住宅ローンで三大疾病保障はつけるべき?つけない方が良い人の特徴を解説!

住宅ローンで三大疾病保障はつけるべき?つけない方が良い人の特徴を解説!-サムネイル画像

住宅ローンに三大疾病をつける、つけないはその人の状況によって違うので何とも言えません。三大疾病特約は無料ではなく金利が上乗せになるので、住宅ローンを組むときは十分必要性を考えてつけることが大切です。なお、おすすめの三大疾病付住宅ローンも紹介します。

▼この記事を読んでほしい人
  • 住宅ローンを組むときに三大疾病が必要か悩んでいる人
  • 三大疾病をつけるとどのくらい金額が多くなるのか知りたい人
  • 三大疾病特約のメリットとデメリットを知りたい人

内容をまとめると

  • 三大疾病をつけるかつけないかは人それぞれの事情によって違う
  • 遺伝や生活習慣病の気になる人や貯蓄が余りない人はつけた方がよい
  • ほかの保障や貯蓄で足りる人はつけなくてもよく、すでに加入している保険とのバランスを見て判断する
  • 住宅ローンのことでの悩みならまずは何度も無料で相談できるマネーキャリアがおすすめ!
  • 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に住宅ローンの悩みを解決しましょう!

目次を使って気になるところから読みましょう!

住宅ローンの三大疾病はつけたほうがいいかは人それぞれ


住宅ローンを組むときに団体信用生命保険(団信)に加入する方が多いと思いますが、その際、三大疾病特約はつけた方が良いのか気になっていませんか?


三大疾病とは、がん、脳卒中、急性心筋梗塞の3つの病気のことです。


この保険は所定の状態になったときに住宅ローンの残額がゼロになります。

日本人の死因の上位を占める怖い病気なので、気になりますよね。


実際問題としては、つける、つけないはその人の状況によって何とも言えないので自分で判断していかなければなりません。


しかし、何を基準にして決めたら良いのか知りたいですよね?


そこで今回の記事では次のことをお伝えします。

  • 三大疾病をつけた方が良い人と必要ない人の特徴とは
  • 三大疾病をつけるときの注意点とメリット
  • 三大疾病をつけたときの支払い額シミュレーション
  • おすすめの三大疾病付き商品を紹介

最後まで読めば、あなたにとって住宅ローンを組むときに三大疾病を付けた方がよいかがわかります。

どうぞ最後までご覧下さい!

三大疾病をつけたほうがいい人の特徴

三大疾病をつけたほうがいい人には、次のような特徴があります。

  • 遺伝的要素のある人
  • 生活習慣病が気になる人
  • 貯蓄などの備えが余りない人

病気にかかる理由のひとつに、家系的に病気になりやすいという「遺伝」がからんでいる場合があります。


よく言われるのが「がん家系」ということでしょうか。

全てのがんがそうではありませんが、一部のがんは親から子供へと遺伝することもわかっています。


一般的にがんは後天的におこりうるので基本的には遺伝しないのですが、先天的に遺伝子に異常がある場合は遺伝の可能性があるのです。

これを「遺伝性腫瘍」と言います。


遺伝性腫瘍は5~10%と言われていますので、遺伝の面でも注意してみる必要はあるでしょう。


また、普段の不規則な生活習慣(食事内容や運動、喫煙、飲酒など)が気になる人もつけた方が良いでしょう。


悪しき生活習慣から三大疾病を含む生活習慣病にかかる可能性が高いからです。


そして、いざというときの備えが余りない場合は三大疾病で働けなくなったとき、家を即手放すことになり生活に困るので、つけておいた方が良いでしょう。

三大疾病をつけないほうがいい人の特徴

一方、三大疾病を付けない方がいい人には、次のような特徴があります。

  • ほかの生命保険にしっかりと加入している人
  • 貯蓄がたくさんある人
  • 住宅ローンの金額が少ない人

三大疾病特約をつけると、ローン金利の上乗せになります。


ローンは20年~35年くらいの長期契約になります。その間、通常よりも高い金利を払っていかなければなりませんので、余計な保険料は支払いたくないものです。


ですから、ほかの生命保険で保障が十分足りている場合は、あえてつける必要はありません。


また、いざというときのための貯蓄がたくさんある場合も、当面貯蓄でローンをまかなえるので大丈夫と言えます。


そして、ローンを組むとき頭金をたくさん入れているので月々の支払い金額が少なく、万一のときでも普段の生活資金の中からローン分を捻出できる場合も無理につける必要はないでしょう。


このように、いずれにしても加入する、しないは自分自身の状況を良く考えて必要かどうかを判断していきましょう。

三大疾病保障をつけるかどうかの2つのポイント


三大疾病をつけるかどうかは、それぞれの人の判断によりますが、特約をつけるかつけないか見極めるための2つのポイントがあります。

  • すでに加入している保険とのバランス
  • 口コミを参考にする

カーディフ生命の調査によると、コロナ禍以降、住宅ローンを利用した人のうち団信のみに加入した人が18.8%に対し、団信に特約付きで加入した人が68.1%と、約7割の人が三大疾病などの特約をつけています。


これは、現在の世の中の状況に不安感が増すと同時に、三大疾病保障の必要性を感じる人が増えた結果と思われます。


では、実際にどのような点に気をつけて判断していけば良いのか、順に見ていきましょう。

①すでに加入している保険とのバランス

1つ目は、現在加入している生命保険とのバランスを考えて判断することです。


既に加入している保険内容と重複していて、ムダな保険料を支払っていないかを確認する必要があるからです。


例えば、次の内容で加入しているとします。

保険内容金額
定期付終身保険3,000万円
医療保険
入院給付金
10,000円
通院給付金5,000円
三大疾病特約200万円
高度先進医療特約2,000万円
がん特約一時金100万円
がん入院給付金5,000円


この場合、既に三大疾病特約も加入していてさらに入院保障も充実、三大疾病のうちのがんに関する保障も十分と言えます。


そうなると、さらに保険料をプラスして団信に特約を付加する必要性はないと考えられます。


くれぐれも余計な保険料を支払って家計を圧迫することのないよう、バランスを考えて加入するかどうか判断しましょう。

②口コミを参考にする

特約をつけるかどうかは、口コミを参考にするのもひとつの方法です。


  • 三大疾病保障の団信は必要なのか?
  • 三大疾病付き団信に加入するメリットはあるのか?

このような疑問をTwitterなどで投げかけている人も散見されます。


例えば、次のような口コミがあります。


Q:住宅ローンの借り入れ銀行をどちらにするか悩んでいます。

A銀行ー団信のみ

B銀行ー団信+三大疾病

金利は同じですが、三大疾病を付けた分Bの方が保険料が高くなっています。

安い保険料の方を取るべきか保障を取るべきか?


A1:三大疾病付きのBを選んだ方が良いでしょう。ただし、三大疾病は該当するかどうかの判定は厳しいです。


A2:40代後半の年齢でしたら、リスクが高くなるのでBがいいと思います。


A3:健康体ならAがいいと思います。


このように、考え方も人それぞれですので、あくまでひとつの意見として参考にすると良いでしょう。

三大疾病保障をつけるときの4つの注意点

三大疾病保障をつけるときのポイントがわかったところで、実際につけるときの注意点を4つ紹介します。

  • 特約は無料ではなく金利が上乗せされる
  • 途中解約ができない
  • 保障される範囲は住宅ローン部分のみのことが多い
  • 病気や年齢制限で加入できないこともある

三大疾病保障は保険ですから保険特有の注意点があります。


また、住宅ローンに付加する団信の特約なので、通常の医療保険の特約とは異なった点もありますのでしっかり理解する必要があります。


では、ひとつずつ見ていきましょう。

注意点①特約は無料ではなく金利が上乗せされる

1つ目は、特約分として金利が上乗せされるので、実質の金利が上乗せされることになります。


各金融機関の上乗せ金利一覧表です。

金融機関上乗せ金利(年)
三菱UFJ銀行0.3%
りそな銀行0.25%
ソニー銀行0.2%
イオン銀行0.2%
三井住友銀行0.3%

上記表を見ると通常の金利におおよそ0.2~0.3%上乗せされることになります。


例えば、固定金利が1.56%の商品の場合、実質金利は三菱UFJ銀行1.86%、りそな銀行は1.81%となります。


このように団信に三大疾病の特約をつける形になりますので、決して無料という訳にはいきません。


後ほど、詳しくシミュレーションしますが、一例として3,000万円のローンを30年で組んだとき、月々の保険料で約2,800円ほど高くなります。


住宅ローンは長期に渡る契約になりますので、毎月これだけの保険料を掛け続けて行く必要性があるのかを考えて特約をつけるかどうかを決めましょう。

注意点②途中解約ができない

次に、団信・三大疾病特約は住宅ローンを組むときにセットで加入することになっています。


ですから、途中で解約することはできません。

長期間のローンが終わるまで掛け続けなければなりません。


一般の生命保険の場合、主契約部分を残して三大疾病特約のみ解約することは可能です。しかし、住宅ローンの場合は特殊な契約なのでそれは不可能です。


住宅ローンは数十年に渡る長期間の契約になります。

ですから最後まで掛けて行ける保険料なのか、無理はないかを十分に考えて計画を立ててから加入する必要があります。


なお、当初付加していなくて、後でどうしても付加したくなったときは、ローンの借り換えをするという方法があることも覚えておきましょう。

注意点③保障される範囲は住宅ローン部分のみのことが多い

特約の保障内容は、万が一のことがあったときにローンの残額を加入者に変わって金融機関で一括返済することとなっています。ですから、入院・手術を受けたときの一時金や給付金での保障はされないことが多いです。


例えば、三大疾病で20日間入院し、三大疾病特約支払い条件に合った状態になったとします。医療保険の場合は、三大疾病特約保険金と、入院給付金20日分を受け取ることができます。


しかし、団信に三大疾病特約をつけた場合は、住宅ローンの残額をゼロにすることはできますが、入院給付金が下りることはないのが一般的です。


ですから、入院時にかかる差額ベッド代や準備費用に充てる費用分をこの特約では補えないので、別に考えなければなりません。

注意点④病気や年齢制限で加入できないこともある

特約をつけるとき、病気を持っていたり高齢のため加入できないこともあります。加入するときには健康状態の告知が必要となります。万一のことがあったときに、ローン残額を保険会社に一括返済してもらうわけですから、既往症がないかなど、健康状態を詳しく告知しなければなりません。


また、ローンの借り入れ金額が3,000万円以上、あるいは5,000万円以上など高額のときには、健康診断結果証明書の提出が必要になったり、保険会社側の判断で医師の診断が必要になるケースもあります。そうなると、より詳しい健康状態を調べますので、結果として加入できないこともあります。


また住宅ローンは長期契約のため、加入年齢は完済時期からさかのぼって考える必要があります。そのため、年齢制限が若いのも特徴です。加入できるのが満50歳までなど、一般の医療保険が80歳まで加入可能な場合もあり、それと比べると年齢制限は厳しいです。


高齢になってから加入できない商品であることも頭に入れておきましょう。なお、マネーキャリアならこのような住宅ローンについての疑問点を丁寧に教えてくれます。お気軽にご相談ください!

住宅ローンの三大疾病保障をつける3つのメリット


つづいて三大疾病保障をつけたときのメリットは次の3つになります。

  • 万が一のときに住宅ローン残高が0円になる
  • 商品によっては給付金をもらえる
  • 商品によって医療福祉のサポートや相談に乗ってもらえる

一般的な団信の場合は、加入者が亡くなるか、高度障害にならない限りローン残高はゼロになりません。


しかし、三大疾病の保障を上乗せするだけで万が一の安心感を得ることができるのは本人だけでなくご家族にとってもとても重要なことだと思われます。


では詳しく説明していきましょう。


メリット①万が一のときに住宅ローン残高が0円になる

三大疾病つき団信の一番のメリットは、何と言っても三大疾病になったときに住宅ローン残高が0円になることです。


三大疾病にかかったときには、がんの再発の繰り返しや長期間の治療になるケースが多く、医療費が多額にかかりやすいです。


治療の長期化に伴い、働けなくなって住宅ローンの支払いが厳しくなるケースも出てきて、路頭に迷うことがおきないとも限りません。


そのような万が一のときに三大疾病をつけていると、住宅ローン残高が0円になるので経済的にとても助かり、家を手放さなければならないという最悪の事態を防げます。


三大疾病をつけていたことで、病気になっても安心してマイホームに住むことができるのです。

メリット②商品によっては給付金をもらえる

2つ目のメリットとして、商品によっては三大疾病になったときに住宅ローン残高がゼロになるほかに、給付金や一時金などがもらえるケースがあります。


例えば、D銀行の場合を例に取ってみます。

特約内容受取金額
三大疾病になったとき住宅ローン残高ゼロ
がんになったとき一時金30万円
奥さまが女性特有のがんになったとき一時金100万円
病気やケガで入院したとき一時金10万円
がんが原因で先進医療をうけたとき最高1,000万円

このように、住宅ローンの全額返済以外に、医療保険のような充実した内容の特約が付加されている団信もあります。


ただし、保障が増えると保険料分が上乗せになりますので、現在加入しているほかの保険とも比較しながら、契約する際にはよく確認をすると良いでしょう。

メリット③商品によって医療福祉のサポートや相談に乗ってもらえる

3つ目として、加入した商品や会社によっては三大疾病の保障を受けられるだけでなく、さまざまな医療福祉のサポートや相談に乗ってもらえるアフターサービスがある点です。


保険に加入した後、加入者ならどなたでも医療福祉のサポートをしてもらえます。


例えば、がん検診を受けられる場所を優先して教えてもらえるなどがあります。


また、身体や心の健康のサポートをしてくれる電話相談があります。


例えば、小さなお子さんの夜中の発熱や突然の発作などでどうしたらよいかなど、育児での困ったことの相談にのってもらえたりします。


たいていのサービスは24時間いつでも無料で受付ているので、気軽に利用できて安心感も得られるのはとても魅力的です。

住宅ローンの三大疾病特約をつける人の割合が増えている

さて、最近の傾向として住宅ローン利用者が三大疾病特約をつける割合が増えています。


次の表は、カーディフ生命が調査した加入している団信保障の内訳です。

加入保険の種類全体コロナ感染拡大後
団信のみ34.5%18.8%
団信+疾病保障特約付き39.1%68.1%
契約なし13.6%8.0%
不明・その他12.8%5.1%

参考/カーディフ生命/「第2回 生活価値観・住まいに関する意識調査」


コロナ感染拡大後に住宅ローンを利用した人と、以前から利用している人を含めた全体の人とを比較してみました。


疾病保障特約付き(三大疾病特約付きを含む)で加入している人は、コロナ感染拡大後に住宅ローンを利用した人の割合が68.1%と、約7割も占めています。


一方、今までに住宅ローンを利用した人全体の割合は、39.1%と約4割だったのと比較すると、2割も増えていることになります。


これは、長期的なコロナ禍に伴い、病気やケガの不安のほかに失業、勤務先の倒産などによって収入が減ることへの不安感が増していることが伺えます。

三大疾病保障をつけた場合のシミュレーション


それでは、実際に三大疾病をつけた場合とつけない場合ではどれくらいの差が出るのかシミュレーションをしてみましょう。


下記表は、「フラット35で」買い入れ額を3,000万円、返済を30年、固定金利1.56%の住宅ローンを組んだ場合の保険料で比較しています。

三大疾病保障あり三大疾病保障なし
1年目164,000円104,400円
5年目147,200円93,700円
10年目123,300円78,500円
15年目97,300円61,900円
20年目68,900円43,800円
25年目37,800円24,100円
30年目3,800円2,400円
総支払額2,727,100円1,735,200円

1年目の保険料が一番多くなり、三大疾病保障ありの保険料は年164,000円、保障なしの方は104,400円と差額が59,600円となっています。


年を追うごとに安くなり、30年目は三大疾病保障ありの方は3,800円、保障なしの方は2,400円と差額が1,400円です。


30年間の総支払い保険料は、保障ありの方は2,727,100円、保障なしの方は1,735,200円となり、差額は991,900円と約100万円ほど高くなることがわかります。


これを月平均で計算すると、毎月約2,800円ほど多く保険料を支払うことになります。

住宅ローンの三大疾病保障を扱うおすすめの金融機関を紹介


住宅ローンは、団体信用生命保険(団信)をセットにして加入するのが一般的ですが、団信だけだと死亡と所定の高度障害になったときにしか該当になりません。


三大疾病保障付きに加入すると、幅広い保障が得られます。


しかし、この特約を取り扱っている金融機関と取り扱っていない金融機関がありますので、事前に確認が必要となります。


そこで、三大疾病特約を取り扱っている金融機関の中でもおすすめの金融機関

  • りそな銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ソニー銀行
  • ろうきん

以上の4つについて解説していきます。

①りそな銀行

りそな銀行には「3大疾病保障特約付住宅ローン」があります。

主な内容は次のとおりです。

内容
金利上乗せ0.25%
加入年齢満50歳未満
完済時年齢満75歳未満
がん確定診断
脳卒中所定の状態が60日間続く場合
or
手術
急性心筋梗塞同上
診査告知
借入額が5,000万円超の場合、健康診断結果証明書の提出
その他所定の16の状態になったときに保障される商品もあり

3大疾病保障特約付住宅ローンは、金利0.25%上乗せすることで三大疾病にかかり所定の状態になったときに住宅ローン残高がゼロになる特約付きの団信です。


所定の状態とは、がんの場合はがんにかかり医師によって診断確定された場合です。

ただし、90日間の免責期間中は該当になりません。


急性心筋梗塞のときは、60日以上労働の制限が必要と医師の診断があったときと、所定の手術を受けたときに該当となります。


脳卒中のときは、60日以上、言語障害・運動失調・麻ひなどの後遺症が継続したと医師によって診断されたときに該当になります。


加入年齢は、借入時年齢満50歳未満で完済時の年齢が満75歳未満です。


健康状態の確認は告知書扱ですが、借入額が5,000万円超の場合、健康診断結果証明書の提出が必要となります。


なお、0.05%の金利上乗せで、病気やケガの所定の16の状態になったときに住宅ローンがゼロになる特約をつけることもできます。

②三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行には「3大疾病保障充実タイプ(金利上乗せ型)」があります。

主な内容は次のとおりです。


内容
金利上乗せ0.3%
加入年齢満18歳以上満50歳まで
がん確定診断
脳卒中入院
心筋梗塞入院
診査告知
その他4つの生活習慣病に対応する商品もあり

三大疾病で所定の状態になったときに金利0.3%上乗せすることで住宅ローン残高がゼロになります。


所定の状態とは、がんは医師の診断が確定したときです。ただし、申込から90日間の待機期間があります。


脳卒中や急性心筋梗塞のときは入院が条件です。


また、三大疾病のほかに4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)になったとき、一定の条件で返済額を最長1年間補償したり、住宅ローンがゼロになる商品もあります。


この一定の条件とは、就業できない期間が30日を超えた場合は返済額が最長1年免除されます。就業できない期間がが1年と30日を超えて続いた場合は残高がゼロになります。


加入年齢は、借入時、満18歳以上満50歳までで、医師の診査・診断書は不要で告知のみです。

③ソニー銀行

ソニー銀行には「3大疾病保障特約付団体信用生命保険」があります。

主な内容は次のとおりです。

内容
金利上乗せ0,3%
加入年齢年齢満50歳未満
完済時の年齢が満75歳未満
がん確定診断
脳卒中所定の状態が60日間続く場合
or
手術
急性心筋梗塞同上
診査告知
借入額が3,000万円を超えるとき診断書が必要
その他がんと診断されたとき給付金100万円(上皮内がんは半額)

0.3%の金利上乗せで、団体信用生命保険の死亡と高度障害状態に加えて、三大疾病にかかり所定の状態になったときに住宅ローンがゼロになります。


所定の状態とは、保険期間中にがんにかかり医師の診断が確定したときです。


また、保険期間中に急性心筋梗塞になり60日以上労働の制限が続いたと医師の診断があったときと手術を受けたときです。


保険期間中に脳卒中になって60日以上言語障害・運動失調・麻痺などの後遺症が続いたと医師の診断があったときと手術を受けたときに該当します。


加入年齢は年齢満50歳未満で完済時の年齢が満75歳未満です。


診査は告知扱いですが、借入額が3,000万円を超えるときと保険会社が必要と判断したときは、医師の診断書が必要になる場合があります。


そのほか、がんと診断されたときに給付金が100万円支払われます。

④ろうきん

ろうきんには「オールマイティ保障型団信(3大疾病保障特約・障害特約付団体信用生命保険)」があります。


主な内容は次のとおりです。

内容
金利上乗せ0.2%
加入年齢満18歳以上満51歳未満
返済時満76歳未満の方
がん確定診断
脳卒中所定の状態が60日間続く場合
or
手術
急性心筋梗塞同上
診査告知
借入額が5,000万円を超えるときは健康診断結果証明書が必要
その他所定の障害状態のときも該当になる

上乗せ金利がほかの金融機関よりも低い0.2%で、死亡・高度障害のときと、3大疾病にかかり所定の状態になったときにローン返済額がゼロになります。


加入年齢は、満18歳以上満51歳未満で、返済時満76歳未満です。


所定の状態とは、がんになり医師の診断が確定したときです。ただし90日以内は該当外です。


急性心筋梗塞のときは、60日以内に労働の制限を必要とする状態になったとき、または手術を受けたときに該当になります。


脳卒中のときは、60日以上、言語障害・運動失調・麻ひなどの後遺症が継続したと医師が診断したときとまたは手術したときが該当となります。


診査は告知扱いですが、借入金額が5,000万円を超える場合には所定の健康診断結果証明書の提出が必要です。


また、この保険は保険期間中に所定の身体障がい状態になったときも該当となります。

所定の障害状態とは障害年金の障害1級相当の状態です。

三大疾病をつける前に保険の見直しをするべき!

ここまで、団信に三大疾病特約をつけることで、三大疾病にかかったときの保障がされることがおわかりいただけたと思います。


しかし、住宅ローンを組むときに、何も考えずに三大疾病をつけることはやめましょう。


三大疾病をつける前にやるべきこと、それは、現在加入している保険の保障内容を再確認して見直しをすることです。


あなたは今、ご自身が加入している生命保険の内容を全て把握しているでしょうか?


内容を確認してみると、特約として三大疾病や七大疾病特約などがついているかもしれません。


また、入院給付金や入院一時金での入院時の保障の充実度や、就業不能保険などで働けなくなったときの保障の保険に加入していないかなども確認してみましょう。


保険加入の際にプランニングを担当者に任せていると知らないうちに特約が付加されていることもよくあります。


確認した結果、わざわざ住宅ローンにまで三大疾病特約をつける必要性がないかもしれません。


三大疾病特約をつけることで毎月の保険料も高くなっていくので、住宅ローンを組むときにはまず保険の見直しをおすすめします。

まとめ:住宅ローンの悩みなら今すぐマネーキャリアで無料相談!


ここまで住宅ローンを組むときに団信に三大疾病保障はつけた方が良いかを説明してきましたがいかがでしたか?


住宅ローンを利用するときの状況によって、つける、つけないは人によって違うことがわかりました。


遺伝や生活習慣病が気になる人や貯蓄のない人はつけた方が良いですし、ほかに保障の準備をしていたり貯蓄がたくさんある人はつけない方がよいでしょう。


三大疾病をつけると金利が0.2%~0.3%上乗せになり、途中で解約もできないので十分考えてから判断した方がよいです。


とは言っても、住宅ローンを組むのは一生に一度のことでよくわからない。そんな悩みを解決したいときはマネーキャリアにご相談ください。


マネーキャリアにはお金のプロのFPがおり、何度でも相談を受け付けています。


今ならスマホひとつで無料オンライン相談を受付tいますので、お気軽に連絡して住宅ローンの悩みを解決してください!


あなたの心強いサポートになるでしょう。

ランキング