マツダ・CX-5の月・年間維持費は?高い?仕様ごとの維持費を比較!

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近年高い人気を誇るSUVの中でも特に見かけることの多い人気車種、マツダ・CX-5その月間・年間維持費は一体いくらなのでしょう?この記事では、ガソリン・ディーゼル仕様車ごとの維持費の違いや、トヨタ・ハリアーの維持費とも徹底比較!また、維持費を抑える方法も紹介!

マツダ・CX-5のガソリン・ディーゼル仕様の維持費は?維持費を下げる方法も紹介!

マツダ・cx5に興味のある方々は、維持費がどの位になるか詳細を知りたいことでしょう。  


燃焼効率に優れたエンジンを装備するcx5なら、維持費も抑えることができればありがたいですよね。  
 


しかし、cx5を維持する諸費用はどれ位なのか、購入したい皆さんは具体的におわかりでしょうか。


cx5の維持費といっても年間の燃料費や、車検、自動車保険料等の費用が存在します。 
 


cx5はガソリンまたはディーゼル仕様なので、維持費に差が出るかもしれませんね。   


そこで今回は「マツダ・cx5の維持費と、費用削減方法」について

  • マツダ・cx5の年間維持費はどの位か?  
  • マツダ・cx5の維持費の内訳  
  • マツダ・cx5の維持費の削減方法とは?  

以上のことを中心に解説していきます。                   


この記事を読めば、マツダ・cx5の維持費に関する基本的知識がよくわかるはずです。        

ぜひ、最後までご覧ください。



マツダ・CX-5の年間維持費は31.9~34.8万円!ハリアーとも比較!

cx5の年間維持費はどの位か?cx5を購入したい皆さんなら関心がありますよね。
 


こちらでは、平均的なcx5の年間維持費を取り上げます。  
 


下表を参考にハリアーと比較してみましょう。

車種年間維持費
cx5 ディーゼル32.9万円
cx535.6万円
ハリアー35.6万円

表ではcx5ディーゼルを除いて、cx5とハリアーの年間維持費は同額です。


ただし、cx5を購入すれば必ず維持費が表と同一になるわけではありません。   


例えば任意保険と関連がある、ドライバーの等級の高低によっても、維持費は大きく異なります。


このドライバーの免許証の色や等級、走行距離でも、維持費はだいぶ変わってきます。

マツダ・CX-5の6つの維持費の内訳を徹底計算!

cx5を維持するための費用にどんなものがあるのか?興味のある人も多いことでしょう。   


cx5の諸費用は次の6つとなります。  

  • 燃料費  
  • 自動車税  
  • 重量税  
  • 車検費用 
  • 自賠責保険料  
  • 任意保険料  

cx5の燃料費・車検費用のように安全な走行へ必要な費用もあれば、各税金・保険料もありますね。  


こちらでは、この6つの維持費用を解説していきます。

マツダ・CX-5の維持費①:ガソリン代

cx5で使用される年間の燃料費はどれ位なのか、気になりますよね。


cx5の型式・実燃費を比較しつつ、年間の燃料費について取り上げます。   


こちらではcx5(型式KF5P)、cx5ディーゼル(型式KF2P)を取り上げます。
 


2種類のcx5の年間走行距離の燃料費は下表の通りです。

走行距離/型式・実燃費KF5P(9.73km/l)KF2P(16.31km/l)
3000㎞~5000㎞以下35,766円~59,609円21,337円~35,561円
5000km~10000km以下59,609円~119,219円35,561円~71,122円
10000km~15000km以下119,219円~178,828円71,122円~106,683円

cx5ディーゼル(型式KF2P)の燃費の良さが目立ちます。


走行距離15000kmの場合、cx5(KF5P)とディーゼル(KF2P)の燃料費の差が7万円以上もあります。

マツダ・CX-5の維持費②:自動車税

自動車税は、皆さんが登録したマイカーへ都道府県が課す普通税です。 


当然、ドライバーみなさんは税金を誠実に納税する義務がありますよね。 


このような税金もcx5の維持費となります。 


cx5の排気量は2000cc・2500ccの2種類です。


排気量によって自動車税の金額が異なるので注意しましょう。 


排気量は2000ccの場合は年間税額39,500円、2500ccの場合は年間税額45,000円となります。


(参照:東京都主税局)

マツダ・CX-5の維持費③:重量税

自動に関する税金は、「自動車重量税」も納付しなければいけません。   


自動車重量税について

この自動車重量税は車両の重量によって税額が決定されます。


税額は0.5トンにつき4,100円ずつ増加します。 
 


cx5は車両重量は1510kg〜1550kgです。


通常なら登録自動車が初年度〜13年目までは、16,400円の自動車重量税がかかります。


一方、cx5がエコカー減税対象車の場合、この重量税の優遇措置を受けられるのはご存知でしょうか。


エコカー減税とは、環境性能に優れた自動車の税金を軽減する措置のことです。
 


ただし、この減税措置は、cx5を2019年3月31日までに購入した場合が条件なので注意しましょう。


重量税の税額について

下表では、cx5の排気量2000cc・2500ccの2種類に分けて「自動車税+重量税」を比較してみます。


〇排気量は2000ccの場合(初年度)

2000ccエコカー減税ありエコカー減税なし
自動車税39,500円39,500円
重量税10,000円
16,400円
合計49,500円55,900円


〇排気量は2500ccの場合(初年度)

2500ccエコカー減税ありエコカー減税なし
自動車税45,000円45,000円
重量税10,000円16,400円
合計55,000円61,400円

(参照:自動車重量税・早見表)


2000cc・2500ccいずれの場合もエコカー減税が適用されると、6,400円分の税金が軽減されます。

マツダ・CX-5の維持費④:自賠責保険

自賠責保険は、自動車を所有し、運転する人が加入しなければならない保険です。  
 


この保険は、保険料がもったいないからと加入を拒むことは許されません(強制加入)。


こちらもcx5の維持に必要不可欠な費用ですよね。 


自賠責保険は一定の時期に行われる車検の際、加入することになります。  
 


保険期間を長期に設定するなら、一度に納める金額は大きくなります。


しかし、トータル的にみれば保険料は安く収まります。
 


こちらでは、自家用乗用自動車の自賠責保険料一覧表をあげます(2019年4月以降対象)。


保険契約をする際の参考にしてください。

期間自賠責保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円

(参照:自賠責保険ポータルサイト)


自賠責保険は、ご自分が交通事故の加害者になった場合、被害者を救済するため補償が下ります。  


安全運転を心がけることはもちろんですが、忘れずに自賠責保険へ加入しましょう。

マツダ・CX-5の維持費⑤:車検

cx5の場合も、もちろん車検を受けなければいけません。  


車検には法定費用があり、前述した重量税や自賠責保険料・印紙代を支払う必要があります。    


法定費用について

こちらでは事例を上げ、車検の法定費用を算出します。

  • cx5:1510kg 
  • エコカー減税:なし
  • 自賠責保険期間:24ヶ月 

法定費用金額
重量税32,800円(16,400円×2)
自賠責保険料25,830円
印紙代1,200円
合計59,830円
法定費用の場合、全て法律等で決められた基準で算定されます。

そのため、各車検業者によって金額がバラバラとなる事態はありません。

点検整備費用について 

一方、車検基本料金・整備費用の場合は各車検業者によって異なります。  
 

金額の開きが大きく車検基本料金や整備費用は1万円~10万円となっています。

どんな車検業者が高いのか、心配なドライバーの皆さんも多いことでしょう。  

一般的にディーラー車検は高く、車検専門業者である「車検センター」の場合は安い傾向があります。  
 

車検の節約方法の詳細は下のトピックを参考にしてください。

マツダ・CX-5の維持費⑥:任意保険

任意保険自動車保険とも呼ばれています。


任意保険である以上、自賠責保険と異なり、絶対に加入しなければならないわけではありません。 


しかし、自賠責保険には対物賠償・搭乗者に関する補償はありません。


その補償も万全にするため、任意保険への加入は大切ですよね。
 


こちらでは、cx5を契約車両とした場合の平均的な年間保険料を取り上げます。
 


前述したcx5(型式KF5P)、cx5ディーゼル(型式KF2P)を取り上げます。


年齢別の年間保険料

ドライバーの年齢や等級によっても、保険料に大きな差が生じることもあります。


下表を参考にしてください。

年齢(等級)KF5PKF2P
20代(9等級)65,080円74,200円
30代(17等級)26,860円30,600円
40代(20等級)20,370円23,240円
50代(20等級)20,090円22,950円
60代(20等級)22,160円25,260円

cx5(型式KF5P)、cx5ディーゼル(型式KF2P)いずれでも、等級が低いと保険料負担は重くなります。


20代(9等級)では50代(20等級)よ3倍以上、保険料を支払う必要が出てきますね。


走行距離別の年間保険料

こちらでは事例を上げて、走行距離別の保険料を算出してみましょう。


(事例)

  • ドライバー:35歳男性(免許証の色:ゴールド)
  • 等級:15等級
  • 年齢条件:30歳以上
  • 契約車両:cx5ディーゼル(型式KF2P)
  • 車両保険:あり

年間走行距離年間保険料
~3000㎞42,220円
~7000㎞48,890円
~11000㎞57,240円
表を見ると分かる通り、年間走行距離3000㎞以内と11000㎞以内とでは、15,000円ほど差があります。

そうは言っても、等級が低かったり年間走行距離が長かったりしても、保険料は軽減したいですよね。

実は、任意保険料を最大5万円安く下げられる方法があります。

維持費を下げる方法は後述します。

まとめ:マツダ・CX-5の維持費について

ここまで、マツダ・CX-5の維持費について6つの項目ごとに詳しく解説してきました。


年間の維持費ではディーゼル車の方が安く済みますが、車両の金額はガソリン車の方が安いため、ご自身の使用状況や用途に合わせて選択すると良いでしょう。


以下の項目では、マツダ・CX-5について

  • ガソリン車とディーゼル車のメリット・デメリット
  • CX-5の維持費を下げる方法
上記2点について解説していきます。

マツダ・CX-5はガソリンとディーゼル、どっちが良いの?

マツダ・cx5にはガソリン車とディーゼル車があります。


燃料の違いで、それぞれの車両の外見自体が大きく変わるものではありません。


だとしたら、燃費や性能でどっちが良いか判断したいものですよね。


こちらでは、ガソリン車・ディーゼル車双方のメリット・デメリットを解説します。


各ドライバーのニーズに合った自動車選びの参考にしてください。

マツダ・CX-5 ガソリン車のメリット・デメリット

こちらでは、ガソリン車のメリット・デメリットを解説します。


ガソリン車のメリット

ガソリン車は「気筒休止システム」が非常に優れていると評価されています。


このシステムは、エンジン省燃費技術の一つで何気筒かの燃焼を休止させ、燃費を良くする方法です。


4気筒から2気筒への切り替えは非常にスムーズに行われ、全く運転に支障が出ないと言われています。


ガソリン車のデメリット

こちらは前述した通り、実燃費はディーゼル車に劣る点です。


長く走行すれば走行するほど、年間燃料費の差は大きく開いてしまいます。


年間走行距離15000kmならガソリン車(KF5P)は約18万円、ディーゼル車(KF2P)は約11万円です。


約7万円以上の燃料費の差が出ます。

マツダ・CX-5 ディーゼル車のメリット・デメリット

こちらでは、ディーゼル車のメリット・デメリットを解説します。 


ディーゼル車のメリット 

ガソリン車よりも燃費の面で優れている点がメリットです。


年間走行距離が長くなるドライバーの方々に向いています。


ガソリン車よりも走れば走るほど燃料費がお得になっていきます。


また、エンジン音が静かでスムーズという特徴も魅力の一つです。


ディーゼル車のデメリット

操作性に関しては、シフトアップにやや難があると言われています。


シフトアップとは、変速機で1速から2速のように、低い段位から高い段位へ変速することを言います。


変速の際に、とりわけ高速道路ではやや突っ張る感じを受けるようです。

マツダ・CX-5の維持費を下げる方法!最大で年間15万円も節約?

ご家庭の負担をなるべく抑えるため、cx5の維持費をより軽減したい方々も多いことでしょう。  
 


その場合には、車検費用の工夫、任意保険の見直しで大幅な費用の削減も可能です。
 


こちらでは、cx5の維持費の削減方法を解説します。

マツダ・CX-5の維持費を下げる方法①:維持費はディーゼルに軍配

ガソリン車とディーゼル車では、前述したように任意保険へ加入してもあまり保険料の差が出ません。


しかし、解説してきた通り、長い走行距離を運転するほど燃費の良いディーゼル車の方がお得です。


ガソリン車とディーゼル車で走行距離によって、年間の燃料費は1万円~7万円も差が生じます。


その他の維持費があまり変わらない以上、燃費の良いディーゼル車を選んだ方が賢明と言えます。

マツダ・CX-5の維持費を下げる方法②:車検費用の節約!

各車検業者によって点検整備費用が1万円~10万円と差が出ることは、既に述べた通りです。


こちらでは、初心者・中級以上ドライバーそれぞれに向いている車検、車検の際の注意点を解説します。 


ディーラーと車検センター

車検をディーラーに依頼すれば、10万円程度と高額になってしまいます。  


しかし、こちらの車検だと整備に細心のチェックが実施されます。


つまり、走行に支障が出そうな部品の交換等、ドライバーが安心するサービスを提供してくれます。


そのため、ディーラーで行う車検は、初心者ドライバーに向いていることでしょう。


一方、車検専門業者「車検センター」なら、必要最低限の点検・整備しか行いません。


その分、点検整備費用は10,000円程度と格安です。


ただし、車検後でも走行中に違和感を感じたら、気になる部品を交換する等、ご自分で対応しましょう。 


車検センターで行う車検は、自動車や車検の知識を有している中級以上のドライバーが向いています。


車検の際の注意点

車検業者の中には、車検経験のないドライバーの無知に付け込み高額な費用を請求する者もいます。

1回の車検に、50万円近くに上る費用を請求されたという例もあります。
 

このような高額な請求を受けないためには、ドライバー自身が車検の知識を身につけることも重要です。
 

ご自分で自動車のメンテナンスを日ごろから行い、必要な部品交換等を行いましょう。

そうすれば、部品交換等を名目とした悪質な業者の高額請求が防止できます。

マツダ・CX-5の維持費を下げる方法③:任意保険の見直し

cx5の維持費を下げるには、任意保険の見直しを行うことも重要です。


そのため、保険選びは保険料が比較的安い、ネット型自動車保険」に申し込むべきでしょう。


そうはいっても、ネット型自動車保険は多くの保険会社から販売されていますよね。


ですが、保険会社は全部で30社以上あり、その中から最も自分に適した自動車保険を選ぶのは時間的にも難しいですし、何よりも面倒ですよね。 


 しかし、自動車保険の一括見積サービスを利用すれば、スマホやPCで簡単5分で自動保険見積もりができ、その中から自分に最も適した自動車保険を選ぶことが可能です。 


 ちなみに利用料は無料、見積もりだけでもOK!多くの方々が利用し自分の愛車に適した自動車保険を最大で5万円もお得に利用しています。 

まとめ:マツダ・CX-5の維持費とガソリン・ディーゼル仕様の違いやお得な情報について

マツダ・cx5の維持費と、費用削減方法について解説してきましたが、いかがでしたか。     

今回の記事のポイントは

  • cx5にはガソリン車とディーゼル車がある
  • ガソリン車よりもディーゼル車の方が維持費は安い
  • cx5の維持費には、燃料費・車検費用・税金・保険料がある
  • 維持費は受ける車検を工夫したり、任意保険の見直しをしたりして軽減する
  • 任意保険の見直しには「一括見積サービス」が役立つ
でした。

cx5の維持費は車検や保険の見直し等、いろいろと工夫することで費用軽減が期待できます。  
 

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