住宅ローン再審査の注意点!事前審査は通ったが本審査で落ちた場合は?

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住宅ローンの事前審査は通ったものの、本審査で落ちてしまうこともあります。なぜ落ちてしまったのか、理由を見つけ改善することで審査が通る可能性も高くなります。金融機関が審査で見ているポイントや改善点を紹介しますので、再審査を依頼する前に参考にしてみて下さい。

▼この記事を読んでほしい人
  • 住宅ローンの審査で通過できなかった人
  • 住宅ローンの審査基準を知りたい人
  • 希望する夢のマイホームを諦めきれない人
  • 再審査を依頼する前にやるべきことを知りたい人
  • 住宅ローン審査について相談する先を探している人
▼この記事を読んでわかること
  • 住宅ローンの審査で金融機関が見ているポイント
  • 住宅ローンの再審査で通るために押さえておくべきポイント
  • 住宅ローンを提供している、今一押しの金融機関
  • マネーキャリアに住宅ローンについてを相談するメリット

内容をまとめると

  • 住宅ローンの審査で通過できなかった場合、理由は教えてもらえないため自分で考える必要がある
  • 住宅ローンの審査で通過できない原因が自分自身にあるケースと、希望する住宅にあるケースがある
  • 住宅ローンの審査で改善すべきポイントを改善して再申請することは可能
  • 住宅ローンについての相談は相談経験豊富で顧客満足度も高いマネーキャリアがおすすめ
  •  マネーキャリアについてはこちらのボタンをクリック!

住宅ローンの再審査をする場合のポイント


住宅ローンを申請する人は多いですが、銀行の審査を通過しなければなりません。


一度落ちてしまうと、不安になりますが、再審査で通る可能性もあります。


再審査を依頼する前に、もう一度確認しておくべきポイントや注意点があります。

  • ポイント①:同じ銀行に再審査するなら半年以上の期間を空けてから
  • ポイント②:違う金融機関に申し込む場合は条件を変える
  • ポイント③:一度審査落ちがあると本審査後の再審査は厳しくなる 
  • ポイント④:物件を変更した場合は再審査がスムーズになることもある 
これらの点を気をつけるだけで、審査通過の可能性は上がるはずです。

ポイント①:同じ銀行に再審査するなら半年以上の期間を空けてから

金融機関に審査を依頼し、審査通過不可の知らせを受け取ってすぐに再度審査を申し込んだとしても、結局同じ結果を生むだけです。


住宅ローンはいわば借金ですので、お金を貸す側の銀行としては貸した人がきちんとお金を返してくれるかどうかを見ているのです。


審査に落ちたということは、何かしらの貸すことができない基準に満たないことがあったということです。


その基準に満たないことを修正する間もなく、再度すぐに申請を出しても結果は覆りません。


また審査を通過させるかどうか、借り入れを許可するかどうかを決めるのも人間ですので審査で落ちて改善もせずに再審査依頼をしても同じです。


同じ銀行で住宅ローンの再審査を依頼する場合は、ある程度の期間をあけて再度審査依頼を出すべきです。


半年以上期間を空けてから審査に出すと、通過率も変わってくるものです。

ポイント②:違う銀行に申し込む場合は条件を変える

上記であげたように、同じ銀行に再審査を依頼するまで半年以上も待てない人は、別の金融機関の住宅ローンに申し込むのも手です。


しかし、一度金融機関の住宅ローンが通らなかったということは、何かしらの原因があることが考えられます。


条件を変えずに別の金融機関をあたっても、そのまま通過できずに終わる可能性もなきにしもあらずです。


別の金融機関に申し込む場合は、条件を改善させて再チャレンジすることをおすすめします。


住宅ローンが通過しない原因として年収の他にも保証人、担保価値など様々です。


  • 保証人を増やす
  • 夫婦で連名のローンとして申請する
  • 保証人を増やして再チャレンジしてみる

など、できることはなるべくチャレンジしてみてください。


条件をよくした上で再チャレンジすることで、住宅ローンが通りやすくなるものです。

ポイント③:一度審査落ちがあると本審査後の再審査は厳しくなる

住宅ローンの審査が通過できなかった履歴は残ってしまうものです。


金融機関側も、過去に住宅ローン審査に通過できなかった人という目でジャッジすることになってしまうため、どうしても厳しくなってしまうものです。


しかし希望はまだあります。


確かに一度審査に落ちてしまったという事実は変わりませんが、そこからどのように改善していくかがポイントです。


一度審査に落ちてしまったとしても、改善した点、解決した課題があればある程度心象は良くなります。


見る目は厳しいものの、希望を捨てずに再審査にチャレンジしてみて下さい。

ポイント④:物件を変更した場合は再審査がスムーズになることもある

住宅ローンの審査が通過できない場合の理由の1つに、物件があげられることもあります。


自分自身の年収や担保に見合わない高額な住宅を購入するための住宅ローンの場合、金融機関側は返済に懸念材料があると判断します。


その場合、住宅ローン審査を通過させないということもあるので、購入する物件を変更することも1つの手です。


せっかく決めた、ビビッと来た物件なのに諦めるなんて酷な話と感じるかもしれません。


しかし、金融機関側はお金の貸し借りのプロであり、そのプロが厳しいとジャッジしたということは、将来的に借り入れした本人が苦しむことになってしまいます。


自身の収入にあった物件に変更することで、審査が通過しやすくなることがあります。


手に入れる物件の価格が1割下がっただけでも、ローンの金額は数百万円下がると考えられますので、物件変更も視野に入れてはいかがでしょうか。

住宅ローン仮審査の再審査をするなら知っておくべき審査基準


金融機関側は審査基準を公表していない以上、再度審査依頼する前に、注意すべきポイントがあります。

  • 基準①:事前審査の審査基準は返済能力があるかどうか
  • 基準②:本審査の基準はあまり変わらないが事前審査よりも厳しい
次こそはと意気込んで依頼する再審査ですので、失敗したくはないですよね。

失敗できないからこそ、再審査を依頼する前に知っておくべきポイントをしっかりと押さえて挑んで下さい。

基準①:事前審査の審査基準は、返済能力があるかどうか

事前審査で金融機関側がチェックしている内容といえば、第一に返済できるかどうかです


お金を貸す場合は、返してもらうことを想定して貸すものであり、返すことができない人に大切なお金は貸せませんよね。


審査基準についてですが、

  • 返済能力があるか
    (借り入れする人の雇用形態、年収、年齢、借金の有無、希望の借り入れ額など)
  • 万が一の時には、担保での返済は可能か

などを総合的に考慮して判断しています。


もちろん借りたお金はきちんと返済することが基本ですが、万が一のことがないとは言い切れません。


もしもの時に備え、担保としていたものを返済にあてることができるかどうかも重要なチェックポイントです。


そのため、転職や離婚経験、奨学金やリボ払いが原因で、それのみで返済能力なしとみなされて借り入れ不可となることは考えにくいものです。


全体的に見て、きちんと滞りなく返済することができるかどうかをジャッジしているということですね。

基準②:本審査の基準はあまり変わらないが、事前審査よりも厳しい

本審査の場面でも、事前審査と基本的なジャッジの軸は変わりません。 


基準は大きくは変わらないものの、ジャッジする部署が異なるのです。 


 これまでは事前審査として金融機関のいち支店として行っていたものが、本審査では本店の融資部に審査舞台が切り替わります。 


支店としては、基本的に借り入れを希望する人には前向きに融資をして、営業成績を伸ばしたいという思いからも、前向きに融資できるように働きかけるものです。 


しかし、本審査となると本部の融資部であり、支店の営業成績や実績とは無関係の部署です。 


そのため、忖度なしのジャッジとなるため、厳しくなります。 


 基本的に基準は変わらないため、事前審査に通過して本審査で落ちることは少ないのですが、全く無いわけではないので注意が必要です。

住宅ローンの再審査をする前に落ちた理由を考える


住宅ローンに落ちてしまったとなると、なぜ落ちてしまったのか理由も分からずに困ってしまうものです。


一度落ちてしまっても、再度審査を依頼することはできますので、2回目こそはきちんと審査を通過していものですよね。


そのためにも、住宅ローンの審査を落ちてしまった理由を考える必要があります。

  • 理由①:健康状態・勤続年数など個人の信用情報に原因がある
  • 理由②:年齢・収入から見た借入希望額が大きすぎる
  • 理由③:勤務先も審査対象に!会社側に問題がある
  • 理由④:法令基準や担保価値など物件の評価が低い 
  • 理由⑤:事前審査は通ったが本審査で落ちた場合は状況変化の可能性も

2回目だからこそ、ジャッジの目が厳しくなってしまっている部分があるのは否めません。


だからこそ、気を引き締めて落ちた理由を考えた上で、対策を行い通過できるように細心の注意をはらうことがポイントとなります。

理由①:健康状態・勤続年数など個人の信用情報に原因がある

住宅ローンの審査に通過できない原因として、自分自身の信用情報が関係しているケースもあります。


  • 健康状態:
    入院歴や通院歴で団体信用生命保険に加入できず、ハイリスク
  • 勤続年数:
    収入の安定性に欠けてしまうとみなされる
  • 収入・雇用:
    雇用形態(正規/非正規)による収入格差
  • 借金:
    自動車ローンなども対象となるため要注意
  • 過去の税金の未納・延滞:
    納税の義務を果たしていない→お金にルーズとみなされる
雇用形態については、現在終身雇用が崩壊していると言えますので、正社員ではないと借り入れができないということではありません。

しかし、そうは言ってもやはり非正規では安定していない、収入に大きな差があることは事実です。

また、借金や税金の未納・延滞が過去にあった場合も、信用問題に関わってきます。

残高不足で1ヶ月支払えなかった程度ではすぐに借り入れ不可となるとは考えにくいですが、2〜3ヶ月も延滞していた場合やはり心象は悪くなってしまいます。

理由②:年齢・収入から見た借入希望額が大きすぎる

年齢はかなり重要な項目であり、基本的な住宅ローンの返済上限は80歳です。

そのため、40代〜50代で長期的な借り入れとなると、年齢基準にひっかかってしまうことは避けられません。

また、収入に対しての借入希望額が大きすぎる場合も、返済が難しいとみなされます。

実際の融資としては年収の6〜7倍もありえますが、実際返済となると苦しくなってしまうものです。

金融機関側としても、返済に苦しくなり返済不可となってしまうことを恐れています。

目安として年収×5が余裕をもって返済することができる金額と考えられるので、借入希望額が大きい場合は根本的な計画の見直しが必要です。

理由③:勤務先も審査対象に!会社側に問題がある

自分自身や物件に問題がないとしても、勤務先に問題があることも否定できません。

  • 会社の業績:
    倒産や給与面のリスク
  • 零細企業・家族経営など従業員が社会保険に加入していない会社:
    就業場所の規模の小ささ→安定度に直結しているとして不安視する傾向がある
  • コンプライアンス違反あり:
    コンプライアンスを軽視している会社とみなす
自分自身にいくら問題がないとしても、勤務先の会社の規模コンプライアンス違反の有無が絡んでくることもあります。

いまや社会保険=会社としては全加入が常識という見方がされているため、社会保険に加入義務がない会社は事業の規模としては相当小さく、先行きが不安視されるという流れです。

また、コンプライアンス違反をしている会社で働いている場合、そこで働いているあなたもローン返済の点では要注意とみなされることになります。

つまり、銀行からみて懸念材料や問題点がある会社に勤めているあなた自身もローン返済に問題がある可能性が高いとみなされているということです。

借りる本人の人格や返済能力以外の面で審査に影響され、落とされてしまうことも否定できません。

理由④:法令基準や担保価値など物件の評価が低い

法令の基準に則っていない物件を希望している場合や、担保として提供する物の価値が低い場合も、同様に問題視される傾向にあります。

  • 希望物件の法令違反:
    違法な増改築、立て直しをしている
  • 希望物件の付加価値、条件の悪さ:
    私道に面している物件、再建築不可物件
  • 担保価値の評価が低い:
    担保として提供する物件の価値=もしもの時のための安心材料であるため、その価値が低い=もしもの時の備えにならないとみなされる
希望する物件が違法建築の場合、もちろんローン審査がおりません。

明らかに目で見て分かる違法物件の場合の他にも、マンションの共用部分の違法、条件の悪さも含みます。

このような点は一般人では分かりにくく、不動産に精通している人でないと見抜くことが難しいポイントです。

そのため、法令基準に則っているかどうか不安がある場合は、仲介不動産会社などに念の為確認してもらうことをおすすめします。

理由⑤:事前審査通過後には通ったが本審査で落ちた場合は状況変化の可能性も

事前審査は通ったものの、本審査で落ちてしまった場合、状況が変化していることが関係していることもあります。


自分自身の健康状態が悪化していた、会社の信用度が落ちる出来事があると、やっぱり危険と判断され、落ちてしまうこともあります。


転職の有無は審査に大きく関係しないとは言ったものの、転職して間もないケースでは厳しいものがあります。


また、自分自身側の変化ではなく、金融機関側の変化も原因としては挙げられます。


金融機関に金融庁の指導が入ったことで、審査基準が厳しくなったこともありました。


本審査も通るものと見込んでいたものが落ちてしまった場合、困惑してしまうものですよね。


このまま再度審査を依頼するか、それとも金融機関を変更してみるか、様々な方法が頭をよぎるはずです。


一度第三者の視点で見てもらい、一緒に考えていくと意外なところにヒントがあるかもしれませんので、マネーキャリアにご相談ください。


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住宅ローンの再審査に通るためのポイント


住宅ローンの審査に通らなかった場合、改善点を見直し、再度審査を依頼することもあります。


再審査となるとジャッジの目は厳しくなってしまうこともあり、次こそは審査通過したいものです。


住宅ローンの再審査に問題なく通るために、できることをすることで先手を打つことが必須です。

  • ポイント①:可能な限り頭金を増やす
  • ポイント②:物件を変更・返済計画を見直す
  • ポイント③:世帯の収入を合算してペアローンを利用する
  • ポイント④:条件の違うほかの金融機関を調べる
  • ポイント⑤:個人信用情報の瑕疵が消えるまで待つ 

ポイント①:可能な限り頭金を増やす

頭金を増やすことで、借り入れ額を減らし、自己資金が多いことを証明することがポイントです。


きちんと貯金できる人=返済能力が高いとみなされますが、頭金を増やすのは簡単ではありません。


家具などのためにあてる予定だった資金を流用する、親などに一時的に借りるなども方法の1つです。


頭金の平均は購入する不動産の価格の1割前後が多いといったデータが出ていますが、2割前後あるとローン審査では有利になります。


返済能力に問題がないとを示すことで再審査に通る可能性が高くなるはずです。

ポイント②:物件を変更・返済計画を見直す

せっかく手に入れたいと思えた物件を見つけ、住宅ローンを申請した人にとっては辛い話ではありますが、物件の変更や返済計画の見直しも視野に入れて、改めて動き出すべきです。


住宅ローンの審査が通らなかったということは、お金を貸し借りで扱うプロが厳しいと判断したからに他なりません。


もう少し安価な、身の丈にあった物件に変更して再度審査を依頼してみると、すんなりと通るかもしれません。


また、返済計画を見直す場合は、早期に返済を終えることを第一に考えて見直すことがポイントです。


返済を長きにわたって行っている場合、返済している最中にもしも何かがあったらと考えると、怖いものがあります。


例えば、物件を1割程度安価なものへ変更することで数百万円は予算が下回るはずです。


返済計画や物件の見直しで、再審査の通過の可能性は一気に高まります。

ポイント③:世帯の収入を合算してペアローンを利用する

世帯主1人の名前や収入で住宅ローンを組むことをイメージしがちですが、住宅ローンは1人で組まなければならないなんてことはありません。


1人の収入では無理なことでも、2人の収入を合わせた額でペアローンとして組む場合であれば、審査が通ることもあります。


ペアローンの場合、合計収入の見込額が高くなるため融資を受けることができる額の幅が広がることが考えられ、希望の物件を諦めずに済む可能性があるのです。


ペアローンの場合は配偶者が当事者になるため、保証人となることができず、別途保証人を探す必要があります。


さらに、もしも離婚した時や死別した時に手続きが複雑になることも考えられますが、融資枠の拡大には大きなテコ入れとなって働きます。


どうしても希望の物件を諦めきれない、融資額を変えずに住宅ローンを通過したいと考えている人は、配偶者をも含めてペアローンを組むことを視野に入れて話し合う必要があります。

ポイント④:条件の違うほかの金融機関を調べる

この金融機関で審査に落ちたから、他も落ちると思うことはありません。


詳細な条件は一般的に伝えられていないものの、金融機関で同じ条件を使っていることはまずありません。


金融機関ごとの基準にそって審査を行うため、判断基準が異なることもありえる話ですので、他をあたってみることをおすすめします。


住宅ローンの融資に積極的な金融機関の場合、条件を変えずに、問題なく嘘のように簡単に住宅ローンの再審査に通ることもありえます。

ポイント⑤:個人信用情報の瑕疵が消えるまで待つ

借金の返済が滞ってしまった場合、ブラックリストに掲載されてしまうものです。


一度ブラックリストに掲載されると、返済能力に問題ありとして、要注意扱いされてしまうことになります。


個人的な信用情報に問題がある場合、借金の返済の滞りなどその事実が起こった時から2年〜5年前後で履歴は削除されますが、その間は要注意人物として借り入れ不可となる可能性が高いです。


この個人情報の瑕疵は発生から2年〜5年消えずに残ることに加え、信用履歴情報の閲覧も6ヶ月間は残ることになります。


一度個人的な信用に傷がついてしまうと、それがなかったことになるまでにはかなりの時間を要することになります。


時が解決するのを待つしかありませんが、待つことで借り入れの再審査が通る可能性もあります。

住宅ローンの再審査で気をつけるべき4つのポイント


住宅ローンの再審査となると、次こそは審査を通過したい!と強く思うものですが、失敗しないためにも気をつけるべきポイントがあります。


  • ポイント①:離婚した場合は返済能力で評価が下がる場合も
  • ポイント②:妻の収入だけで申し込むのは評価が下がる可能性も
  • ポイント③:奨学金などの延滞があればマイナス評価になることも
  • ポイント④:外国人でも永住権があれば住宅ローンの審査に通る 
再審査で気をつけるべき4つのポイントを注意すると同時に、対策も紹介しますので、再審査を依頼する前に見直しをしてみて下さい。

ポイント①:離婚した場合は返済能力で評価が下がる場合も

離婚や再婚したという事実のみで審査の結果や基準が変わることはありません。


しかし、離婚した場合、相手方への慰謝料支払い義務養育費支払いが関係することもあります。


離婚した場合は返済能力に難ありとなることが多く見受けられることから、金融機関側の評価が下がってしまうこともあります。


そのため、金銭的支払い義務を背負っていることからローン返済能力も下がると危惧されることになります。


つまり、離婚したという事実ではなく、それに伴う返済能力低下の可能性で評価が下がるということです。

ポイント②:妻の収入だけで申し込むのは評価が下がる可能性も

妻の収入のみで住宅ローン借り入れを申請した場合、金融機関側が混乱することがあります。


今も昔も、住宅ローン借り入れといえば夫の名義、もしくは夫婦連名のペアローンが一般的です。


そのため、男女平等、女性の方が稼ぎが多い家庭などもある多様化の時代にはなってきたものの、夫側の収入が不安視されることになります。


家庭によっては妻の方が収入が多い、専業主夫など多様化することもあり、何が普通とは言い切れないものです。


しかし、今の時点では金融機関側の印象として、評価が下がる可能性もあるという事実は捨てきれません。


妻の収入のみで借り入れを考えていた場合は、連名ローンなど他の方法も検討してみることをおすすめします。

ポイント③:奨学金など返済の延滞があるとマイナス評価になることも

離婚の場合と同様、奨学金を借りている事実のみで金融機関からマイナスに評価されることは、基本的にはまずありません。


今の時代、進学するための方法として一般的であるため、奨学金の借り入れがある人が住宅ローン審査通過しないとなると、ごくごく一部の限られた人しか借り入れできないことになってしまいます。


問題があるのは、奨学金の返済の延滞がある場合です。


奨学金はいわば借金ですので、この借金の返済に滞りがあった事実がある場合、返済能力に難ありとみなされてしまいます。

ポイント④:外国人でも永住権があれば住宅ローンの審査に通る

外国人の場合、上乗せ金利や追加の担保を要求されることもありますが、審査通過できないこともあります。


金融機関は保守的な考え方をすることが多々あるため、外国人の場合きちんと仕事をしているか、返済能力は大丈夫かなど不安視されることがある事実は否定できません。


外国人でも日本人と変わらずに仕事をし、日々の生活を送っている人もいるため、外国人であるだけで住宅ローン通過ができないことに納得できない人もいます。


多くの銀行は住宅ローン申込み条件に永住権を有する人であることを定めているため、外国人では審査に通らない事が多いのです。


外国人でも在留期間の制限なく日本に滞在できる権利の永住権があれば、仕事や活動の制限もなく、審査に通りやすくなります。

住宅ローン再審査のときに増額をする場合の注意点


住宅ローンの借り入れで審査通過できなかった、しかし再度審査を依頼するにあたって借入額を増額したいというケースもあります。


一度審査に落ちてしまった以上、再度の審査依頼で通過することも難しくなっている中での増額はなかなか難しいものがありますが、それでも増額したい場合、注意すべき点があります。

  • 注意点①:仮審査後に増額したい場合は限度額まで
  • 注意点②:本審査で決まった金額を変更するなら期間内にする
  • 注意点③:増額が大きい場合は担保や連帯保証人などを増やす 
これだと思った住宅を簡単に諦めることは、なかなかできないものです。

もしも増額で住宅ローン再審査にチャレンジする場合は、細心の注意をはらって挑むことで、通過できる可能性もあると言えます。

注意点①:仮審査後に増額したい場合は限度額まで

もしも仮審査の後の段階で借入額を増額したい場合は、増額するにしても限度額までにとどめておくことが賢明です。


数十万円程度の増額であれば大きな問題にはならないものの、数百万円単位での増額で借り入れを希望した場合、有志の枠や限度額が絡むことになります。


限度額を超えて増額を希望すると、さらなる担保や保証人を追加で提供する必要が出てくる可能性があります。


額を増やすことによって資金計画の変更、それに伴う負担増大となってしまうため、もしも増額するとしても限度額までにとどめておくと安心です。

注意点②:本審査で決まった金額を変更するなら期間内にする

一生のうちにそう何度もない大きな買い物であるマイホームですので、あれこれと追加工事やオプションをつけることがあります。


そうしていると価格が想像以上となり、予算オーバーしてしまうこともあるものです。


本審査で一旦決まった額の変更も不可能ではありませんが、期限がありますので、その期限内に行わなければなりません。


しかし、この期限も金融機関によって期限が異なります。


建物の竣工まで、融資実行何週間前までなどタイムリミットが異なりますので、確認しなければなりません。


また、増額する場合は審査を改めて受け直す必要があるため、ゆとりをもって行うことが必要です。

注意点③:増額が大きい場合は担保や連帯保証人などを増やす

金融機関側としては、住宅ローンで貸した資金を回収することを第一としています。


そのため、増額が大きい場合は担保や連帯保証人を増やすことで信用を厚くすることができます。


例えば、両親が土地や建物を所有している場合この土地・建物も合わせた担保とすることで増額の可能性も高まります。


担保連帯保証人が増えることによって、万が一の場合も確実に資金が回収できると見込める理由となるため、増額にも対応してもらえるようになります。


評価が良い方向に変わることから、融資の額の増額も可能になるということです。

住宅ローンの再審査が通っても減額承認だった場合の対処法


住宅ローンの再審査は通ったものの、減額での通過だったことで少しショックを受けている人もいるようです。

減額承認だった場合、できる対処法は以下の通りです。
  • 対処法①:減額承認だった理由を考える
  • 対処法②:夫婦合算や物件を変えて再審査をする 
減額での承認の場合はお目当てのマイホームの購入が難しくなってしまうものです。

なぜ減額での承認となってしまったのか、その理由を振り返り知っておくこと、場合によってはもう一度審査を依頼することも視野に入れて進めなければなりません。

対処法①:減額承認だった理由を考える

減額承認とは、金融機関側にとっては融資を100%断るまでではないが、希望の満額までは貸すことができないと判断したことを意味しています。


希望する額を貸すことができない理由としてはっきり伝えられることはありませんが、次のような理由や条件があったことが理由で考えられます。

  • 個人的な理由:
    収入の減少、勤続年数、転職、就業先など
  • 物件の問題:
    建築物に違法、もしくは条件があまり良くない要素がある
これまで挙げてきた承認できない理由のいずれかが考えられます。

理由としてある程度目処がつけば、その改善点をなおして再度申請し、満額借り入れも夢ではありません。

対処法②:夫婦合算や物件を変えて再審査をする

減額承認となってしまった理由を考えた上で、再度審査を依頼することは十分可能です。


これといった減額承認となった原因を教えてもらえることはないので、自分たちで考えられる範囲でこちらからの出す条件を変えて再チャレンジすることになります。

  • 夫のみの名義→夫婦の連名での名義に変更
  • 勤続年数がある程度認められるであろう年数になるまで待つ
  • 希望する物件を変更する
金融機関側の、返済が滞るかもしれないという不安要素を払拭することによって再審査が通り、満額借り入れが許可されることもあります。

諦めきれない夢のマイホームのためにも、最後まで希望額を諦めずにチャレンジしてみることをおすすめします。

再審査にどうしても通りたいなら専門家に無料で相談する


どうしても再審査に通りたい気持ちが強い場合は、専門家に相談することをおすすめします。


お金の専門家がその気持ちを後押しして、再審査では希望の額で借り入れできるようサポートします。


専門家に相談することで具体的なアドバイスを受けることができるため、より確実な方法で対策をとり満額融資を受けられる可能性が高まります。


中でも、マネーキャリアへの相談が近道です。


マネーキャリアではこれまでの経験やデータから、最適な方法で住宅ローン再審査に通るよう動くことができます。


様々な相談やケースを対応してきたことから、顧客満足度は93%、多くの人びとに満足して頂けたことを表しています。


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住宅ローンの再審査をするなら金融機関の特徴を把握しよう


住宅ローンの審査は、基準などが各金融機関ごとに異なります


そのため、再審査を依頼する前にその特徴を把握した上でチャレンジすると、より通過しやすくなります。

  • 金融機関①:auじぶん銀行の特徴
  • 金融機関②:楽天銀行の特徴
  • 金融機関③:paypay銀行の特徴
  • 金融機関④:住信SBIネット銀行の特徴
  • 金融機関⑤:ろうきんの特徴
いまイチオシの金融機関の特徴をまとめましたので、再審査を依頼する前に特徴を押さえて対策を取る参考にしてみて下さい。

金融機関①:auじぶん銀行の特徴

auじぶん銀行は業界最低とも言われている変動金利がウリの金融機関です。


2022年5月時点では年0.310%の他の追随を許さないほどの低金利を誇っています。


ネットのみでほとんどの審査が可能である手軽さに加え、がんで住宅ローン残高が半減する団信も提供していることも有名です。


三菱UFJ銀行の金融機関としてのノウハウと、KDDIの通信技術が合体した、それぞれの強みを活かした新しい金融機関と言えます。

金融機関②:楽天銀行の特徴

ネットショッピングでの立ち位置を確かなものにした楽天が運営する、ネットバンクのポイントは手数料の安さと保険です。


1500万円を超える住宅ローンの場合は、他のネット銀行と比べて手数料が安くなります。


また、死亡や高度障害以外の返済困難な病気の場合でも、保障が受けられる団体信用生命保険に無料加入ができます。


手数料の安さや、万が一の時の備えをしておきたい人におすすめです。

金融機関③:paypay銀行の特徴

PayPay銀行は、ネット銀行ならではの低金利と手続きの手軽さを実現した金融機関です。


審査に必要とされる書類の提出は全てWeb上のアップロードが可能なため、自宅にいながら全ての手続きが完結します。


さらに金利も低く、2022年5月時点で年0.380%の低金利を実現しています。


もしもの備えである団体信用生命保険も上乗せ金利なしで使えるため、万が一の時も安心です。


銀行に足を運ぶ時間を取れないほど忙しい人も、住宅ローンの借り入れができるところが嬉しいですね。

金融機関④:住信SBIネット銀行の特徴

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBI証券がつくったネットバンクということもあり、それぞれの強みを活かしたノウハウがポイントです。


長年の銀行としてのノウハウと、ネット取引のノウハウが集結されたことで低金利を実現しています。


2022年5月時点で変動金利は年0.410%であり、さらに保険料なしで団体信用生命保険と全疾病保障、女性限定のガン診断給付金特約がある点もポイントです。


低金利と、もしもの時の備えを両方実現させたい人にはおすすめです。

金融機関⑤:ろうきんの特徴

ろうきんは労働金庫のことであり、団体職員や生協組合員の場合は手数料の割引を受けられるところもメリットです。


金利はネットバンクと比べると少し高く感じますが、一般的な金融機関より金利は低めに設定されているため安さが魅力という口コミが多くありました。


一般的な金融機関と比べた歳の金利の低さに加え、コンビニ銀行の手数料無料繰り上げ返済の手軽さもあります。


団体職員や生協組合員としてはぜひ候補として入れておきたい金融機関です。

まとめ:住宅ローンの再審査を受ける前にマネーキャリアに相談を!


住宅ローンの借り入れの審査が通らなかった場合、ショックを受けてしまうものですが、希望を諦めきれない場合は、後悔しないよう再審査がおすすめです。


再審査の前に、やるべきことをしっかり行った上で再審査を依頼することで、希望額が通りやすくなります。


住宅ローンの再審査を受ける前に、プロの第三者の目線でチェックしてもらうことがおすすめです。


マネーキャリアはこれまでの相談件数も多く様々なケースに携わってきたため、最適な提案をすることができます。


マネーキャリアはWeb上で予約から相談まで完結することに加え、予約はLINEでも受け付けているため、より手軽に予約することができます。


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