更新日:2022/06/11
住宅ローンの連帯債務とは?持分割合によっては厳しい返済計画も
連帯債務は夫婦2人で住宅ローンを組むひとつの方法です。連帯債務の基本のキからメリットデメリット、ペアローンや連帯保証との違いまで徹底解説します。連帯債務で必ず登場する持分の決め方や贈与税を取られない対策についても具体例を交えて説明します。
- 住宅ローンの連帯債務とは何か知りたい人
- 住宅ローンの借入枠を増やす方法を調べている人
- 住宅ローンの連帯債務と連帯債務、ペアローンはどう違うのか知りたい人
内容をまとめると
- 住宅ローンの連帯債務は夫婦2人で連帯して債務者となるため、2人とも住宅ローン控除が適用される
- 連帯債務では持分は収入の割合によって決める
- 持分を収入を無視して決めると贈与税が求められる
- 連帯保証型の連帯保証人は住宅ローン控除が適用されず団信へ加入できない
- ペアローンは住宅ローン控除が適用され団信へも加入できる
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- 住宅ローンの連帯債務とは?知っておくべき6つの特徴
- 特徴①:世帯年収でローンを組めるので借入額が増やせる
- 特徴②:債務の持分は収入の割合によって決まる
- 特徴③:夫婦共に住宅ローン控除を受けることができる
- 特徴④:債務の持分を年収を無視した割合にすると贈与税の対象になる
- 特徴⑤:持分割合を登記する場合は注意
- 特徴⑥:取り扱い銀行が限られる
- 住宅ローンの持分割合の具体例
- ケース①:4000万円の物件を頭金1000万円で購入した時
- ケース②:3000万円の物件を頭金なしで購入した時
- 住宅ローンの連帯債務者と連帯保証型との違いは?
- 連帯債務者との違い①:連帯保証型は住宅ローン控除が適応されない
- 連帯債務者との違い②:連帯保証型は団体信用生命に加入できない
- 住宅ローンのペアローンとは?
- 特徴①:借入額を多くできる
- 特徴②:夫婦ともに団体信用生命に加入できる
- 特徴③:手数料が倍になる
- 特徴④:ローンの全額は団体信用生命でカバーできない
- 住宅ローンの連帯債務のデメリット
- デメリット①:死別した際
- デメリット②:離婚した際
- デメリット③:仕事が継続できなくても支払の義務がある
- 住宅ローンの連帯債務型に向いている人
- 連帯債務型に向いている人①:借入額を増やしたい人
- 連帯債務型に向いている人②:諸費用を抑えたい人
- 住宅ローンの連帯債務型に向いていない人
- 連帯債務型に向いていない人①:債務者の健康に不安がある
- 連帯債務型に向いていない人②:夫婦関係に疑問がある方
- 住宅ローンの連帯保証型に向いている人
- 連帯保証型に向いている人①:妻の収入があまりない人
- 連帯保証型に向いている人②:名義を単独にしておきたい人
- 住宅ローンの連帯保証型に向いていない人
- 連帯保証型に向いていない人①:離婚する可能性がある人
- 連帯保証型に向いていない人②:夫婦の収入がある程度ある人
- 住宅ローンのペアローンに向いている人
- ペアローンに向いている人①:借入額を増やしたい人
- ペアローンに向いている人②:生活環境がしばらく変わらない人
- 住宅ローンのペアローンに向いていない人
- ペアローンに向いていない人①:退職の予定がある人
- ペアローンに向いていない人②:手数料などの費用を増やしたくない人
- まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
目次
住宅ローンの連帯債務とは?知っておくべき6つの特徴
共働きの夫婦が増え、夫婦2人で住宅ローンを計画するケースも増えています。希望の物件があるけれど、1人だけの収入では住宅ローンの審査に通らないかもしれないと、夫婦2人でのローンを考えている方も多いでしょう。
- 世帯年収でローンを組めるため借入額が増やせる
- 債務の持分は収入比率で決まる
- 夫婦共に住宅ローン控除OK
- 年収を無視した持分割合にすると贈与税の対象に
- 持分割合の登記は要注意
- 取り扱い銀行が少ない
特徴①:世帯年収でローンを組めるので借入額が増やせる
- 夫:45歳 食品メーカー営業職 年収450万円
- 妻:45歳 看護師 年収600万円
- 子供:10歳女の子
特徴②:債務の持分は収入の割合によって決まる
- 夫の収入:400万円
- 妻の収入:600万円
特徴③:夫婦共に住宅ローン控除を受けることができる
- 自らが居住している
- 住宅ローンが10年以上
- 所得が2000万円以下
- 広さ50m2以上 等
特徴④:債務の持分を年収を無視した割合にすると贈与税の対象になる
- 夫の収入:400万円
- 妻の収入:600万円
特徴⑤:持分割合を登記する場合は注意
特徴⑥:取り扱い銀行が限られる
住宅ローンの持分割合の具体例
2人で住宅ローンを組む場合、単独ローンと比べて一番異なる点が「持分割合」です。2人でどのように債務を分け合い、持分割合を決定するのか、非常に重要なポイントになります。
持分割合の具体例をいくつかご紹介し、持分割合の決め方について解説していきたいと思います。
- 4000万円の物件を頭金1000万円で購入した時
- 3000万円の物件を頭金なしで購入した時
持分割合についてあやふやな理解でいると、あとで贈与税を追徴されたということにもなりかねません。ではひとつずつ見ていきましょう。
ケース①:4000万円の物件を頭金1000万円で購入した時
項目 | 夫 | 妻 |
---|---|---|
①収入 | 600万円 | 200万円 |
②持分割合 | 75% | 25% |
③住宅ローン(3000万円) の持分 | 2250万円 | 750万円 |
④頭金 | 1000万円 | 0円 |
⑤持分割合 (頭金を考慮) | (2250+1000)÷4000万円 =81.25% | 18.75% |
詳しく解説しましょう。
①まず夫婦の収入を元に、②持分割合を計算します。
③住宅ローン3000万円を②持分割合で夫婦の住宅ローンの持分を計算します。
④頭金を夫が払う場合、⑤夫の住宅ローン分と頭金を足して購入金額4000万円で割り、夫の持分割合を計算します。
持分登記をする場合、この⑤の数字「81.25%、18.75%」を使って登録しなければなりません。
ケース②:3000万円の物件を頭金なしで購入した時
ケース②は、頭金なしの場合を想定してみましょう。3000万円の物件を頭金なしで購入するケースです。夫の収入は400万円、妻の収入は600万円であると仮定します。
項目 | 夫 | 妻 |
---|---|---|
①収入 | 400万円 | 600万円 |
②持分割合 | 40% | 60% |
③住宅ローン(3000万円) の持分 | 1200万円 | 1800万円 |
④頭金 | 0円 | 0円 |
⑤持分割合 (頭金を考慮) | 40% | 60% |
①夫、妻の年収を元に、②持分割合を計算します。
②持分割合に応じて③住宅ローンの持分を計算します。
③頭金はありませんので、最終的な持分は②持分割合と同じ「40%、60%」になります。
住宅ローンの連帯債務者と連帯保証型との違いは?
借入額を増やしたい場合、2人で収入を合算して住宅ローンに申し込むことができますが、その手法には連帯債務以外に「連帯保証」という方法もあります。
連帯債務と連帯保証。とても似た言葉で混同しやすいのですが、両者には大きく異なる点があります。
- 連帯保証人は住宅ローン控除が使えない
- 連帯保証人は団信へ入ることができない
連帯保証人は重い責任が課せられますが、デメリットも多くなります。ではひとつずつ解説していきましょう。
連帯債務者との違い①:連帯保証型は住宅ローン控除が適応されない
項目 | 連帯債務型 | 連帯保証型 |
---|---|---|
債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯保証人 |
住宅ローン控除 | 夫:〇 妻:〇 | 夫:〇 妻:× |
連帯債務者との違い②:連帯保証型は団体信用生命に加入できない
項目 | 連帯債務型 | 連帯保証型 |
---|---|---|
債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯保証人 |
団体信用生命保険 (団信) | 夫:〇 妻:△ | 夫:〇 妻:× |
住宅ローンのペアローンとは?
夫婦2人で住宅ローンを組む選択肢として、収入合算(連帯債務、連帯保証)する方法と、あともうひとつペアローンがあります。
ペアローンは夫婦2人がそれぞれ債務者になるという意味で連帯債務に似ていますが、ペアローンの方は契約が独立した2本になるという点が連帯債務と異なります。
- 借入額を増やせる
- 夫婦ともに団体信用生命保険に加入できる
- 手数料が倍に
- ローンの全額は団体信用生命保険でカバーできない
ペアローンの特徴をひとつずつ解説していきたいと思います。
特徴①:借入額を多くできる
特徴②:夫婦ともに団体信用生命に加入できる
項目 | 契約者 | 債務者 | 団信 |
---|---|---|---|
単独ローン | 夫 | 夫:債務者 | 夫:〇 |
連帯債務 | 夫 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 | 夫:〇 妻:△(※) |
ペアローン | 夫、妻 (契約2本) | 夫:債務者 妻:債務者 | 夫:〇 妻:〇 |
- 夫:2500万円の借入れ(A)
- 妻:1500万円の借入れ(B)
※:連帯債務の団信は、フラット35では夫婦2人で加入できる「夫婦連生団信」がありますが、他の連帯債務では連帯債務者は加入できないこともあります。
特徴③:手数料が倍になる
- 契約書に貼付する印紙代
- 登記にかかる費用
- 銀行に支払う融資手数料、保証料
があります。
①の印紙代ですが、住宅ローンの金額は高額になるため、契約書には印紙を貼る必要があります。1000万円超~5000万円の契約では2万円かかりますが、この費用もペアローンでは2倍となります。
②の登記費用は、免許登録税(登記する際国に支払う税金)は、土地や家の購入金額に対して税率をかけて算出されますが、登記登録を依頼する司法書士への報酬は、倍になると思っておいた方がよいでしょう。
③融資手数料や保証料については、定額制の場合、単純に2倍になります。
特徴④:ローンの全額は団体信用生命でカバーできない
項目 | ①夫の契約 | ②妻の契約 |
---|---|---|
住宅ローン 残高 | 2500万円 | 1500万円 |
団信 | 夫が亡くなれば 2500万円が 保険金で支払われる | 妻が亡くなれば 1500万円が 保険金で支払われる |
住宅ローンの連帯債務のデメリット
住宅ローンの連帯債務は、夫婦で「主債務者+連帯債務者」という立場をとるローン形式です。「主」と「連帯」という違いはありますが、それぞれが「債務者」となるのがポイントです。言わば、夫婦が二人三脚で大きなローンを返していくというスタイルです。夫婦で最後まで完済することができればよいのですが、なかなかうまくいかないケースもあります。
- 死別した際
- 離婚した際
- 仕事が継続できなくても支払の義務がある
ではひとつずつ解説していきましょう。
デメリット①:死別した際
項目 | 単独ローン | 連帯債務 |
---|---|---|
債務者 | 夫:債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 |
住宅ローン残高 | 4000万円 | 4000万円 |
団信割合 | 100% | 夫:60% 妻:40% |
団信で支払われる 保険金 | 4000万円 | 夫の死亡時 2400万円 |
デメリット②:離婚した際
マイホームを買う頃に、誰しも未来に離婚をするなど考えもつかないことです。しかし、3人に1人が離婚する時代です。離婚する夫婦が住宅ローンを抱えている場合、かなりやっかいなになることは肝に銘じておく必要があります。
連帯債務では、家と土地は夫婦の共有名義になっています。片方の名義に変更するには、連帯債務者が外れる必要がありますが、それは非常に難しいことと思っておいたほうがよいでしょう。代わりの連帯債務者を立てる、住宅ローンを借り換える、物件を売却するといった対処が必要になります。
連帯債務のかたちで住宅ローンを組む場合、それなりの覚悟でハンコを押すようにしましょう。
デメリット③:仕事が継続できなくても支払の義務がある
- 妻の妊娠、出産
- 休職、転職活動
- ケガ、病気
連帯債務をはじめ、夫婦で住宅ローンを組む場合は、いざというときのために保険や貯蓄、投資などでカバーできるよう、余裕のある計画を組むことが大事になります。
住宅ローンの連帯債務型に向いている人
連帯債務型の住宅ローンは、主債務者と連帯債務者として夫婦で返済していきます。死別したり離婚したりすれば、二人三脚のバランスが崩れてしまいますが、それを回避できれば、有効に機能する住宅ローンの形式です。
- 借入額を増額したい人
- 諸費用を抑えたい人
連帯債務型の住宅ローンの特徴は、2人が債務者になりますが、契約は1本である点です。
では、連帯債務型に向いている人の特徴をひとつずつ見ていきましょう。
連帯債務型に向いている人①:借入額を増やしたい人
単独では希望の融資が下りなかった人で、配偶者にある程度の収入があるような場合、連帯債務に切り替えるケースも多いです。1人では無理でも、夫婦2人の収入を合算すると借入れを増額でき、より高い物件を購入することができるのです。
連帯債務型に向いている人②:諸費用を抑えたい人
項目 | ペアローン | 連帯債務 |
---|---|---|
債務者 | 夫:債務者 妻:債務者 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 |
契約者 | 夫、妻 | 夫 |
契約数 | 2本 | 1本 |
住宅ローンの連帯債務型に向いていない人
夫婦2人で家を買う場合、連帯債務型は夫婦で住宅ローンを組むひとつの形式です。2人の収入を合算して審査を受けるため、単独よりも借入れを増額することができ、また連帯債務型は契約が1本で済むことから諸費用が抑えられるというメリットがあります。
反対にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
- 債務者の健康状態に問題あり
- 夫婦関係に疑問あり
連帯債務型に向いていない人①:債務者の健康に不安がある
項目 | 妻 主債務者 | 夫 連帯債務者 |
---|---|---|
住宅ローン 残高 | 2400万円 | 1600万円 |
団信割合 | 60% | 加入なし |
夫死亡時 団信で支払われる 保険金 | 0円 | 0円 |
夫死亡後の ローン残高 | 4000万円 | - |
連帯債務型に向いていない人②:夫婦関係に疑問がある方
住宅ローンの連帯保証型に向いている人
夫婦で収入を合わせて住宅ローンを借りるには、連帯債務型の他に連帯保証型があります。夫婦で収入を合算するのは変わりませんが、責任の分担が少し異なり、「主債務者+連帯債務者」となる連帯債務型に対して、連帯保証型は「主債務者+連帯保証人」となります。
- 妻の収入が少ない
- 名義を単独にしたい
連帯保証型に向いている人①:妻の収入があまりない人
ローンの種類 | 債務者 | 住宅ローン控除 |
---|---|---|
連帯保証型 | 夫:主債務者 妻:連帯保証人 | 夫:〇 妻:× |
連帯債務型 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 | 夫:〇 妻:〇 |
ペアローン | 夫:債務者 妻:債務者 | 夫:〇 妻:〇 |
連帯保証型に向いている人②:名義を単独にしておきたい人
ローンの種類 | 債務者 | 名義 |
---|---|---|
連帯保証型 | 夫:主債務者 妻:連帯保証人 | 夫の 単独名義 |
連帯債務型 | 夫:主債務者 妻:連帯債務者 | 夫、妻の 共有名義 |
ペアローン | 夫:債務者 妻:債務者 | 夫、妻の 共有名義 |
住宅ローンの連帯保証型に向いていない人
連帯保証型が向いているのは、1人だけの名義にしたい人や、どちらかの収入があまり多くない人です。収入が少ない人は住宅ローン控除の効果があまりないからです。
では、連帯保証型が向かない人はどんな人でしょうか。
- 離婚する可能性がある人
- 夫婦の収入がある程度ある人
ではひとつずつ解説していきましょう。
連帯保証型に向いていない人①:離婚する可能性がある人
連帯保証型に向いていない人②:夫婦の収入がある程度ある人
住宅ローンのペアローンに向いている人
夫婦で住宅ローンを組む場合、ペアローンという方法もあります。ペアローンとは、2人で住宅を購入するという点は変わりませんが、住宅ローンは夫と妻で別々の契約を締結します。夫婦で1契約となる連帯債務や連帯保証とは、その点で大きく異なります。
ペアローンに向いている人は、
- 借入額を増やしたい
- 生活環境がしばらく変わらない
このような方々です。では解説していきましょう。
ペアローンに向いている人①:借入額を増やしたい人
ペアローンに向いている人②:生活環境がしばらく変わらない人
DINKSといった子どものいない夫婦は、両輪の収入があり、安定した返済が可能となるのでペアローンに向いています。転職の予定がない夫婦も、収入が安定するためペアローンに向いています。女性は出産というイベントがありますが、産休後も職場復帰できる人はペアローンでも問題ありません。
夫婦2人で安定して働いていれば、住宅ローン控除も2人で適用できるため、節税の面でも効果があります。
住宅ローンのペアローンに向いていない人
借入額を増やしたい人、生活環境が安定しているような人はペアローンに向いています。
- 退職の予定がある
- 手数料などの費用を増やしたくない
それではひとつずつ見ていきましょう。
ペアローンに向いていない人①:退職の予定がある人
- 夫:8万円
- 妻:7万円
- 夫:15万円
ペアローンに向いていない人②:手数料などの費用を増やしたくない人
住宅ローンの種類 | 契約者 | 契約の数 |
---|---|---|
ペアローン | 夫、妻 それぞれが契約する | 2本 |
連帯債務 | 夫か妻のいずれか | 1本 |
連帯保証 | 夫か妻のいずれか | 1本 |
ペアローンでは契約が2本になるため、かかる費用が2倍になってしまいます。手数料に極力お金を使いたくない、という人はペアローンに向いていません。
契約書の印紙代や、登記登録にかかる登録免許税や司法書士への報酬、銀行に支払う融資手数料など、住宅ローン加入時に必要な費用はさまざまなものがあります。手数料や保証料などは、定率型(金額に対する比率でかかる)や金利に乗せられるケースもあるため、2本に分けることで2倍になるとは一概には言えませんが、定額でかかる手数料などは単純に2倍になります。
単独ローンとペアローンとどれぐらい違うのか、住宅ローン加入前にしっかり見積りをとるようにしましょう。
まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
今回は住宅ローンと連帯債務をテーマにお届けしました。
住宅ローンは、1人で比較検討しようとするとなかなか難しいものがあります。夫婦で住宅ローンを組むといってもペアローンや連帯債務などがあり、どこがどうどう違うのか把握するのはとても大変ですよね。
そんなときは一度、口頭レベルでお金の専門家に話をきいてみましょう。字面だけで追っていた情報も、直に話をきくことで一気に理解が深まることもあります。夫婦ローンだと思い込んでいたけれど、相談してみると単独ローンでよかった、というケースもあるでしょう。
相談する相手はいろいろありますが、銀行ではなくFP(ファイナンシャルプランナー)をおすすめします。銀行ではその銀行のプランしか紹介されませんが、FPは中立な立場であなたに合う住宅ローンを見つけてくれるでしょう。
そして、FPに住宅ローンのシミュレーションをしてもらう、これが住宅ローンの成功への近道です。
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