トヨタ・ハイラックスの維持費は?様々な条件事にシミュレーション

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近年日本での発売が再開されたトヨタが世界に誇る名車ハイラックス、ピックアップトラックという乗用車としてあまり馴染みのない車種ですが、本記事では、その維持費は高いのか安いのか?トヨタ・ハイラックスの年間にかかる維持費とその内訳を徹底シミュレーション&解説します!

トヨタ・ハイラックスの維持費はいくら?

みなさんはトヨタ・ハイラックスをご存じですか?


状態の悪い道でも走れるタフさとピックアップスタイルのデザインに惹かれて購入するか検討している人もいると思います。


では、ハイラックスは年間にどのくらいの維持費がかかるのか、その内訳まで知っていますか?


今回の記事では、

  • トヨタ・ハイラックスの年間にかかる維持費とその内訳
について一つずつ詳しく解説します。

購入してから、「こんなに維持費がかかるのか。」と後悔のないように事前に確認しておきましょう。


ぜひ、最後までご覧ください。


トヨタ・ハイラックスの維持費をシミュレーション

ハイラックスなど車を所有して使用するには、必ず費用が発生して支払わなければなりません。


トヨタ・ハイラックスの年間の維持するには、主に以下のような費用がかかります。

  • ガソリン代
  • 自動車税
  • 車検
  • 任意保険
他にも費用はかかるのですが、それについては最後にご紹介します。

まずは、この4つを具体的にひとつずつ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ガソリン代

ハイラックスを走らせるときに最も重要なのがガソリンですよね。


ガソリンの料金は一定ではなく日本や世界の状況により変動します。


また、車を毎日使う人とそうではない人で大きく年間のガソリン代が変わってきますよね。


トヨタ・ハイラックスのカタログ燃費は11.8km/Lと記載されていました。


カタログ燃費と実燃費が大きく違うということもよく聞きますよね。


実際に調べてみるとハイラックスの実燃費は11.35km/Lほどでした。


そこで実燃費11.35km/L、ガソリン代を軽油120円として走行距離別に費用をまとめてみました。

年間走行距離年間 ガソリン代月間 ガソリン代
3,000
~5,000㎞
31,718円
~52,863円
2,643円
~4,405円
5,000
~10,000㎞
52,863円
~105,726円
4,405円
~8,810円
10,000
~15,000㎞
105,726円
~158,590円
8,810円
~13,215円

走行距離でガソリン代にかかる費用は大きく違うのがよく分かりますよね。

自動車税

自動車税とは、税金の一種で都道府県が賦課する普通税です。

税金の金額は排気量によってそれぞれ設定されています。

トヨタ・ハイラックスの排気量は2,400ccなので、年間にかかる税金は45,000円です。

国民には納税の義務があるので、車を所有している人は必ず支払わなければならないので必ず納付するようにしましょう。

2019年10月1日から自動車税が変わる?

2019年10月1日より消費税が引き上げられたりと税金に変動があります。

車に関していえば、「自動車税」の名称が「自動車税種別割」へと変更されます。

消費税が引きあがれば、新車の購入にも大きく影響が出ますよね

なので2019年10月1日以降に新車を購入した場合のみですが、増税に伴い自動車ユーザーの負担も考え、税額が引き下げられることが決まっています。

トヨタ・ハイラックスはどのくらい引き下げられるのか表にまとめたので参考にしてみてください。
排気量現在の自動車税10月1日以降の税額
1000CC以下 29,500円25,000円
(-4,500)
1001
〜1500CC
34,500円30,500円
(-4,000)
1501
〜2000CC
39,500円36,000円
(-3,500)
2001
〜2500CC
45,000円43,500円
(-1,500)
2501
〜3000CC
51,000円50,000円
(-1,000)
3001
〜3500CC
58,000円57,000円
(-1,000)
3501
〜4000CC
66,500円65,500円
(-1,000)
4001
〜4500CC
76,500円75,500円
(-1,000)
4501
〜6000CC
88,000円87,000円
(-1,000)
6001CC以上111,000円110,000円
(-1,000)
トヨタ・ハイラックスの排気量は2,400ccなので、現在より1,500円引き下げられます。

車検

車検の費用は大きく分けて「法定費用」と「車検基本料」の2つにまず分けられます。


まず、「法定費用」とは

  • 重量税
  • 自賠責保険    
  • 検査手数料(印紙代)
これらの費用のことを指します。

重量税

1つ目の重量税とは、車両の重量0.5トンにつき4,100円ずつ課税される税金です。

トヨタ・ハイラックスは2.5t以下に分類されるので、初年度〜13年目までは41,000円が年間にかかる費用です。

自賠責保険 

この保険は必ず加入しなければならない保険で、「強制保険」とも呼ばれています。

補償対象は相手の人のみで、自分や動物、建物は補償の対象ではありません。

万が一、事故を起こし相手が
  • 死亡してしまった場合:3,000万円
  • 後遺症や介護が必要となった場合:4,000万円
が、最高で補償されます。

仮に、自賠責保険が期限切れになっていた場合は、処罰の対象です。

基本的に車検で利用する工場などを窓口として加入や変更などを行うので、期限切れになるケースは少ないとは思いますが、注意しておきましょう。

そこで気になるのは保険料ですが、保険料は保険期間によって変動します。

自賠責保険の保険料を表にまとめてみました。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月 26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

検査手数料

3つ目が検査手数料です。

基本的に自動車検査登録印紙400円と、自動車審査証紙1,400円の2つの合計である1,800円が検査手数料です。

これらの3つの「法定費用」をまとめると以下のような費用になります。
法定費用金額
自賠責保険(24か月)25,830円
重量税41,500円
検査手数料1,800円
合計69,130円

車検基本料

車検基本料は、車検を依頼する場所によって異なります。

平均でおおよそ30,000~50,000円程度の場所が多いです。

具体的に車検基本料は点検整備費用と同じ意味で、車体に不備がないかチェックをした際にかかる費用ですね。

仮にディーラー車検を利用した際は、10万円程度かかる場合もあるので注意しましょう。

ディーラー車検とは?

ではディーラー車検とは普通のとは何が違うのか気になりますよね。

ディーラー車検では質の高い整備と純正のパーツが揃っているので安心感が持てますよね。

また、相手は専門家なので疑問点やアドバイスなども気軽に求められるのも大きな利点です。

それでは具体的に内訳はどのようになっているのか下の表をご参照ください。
項目料金
点検・検査料45,000円
バッテリー交換22,000円
下回り洗浄・錆止め20,000円
オイル交換9,000円
ブレーキオイル交換5,600円
エアコンフィルタ交換4,800円
ブレーキメンテナンス3,500円
合計109,900円
このように10万円をこえていますよね。

このように細かい場所まで点検・検査・整備をしてくれるので安心できますよね。

金額が高額ではありますが、それに見合った整備の質が保証されるでしょう。

しかし、料金を少しでも抑えたい人にとってはディーラー車検は選べないですよね。

そこで、少しでも維持費を抑えようと考えている人には車検センターの利用をおすすめします。

次に車検センターとは何か、ご紹介したいと思います。

車検センターとは?

車検センターとは車検専門の業者であり、必要最低限の検査や点検、整備のみを行うので非常にコストが削減されます。

10,000円程度で済むので費用を抑えたい人にはおすすめです。

しかし、気を付けなければならない点もあります。

最低限のチェックなので、ディーラー車検でディーラーが行った交換やチェックはすべて自分で行わなければなりません。

自分で知識を持ち活用できる人には費用が最低限で済むのでおすすめですが、あまり車に詳しくない人は難しいかもしれません。

悪徳業者に気を付けよう!

少しでも費用が安いところを探せばたくさんあるので節約できる項目のひとつですが、悪徳業者もいるので注意しましょう。

うまく話を誘導され何十万にも及ぶ高額な車検料金を支払ってしまう可能性もあるので、事前にいくつかの場所で見積もりをお願いすることをおすすめします。

任意保険

もう一つ維持費の中で重要となってくるのが任意保険です。

先ほど紹介した自賠責保険とは違い、自分で入るか選択できます。

しかし、自賠責保険だけでは事故を起こしてしまい自身がケガなどをしてしまった場合やハイラックスの修理は補償の対象外です。

自身のけがやハイラックスの修理などを保険の対象にするには任意保険に入らなければなりません。

このことからほとんどの人が任意保険に加入しています。

任意保険の保険料は「年齢と等級」、「走行距離」など人それぞれ異なります。

年齢・等級に注目した場合

年齢・等級の違いが及ぼす料金の変化について
  • 車種 トヨタ・ハイラックス
  • 年齢 30歳以上
  • 等級 15等級
  • 年間走行距離 11,000㎞
  • 免許の種類 ブルー 
  • 運転者限定 本人限定
の場合、年間保険料は年間97,500円(月々8,300円)が目安の金額です。

次に条件の年齢と等級のみを変えた場合もいくつか紹介します。
変更した年齢・等級
保険料
21歳以上・15等級169,000円
26歳以上・15等級
101,900円
21歳以上・10等級
220,700円
26歳以上・10等級
133,000円
30歳以上・10等級
127,200円
20歳以下・6等級
579,300円
年齢・等級が違うだけで年間の保険料はだいぶ変わっているのがよく分かりますよね。

年齢が若いほど事故率も高いと考えられ保険料も高く設定されいているようです。

走行距離に注目した場合

次に条件を走行距離のみを変えた場合です。
走行距離保険料
3000km78200円
5000km82600円
7000km86300円
9000km93300円
11000km97500円
16000km114100円
無制限118800円
車を頻繁に使う人とそうではない人で、金額に大きな差が出ていますね。

維持費は他にもかかる?

ここまで、おおきく4つの維持費について解説してきましたが、ほかにも人によって差はありますが、かかる費用はあります。

例えば、
  • オイル交換
  • タイヤ交換
  • 高速料金代
  • 駐車場代
などがあります。

ちなみに月極駐車場の全国平均料金が月額8,288円なので、年間に直すと99,456円です。 

あくまで平均なので都心にお住いの方はもっと高く3万円~4万円のケースもあります。

購入前は事前に近所の駐車場について調べておきましょう。

車検時に直す必要がある場所が見つかった場合、整備費用として請求されます。

通勤などに使っていて走行距離が長い人はオイル交換などがあてはまります。

オイル交換には4,00円前後かかります。

維持費は年間でいくらかかる?

今まで維持費の内訳について詳しくご説明しましたが、実際にはどのくらい年間で維持費がかかるのでしょうか。

年間の維持費について表にまとめたのでご覧ください。
項目維持費
ガソリン代
(5,000㎞)
30,508円
自動車税45,000円
車検費用69,130円
任意保険97,500円
合計241,638円
これに駐車場代などを加算すると35万円程度、年間にかかる維持費の目安です。

ネットの見積サービスを使ってみよう!

新規の人も今加入していているが見直そうとしている人は、保険料が少し安く割引やキャンペーンも行っているネット型の自動車保険をおすすめします。

ネットをうまく活用することで、簡単に何社もの保険会社の保険や車検についてどのくらいかかるのか見積もりをだしてくれる「一括見積サービス」があります。

たくさんの保険商品がありますが、一括見積サービスを利用すれば、会社の料金や特徴も比較もできるので、維持費を安く抑えるためにもすぐにでも活用してみましょう。

もちろん無料でサービスを利用できるので、うまく活用して少しでも維持費を節約できるようにしてくださいね。

まとめ:トヨタ・ハイラックスの維持費について

今回は、トヨタ・ハイラックスの維持費について解説しましたが、いかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • トヨタ・ハイラックスの維持費にはガソリン代・税金・車検費用・任意保険料の4つがある
  • 車検は安心感を重視する人はディーラー車検、金額を優先する人は車検センターを利用しよう
  • 「一括見積サービス」を活用していろいろな任意保険の比較をしてみよう
以上の点です。

2019年10月1日より車に関する制度も変わり税額が変更されるので、その変化についても注意しておきましょう。

ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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