。


住宅購入の際に使える便利なチェックシートも付録として付いているため、住宅購入の際に1つずつ丁寧に見直し失敗を回避したいと考えている人はぜひ読むべき1冊です。

【銀行員おすすめ】住宅ローンの核を勉強できる本


餅は餅屋といいますが、ローンについてはローンを提供することが多い銀行員が詳しいものです。


住宅ローンの肝となる部分が勉強できると銀行員が太鼓判を押す本があります。それが『ウサギのローン カメのローン~最高の住宅ローンを選ぶ方法~』です。


銀行員が強くおすすめする理由やポイントについて見ていきます。

「ウサギのローン カメのローン~最高の住宅ローンを選ぶ方法~」

この本では主人公であるウサギとカメが理想とする住宅ローンを探す物語が進んでいきます。


住宅ローンについての本の場合、専門用語などが多用され難しいものというイメージがありますが、この本の場合は物語形式でサクサク読むことができます。


難しいと思われがちな住宅ローンについてを楽しみながら勉強できるというポイントです。基本的な用語についての説明から、住宅ローンを借りているにもかかわらず金融資産が増えていく裏技も紹介しています。


銀行員の視点からみてもおすすめできる本として紹介されています。

【Amazon】住宅ローンの売れ筋本ランキング


自分でどの本を選ぶべきか迷った人は、世界規模の通販サイトで一番売れている本を参考にすることも一つの手です。

  1. 「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由 」
  2. 「賃貸か購入か キンドル・リノベシリーズ (ちきりんブックス)」
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  3. 「いちばんやさしい不動産の教本」 

住宅ローンについての本の中でも、Amazonで売れている本を紹介します。

①「33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由 」

この本は売筋ということに加え、購入後のレビュー評価も非常に高い1冊です。


33歳、手取りも一般的な平凡サラリーマンが生死をさまようような大怪我をしたことをきっかけにお金に目覚めます。


本のタイトルにあるように、住宅ローンについての説明はもちろんですが、その他の教育費や介護費、老後資金といったライフプランに関わるお金についての関わり方も説明していきます。


誰でもできるようなシンプルなお金との関わり方や増やし方を説明してくれるおすすめの本です。

②「賃貸か購入か キンドル・リノベシリーズ (ちきりんブックス)」

住まいに関する意見は人それぞれですが、賃貸にすべきかマイホームを購入すべきかというものは正解がないからこそ難しい問題です。


この本の中では中古マンションについて触れている部分もあり、新築には手が届かないから中古マンションと考えている人にとってもためになる本とも言えます。


不動産会社の意見から見た意見のみならず、買う側、住む人それぞれの判断基準や見方について広く知っておきたいという人は是非とも読むべきです。

③「いちばんやさしい不動産の教本」

この本は不動産コンサルティングマスターであり、大手予備校で宅建資格の講師もしている著者が、経験などをもとに、不動産について知るべき知識を1冊にまとめた本です。


経験に裏打ちされたノウハウや不動産に関しての基礎知識を、まるで分かりやすいセミナーを聞いているかのような感覚で学ぶことができます。


図やイラストなどを多用していることからも、初めての人でも読みやすく、不動産という難しいテーマでもとっつきやすい内容となっています。

まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!


住宅ローンについて勉強すべきことは多々ありますが、時に迷うこともありますよね。


住宅ローンの勉強をしていて疑問が浮かんできた場合や、自分に当てはめて考えたものの客観的な意見も聞いてみたいと思った場合はぜひマネーキャリアにご相談ください。


マネーキャリアの相談は料金無料であることに加え、相談の予約から実際の予約はオンライン上で行われるため、家事や仕事に忙しい人でも気軽に相談できます。


マネーキャリアには住宅ローンについての相談経験や最新住宅ローン事情に精通したファイナンシャルプランナーが多数在籍しているため、あなたにぴったりの住宅ローンについてもアドバイスすることができます。


住宅ローンの勉強で困ったことがあった歳はマネーキャリアにおまかせください。

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