更新日:2022/05/06
住宅ローンは25年ローンで110万安くなる!3000万の購入をシミュレーション
住宅ローンは数十年という長い付き合いになるため、納得した上で借り入れをしたいものです。返済期間が長いほど利息で総返済額が大きくなりますが、借入期間を短めに設定することで大きな節約効果があります。3000万円借り入れた場合のシミュレーションを御覧ください。
- 住宅ローンの返済期間に迷っている人
- 返済額などのシミュレーションに興味がある人
- どこの銀行から借り入れをすべきか考えている人
- 住宅ローンについての相談先を探している人
- 住宅ローン返済における月々の返済額や総額、利息額
- おすすめの住宅ローン返済シミュレーション
- 住宅ローンを契約する上でおすすめの銀行や相談先
- 住宅ローンの返済期間を決める上でのポイント
内容をまとめると
- 住宅ローンは完済するまで利子がつくため、早めに返済することで総返済額を抑えることができる
- 住宅ローンの返済期間は月々の返済額やライフプラン、返済完了時の年齢などで決めることがポイント
- 住宅ローン完済まで様々なライフイベントもあるため無理のない返済計画が大切
- マネーキャリアは第三者の公平な立場から住宅ローンについて相談にのることができる
- マネーキャリアは相談経験抱負なファイナンシャルプランナーが多数在籍!
- マネーキャリアについて詳しくはこちらのボタンをクリック
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 住宅ローンは25年と35年で返済額はどのくらい変わる?
- ①35年と比べて毎月の返済額は約2万円高くなる
- ②総返済額は約110万円安くなる
- 参考:りそな銀行のシミュレーションを上手く活用しよう!
- 【シミュレーション】25年で3000万円の物件を購入する場合
- ①総返済額は約2700万円
- ②毎月の返済額は9万1000円
- ③利息は約350万円
- 【シミュレーション】25年で2000万円の物件を購入する場合
- ①総返済額は約2400万円
- ②毎月の返済額は約8万円
- 住宅ローンを何年で返済するかを見極めるポイント
- ①毎月の返済額
- ②返済中に必要になる一時金
- ③返済完了年齢
- 参考:年齢上限に注意
- 【全期間固定金利】おすすめの25年住宅ローン
- ①紀陽銀行:紀陽銀行住宅ローン(全期間固定金利プラン)
- ②りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
- ③埼玉りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
- ④新生銀行:パワースマート住宅ローン<長期固定金利タイプ/25年固定>
- まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
目次
住宅ローンは25年と35年で返済額はどのくらい変わる?
夢のマイホームを手に入れるとなると数千万円の資金が必要になるため、一括で現金で支払いという支払い方はあまり現実的ではありません。
多くの人びとがマイホームを購入するにあたって住宅ローンを組み、資金の借り入れをすることになるのですが、住宅ローンの借入額や返済期間は様々です。
返済するにあたって毎回の返済額と返済期間のスケジュールは十人十色ですが、無理のない返済計画をたてていきたいものです。
25年かけて返済するのと、35年かけて返済するのでは総返済額がどのくらい変わってくるのか見ていきましょう。
①35年と比べて毎月の返済額は約2万円高くなる
借り入れしている資金については、何十年とかけて毎月少しずつ返済していくことになります。
月々数万円という金額を数十年かけて返済していくのですが、その返済期間が長いほど毎月の負担は軽くなります。
しかし長い期間ローンの返済をしたくはない、早く返済を終わらせたいとなると月々に返済する金額は大きくなります。
2000万円の借り入れを金利1.0%の金利変動がない固定金利でボーナス割合なし、元金と利息をあわせた返済額が毎回一定である元利均等返済の場合ですと、以下のようになります。
返済期間 | 毎月の返済額 | 総返済額 |
---|---|---|
25年 | 7万5374円 | 2261万2189円 |
35年 | 5万6457円 | 2371万1746円 |
②総返済額は約110万円安くなる
住宅ローンの借り入れでつい忘れてしまうものが利息です。
住宅ローンはあくまで借金であるため、借り入れしている間は利率によって利息が発生します。
利息によって元金に対しての利息が発生するため、元金にプラスして利息を返済する必要がでてきます。
返済期間と利息も含めた返済総額の関係ですが、返済期間が長くなれば長くなるほど利息がかかる期間が長くなるため、総返済額も大きくなります。
先程と同じ用に2000万円の借り入れを固定金利、ボーナス割合なしの元利均等返済で返済していった場合の返済期間と総返済額、利息分の違いについては以下の通りです。
返済期間 | 総返済額 | 利息 |
---|---|---|
25年 | 2261万2189円 | 約261万円 |
35年 | 2371万1746円 | 約370万円 |
数%のわずかな利息にも見えますが、その利息で10年間支払いを続けるとなると塵も積もれば山となるということで大きな金額になります。
毎月の支払いは多少厳しいとしても、総返済額で見ると返済期間は短い方が得をすることができます。
参考:りそな銀行のシミュレーションを上手く活用しよう!
住宅ローンでどのくらいの金額を借り入れしようか、何年で返済していこうかという計画は十人十色です。
自分の返済計画が実現可能かどうかということもすぐには分からないという人も多いのではないでしょうか。
りそな銀行の住宅ローンシミュレーションでは、希望の借入金額とボーナスからの返済の有無、返済期間や金利のタイプを選択して月々に必要な返済額を弾き出すことができます。
実際に借り入れるにしても月々どのくらいの金額になるのか一目で分かるため、何パターンか試算し自分の返済計画にあった無理のない方法で返済していくことが可能です。
【シミュレーション】25年で3000万円の物件を購入する場合
マイホーム購入は生きている間にそう何度もある買物ではないからこそ、全てにおいてこだわり、妥協したくはないと思うものです。
一例ですが、福岡県のマンション購入額の平均は3000万円ということからも、3000万円あればある程度の選択肢の広がりが出てくるためマイホーム選びにも余裕が生まれる額です。
この場合住宅購入の場合頭金として物件価格の2割をあらかじめ支払う場合が多いことから、3000万円の物件を購入するにあたって600万円の頭金を充てることになります。
- 総支払額は約2700万円
- 毎月の支払額は9万1000円
- 利息は約350万円
3000万円の住宅を購入するにあたって、2400万円を借り入れ、25年間かけて返済していくとしたらどのような返済計画になるのかシミュレーションしてみましょう。
①総返済額は約2700万円
マイホームを購入するためにははじめに現金で支払う頭金が必要になります。通常頭金は住宅ローン借り入れ額の2割と言われています。
3000万円のマイホームを購入するために2割の頭金、つまり600万円を先に支払うとしても2400万円住宅ローンを組み、毎月返済していくことになります。
住宅ローン返済時には元金である2400万円はもちろんですが、利息も含めて返済していくことになるのです。
全期間の金利が1.0%で元金と利息を含めた金額が毎月同じ元利均等返済で返済していくとすると、全期間の総支払額は2746万円前後となります。
同条件で35年間返済の住宅ローンだとすると総支払額は約2892万円、つまり10年間短縮するだけで146万円削減することができます。
②毎月の返済額は9万1000円
3000万円のマイホームを購入するにあたって頭金として平均の2割、つまり600万円をあらかじめ支払った後2400万円をどのように返済していくかシミュレーションしてみましょう。
25年で2400万円を全期間金利1.0%、元金と利息を含めた金額が毎月同じという元利均等返済とすると以下のようになります。
毎月返済額 | 9万1000円 |
---|---|
総支払額 | 約2746万円 |
総支払額に含まれる利息額 | 約346万円 |
③利息は約350万円
返済期間25年で3000万円のマイホームを購入するために、2割の頭金を除いて2400万円の借り入れをするとした場合、支払総額は2746万円となります。
支払総額は元金に加えて利息も支払った金額なので、利息として約350万円支払うということになります。
約350万円の利息と言うと一見すると多いようにも感じますが、もしもこれが返済期間35年のローンだとした場合、返済総額は約2892万円となります。
利息のみで約492万円支払うことと比較するといかがでしょうか。
10年間返済期間が異なるだけで利息額が150万円近く変わってくるのです。
少しでも利息を抑えて返済していきたいと考えている人はローン返済期間を短く、短期間で返済しきる計画をたてることをおすすめします。
【シミュレーション】25年で2000万円の物件を購入する場合
理想通りのマイホームは欲しいものの、そこまで大金はかけることが難しいという人も多いようです。
2000万円でマイホームを建てるとなった場合、多少機能面やデザインのこだわりなどで制約や節約すべきところは出てくるものの、十分建築は可能です。
- 総支払額は約2400万円
- 毎月の支払額は約8万円
シンプルに節約しながらマイホームを手に入れたいと考えた場合の予算として、頭金なしで2000万円借り入れと仮定した上でシミュレーションしてみましょう。
①総返済額は約2400万円
頭金なしで25年間2000万円の住宅ローンを組む場合、25年間利息が発生します。
全期間固定の金利で年率1.5%、元金と利息を含めて毎月の返済が同額になる元利均等返済の方式でボーナス払いなしと仮定した場合のシミュレーションをした場合です。
利息も考慮した総返済額は2399万6100円、約2400万円となります。
総返済額で見た場合400万円分は利息として返済していく必要があるため、借入金額の2000万円からみると約2割が利息ということになります。
一見すると大きな金額のようにも感じますが、もしも10年長いローンで返済していくことを考えると35年、総額で2571万9120円という計算結果です。
総額でみると10年の返済期間の違いで約170万円近い差額が生まれることになります。
②毎月の返済額は約8万円
頭金なしで2000万円の物件を購入するために25年間のローンを組む場合の月々の返済額は7万9987円となります。
およそ8万円の返済が毎月、25年間続いていくということになります。
毎月返済額 | 7万9987円 |
---|---|
総支払額 | 2399万6100円 |
総支払額に含まれる利息額 | 約400万円 |
月々の返済額を多少無理したとしても早めに完済するか、月々の返済額にゆとりをもって長い目で見て返済していくかは家計の状況にもよります。
返済プランは計画的に立てていくことをおすすめします。
毎月の返済額について見てきましたが、住宅ローンについて一人で判断がするのが難しく感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな方はこちらのボタンをクリックし、プロに無料で相談できるマネーキャリアを有効活用してみてください。
住宅ローンを何年で返済するかを見極めるポイント
住宅ローンの借り入れ後の返済計画などの関係から、何年で返済していくかは人によりますので、この住宅ローン借入期間で借りるべきと一概には言えません。
- 毎月の返済額
- 返済中に必要になる一時金
- 返済完了年齢
- 参考:年齢上限に注意
①毎月の返済額
毎月いくら住宅ローンの返済にあてることができるのか、月々の返済額を見ていくことがポイントです。
月々の支出は住宅に関わるもの以外にもさまざまあるので、それらの支出と現在の収入を考慮した上で返済にあてることができる金額を割り出します。
毎月いくら返済にあてることができるかということについては、現在の家賃が一つの目安になるのです。
現在の家賃も考慮しながら、借入金額と月々の返済額を考慮した上でシミュレーションしていきます。
もしも月々の返済にあてることができる金額を大幅に上回ってしまった場合は、借入期間を延ばして計算しなおしてみてください。
借入期間を延長することで月々の返済額は減りますが、利息が発生する期間も延びるため返済総額が増えてしまうことに注意です。
②返済中に必要になる一時金
住宅ローンを返済している間も様々なライフイベントがあります。
返済していく最中にどのような出費がどのくらいの金額で起こりうるか、予想しながら計画を建てていくことが重要です。
住宅ローン返済は何十年という長期間にわたって行われるため、その返済期間中に子供にかかる費用や結婚、自動車購入などの大きな出費も予想されます。
返済総額を抑えたいあまり、返済期間を無理して短くすることで月々の返済額を大きくしてしまうと、生活に関わる他の費用に回せなくなってしまいます。
結果として日々の生活の余裕がなくなってしまうため、返済期間の中で必要になるであろうと考えられる一時金の出費も十分に考慮しながら返済期間を決めるべきです。
③返済完了年齢
住宅ローンの返済にかかる期間として1つの目安となるものが返済完了する時の年齢です。
何事も目標をたてたり計画を立てる時はゴール地点を決めますが、住宅ローンでも同様のことが言えます。
住宅ローンを借り入れる段階でしっかりと人生設計を組み立て、いつまでに完済させたいのかゴール地点を明確にして下さい。
もしも住宅ローンを定年後まで支払い続ける計画で借り入れしてしまった場合、年金やこれまでの貯蓄から返済していくことになるため、老後資金が減ってしまうことも考えられます。
老後に住宅ローンの返済について頭を悩ませることがないように配慮しながら、無理のない借入期間を設定していきましょう。
参考:年齢上限に注意
住宅ローンの返済年数は最長で35年と定められていますが、借り入れを始める時の契約者の年齢と、返済が全て終わった時の年齢の条件も儲けられています。
金融機関のほとんどは完済時の年齢は満80歳までと定めていますが、借入先によっては満81歳や満85歳というところもあります。
返済終了時年齢に上限があるのですが、では上限の年齢でなければ借り入れは大丈夫かというとそうではありません。
あくまで金融機関側が定めている年齢条件にしか過ぎないので、自分自身でしっかりと計画をたてた上で長い目で見た無理のない返済ができるかどうかというところが最重要項目です。
金融機関で住宅ローンを契約する時は完済時に何歳になっているかを確認した上で、老後の生活に無理が生じないような返済計画をたてていくべきです。
【全期間固定金利】おすすめの25年住宅ローン
実際におすすめしたい25年住宅ローンを紹介していきます。
- 紀陽銀行:紀陽銀行住宅ローン(全期間固定金利プラン)
- りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
- 埼玉りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
- 新生銀行:パワースマート住宅ローン<長期固定金利タイプ/25年固定>
①紀陽銀行:紀陽銀行住宅ローン(全期間固定金利プラン)
紀陽銀行の住宅ローンのポイントは、なんと言っても圧倒的な金利の低さです。
他の銀行は低くても金利0.9%代である中、0.9%を切る数字を出していることは強みとも言えます。
年0.850%の固定金利で借り入れができるというポイントは紀陽銀行ならではですね。
借り入れにあたっては来店が必要となるため、インターネットのみで住宅ローンを契約することができる銀行とは利便性を比べると劣ってしまうものの、来店し直接疑問点や不安を銀行員に相談することができるため安心して借り入れすることができます。
対応地域が和歌山県と大阪府のみですが、対応地域にマイホームをと考えている人にとってはおすすめできる住宅ローンですので、候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
②りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
りそな銀行の住宅ローンは年利の低さと全国対応可能という利便性の高さがポイントです。
多くの銀行、得に全地域対応している銀行となると金利が1%を超えるということも多い中、りそな銀行は1%を切るまでに金利を低く設定して提供しています。
来店は不要なので、銀行に足を運ぶことなく住宅ローンの借り入れができるのです。
来店する必要がないということは、仕事や家事で忙しいために銀行に足を運ぶことは難しいという人にとってもありがたいポイントですね。
ホームページでは30秒で試算結果が分かる返済シミュレーションもあるため、より計画的な返済プランで申し込むことができます。
また医療従事者で選んでいる人が多い団体信用生命保険を選ぶことができるということからも
、もしもの時に備えるという意味でも安心できます。
③埼玉りそな銀行:りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型/20年超25年以内>
埼玉りそな銀行はりそな銀行と同じくりそなグループで運営している銀行です。
りそな銀行にはないメリットとしては繰り上げ返済手数料です。
りそな銀行の場合は手続方法によって手数料の有無が異なるのですが、埼玉りそな銀行の場合はインターネット上では無料で受け付けます。
月々の支払いや時に支給されるボーナスの関係から、繰り上げ返済をしたいと思うこともあると思います。
しかし、インターネット上では無料で行えるということで、気軽に繰り上げ返済ができるのがメリットとも言えます。
対応地域は埼玉県ということで家が埼玉県にある人、もしくは勤務地が埼玉県の人に限定されてしまうのですが、該当地域の人は検討してみてはいかがでしょうか。
④新生銀行:パワースマート住宅ローン<長期固定金利タイプ/25年固定>
新生銀行は金利+諸費用が魅力の住宅ローンランキングのNo1に選ばれました。(日本マーケティングリサーチ機構調べ)
新生銀行のポイントは事務取扱手数料が定額というところです。
銀行の多くは借入金額に対しての割合で事務取扱手数料が決まるため、借入金額が大きいと事務取扱手数料も高額になってしまうというところがありました。
しかし新生銀行では一律55000円の手数料(団体信用生命保険のみ付帯)なので、細々した出費が気づかないうちにかさむということはほとんどありません。
また退店不要で全国対応の住宅ローンが借り入れできるので、細々した出費を抑えて借り入れしていくことで節約していきたいと考えている人におすすめです。
まとめ:住宅ローンの相談はマネーキャリアへ!
夢のマイホームを手に入れるためには住宅ローンの契約が必要であるという人が多いのですが、数十年という長い年月をかけて返済していくローンだからこそ、納得のできる住宅ローンで借り入れをしていきたいものです。
最長とも言える35年返済で住宅ローンを借り入れるのもいいですが、10年返済期間を短縮して借り入れをすることで、利息も含めた返済額を抑えることができます。
そうは言ったとしても月々の返済額やライフプランも十人十色ですので、自分の日々の生活に無理のない返済計画に基づいた住宅ローンを借り入れることが大切です。
住宅ローンについて相談したいことがある場合はマネーキャリアがおすすめです。
マネーキャリアは住宅ローンに関わる上では第三者の立場として公平なアドバイスをすることが可能であることに加え、経験豊富なファイナンシャルプランナーが多数在籍しています。
そのため1人ひとりにあったライフプランによる返済計画を考える手伝いができますので、困ったことがあった時にはマネーキャリアにご相談ください。マネーキャリアについて詳しくはこちらのボタンをクリックしてください。