トヨタ・カムリの月・年間維持費は高い？新型旧型の比較やWSも解説！

トヨタの発売する海外向け高級セダン、カムリ。スポーティなデザインでとてもかっこいい車で購入を検討している方も多いのではないでしょうか。新型も登場し、ますます興味を惹かれる車です。

しかし、セダンで高級感のあるカムリ、その維持費は年間で平均23.7万円と他の車種と比較して若干高めのお値段です。記事の中でその詳しい内訳を説明していきます。

この記事では、そんな維持費に関する疑問や条件事で変更する維持費について

• カムリの月間の維持費
• カムリの年間維持費の内訳
• カムリの新型・旧型の違い
• カムリの維持費を抑える方法

以上のことを中心に解説&シミュレーションしていきます。

この記事を読んでいただけたら、カムリの購入による今後の支出の目安もつきますし、カムリを購入するかどうかの決断にも役立ちます。

また、簡単に維持費を抑える方法についても解説しますので、購入を検討している方も既にお持ちの方もぜひ最後までご覧下さい。

カムリの維持費の内訳は月間と年間で以下のようになります。

カムリにかかる年間の維持費の内訳は、6つになります。ガソリン代、自動車税、重量税、車検、自賠責保険、任意保険があり、それらについて解説していきます。

金額が固定されているものもあれば、燃費や契約内容によって変動するものもありますので、それぞれいくらになるのか内訳を確認していきましょう。

カムリにかかるガソリン代を計算します。レギュラー使用で、型式、走行距離ごとに表にまとめてみました。

走行距離が5,000km以下ですと、WS・Gは12,324円、Xは10,479円になります。

車を持つとガソリン代は必ず関わってくるものになります。人によって給油回数も違うものです。

そのときのガソリンの料金や、カムリに走らせる場所でも街か高速道路かなどで燃費は変わってくるので、目安としてお考え下さい。

参照：e燃費

自動車税は毎年1回、5月頃に送付されてくる納付書で納めます。納付期限が設けられており、期限を過ぎると追徴金が発生する場合がありますので、必ず納付期限内に納めましょう。

自動車税は排気量によって変わってきます。カムリの排気量は2,500ccなので、自動車税は45,000円になります。

参照：東京都主税局

重量税とは、車両の重量によって決まっており、車両を新規登録してからの経過年数や、エコカー減税対象車かどうかによっても支払う税金は変わってきます。

通常は0.5トン増えるごとに4,100円ずつ増えるのですが、2019年4月30日までにエコカー減税対象車を新車登録した場合、税額が2,500円になります。

カムリの車両重量は1540～1550gです。通常の重量税は16,400円ですが、エコカー減税対象となると税額は変わってきます。カムリはエコカー減税対象車なら、3年分の重量税が免除となります。

エコカー減税対象外の場合の自動車税と重量税(参照：自動車重量税・税率早見表)

自賠責保険は、強制保険と呼ばれているものです。任意保険と違い、強制的に加入しなくてはならない保険です。

車検時には自賠責保険への加入が必須となっており、車検満了日より1日でも長い期間で加入してください。通常は、新車で加入する場合車検満了日よりも1か月ほど長く加入します。

自賠責保険は契約期間が長いほど保険料が安くなります。車検に合わせて、24か月で加入するのが一般的です。

自家用乗用自動車の自賠責保険料(参照：自賠責保険ポータルサイト)

車検は、新車購入時は3年後に1回目を行ない、その後は2年に1回の頻度で行なっていきます。

車検で必ずかかるのが法定費用であり、これに重量税と自賠責保険が含まれます。重量税は、毎年発生するものですが車検時にまとめて支払うようになっています。

また、点検整備費用というのも車検時には発生することがあります。これは自動車の状態を確認し、ブレーキパッドやエンジンオイルなどを、必要であれば交換してもらう費用です。

この点検整備費用が、維持費を抑えられる部分になります。この先のトピックで詳しく解説しておりますので、ぜひご覧下さい。

法定費用の内訳

任意保険は、自動車保険といわれているものです。万が一のとき、自賠責だけではカバーできない部分を補う保険であり、加入をしておくと安心できます。

任意保険料は必要な保障、不必要な保障を選ぶことができるので、最大で5万円も安くなる方法があります。この先のトピックでご紹介しておりますので、ぜひご覧下さい。

お住いの場所にもよりますが、駐車場代も維持費として含めます。高いとひと月に20,000円も駐車場代がかかるところもありますので、年間いくらの支出になるのか把握しておいてください。

カムリの任意保険参考保険料（年間保険料）

※画像はイメージです。

カムリの維持費は、高いと家計を圧迫してしまうのでなるべく低い方が望ましいです。

そこで、カムリの維持費を下げる2つの方法をご紹介します。

車検は、法定費用と呼ばれる必ず発生する費用がありますが、それ以外に点検整備費用というものがあります。

それは、自動車を運転する際に大切な部品を点検する費用ですが、車検をユーザー車検で行えば法定費用のみの出費で済みます。

ユーザー車検とは、自動車の使用者自身が運輸局に行き車検を受けることです。そこでは法定費用しかかからないので、数万円ほど通常の車検より安くなる場合があります。

しかし、ユーザー車検では自動車の整備等はされないので、運転中に自動車に不具合が出る可能性があります。安全性を求めるなら、正規ディーラーなどにお願いする方がよいでしょう。

また、車検をお願いした会社から膨大な金額を請求された事例もありますので、車検を依頼するときには悪徳業者に注意してください。

任意保険の見直しは、カムリの維持費削減ではおすすめの方法になります。

任意保険は、一度加入したらあとは自動継続になっている場合が多いです。継続の通知が届いても、ちゃんと見ていないという方が多いと思います。

保障される年齢条件、運転する人の範囲、車両保障（自損事故を含むか否か）、同居家族の保険で重複している保障がないか（ファミリーバイク特約、人身傷害搭乗中以外等）など、見直すポイントは多いです。

また、他の保険会社の見積もりを取ることで保険料の比較ができて、より安く、充実した保険に加入することができるかもしれません。

保険の見直しで平均35,000円、最大で50,000円も削減ができることもありますので、維持費を軽くし、カムリにお得に乗りましょう。

保険の見出しでおすすめなのが自動車保険の一括見積です。

自動車保険の一括見積とは？

カムリの維持費やモデルの違い、維持費を抑えるコツについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の記事のポイントは、

• カムリの維持費は年間25万円ほど
• カムリの維持費は固定費と変動費がある
• カムリはよりスポーティーで低燃費に
• カムリの維持費は車検と任意保険がコツ

です。

カムリの維持費は高いといわれていますが、維持費の削減は車検と任意保険を見直せばできます。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧下さい。