更新日:2020/03/07
スバル・インプレッサスポーツの月・年間維持費は?フォレスターなど他車と比較
スバルインプレッサスポーツのひと月の燃料費、年間の維持費について知っていますか?ハイブリッド仕様のプリウス、フィットとの違いは?年間の維持費を安くする方法は?任意保険のお得な探し方は?この記事では、燃料費・車検代・自動車税・任意保険といろいろな点から、スバルインプレッサスポーツの維持費について詳しく解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- スバル・インプレッサスポーツの維持費は高い?燃費はいくらかかるのか
- スバル・インプレッサスポーツの年間維持費まとめ!プリウスなど他の車と比較
- スバル・インプレッサスポーツの維持費①:ガソリン代は1.6ℓと2.0ℓどっち?
- スバル・インプレッサスポーツの維持費②:自動車税
- スバル・インプレッサスポーツの維持費③:車検費用(法定費用)
- スバル・インプレッサスポーツの維持費④:車検費用(車検基本料)
- スバル・インプレッサスポーツの維持費⑤:任意保険
- スバル・インプレッサスポーツの維持費⑥:駐車場代・修理代
- スバル・インプレッサスポーツの維持費を安くする方法を2つ紹介
- スバル・インプレッサスポーツを安くする方法①:車検費用を安くする
- スバル・インプレッサスポーツを安くする方法②:任意保険の見直し
- まとめ
目次
スバル・インプレッサスポーツの維持費は高い?燃費はいくらかかるのか
スバル・インプレッサスポーツ1.62.0は、安定した走行性と安全防御システム「アイサイト」が搭載されていて、現在人気の車種の1つです。
2016〜2017年には「日本一カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞していることからも人気の高さが伺えます。
スタイリッシュなボディと機能性の両方を兼ね備えたスバル・インプレッサスポーツ1.62.0とあって、購入を検討なさっている方も多いでしょう。
その一方で、「車検費用や保険費用がどのくらいかかるのだろうか?」、「燃費はいいいのだろうか?」という点が気になりますね。
そこで、スバル・インプレッサスポーツの
- 年間の維持費
- 燃料費
スバル・インプレッサスポーツの年間維持費まとめ!プリウスなど他の車と比較
スバル・インプレッサスポーツの購入なさった方の多くが、フォレスター(スバル)、プリウス(トヨタ)、フィット(ホンダ)、レヴォーグ(スバル)などの他車種と維持費や燃料費などを見比べた上で、購入を決定しているそうです。
ほぼ同ランクですが、ハイブリッドとガソリン車とでは燃料費が大幅に異なるために注意が必要です。
特に、ハイブリッド仕様のプリウスやフィットはガソリン代をコストダウンできるとあって、老若男女を問わずとても人気です。
しかし、忙しい方によって1つ1つの車種の維持費などについてカタログで調べるのは、時間がかかりますし面倒ですね。
そこで、それぞれの車種の年間の平均的な維持費を分かりやすく表にまとめしたので参考にしてみてください。
車種 | 平均的な年間維持費 |
---|---|
スバル・インプレッサスポーツ | 487,790円 |
フォレスター | 519,930円 |
プリウス | 265,000円 |
フィット | 311,000円 |
レヴォーグ | 451,000円 |
(参考;車検代、ガソリン代、自動車保険料、メンテナンス料、駐車料金を含む)
こうして改めて表で見ると、ハイブリッド仕様のフィット、プリウスはガソリン代を節約できるので、他の車種に比べて年間の維持費が安いことが分かりますね。
スバル・インプレッサスポーツの維持費①:ガソリン代は1.6ℓと2.0ℓどっち?
スバル・インプレッサスポーツには、1.6ℓと2.0ℓと排気量が異なる2タイプがあります。
もちろん、2.0ℓの方が力がありますので山道などの悪路走行に適していますが、ガソリン代はその分割高となってしまいます。
月々にすると数千円の違い程度ですが、年間では約1万円もの差額が発生するとあって購入の際には、ご自分のキャパシティにあった排気量を選ぶことが大切です。
そこで、1.6ℓと2.0ℓでどのくらいガソリン代が異なるかについて見ていきましょう。
下の表は「1.6il(EyeSight(16.2km/ℓ)」、「1.6il-L EyeSight16.2km/ℓ)」の実燃費を比較した結果です。
走行距離/ 実燃費 | 1.6i-S- EyeSight | 1.6i-L EyeSight |
---|---|---|
3000km〜5000km | 25,926円〜43,210 円 | 25,926円〜43,210円 |
5000km~10000km以下 | 43,210円 〜86,420円 | 43,210円 〜86,420円 |
10000km~15000km以下 | 86,420円〜129,630円円 | 86,420円〜129,630円 |
1,6ℓタイプのものですと、燃費性能は同じとなります。
さらに、排気量の大きいの[2.0i-S EyeSight(16.0km/ℓ)」、「2.0i-LEyeSight(16.4km/ℓ」タイプについても見ていきましょう。
走行距離/ 実燃費 | 2.0i-S EyeSight | 2.0i-L EyeSight |
---|---|---|
3000km〜5000km | 26,250円〜43,750円 | 25,610円〜42,683円 |
5000km~10000km以下 | 43,750円〜87,500円 | 42,683円〜85,366円 |
10000km~15000km以下 | 87,500円〜131,250円 | 85,366円〜128,049円 |
スバル・インプレッサスポーツの維持費②:自動車税
自動車を所有している者の責任として、1年に1度自動車税を支払わないとならない維持費の一つです。
参考までには、自動車税には重量税が含まれていて「納付すべき金額=自動車税+自動車重量税」という仕組みです。
自動車税自体は、1.6ℓと2.0ℓでは同じ39,500円なので「排気量の違いによって税負担が重くなるのでは」と懸念する必要はありません。その他に、自動車重量税として1年間に16,400円がかかります。
この重量税ですが、12年目までは負担額が税制改革がない限り変わりませんが、13年目、18年目のタイミングで納付額が増えるため注意が必要です。
長く愛車とカーライフを楽しむ際には、自動車税の納付額についてもしっかりと検討しておきましょう。
スバル・インプレッサスポーツの維持費③:車検費用(法定費用)
新車購入時3年目、それ以降は2年に1度(新車初車検は3年目)の車両点検こと車検が、法律で義務付けられています。
車検費用とは車のメンテナンス費用の他に、諸費用が含まれており以下のような構造となっています。
車検費用=法定費用(自動車重量税+自賠責保険料+印紙代)+車検基本料
自動車重量税とは車検の際にまとめて支払うもので、国が定める基準をクリアーした車種にはエコカー減税が適用されるため維持費削減をしたい方は、対象車種の購入を検討することをおすすめします。
また、使用年数によって費用負担が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
自賠責保険とは、万が一交通事故を起こした際に被害者を救済するために加入が義務付けられている保険です。
これらの諸経費を合算すると、スバルインプレッサスポーツではどのくらいの費用がかかるのかを自賠責保険24ヶ月&指定工場、初年度の車検代の事例を表にまとめましたので、参考になさってください。
法定費用 | 金額 |
---|---|
車両重量税 | ¥32800 |
自賠責保険料 | ¥25830 |
印紙代 | ¥1200 |
合計 | ¥59830 |
スバル・インプレッサスポーツの維持費④:車検費用(車検基本料)
車検基本料とはディラーや民間指定修理工場にて、国の定める基準に達しているかどうかをチェックする作業にかかる費用のことです。
ディラーで行うとお客様により良いサービス提供したいという思いから、合格圏内であってもパーツ交換などが発生することが多く、割高となりがちです。
一方で民間指定修理会社は、合格基準に達していればクリアとなるため、出費を抑えて車検を行うことができます。
参考までに法定費用と車検基本料金を全て込みで両者を比較すると、ディラーは99,830円、民間車検会社は77,830円と差額がなんと2万円にもなります。
ただしここには修理費用が含まれないので、実際にはもう少し車検代がかかる可能性があります。
また、民間業者の中には50万円以上もの車検費用を請求する悪徳業者がいるため、口コミ評判などを調べた上で信頼できる会社にお願いしましょう。
スバル・インプレッサスポーツの維持費⑤:任意保険
任意保険とはドライバーが必要であると感じた時に加入するため、絶対に必要なものではありません。
しかし、車に乗る限り常に危険が伴いますし、万が一加害者となってしまった時に被害者に高額な医療費を請求された時に大変なことになってしまいます。
自賠責保険と合わせて利用することで、手厚い補償を受けられて憂いなく車を利用できます。
具体的にスバル・インプレッサスポーツの任意保険へ加入した場合に、保険料金と補償内容のバランスが良いと評判のソニー損保で契約するとおおよその見積もり内容は以下の通りになります。
- 標準プラン・・・1年間の保険料金は186,040円
- 安心プラン・・・1年間の保険料金は189,790円で日常的な事故の保証と弁護士補償もプラスされていて安心
- もっと安心プラス・・・1年間の保険料金は193,400円で弁護士特約+おりても特約付きで補償内容が充実。
スバル・インプレッサスポーツの維持費⑥:駐車場代・修理代
スバル・インプレッサに関わらず、車は5000kmまたは6ヶ月に1度オイル交換が必要ですし、2年には1度は合わせてフィルター交換をしておきたいものです。
こちらは車のグレードに合わせたオイルを使用することで機能性を維持でき、インプレッサスポーツ専用のものを利用すると約6,000円、フィルター費用は約1,000円かかります。
1年に2度のオイル交換、及び1度フィルター交換をすると130,000円の諸経費が発生します。
また雪のリスクがある地域ですと、スノータイヤとサマータイヤの履き替えが必要になり、1回の工賃はディラーですと約22,000円かかります。
このような経費についても、購入する際に検討すべきポイントです。
さらに、全国平均の駐車場代金は96,000円程度とされており、年間の維持費を抑えるには駐車場料金もできるだけ抑えたい部分です。
スバル・インプレッサスポーツの維持費を安くする方法を2つ紹介
車検代、自動車税、任意保険料、燃料費、駐車場とトータルで考慮すると、スバルインプレッサスポーツに年間でどのくらい維持費がかかるのでしょう。
(参考:運転者30歳以上、ゴールド免許、1年間の走行距離1万km、ディラー車検のケース)
年間維持費 | 金額 |
---|---|
燃料代 | 86420 |
自動車税 | 39500 |
車検費用 | 99830 |
任意保険 | 186040 |
オイル代等 | 13000 |
合計 | 391790 |
おおよそ約40万円もの費用がかかりますし、さらに駐車場が加わると50万円と高い維持費がのしかかってきます。
住宅ローンやお子さんの学費、さらに将来の老後の費用を考えると、少しでも車の管理費を抑えてお金を有効的に運用したいですよね。
そこで、スバル・インプレッサスポーツの維持費を安くするコツをご紹介します。
スバル・インプレッサスポーツを安くする方法①:車検費用を安くする
車に精通しているベテランドライバーさんにおすすめなのは、車検専門業者が経営する「車検センター」です。
車検センターの魅力は必要な整備点検しか行わないため、10,000円程と車検費用を抑えられることです。
法定費用59830円に車検基本料10,000円とスバル・インプレッサスポーツの車検代を7万円以下で行える可能性があるので、利用してみる価値があるでしょう。
ただし、ディラーですと「将来のリスクを軽減するためにパーツ交換をおすすめします」というアドバイスがありますが、こちらはそのようなサービスがあることが少ないため、注意しましょう。
走行していて異音がする等の異常を感じた時には早急な修理が必要ですし、日頃からご自身で定期的なメンテナスを行う必要があり、車に詳しい方におすすめです。
スバル・インプレッサスポーツを安くする方法②:任意保険の見直し
ドライバー歴が浅いと任意保険料はどうしても高くなってしまいますが、代理店にて任意保険に加入している場合は、等級に関係なく保険料金を節約できる可能性が高いです。
なぜなら代理店契約には、仲介手数料が込みとなっているため、同じ補償内容であっても若干割高となるケースがあるためです。
そのような方におすすめなのが、通販タイプの自動車保険です。
通販型の自動車保険は利用者自身と保険会社が直接契約するので、差金がかからずに済み、高い自動車保険料金の支払いを抑えることができます。
中には4万円や6万円も自動車保険料を減額できたという声もあるので、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
その際にネットで簡単に手続きでる一括見積もりサービスを利用すると、自宅にいながら隙間時間に料金と補償内容を比較検討できて便利ですよ。
まとめ
スバル・インプレッサスポーツ1.62.0について諸経費と、維持管理費用の削減についてお話しさせていただきました。
もう一度、こちらの記事のキーポイントをおさらいして行きましょう。
- 燃料費がは走行距離によって費用が大きく異なる
- 1年に1度自動車税を納付しなくてはいけない
- 車検代には、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代がかかる
- 車検基本料金は、ディラーより民間指定工場の方が費用を削減できる
- 車検代を抑えたいベテランドライバーは、車検センターが最適
- 年間の維持費、修理費、駐車料金と時には50万円もかかることも
- 通信型自動車保険で保険料の負担を軽減できる