住宅ローン金利をランキング式比較!シミュレーション・相場・借り換えも解説

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住宅ローン金利を、金利タイプ別にランキング形式で紹介します。金利の相場もタイプ別に解説しています。各商品ごとに諸費用や年収条件なども記載しています。シミュレーション、借り換えについても解説しているので、検討中の方は参考にしてください。

▼この記事を読んでほしい人
  • 住宅ローンの金利相場を知りたい人
  • どの金利タイプの住宅ローンを借りるか悩んでいる人
  • 住宅ローンの金利をランキング形式で比較したい人

内容をまとめると

  • 住宅ローンの金利相場は、「変動金利:0.50%前後」「固定金利:1.350%程度」「固定期間選択型:1%前後」となっている
  • 住宅ローンは金利だけではなく、諸費用も意識して選ぶ必要がある
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目次を使って気になるところから読みましょう!

【2022年最新】住宅ローンの金利相場

住宅ローンの金利には3つのタイプがあります。

  • 変動金利:半年に1回金利の見直しがある
  • 固定金利型:借入時の金利が完済まで継続する
  • 固定金利選択型:一定期間は金利が固定され、固定期間終了後改めて金利タイプを選ぶ

どの金利タイプを選ぶかは、借り入れをする人の経済状況や家庭状況で決めましょう。


それぞれの金利タイプのメリットはこちらです

金利タイプメリット
変動金利型金利が低い
金利が下がったときはお得
固定金利型返済計画が立てやすい
金利上昇時にも返済額が変わらない
固定期間選択型一定期間は金利や返済額が変動しない
固定期間を自由に選べる
固定金利型よりも金利が低め


対して、デメリットはこちらになります

金利タイプデメリット
変動金利型金利が上がると返済額が増える
返済計画を立てにくい
固定金利型金利が高い
金利が下がると損してしまう
固定期間選択型固定期間終了後は金利が上がることが多い
「5年ルール」「125%ルール」がない

固定金利型は全期間の金利が確定しているので、金利が上昇した場合も返済額は変わりません。それに対して、変動金利型は金利が上昇すると返済額が増えるリスクがあります。


急な返済額上昇は借り入れをしている人の負担を重くするので、多くの金融機関では「5年ルール」「125%ルール」を設けています。これらのルールは急な返済額上昇を抑える、返済する人を守るルールです。しかし、急激な金利上昇があると未払い利息が発生し、返済終了時に一括清算する場合もあります。このようなリスクがあることを念頭に置いておきましょう。


固定期間選択型は、変動金利と固定金利の良いとこ取りをした金利タイプです。しかし、固定期間終了後は金利タイプを再び選択する手間がありますし、変動金利型にある「5年ルール」「125%ルール」はありません。急な返済額上昇のリスクがあることを覚えておきましょう。


それぞれの金利タイプにメリットデメリットがあり、向き不向きがあります。それぞれの金利タイプについてしっかり把握して、自分に合った金利タイプを選びましょう。


どのような金利タイプの商品が自分に合うのかわからない場合は、お金のプロであるFPに相談しましょう。あなたの家計状況ライフプランから、返済可能額を試算してくれます。あなたに合った金利タイプもアドバイスしてもらえるので安心です。


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①変動金利の相場

新規借入時における変動金利型の住宅ローン相場はこちらです。
金融機関名相場金利
みずほ銀行年0.375%
三菱UFJ銀行年0.475%
三井住友銀行年0.475%
りそな銀行年0.470%
住信SBIネット銀行年0.440%
イオン銀行年0.520%
ソニー銀行年0.457%
新生銀行年0.450%
ARUHI年0.650%
楽天銀行年0.517%

変動金利型の住宅ローン金利は、0.375%~0.650%の範囲内に収まる商品が多いです。この低金利時代に、各金融機関の間では金利下げ競争が繰り広げられています。現在、過去に例を見ない超低金利時代となっているため、変動金利の相場の目安は大体0.500%と考えておきましょう。


商品によっては無料で疾病も保障してくれる団信が付帯していたり、一部の繰り上げ返済手数料が無料といった手厚いサービスのものもあります。金利も大切ですが、付帯している保険やサービス、手数料も比較して商品を選びましょう。

②全期間固定金利型の相場

返済期間35年の、新規借入時における全期間固定金利型の住宅ローン相場はこちらです。
金融機関名金利
みずほ銀行年0.980%
三菱UFJ銀行年1.600%
三井住友銀行年1.390%
りそな銀行年1.300%
住信SBIネット銀行年1.420%
イオン銀行年1.200%
ソニー銀行年1.562%
新生銀行年1.400%
ARUHI年1.330%
楽天銀行年1.050%

固定金利型の金利相場は、0.91%~1.65%の範囲内に収まる商品が多いです。変動金利よりは高い相場になりますが、1.350%程度を相場の目安にしておくと、金利を判断する一つの目安になるでしょう。


金利上昇リスクに左右されたくない、返済額の増額に対応できるだけの余裕がない方には固定金利をおすすめします。

③固定期間選択型の相場

固定期間選択型の金利は、固定期間で大きく変わります。新規借入時におけるる固定期間選択型の住宅ローン相場はこちらです。
金融機関名固定期間5年 固定期間10年 固定期間15年 固定期間20年
みずほ銀行年0.650%年0.750%年1.150%年1.200%
三菱UFJ銀行年0.690%年1.000%
三井住友銀行年1.250%年1.350%
りそな銀行年1.045%年1.245%年1.645%年2.195%
住信SBIネット銀行年0.520%年0.570%年0.990%年1.200%
イオン銀行年0.550%年0.670%
ソニー銀行年0.870%年0.950%年1.372%年1.520%
新生銀行年0.700%年0.800%年0.900%年0.950%
ARUHI年0.920%年0.990%
auじぶん銀行年0.738%年0.845%

固定金利型は金融機関によって大きく差が表れています。基本的に固定期間が長い方が金利が高い傾向にあります。1.00%を切っていれば金利が低い商品だと言えるでしょう。


しかし、この金利は固定期間中の金利になります。固定期間終了後は金利が大きく上がってしまう可能性がありますので注意が必要です。

【新規借入・借り換え】住宅ローン返済額シミュレーション


住宅ローンをどこで、いくら借りるかを検討中の方には、住宅ローン返済額シミュレーションをおすすめします。住宅ローンの計算式は複雑で難しいですが、シミュレーションを使えば簡単に計算できます。


シミュレーションでは、

  • 借入額
  • 返済期間
  • ボーナス返済の有無
  • 適用金利
  • 希望の金利タイプ

などの情報を入力することで、月々の返済額や支払総額の試算が出来ます。比較サイトのシミュレーションを使えば、それぞれの商品ごとの返済額や支払総額の試算もでき、住宅ローン商品選びの助けになります。


おすすめの住宅ローン返済額シミュレーションはこちらです。


住宅保証機構株式会社:住宅ローンシミュレーション


こちらの住宅ローンシミュレーションでは、返済額の試算だけではなく、借入可能額や繰り上げ返済の試算等、様々なシミュレーションができます。住宅取得の諸費用の試算もあるため、何にどれくらいかかるかを把握するためにもおすすめです。


価格.comローン:新規借り入れ返済額シミュレーション

価格.comローン:住宅ローン借り換えシミュレーション


こちらは商品の価格比較サイトとして有名な価格.comの住宅ローンシミュレーションです。25社の商品から、返済額等のシミュレーションができます。同じ金融機関でも複数の商品があり、それぞれの商品で金利が変わってくるので、一括で複数商品を比較できるこのシミュレーションはとても便利です。


新規借り入れだけでなく、借り換えのシミュレーションもあるので、低金利のうちに借り換えをしたいと検討中の方にもおすすめです。

【実質金利】住宅ローン変動金利ランキング

こちらでは変動金利の住宅ローンランキングを紹介します。


変動金利は現在、過去に例を見ないレベルで低くなっています。各金融機関が競合して、金利が下がっているのが現状です。


変動金利商品を選ぶ時には金利の低さも大切ですが、金融機関ごとに諸費用が安くなったり無料になったりします。他のサービスと併用することで金利が下がるプランもあるので、自分に合ったものを選びましょう。

①auじぶん銀行:住宅ローン 全期間引下げプラン(新規借入、au金利優遇割)

②PayPay銀行:住宅ローン 全期間引下げ

費目費用

実質金利

(費用等含む)

年0.510%
表面金利
(費用等除く)
年0.380%
手数料
(税込)
借入額×2.2%
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
【一部繰上返済】
ネット:0円
電話:5,500円
【全部繰上返済】
電話:33,000円
一般団信保険料0円
借入額500万円以上2億円以下
借入期間1年以上35年以内(1ヶ月単位)
年収200万円以上
勤続年数
融資対応エリア全国
PayPay銀行の「住宅ローン 全期間引下げ(新規借入)・変動金利」は個人事業主や家族が経営する会社に勤務している人は原則利用不可となっています。また、融資対象物件が借地、市街化調整区域等の場合も利用出来ないので、自分が融資を受ける物件が対象かどうかをしっかり確認する必要があります。

PayPay銀行の住宅ローンは無料でついてくる団信も手厚く、死亡・高度障害になってしまったときにローン残高が0円になる一般団信の他、こちらの団信も無料で付帯されます。
団信名保障内容
一般団信プラス
(借入時年齢:51歳未満)
がんと診断された場合、100万円の給付
または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付
がん50%保障団信
(借入時年齢:51歳未満)
がんと診断された場合、ローン残高が半分
他にも、金利を上乗せする形でオプションの団信を付帯することもできます。オプションで付帯できる団信はこちらです。
団信名上乗せ金利保障内容
がん100%保障団信
 (借入時年齢:51歳未満)
+0.10%がんと診断された場合、100万円の給付
上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付
11疾病保障団信
(借入時年齢:51歳未満)
+0.30%がんと診断された場合、100万円の給付
上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付
病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付
ワイド団信
(借入時年齢:65歳未満)
+0.30%持病等で一般団信に加入できない人が加入できる
告知緩和型の一般団信
保障内容は一般団信と同じ
一般団信だけでなく、プラスで保障してくれる団信が無料で付帯されるのがPayPay銀行住宅ローンの魅力です。

③みずほ銀行:みずほネット住宅ローン(全期間重視プラン、ローン取扱手数料型)

費目費用

実質金利

(費用等含む)

0.512%
表面金利
(費用等除く)
0.375%
手数料
(税込)
借入額×2.2%+33,000円
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
【一部繰上返済】
ネット:0円
電話:33,000円
【全額繰上返済】
店頭:33,000円
一般団信保険料0円
借入額50万円以上1億円以下
借入期間1年以上35年以内(1年単位)
年収安定した収入がある人
勤続年数
融資対応エリア全国
みずほ銀行は3大メガバンクの一つです。メガバンクは住宅ローン金利が高い傾向にありますが、みずほ銀行のネット専用商品は金利が低く人気があります。みずほ銀行の住宅ローンには返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意されています。自分の状況に合わせられるので、急な状況変化にも対応できます。

また、住宅ローンの借り入れをすると、みずほ銀行口座のATM手数料が一定回数無料になるなどの特典があります。みずほ銀行をメインバンクにしている人にはメリットのあるプランです。

変動金利で借り入れをしたいけど、今度の金利上昇に対応できるかどうか不安な方はマネーキャリア無料FP相談で相談してみましょう。家計診断やライフプランから、あなたの将来のお金の流れをプランニングして、あなたに合った金利タイプを提案してくれます。

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住宅ローン35年固定金利ランキング


こちらではフラット35以外の、35年固定金利のランキングを紹介します。


35年間という長い期間固定金利を設定するため、他の金利タイプと比較すると金利が高いのが特徴です。


しかし、借入時の金利が返済終了まで継続するので、返済計画が立てやすいというメリットがあります。急な金利上昇に対応できるほどの余裕がない人にはフラット35や35年固定金利の商品がおすすめです。

①新生銀行:長期固定金利タイプ 35年固定

費目費用
金利1.350%

手数料

(税込)

借入金額×2.2%
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
【一部繰上返済】
ネット:0円
【全額繰上返済】
電話:0円
一般団信保険料0円
借入額500万円以上1億円以下
借入期間5年以上35年以内
年収300万円以上
勤続年数2年以上
融資対応エリア全国

新生銀行の住宅ローンは、「保証料」「一部繰上返済手数料」「電子契約の印紙代」「セブン銀行ATMなどの出勤手数料」が0円になります。


35年間固定金利が年1.350%で諸費用が安いのはとても魅力的ですね。


電子契約であれば来店をしなくても手続きが完了します。コロナ禍で外出を控えている方でも安心して手続きができます。

②ソニー銀行:住宅ローン 固定金利20年超

費目費用
金利年1.936%

手数料

(税込)

44,000円
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
0円
一般団信保険料
0円
借入額500万円以上2億円以下
借入年数1年以上35年以下(1ヶ月きざみ)
年収400万円以上
勤続年数
融資対応エリア全国
ソニー銀行の住宅ローンは、「保証料」「団体信用生命保険料」「繰上返済手数料」「ATM手数料」「金利タイプ変更手数料」「電子契約の印紙代」「返済口座への資金移動」の諸費用が0円になります。トータルコストの安さを売りにしています。

団体信用生命保険は金利を上乗せなしで、がんと診断確定時に住宅ローン残高の50%を保障してくれます。金利の上乗せをすればがん診断確定字に住宅ローン残高が0になるプランもあります。

③住信SBIネット銀行:ネット専用住宅ローン通期引き下げプラン固定金利タイプ

費目費用
金利年2.870%
手数料
(税込)
借入額×2.2%
保証料0円

繰上返済手数料

(税込)

【一部繰上返済】
0円
【全額繰上返済】
33,000円
一般団信保険料
0円
借入額500万円以上1億円以下(10万円単位)
借入年数1年以上35年以内(1か月単位)
年収安定かつ継続した収入がある人
勤続年数
融資対応エリア全国
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、保険料の負担なしで全疾病保障の特約を団体信用生命保険につけることができます。全疾病保障では病気・ケガで就業不能状態になってローン返済日を迎えた場合、保険金により月々の返済額が支払われます。

さらに働けないまま12ヶ月が経過したら、住宅ローンの残高が0円になります。将来、病気やけがで働けないときの住宅ローン返済に不安がある方には安心のプランです。

住宅ローンフラット35ランキング


フラット35全期間固定金利型の商品です。勤続年数が短い方や自営業、非正規雇用者の人でも融資のハードルが低いのが特徴です。


フラット35は住宅金融支援機構が融資をしている商品で、銀行等の金融機関は代理店のような形でフラット35販売をします。そのため、基本的にはどの金融機関で借り入れをしても金利は変わりません。しかし、銀行によって手数料や付帯するサービス、団体信用生命保険の内容が変わります。


フラット35での借り入れを考えている方は、どのような商品内容になっているかを確認して、金融機関を選びましょう。

①楽天銀行:フラット35団信なし引き下げ金利

費目費用
金利年1.280%
手数料
(税込)
借入額×1.10%
保証料0円

繰上返済手数料

(税込)

0円
(10万円以上、住宅金融支援機構マイノートから)
一般団信保険料0円
借入額100万円以上8,000万円以下(1万円単位)
借入年数1年以上、35年以内(1年単位)
年収【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下

【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
融資対応エリア全国
楽天銀行のフラット35は他の金融機関と比較すると、手数料が安いのが特徴です。

住宅金融支援機構が提供する「新機構団信」を付帯するかしないかを選ぶことができます。新機構団信を外した場合はその分金利が安くなります。

保証人も保証料も不要で、繰上返済手数料も0円となっています。様々な諸費用を抑えることができるのが、楽天銀行のフラット35の魅力です。

②ARUHI:フラット35(融資比率9割以下)

費目費用
金利年1.280%
手数料
(税込)
借入額×2.0%
保証料0円

繰上返済手数料

(税込)

【一部繰上返済】
インターネット:0円(10万円以上)
電話・郵送(期間短縮型):11,000円
電話・郵送(返済額軽減型):33,000円
【全額繰上返済】
電話・郵送:55,000円
一般団信保険料0円
借入額100万円以上8,000万円以下
借入年数10年以上35年以内
年収【年収400万円未満】総返済負担率30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率35%以下
勤続年数
融資対応エリア全国
ARUHIは住宅ローン専門金融機関の国内最大手です。

フラット35は物件価格と諸費用を合わせた金額の9割しか借り入れができませんが、ARUHIフラットαから残り1割の借入を低めの金利で借り入れできるので、自己資金を多く準備しなくても借り入れができます。

団信は新機構団信に加えて、全疾病保障プランがあります。金利上乗せで保険料を支払う形が一般的ですが、ARUHIでは年払いも可能です。金利上乗せで借り入れた後、全疾病保障を解約しても金利は下がりません。少し割高ですが、今後どのようにしていくか分からない方は年払いで別に支払う形で加入する方が、フレキシブルに活用できるでしょう。

③住信SBIネット銀行:フラット35(保証型)融資率9割以下

費目費用
金利年1.280%
手数料(税込)借入額×2.2%
保証料0円

繰上返済手数料

(税込)

0円
一般団信保険料0円
借入額100万円以上8,000万円以下
借入年数1年以上35年以内(1ヵ月単位)
年収【年収400万円未満】総返済負担率30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率35%以下
勤続年数
融資対応エリア全国
住信SBIネット銀行のフラット35は、新機構団信に加えて、全疾病保障に加入することができます。

がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎の8疾病で働けなくなってしまったら、月々の住宅ローンの返済は0円になります。そのまま働けない期間が12ヶ月を超えると、住宅ローン残高が0円になります。

8疾病以外の病気やけがの場合は、免責期間後は病気やケガで働けなくなってしまったら、月々の住宅ローンの返済は0円になります。12ヶ月働けない状態が続くと、長期就業不能見舞金として30万円を受け取れます。その後働けない期間が21ヶ月続くと、住宅ローン残高が0円になります。

フラット35(保証型)の場合は基本付帯となっているので、病気やケガで働けなくなってしまった時も、安心して治療に専念できますね。

【借り換え】35年固定金利の住宅ローンを比較


こちらでは住宅ローンを借り換える場合の35年固定金利の住宅ローンを紹介します。


近年、類を見ない低金利が続いています。各金融機関が競合して、金利がどんどん下がっている状況です。


固定金利も昔と比べればかなり低くなっています。以前借入した時の金利よりも低くなっている場合は借り換えも検討するといいでしょう。その場合は手数料などの諸費用もしっかり比較し、借り換えが得かどうかをしっかり検討しましょう。

①新生銀行:住宅ローン ステップダウン金利タイプ(借り換え)

費目費用
金利

年1.338%

手数料
(税込)
165,000円
(55,000円)
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
0円
一般団信保険料0円
借入額500万円以上1億円以下
借入年数5年以上35年以内
年収300万円以上
勤続年数2年以上
融資対応エリア全国
新生銀行のステップダウン金利タイプの住宅ローンは事務手数料の安さに定評があります。基本の事務手数料は55,000円です。よくある「借入額×2.2%」の事務手数料だと、250万円を借り入れた時の事務手数料が55,000円です。3000万円借入すると事務手数料は66万円なので、55,000円が非常に安いことが分かります。

事務手数料は110,000円と165,000円もあります。110,000円の事務手数料を支払った場合、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付きます。165,000円を支払った場合には、急病の子供を預かったり、家事代行をするなどの充実したオプションサービスが付帯します。

また、ステップダウン金利タイプは10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下がります。手数料が安く、金利も下がっていくのは魅力的ですね。

②りそな銀行:住宅ローン 超長期・全期間・固定金利型・融資手数料型

費目費用
金利年1.353%

手数料

(税込)

借入額×2.2%
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
ネット:0円
店頭:テレビ電話:33,000円
一般団信保険料0円
借入額50万円以上、1億円以下
借入年数1年以上35年以内
年収100万円以上
勤続年数1年以上
融資対応エリア全国
りそな銀行の住宅ローンは、オプション保険として16の特定状態・所定の要介護状態を保障する充実の団体信用生命保険「団信革命」を提供しています。

金利は0.30%上乗せになりますが、死亡・高度障害に加えて、
  • がんと診断された場合
  • 急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合
  • 所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合
に該当すると、ローン残高が0円になります。このような状態になってしまうと働くのも難しくなるので、住宅ローンの負担がなくなると安心できますね。

③中央ろうきん:不動産担保ローン全期間固定金利型・月次後払い方式

費目費用
金利年1.250%

手数料

(税込)

33,000円
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
0円
一般団信保険料0円
借入額30万円以上1億円以内
借入年数35年以内(1ヶ月単位)
年収150万円以上
勤続年数1年以上
融資対応エリア全国にある各ろうきんによって指定エリアあり。

(中央ろうきんの場合は、茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・
千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)
中央ろうきん茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨に住んでいるか、勤務している人を対象に融資を行っています。

誰でも借入することができますが、労働組合や生協の会員だと、手数料が11,000円になります。金利自体はあまり低くないですが、諸費用が大手銀行よりも安めです。

住宅ローン当初固定金利10年ランキング


こちらでは固定金利選択型の当初固定金利10年タイプの住宅ローンを紹介します。


当初固定金利10年タイプの商品は10年間は固定金利で借り入れ、固定期間終了後は再度金利タイプを選択します。固定期間終了後は金利が上がってしまう可能性もありますが、当初の固定期間は全期間固定金利タイプと比べて低い金利で借り入れができます。


子どもにお金がかかるうちは低めの金利で見通しを立てて返済をしたいなど、自分に合わせてプランを組みたい方にはおすすめです。

①中国銀行:クイック住宅ローン<住まーと!プラン/期間金利10年固定>

費目費用
金利年0.500%

手数料

(税込)

借入金額×2.20%+33,000円
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
【繰上返済金額(元金)】
300万円未満:11,000円
300万円以上:55,000円
ネットで手続きの場合は0円
※別途保証会社に対しての手数料が必要
一般団信保険料
0円
借入額50万円1億円以下
借入年数1年以上40年以内
年収
勤続年数
融資対応エリア岡山県、その他一部エリア
中国銀行岡山県とその他一部エリアで営業している地方銀行です。

中国銀行では、ネットバンキングで手続きを行うことで、住宅ローンの一部繰上返済や金利型再選択の取扱手数料が無料となります。

団体信用生命保険は一般団信が保険料無しで付帯します。手厚い保障を希望している方は、金利の上乗せで3大疾病の保障や11疾病の保障、全疾病の保障を付帯できます。

②香川銀行:香川総合住宅ローン特別金利プラン

費目費用
金利年0.600%

手数料

(税込)

借入金額×2.20%
保証料有料
(年齢、職業・職種、勤務・営業年数、融資金額、
融資期間等により保証料率が異なる)
繰上返済手数料
(税込)
【固定金利選択型期間中】
返済額500万円未満:11,000円
返済額500万円以上1,000万円未満:33,000円
返済額1,000万円以上:55,000円
一般団信保険料0円
借入額100万円以上1億円以内
借入年数1年以上40年以内(1年単位)
年収継続して安定した収入が得られる人
勤続年数
融資対応エリア香川県、その他一部エリア
香川銀行の住宅ローンでは、金利の引き下げ条件を適用することで、低い金利での借り入れができます。

例えば給与振込口座の指定や定期預金や国債、投資信託の残高が100万円以上である、公共料金口座振替が2件以上ある等の条件を満たすことで金利が下がります。アプリのインストールとインターネットバンキングの契約など、手軽にできるものもあるので、対応エリアの方は引き下げ条件を一度確認することをお勧めします。

③北洋銀行:ほくようスペシャル住宅ローンα定率型


費目費用
金利年0.620%

手数料

(税込)

借入金額×2.20%
保証料0円
繰上返済手数料
(税込)
【全額繰上返済(除く固定金利特約)】16,500円
【全額繰上返済(固定金利特約)】
繰上返済元金額1,000万円以下の場合:33,000円
繰上返済元金額1,000万円超の場合:55,000円
【返済条件変更手数料】11,000円
※別途保証会社に対しての手数料が必要
一般団信保険料無料
借入額200万円~1億円以下
借入年数2~40年
年収200万円以上
勤続年数個人事業主・会社経営者は
同一事業を3年以上継続していること
融資対応エリア北海道、その他一部エリア
北洋銀行北海道エリアで営業している銀行です。

北洋銀行の住宅ローンは
  • 保証料0円
  • 一部繰り上げ返済手数料が0円
  • 保障の充実した団信保険料が金利上乗せ無し
  • マイカー・リフォーム・教育・フリーの各ローンで優遇金利あり
  • 中古住宅購入の場合は事務手数料が0円
というメリットがあります。

団信は11疾病団信が、借入時の年齢が満50歳以下の人は金利上乗せ無しで付帯できます。配偶者のがんも保障してくれるので、家族で掛けている保険料を節約することもできますね。

まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!


いかがでしたでしょうか。


この記事では住宅ローンのタイプ別の相場と金利ランキングを紹介しました。


近年、金利が低い状態が続いています。今の金利状況が下げ止まりともいわれているので、今後は金利が上昇する可能性が高いと言われています。


それぞれの金利タイプにメリットデメリットがあり、人によって合う合わないがあります。自分にはどの金利タイプが合うのか悩んでいる方は、マネーキャリア無料FP相談を利用しましょう。


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