マツダ・CX-8の維持費はいくら?2つのモデルとの比較・解説も

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魅力的なデザイン性と3列シートの高い居住性と汎用性を兼ね備えたマツダ・CX-8の維持費をシミュレーション、ガソリンモデルとディーゼルモデルの維持費の違いやCX-5との維持費や性能を比較、解説します。様々な用途に使える車をお探しの方必見です。

マツダ・CX-8の維持費はいくら?

新世代のSUV車マツダ・cx8、こちらを購入したい方々も多いことでしょう。


しかし、購入費用はもちろんマツダ・cx8を維持する諸費用がどの位になるか、ご存知でしょうか。


マツダ・cx8の維持費には、燃料費や税金、車検費用、任意保険料が必要です。


そこで今回は「マツダ・cx8の年間維持費と、その内訳」について

  • マツダ・cx8の年間維持費はどの位?
  • マツダ・cx8の維持費に関する諸費用
  • マツダ・cx8とcx5を比較

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読めば、マツダ・cx8の維持費に関する基本的知識がわかるはずです。


ぜひ、最後までご覧ください。


マツダ・CX-8の維持費をシミュレーション

マツダ・cx8の年間維持費は、次のようになります。

cx8の種類FF・FFターボに分けて説明します。

(例)
  • 車名:cx8
  • ドライバー:30歳
  • 等級:15等級
  • 運転免許:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場:民間車検
  • 車両保険:あり
  • 年間走行距離:5000km
  • エコカー減税:無し
諸費用維持費(FF)維持費(FFターボ)
燃料代65.913円44.021円
自動車税45,000円45,000円
車検費用77,830円77,830円
任意保険料53,810円48,120円
合計242,553円214,971円

cx8の年間維持費は約21万円~24万円になります。cx8の年間維持費となる諸費用の詳細は後述します。


今回は駐車場代を入れて計算していませんが、購入者の中には毎月駐車場代を必要とする人もいることでしょう。年間の月極駐車場代は全国平均96,000円程度(毎月8,000円)です。


駐車場代も含めると、cx8の年間維持費は約30万円~34万円になります。


この維持費は、ドライバーの年齢や等級の他、年間走行距離等でもいろいろと違いが出てきます。


こちらでは、維持費に関する諸費用の

  • マツダ・cx8の燃料代
  • マツダ・cx8に関する税金
  • マツダ・cx8の車検に関する費用
  • マツダ・cx8の任意保険料

について解説します。

マツダ・CX-8の維持費①:ガソリン代

cx8で走行距離を長く走りたい皆さんは、燃料代がどの位となるか気になることでしょう。


こちらではcx8のFF(レギュラー)、FFターボ(軽油)の走行距離別年間燃料代を見てみましょう。

年間走行距離/実燃費FF(10.62km/l)FFターボ(13.63km/l)
燃料レギュラー軽油
3000㎞~5000㎞以下39.548円~65.913円26.412円~44.021円
5000km~10000km以下65.913円~131.827円44.021円~88.041円
10000km~15000km以下131.827円~197.740円88.041円~132.062円

※レギュラー:140円/l、軽油:120円/lと仮定


cx8いずれも走行距離で、年間燃料代に大きな開きが生じています。


走行距離3000㎞と15000kmとではFFが約16万円近く、FFターボが約10万円近く燃料代の差があります。

マツダ・CX-8の維持費②:自動車税

cx8の維持費には、自動車に関する税金として次の2つがあります。

  • 自動車税
  • 自動車重量税

こちらでは、cx8にかかる税金を解説します。


CX-8の自動車税額

自動車税は、各ドライバー所有のCX-8に課税される都道府県の普通税です。


CX-8はFF(2500cc)、FFターボ(2200cc)と排気量2500cc以下なので年間45,000円となります。


ただし、CX-8はエコカー減税対象車なので2019年3月31日までに購入した場合、翌年の自動車税が軽減されます。


このエコカー減税対象車とは、環境に配慮した排出ガス・燃費性能を有する車両が対象となります。


CX-8の自動車重量税額

自動車重量税は、各ドライバー所有のCX-8の重量によって課税額が決められます。


CX-8はFFが1,710~1,770kg、FFターボが1,780~1,830kgなのでいずれも年間16,400円となります。


ただし、CX-8はエコカー減税対象車なので2019年4月30日までに購入した場合、3年分の重量税が軽減されます。


CX-8の年間税額

前述した自動車税額・自動車重量税を合計すれば、CX-8にかかる1年間の税金は次の通りです。

初年度エコカー減税ありエコカー減税なし
自動車税45,000円45,000円
自動車重量税2,500円16,400円
合計47,500円61,400円

初年度では、エコカー減税の有無で13,900円の税額の差がありますよね。

2年目エコカー減税あり エコカー減税なし
自動車税22,500円45,000円
自動車重量税2,500円16,400円
合計25,000円61,400円

2年目では自動車税も軽減され、エコカー減税の有無で36,400円の税額の差が生じています。

マツダ・CX-8の維持費③:車検費用

自家用車を所有するドライバーが、2年に1回、車検を行わなければいけないので維持費となります。


車検は、ドライバーが自家用車を安全に走行できるよう、義務付けられている検査です。


車検費用は「法定費用+車検基本料」で構成されています。


さらに法定費用には

  • 自動車重量税額
  • 自賠責保険料
  • 印紙代

があります。


こちらでは、cx8の法定費用に加え、車検基本料についても解説します。


CX-8の法定費用その1(自動車重量税)

自動車重量税は車検の際、1年分ではなく2年分をまとめて納付する必要があります。


cx8の車検で実際に納める自動車重量税額は次の通りです。


①エコカー減税なし

16,400円×2年分=32,800円

②エコカー減税あり

2,500円×2年分=5,000円

なお、重量税はcx8を所有してきた経過年数で、納付額も変わるので注意しましょう。


CX-8の法定費用その2(自賠責保険料)

自賠責保険は、cx8を公道で運転するならば、必ずドライバーが加入する保険です。


ご自分が交通事故を起こし、被害者を死傷させたならば、まずこの保険の補償が適用されます。


自賠責保険に未加入の場合、公道の運転は禁じられています。そのため、ドライバーは車検時期まで保険期間が間に合うよう自賠責保険期間を設定しなければなりません。


自賠責保険料については下表をご覧ください。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円


CX-8の法定費用その3(印紙代)

印紙代とは車検の際に納付する検査手数料です。各自動車の車両区分・登録条件等の違いで、約1,000円~1,800円と料金が異なります。


なお、後述する法定費用の合計額では、指定工場で車検を行う際の料金(1,200円)で計算します。


CX-8の法定費用合計額

事例をあげて法定費用を求めてみましょう。


(例)

  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場所:指定工場

法定費用エコカー減税ありエコカー減税なし
自動車重量税5,000円32,800円
自賠責保険料25,830円25,830円
印紙代1,200円1,200円
合計32,030円59,830円

こちらでもエコカー減税の有無で27,800円の費用の差が生じていますね。

CX-8の車検料を比較してみる

自家用車を所有するドライバーが、2年に1回、車検を行わなければいけないので維持費となります。


車検は、ドライバーが自家用車を安全に走行できるよう、義務付けられている検査です。


車検費用は「法定費用+車検基本料」で構成されています。


さらに法定費用には

  • 自動車重量税額
  • 自賠責保険料
  • 印紙代

があります。


こちらでは、cx8の法定費用に加え、車検基本料についても解説します。


CX-8の法定費用その1(自動車重量税)

自動車重量税は車検の際、1年分ではなく2年分をまとめて納付する必要があります。


cx8の車検で実際に納める自動車重量税額は次の通りです。


①エコカー減税なし

16,400円×2年分=32,800円

②エコカー減税あり

2,500円×2年分=5,000円

なお、重量税はcx8を所有してきた経過年数で、納付額も変わるので注意しましょう。


CX-8の法定費用その2(自賠責保険料)

自賠責保険は、cx8を公道で運転するならば、必ずドライバーが加入する保険です。


ご自分が交通事故を起こし、被害者を死傷させたならば、まずこの保険の補償が適用されます。


もしも、ご自分が自賠責保険に未加入の場合、公道の運転は禁じられています。


多くのドライバーは車検時期まで保険期間が間に合うよう、自賠責保険期間を設定します。


自賠責保険料については下表をご覧ください。

保険期間保険料
12ヶ月15,520円
13ヶ月16,380円
24ヶ月25,830円
25ヶ月26,680円
36ヶ月35,950円
37ヶ月36,780円


CX-8の法定費用その3(印紙代)

印紙代とは車検の際に納付する検査手数料です。


各自動車の車両区分・登録条件等の違いで、約1,000円~1,800円と料金が異なります。


なお、後述する法定費用の合計額では、指定工場で車検を行う際の料金(1,200円)で計算します。


CX-8の法定費用合計額

事例をあげて法定費用を求めてみましょう。


(例)

  • 自賠責保険:24ヶ月
  • 車検場所:指定工場

法定費用エコカー減税ありエコカー減税なし
自動車重量税5,000円32,800円
自賠責保険料25,830円25,830円
印紙代1,200円1,200円
合計32,030円59,830円

こちらでもエコカー減税の有無で27,800円の費用の差が生じていますね。


CX-8の車検基本料

この料金は、車検業者がcx8の点検・整備や、書類作成の手数料が該当します。


車検基本料は、各車検業者で金額にかなり差が発生します。


例えば、各車検業者では概ね次のような車検基本料となります。

  • ディーラー車検→50,000円程度
  • 一般的な整備工場の民間車検→18,000円程度


車検費用を比較してみる

こちらでは、ディーラー車検と民間車検の合計費用を比較してみましょう。


なお、法定費用はさきほどのcx8の合計額を使用します。


①ディーラー車検の場合

車検費用エコカー減税ありエコカー減税なし
法定費用32,030円59,830円
車検基本料50,000円50,000円
合計82,030円109,830円

ディーラー車検の場合、エコカー減税なしだと10万円を超え、27,800円の費用の差が生じます。


②民間車検の場合

車検費用エコカー減税ありエコカー減税なし
法定費用32,030円59,830円
車検基本料18,000円18,000円
合計50,030円77,830円

こちらではエコカー減税なしの場合も、8万円以内に収まりますが、エコカー減税ありの方がお得ですね。


ただし、いずれの車検費用の合計額にも、自動車部品やオイルの交換費用は含まれていません。


ドライバーがメンテナンスを日ごろからキッチリ行っていれば、これらの費用はかかりませんよね。


しかし、車検業者が車検をした際、現在の部品やオイルで問題が発生しそうなら、やはり交換されることになります。


もちろん、この費用も請求されてしまうので、ドライバーの方々には想定外の高額な費用となる場合もあります。

マツダ・CX-8の維持費④:任意保険料

任意保険は、あくまで加入するかどうかドライバーの判断次第となります。


しかし、任意保険があれば、対人賠償・対物賠償は無制限で設定でき、搭乗者に関する補償も備えられます。


任意保険はドライバーの各年齢・等級別や走行距離ごとで、保険料に大きな差が生じます。


CX-8の年齢・等級別保険料比較

cx8のFF(2500cc)、FFターボ(2200cc)を契約車両とする、年齢・等級別の年間保険料を比較します。


(例)

  • 運転免許証の色:ゴールド
  • 年間走行距離:5000km
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年齢・等級年間保険料(FF)年間保険料(FFターボ)
20歳(8等級)195,330円174,700円
30歳(15等級)53,810円48,120円
40歳(20等級)40,210円35,890円
50歳(20等級)41,530円37,000円

ドライバーが20歳(8等級)と40歳(20等級)とでは、それぞれ13万円~15万円以上の差がありますよね。


CX-8の走行距離別保険料比較

cx8のFF(2500cc)、FFターボ(2200cc)を契約車両とする、走行距離別の年間保険料を比較します。


(例)

  • ドライバー:30歳
  • 等級:15等級
  • 運転免許証の色:ゴールド
  • 運転者限定:本人限定
  • 車両保険:あり

年間走行距離年間保険料(FF)年間保険料(FFターボ)
3000km49,700円44,440円
5000km53,810円48,120円
9000km63,330円56,670円
16000km80,170円71,780円

走行距離3000kmと16000kmでは、年間2万円~3万円以上の差がありますね。


保険料が高いと思うドライバーは

自分は等級が低い、または走行距離が長いから保険料の高いことは仕方ない、と諦めるのは早いです。

年間保険料は、加入中の保険を見直すことで安くできる場合があります。

ただし、いろいろな任意保険について、一つ一つ保険料を見積もるのは正直骨が折れますよね。

そこで「任意保険(自動車保険)一括見積りサービス」を利用しましょう。

このサービスはインターネットから申込でき、複数の保険商品を一括で見積もることができます。

効率よく保険料を比較できるので、ご自分のニーズに合った保険を発見できるかもしれませんね。

このサービスを利用して、年間保険料が最大5万円安くなった方々もいます。

マツダ・CX-8とCX-5の維持費や性能を比較

cx5は排気量は2000cc・2500ccの2種類があり、年間の維持費は次のようになります。

種類年間の維持費
cx5約26万円
cx5ディーゼル約23万円
cx8(FF)約24万円
cx8ディーゼル(FFターボ)約21万円

※年間駐車場代除く


cx8ディーゼル(FFターボ)は最も低額となりますが、いずれも20万円台の年間維持費となります。


なお、cx5の場合もドライバーの年齢・等級、年間走行距離等で維持費に差が出てきます。

まとめ:CX-8の維持費とCX-5との比較

マツダ・cx8の年間維持費と、その内訳について解説してきました。


今回の記事のポイントは

  • cx8には燃料代、税金、車検費用、任意保険料と、様々な維持費がある
  • cx8の年間維持費は駐車場代も含めると、約30万円~34万円になる
  • 車検費用は大きく分けて「法定費用+車検基本料」とで構成されている
  • 法定費用は法律の基準で諸費用が決まっている
  • 一方、車検基本料は各車検業者でかかる費用が異なる
  • 任意保険は万一の時、手厚い補償が得られるので加入しておく
  • 保険見直しの際は「任意保険(自動車保険)一括見積りサービス」を有効活用しよう

でした。


cx8の購入前に、その年間維持費が家計の重い負担にならないかよく考慮しましょう。


また、エコカー減税対象車なら、維持費は更にお得なので該当するか確認してみてください。


ほけんROOMでは自動車に関する記事を他にも多数公開していますので、ぜひ参考にしてください。

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