更新日:2019/09/04
スバル・フォレスターの月・年間維持費は?他社やグレードも比較!
高い性能で安心を提供するスバルのフォレスターの維持費はいくらなのでしょう?XVやエクストレイルを比較?グレードごとの性能や維持費の違いは?中古の価格?この記事では、燃費や自動車税、等々の固定費からフリードの月・年間維持費を徹底シミュレーション・解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- フォレスターの月・年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!
- スバル・フォレスターの維持費は月間2万円~3万円です
- フォレスターにかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!
- フォレスターの維持費①:ガソリン代
- フォレスターの維持費②:自動車税
- フォレスターの維持費③:重量税
- フォレスターの維持費④:車検
- フォレスターの維持費⑤:自賠責保険
- フォレスターの維持費⑥:任意保険
- スバル・XVや日産・エクストレイルと比較!
- フォレスターの他のグレードを紹介・比較!
- フォレスターのグレードごとの性能の比較
- フォレスターのグレードごとの維持費の比較
- 中古の相場と選び方について
- フォレスターの維持費を下げる2つのコツ!
- フォレスターの維持費を下げるコツ①:車検費用を安くする
- フォレスターの維持費を下げるコツ➁:任意保険の見直し
- まとめ:フォレスターの維持費とお得に乗るための方法について
目次
フォレスターの月・年間維持費はいくら?高い?安い?お得な方法も解説!
スバルのクロスオーバーSUV・フォレスター、購入を予定している皆さんも多いことでしょう。
しかし、フォレスターの維持費がどれ位かかるか、購入希望の方々はご存知でしょうか。
フォレスターの購入費用の他に、維持費として年間の燃料費や税金等もいろいろかかります。
そこで今回は「フォレスターの年間維持費と、維持費を下げるコツ」について
- フォレスターの年間維持費
- フォレスターの諸費用
- フォレスターの維持費の軽減方法
以上のことを中心に解説していきます。
この記事を読めば、フォレスターの維持費に関する基本的知識がよくわかるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。
スバル・フォレスターの維持費は月間2万円~3万円です
- 2.5 Sエディション 4WD(型式SH9)・実燃費7.14 km/L
- ドライバー:30歳(15等級)
- 運転免許:ゴールド
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
- 自賠責保険:24ヶ月
- 車検場:民間車検
- 年間走行距離:5000km
年間維持費 | 金額 |
---|---|
燃料代 | 98.039円 |
自動車税 | 45,000円 |
車検費用 | 78,400円 |
任意保険料 | 36,410円 |
合計 | 257,849円 |
フォレスターにかかる6つの年間維持費の内訳を徹底計算!
フォレスターを購入希望の方々は、購入後の維持費も気になることでしょう。
維持費が重荷になるのは何とか避けたいものですよね。
フォレスターの維持費は
- フォレスターの燃料代
- フォレスターに関する税金
- フォレスターの車検費用
- フォレスターの任意保険料
の諸費用に分かれます。
こちらでは、フォレスターの諸費用について解説していきます。
フォレスターの維持費①:ガソリン代
フォレスターでカーライフを楽しみたい方々は、年間の燃料代も気になりますよね。
こちらでは
- 2.5Sエディション4WD:型式SH9(燃料ハイオク)
- ツーリング / X-ブレイク / プレミアム4WD:型式SK9(燃料レギュラー)
年間走行距離/型式(実燃費) | SH9(7.14km/l) | SK9(11.28km/l) |
---|---|---|
3000㎞~5000㎞以下 | 58.824円~98.039円 | 39.894円~66.489円 |
5000km~10000km以下 | 98.039円~196.078円 | 66.489円~132.979円 |
10000km~15000km以下 | 196.078円~294.118円 | 132.979円~199.468円 |
フォレスターの維持費②:自動車税
自動車税は、フォレスター所有者に都道府県が課す普通税です。
フォレスターの排気量は2000cc~2400ccなので1年間の自動車税額は45,000円です。
自動車税は毎年納める必要があります。
「お金がもったいないから。」と納税しないのは、『納税の義務』に反しますので気を付けましょう。
フォレスターの維持費③:重量税
自動車重量税は、フォレスターの重量で課税額が決められる税金です。
フォレスターの車両重量は、1,520~1,560kgなので16,400円(1年分)になります。
エコカー減税対象車になる場合は、1年間の自動車重量税は10,000円に軽減されます。
エコカー減税とは、環境性能に優れた自動車に該当した場合、税金が優遇される措置です。
ただし、2019年4月30日までに対象車を新車登録することが条件です。
自動車税・自動車重量税を合計すれば、年間で次のような税額となります。
初年度 | エコカー減税あり | エコカー減税なし |
---|---|---|
自動車税 | 45,000円 | 45,000円 |
自動車重量税 | 10,000円 | 16,400円 |
合計 | 55,000円 | 61,400円 |
エコカー減税の適用されている方が、6,400円減税されてお得ですよね。
フォレスターの維持費④:車検
車検は、フォレスターを公道で安全に走行するため、所有者へ義務付けられた自動車の検査です。
車検費用には
- 法定費用(自動車重量税+自賠責保険料+印紙代)
- 車検基本料(点検・整備費用)
のような費用があります。
こちらでは、フォレスターの法定費用・車検基本料を解説しましょう。
フォレスターの法定費用
法定費用には前述した自動車重量税も含まれ、2年分を納付する必要があります。事例を上げて算定してみましょう。
(例)
- 自賠責保険:24ヶ月分
- 車検場:一般工場
- エコカー減税:なし
法定費用 | 金額 |
---|---|
自動車重量税 | 32,800円 |
自賠責保険料 | 25,830円 |
印紙代 | 1,800円 |
合計 | 60,400円 |
車検業者の中でも、ディーラー車検が最も高くなり50,000円以上かかると言われています。
車検費用 | ディーラー車検 | 民間車検 |
---|---|---|
法定費用 | 60,400円 | 60,400円 |
車検基本料 | 50,000円 | 18,000円 |
合計 | 110,400円 | 78,400円 |
フォレスターの維持費⑤:自賠責保険
自賠責保険は、愛車を所有する全てのドライバーの加入が必須となる保険です(強制加入)。
この保険の加入なしに、公道を走行することは許されません。
ご自分が交通事故を起こした場合、被害者を真っ先に救済するために利用されるのがこの保険です。
一般的に、自賠責保険は車検の時期に合わせ、保険期間を設定するドライバーが多いです。
この方法だと、保険加入を忘れることがないので安心ですよね。
自賠責保険料は、こちらをご覧ください。
保険期間 | 保険料 |
---|---|
12ヶ月 | 15,520円 |
13ヶ月 | 16,380円 |
24ヶ月 | 25,830円 |
36ヶ月 | 35,950円 |
37ヶ月 | 36,780円 |
フォレスターの維持費⑥:任意保険
任意保険は前述の自賠責保険とは異なり、強制加入ではありません。
あくまで、ドライバーの皆さん各自の判断で加入を決めることになります。
しかし、手厚い補償が約束され、安心してカーライフを楽しむなら必要な保険ですよね。
任意保険は、各ドライバーの年齢・等級、年間走行距離により保険料へ差が出ます。
年齢・等級ごとの任意保険料
こちらでは、年齢・等級による年間保険料の違いをみてみましょう。
(例)
- フォレスター:SH9、SK9
- 運転免許:ゴールド
- 年間走行距離:5000km
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
年齢(等級) | SH9 | SK9 |
---|---|---|
20歳(9等級) | 131,360円 | 123,880円 |
30歳(15等級) | 36,410円 | 35,940円 |
40歳(20等級) | 26,920円 | 26,610円 |
50歳(20等級) | 27,560円 | 27,290円 |
20歳(9等級)と40歳(20等級)のドライバーを比較すると、SH9なら10万円以上、SK9なら9万円以上の差がありますね。
走行距離ごとの任意保険料
こちらでは、走行距離別に年間保険料の違いをみてみましょう。
(例)
- フォレスター:SH9、SK9
- ドライバー:30歳(15等級)
- 運転免許:ゴールド
- 運転者限定:本人限定
- 車両保険:あり
年間走行距離 | SH9 | SK9 |
---|---|---|
3000km | 33,590円 | 33,160円 |
5000km | 36,410円 | 35,940円 |
11000km | 45,670円 | 45,070円 |
16000km | 54,490円 | 53,790円 |
年間走行距離3000kmと16000kmでは、双方とも2万円以上の開きがありますね。
しかし、等級が低いから、走行距離が長いから保険料が高いのはやむを得ない、と諦めるのは早いです。
実は任意保険料をお得に軽減できるコツがあります。
そのコツについては後述します。
スバル・XVや日産・エクストレイルと比較!
こちらでは、フォレスターとスバル・XV、日産・エクストレイルの維持費を比較してみましょう。
車名 | 年間維持費 |
---|---|
フォレスター(SH9) | 約25万円 |
XV | 約22万円 |
エクストレイル | 約21万円 |
※駐車場代、メンテナンス代除く
いずれも年間の維持費は20万円台です。
ただし、ドライバーの等級や走行距離等でも必要な維持費に違いが出てきます。
フォレスターの他のグレードを紹介・比較!
フォレスターは、2.5 Sエディション 4WD(型式SH9)だけではありません。
こちらでは
- Touring
- Premium
- X-BREAK
- Advance
フォレスターのグレードごとの性能の比較
こちらでは4つのグレードの性能を比較してみます。
性能/グレード | Touring・Premium・X-BREAK | Advance |
---|---|---|
エンジン | 2.5L DOHC 直噴 | 2.0L DOHC 直噴+モーター |
最高出力 | 136kW(184PS)/5800rpm | 107kW(145PS)/6000rpm |
最大トルク | 239N・m(24.4kgf・m) / 4400rpm | 188N・m(19.2kgf・m)/ 4000rpm |
モーター最高出力 | ‐ | 10kW(13.6PS) |
モーター最大トルク | ‐ | 65N・m(6.6kgf・m) |
燃費 | 14.6〈14.4〉km/l | 18.6km /L |
フォレスターのグレードごとの維持費の比較
2.5 Sエディション 4WD(型式SH9)と、4つのグレードの年間維持費を比較してみましょう。
グレード | 年間維持費 |
---|---|
Sエディション | 約25万円 |
Touring・Premium・X-BREAK | 約22万円 |
Advance | 約20万円 |
※駐車場代、メンテナンス代除く
最も維持費が安いのはAdvanceになりますね。
しかし、いずれのフォレスターも年間維持費は20万円台です。
中古の相場と選び方について
Touring・Premium・X-BREAK・Advanceいずれもスバルのお店で販売中です。
この4つの新車・中古価格は次の通りです。
フォレスター | 新車価格 | 中古価格 |
---|---|---|
Touring | 約280.8万円 | 約270.9万円 |
Premium | 約302,4万円 | 約286.8万円 |
X-BREAK | 約291,6万円 | 約279.9万円 |
Advance | 約309,9万円 | 約283.0万円 |
やはり2018年に販売された4つのフォレスターは中古価格も高いですね。
一方、それ以前のフォレスターの中古価格を見てみましょう。
フォレスター | 中古価格 |
---|---|
Sエディション | 約248.4万円 |
XT | 約98.0万円 |
アイサイト | 約79.0万円 |
クロススポーツ | 約10.0万円 |
中には10万円という破格の安さのフォレスターもありますね。
しかし、安いからと言ってすぐに購入しようとするのは早計です。
まずは中古車販売店の店員に安くなった経緯を聞き、十分に説明を受けた上で購入を検討しましょう。
フォレスターの維持費を下げる2つのコツ!
「フォレスターの維持費を少しでも下げたい。」、そう考える皆さんも多いことでしょう。
そうはいっても、年間走行距離を短くすることはナカナカ難しいですよね。
そこで、こちらでは
- 車検費用
- 任意保険料
フォレスターの維持費を下げるコツ①:車検費用を安くする
車検費用をどうしても安くしたいなら、車検専門業者「車検代行センター」を利用しましょう。
費用は3,000円~1万円下で受けられ、民間車検よりも費用は更に安くなります。
ただし、この車検は最低限の点検・整備となります。
そうなる以上、ドライバー各自で日頃からメンテナンス等へ力を入れる必要がありますね。
日常的に損耗しそうな部品・オイル交換をすることは、悪質な業者の高額請求を予防することにもなります。
なぜなら、悪質な業者は車検の際、部品・オイル交換を名目に、費用をドンドン上積みする傾向があるからです。
この方法で車検の際、40万円超えの請求・見積もりをされたという報告もあります。
そのため、ご自分で行うメンテナンスは、悪質な業者のつけいる隙を与えないことにつながります。
フォレスターの維持費を下げるコツ➁:任意保険の見直し
任意保険料を安く抑えるには、ディーラー等で加入した保険を、通販型保険へ見直しすることが大切です。
お店で加入する保険は代理店型保険と呼ばれ、お店の紹介手数料も保険料へ組み込まれているので高めです。
一方、通販型保険なら保険会社へ直接申し込むので、紹介手数料はかからず保険料も安くなります。
しかし、通販型保険は種類も多く見積りを自分で行うのも大変ですよね。
そこで「一括見積りサービス」を利用しましょう。
こちらは、複数の保険商品をまとめて見積もれるサービスです。
無料でインターネットから申し込めます。
このサービスを利用し、保険の見直しで平均3万5千円、最大5万円の削減に成功した方々もいます。
一度このサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ:フォレスターの維持費とお得に乗るための方法について
フォレスターの年間維持費と、維持費を下げるコツについて解説してきましたが、いかがでしたか。
今回の記事のポイントは
- フォレスターの維持費は主に燃料費や税金、車検費用、任意保険料
- 車検費用は各車検業者で大きな差が出る
- 任意保険料は等級や年間走行距離で大幅に開きがある
- 任意保険選びには、一括見積りサービスが便利でお得