自動車保険の証券はペーパーレスがおすすめ！保険料を安くするコツ

自動車保険の証券を受け取らないことで、保険料が割引になるとCMなどで聞いたことはありませんか。

しかし、保険証券がないことで困ることはないのでしょうか。

事故に遭った時には、何をどう伝えれば良いのか不安ですよね。自動車保険の証券なしでも本当に大丈夫なのでしょうか？

そこで、この記事では

• 証券、ペーパーレス化のメリットとデメリットについて
• ペーパーレスにする注意点
• ペーパーレスの場合の手続きや事故対応について

以上について、わかりやすくご紹介します。

正しく理解して、上手に活用するためにも、是非！最後までお読みください。

自動車保険の証券は、送られてきた時に見て以来、保管したままになることが多いですよね。

それに、証券類は捨てても良いのか判断がつかず、どんどん貯まっていきませんか。

自動車保険の証券は、自賠責保険と違って、証券を車内に乗せて置くことが義務付けられていませんので、ダイレクト型（通販型）自動車保険から始まり、従来型の自動車保険でも証券をペーパーレス化にするところが増えてきました。

ダイレクト型（通販型）の自動車保険会社でペーパーレスにするには、インターネットで申し込みすることが前提ですので、それ以外の方法で申し込んだ場合にはペーパーレスにできないということも知っておきましょう。

一般的な証明書類の発行流れ

◆ペーパーレスでない場合

• 契約時に保険料を入金する→保険証券（兼 領収証）が届く
• 期間の途中で住所や内容を変更する→異動承認書が届く
• 解約する→解約承認書が届く 

発行された書類は、満期日までは保管する必要があります。

◆ペーパーレスの場合

• 契約時に保険料を入金する→メールが届く
• 期間の途中で住所や内容を変更する→メールが届く
• 解約する→メールが届く

メールの到着後にご自分でログインをして、インターネットの画面で内容確認をする必要があります。

また、以下の例のように、自動車保険の証券が必要です。

• 車通勤で、勤務先に任意自動車保険の証券のコピーを提出する
• 保険証券は領収証を兼ねているので、自動車保険料の領収証が必要
• インターネットに接続できない、保険会社からのメールを受け取れない

続いて、自動車保険の証券をペーパーレスにした場合のメリットとデメリットをご紹介しましょう。

ご自分の環境と照らし合わせて、じっくりご検討くださいね！

自動車保険会社によって、「証券不発行割引」や「e証券割引」または、「eサービス割引」などさまざまな名称があるようですね。

呼び方は違っても内容はどれも同じです。

自動車保険の証券や領収証・異動・解約承認書を不要にすることで、保険料が500円割り引きが受けられます。

証書類はペーパーレスであっても、自動車保険の継続のお知らせや必要な案内の手紙は送られてきますし、必要書類の提出などは省略にはなりません。

期間の途中に保険証券が必要になった場合には、割引分の500円を追加で支払いすることで、発行に変更することができます。

それと、保険期間が終わった証券というのは、満期以降に必要になるケースはほとんどありません。

もし、以前の等級や契約を証明する必要があれば、当時加入していた保険会社に連絡すると内容証明を発行してくれますよ。

さて、割引以外のメリットも知っておきたいですね。

ご紹介しましょう。

• 保険証券を紛失の心配がない、個人情報悪用を防ぐ
• 不要になった前年度の証券が貯まっていくことがない
• パソコンや携帯電話でログインすれば、いつでもどこでも現時点の内容が見れる

証券には、住所や氏名、または家族構成、車の詳しい情報や使用目的などから生活スタイルがわかるヒントが載っています。

自動車の盗難や車上荒らしに遭ってしまった時に個人情報が流出するのを防ぐというメリットは大きいと言えるでしょう。

続いて、デメリットも知っておきたいですよね。

ご紹介しましょう。

• インターネットに接続できる環境（パソコンや携帯）がないと内容が確認できない
• ログインIDやパスワードを忘れた場合は、再発行の申請が面倒
• メールが頻繁に届く可能性あり

ペーパーレスにする場合は、メールアドレスの登録は必須です。

企業からのメールはたくさん届くと迷惑だと思いますが、重要なお知らせが届かないと補償に差し障る場合があります。

必ず有効なアドレスを登録しておくように気をつけましょう。

一番心配なのは、事故の時に証券がないと困るのではないかということですよね。

やはり、手元に証明書類が何もないというのは不安ですね。

事故の対応について心配されるのは当然です。

続いて、事故連絡する時や事故の対応時についてご紹介しましょう。

事故に遭った時には、警察に届けた後、自動車保険会社にも必ず連絡をしましょう。

保険会社に連絡する時には、ご自分の証券番号を申告することが一番スムーズです。

自動車保険の証券があれば、お手元に用意して電話すれば良いのですが、ペーパーレスの場合には、連絡の前にインターネットに接続してログインして調べることになります。

そのような手間を省くためにも、事故の連絡先と証券番号は控えておくと便利ですね。

ペーパーレスにした場合、証券の代わりに「完了のお知らせハガキ」が送られてくるのが一般的です。

そのハガキに証券番号や連絡先の電話番号が記載されているので、事故の時やロードサービスの利用時には活用しても良いでしょう。

次に事故の対応時についてお話しましょう。

まず、事故の補償を受ける時には、申告した契約内容と実際の状況に相違がないか確認します。

証券には、ご自分の申告した内容が載っていますが、パソコンや携帯からインターネットに接続して保険証券と同様の契約内容を確認できれば 、保険証券は必要ありません。

インターネットの操作があまり得意でない方は、契約内容のページをプリンターで印刷して自宅に保管すると便利でしょう。

保険証券がなくても、事故の補償や保険金のお支払いに影響はないシステムですので、ご安心くださいね。

インターネット上で保険証券と同様の内容が印刷できると聞くと、証券がご自分でプリントアウトできるとイメージされる方も多くいらっしゃいますが、実際にはそうでない場合が多いです。

ご自分の専用ページには、保険証券に記載された内容と同様の告知事項や補償内容が載っています。

一般的にはそれを印刷することになります。

車検などで自動車保険の証券が必要だと言われたら、ペーパーレスにしていることを伝えると、同様の内容の印刷を提出することで用件が済み問題ないケースが多いです。

せっかくの割り引きを取り消す前に、提出先に確認してみましょう！

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか？

もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。

• 加入してから一度も自動車保険を見直していない
• 車を購入する代理店で加入した
• 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が１つでも当てはまる方は要注意！
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ！

自動車保険の証券のペーパーレス化についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは、

• ペーパーレスにすることで、保険料が500円割り引きになる
  
• 証券の管理がスマートで安全
• ペーパーレスでも事故の補償や保険金の支払いに影響はない

です。

以上を参考にペーパーレスの割引を活用していただければ幸いです。

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