自動車保険の弁護士特約って不要?弁護士特約の長所と短所を大解説!

自動車保険に弁護士特約を付帯していますか?実は不要だという声もあります。果たして弁護士特約は不要なのでしょうか。そこで、自動車保険の弁護士特約の特徴をお伝えし、不要か必要かを検証します。最後までお読みいただき、自動車保険に加入される際ぜひ検討してください。

自動車保険に弁護士特約は不要なの?

自動車保険の弁護士特約をご存知ですか?


また、弁護士特約をつけていますか?



弁護士特約は不要ではないかと考える人が少なくないのです。それはなぜでしょうか。



交通事故が多い昨今ですが、弁護士特約を付帯しているのにあまり利用されていないのも事実です。



本当に弁護士特約は必要なのか、不要なのかを自身で決めるために、もう一度弁護士特約について考える必要があるのではないでしょうか?


そこでこの記事では



  • 自動車保険の弁護士特約って何?
  • 弁護士特約が不要と言われる理由
  • 弁護士特約の特徴や必要性

という視点から弁護士特約の必要性を検証します。



ぜひ最後までお読みいただき、自動車保険に加入または更新時にお役立てください


自動車保険に弁護士特約は”不要だという意見が多い”

保険会社は相談にのってくれるだけでなく、交渉もしてくれるので心強いものです。



自動車保険に弁護士特約が、不要と言われる理由は保険会社のその心強い対応があるから自動車保険に弁護士特約が不要なのでは?という意見が多いと言えましょう。






自動車保険に弁護士特約がそれほど”利用されていない理由”

個人契約で、自動車保険に弁護士特約を付帯している人は6割強と普及しています。


しかしながら、実際には交通事故が多いのにもかかわらず、利用されている人は少ないのです。



利用されていないということは、本当は不要なものということなのでしょうか。

それでは、その理由を見ていきましょう。



自動車保険に弁護士特約が”付帯されていること”を知らない

自動車保険の契約内容を確認されておらず、弁護士特約が付帯されていることに気づいていない場合が考えられます。



特に保険会社によっては、弁護士特約が自動付帯している自動車保険もあるので、この場合気づかない人もあるでしょう。



そのため、利用する人があまりいないのです。


自動車保険に弁護士特約を”利用できるケース”を知らない

弁護士特約をどのような時に利用できるのでしょうか。



これが自動車保険の弁護士特約の利用できる主な補償内容です。


  • 事故の相手が保険未加入だった場合の交渉
  • 損害賠償の請求
  • 賠償額の交渉
  • 過失割合が不当な場合

素人にはとても難しい内容ですが、とても大事なことです。利用できるケースを知らず、以下の内容を個人でおこなおうとすることは大変な労力が必要です。もう一度自身の保険内容を見直すことも重要かもしれません。



それに、せっかく弁護士特約に加入しているのに特約を有効活用しないのは非常にもったいないですよね。

車両保険に加入していれば弁護士特約は不要だと”すすめられない”ことも

前述でもありましたが、事故の相手が保険に加入していなかったなどで保険金を受け取ることができない場合、自分の車両保険で自動車の修理代がまかなえることができます。


そのため、車両保険に加入した時は保険会社から弁護士特約は不要なのだと、弁護士特約の加入をすすめられないケースもあるようです。



ただし、交通事故には弁護士がついているほうが有利

Aさんが、もらい事故にあい、相手に100%過失がありました。



しかし、相手は自動車保険に入っておらず、泣き寝入りをしいられそうでしたが弁護士特約を付帯していましたので弁護士に任せることができ、多大な労力や心労を課せられることなく解決いたしました。



では、弁護士特約は、どのような事柄を利用できるのでしょうか。

自動車保険に弁護士特約を付帯すると、示談交渉のために弁護士に依頼した時、以下の費用が補償されます。

  • 弁護士報酬
  • 訴訟費用
  • 仲裁
  • 調停費用
  • 法律相談費用


などがあげられます。



これだけの費用が補償されるので、弁護士特約は不要というよりも付帯した方が安心なのではと考えられます

万が一もらい事故をした場合、弁護士特約を利用すると”弁護士費用の負担が減る”

自動車保険の弁護士特約は、保険会社が対応できない過失割合が0の場合、交渉の専門家、弁護士に依頼することができるのです。 

その費用は、かけた自動車保険の弁護士特約の保険金額を上限に支払われます。



自動車保険には、弁護士特約を付帯しておくと、こういった状況に負担を軽減されて対処できるので安心ですね。



自動車保険の弁護士特約は不要だと言い切れないとも考えられます。

家族が加入している場合も弁護士特約を”利用できる”

交通事故にのみ活用できる自動車保険の弁護士特約は、家族も利用できます。

家族で利用できる範囲はこちらです。



  • 記名保険者の同居の親族の場合
    ・6親等までの血族:血のつながった親や兄弟姉妹、叔父叔母、いとこなど)
    ・3親等内の姻戚:配偶者の父母や兄弟姉妹、自分の兄弟姉妹や叔父叔母の配偶者
  • 記名保険者の別居の家族の場合
    ・配偶者
    ・未婚の子


家族とひとくちに言っても、使える範囲が広いのがお得感のある特徴です。有効に利用するためにも、ご加入の自動車保険の契約内容を確認しておくことが大事ですね。



しかしながら、使えない場合もありますので保険会社に確認を取っておくとよいでしょう。





コラム:自動車保険の保険料が3万円も安くなる?

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まとめ:自動車保険に弁護士特約が不要かは充分な検討を

自動車保険の弁護士特約の特徴をまとめると弁護士特約が不要と考えられるのは以下の通りです。



  • 車両保険や人身傷害保険をつけていれば、相手から支払ってもらえない場合でも補償されるので保険会社が弁護士特約をすすめないことがあるから不要ではないか
  • 保険会社に相談ができ、示談交渉もしてもらえるから不要であると考える


弁護士特約が必要と考えられるのは以下の通りです。



  • 万が一事故に遭った場合、弁護士特約を付帯していれば有利である
  • 弁護士に依頼する際、精神的、金銭的負担が減る
  • 家族で使用できる


以上、自動車保険の弁護士特約の特徴を参考に弁護士特約が必要か不要かを保険会社や家族とご相談の上、充分にご検討されることをおすすめいたします。



より良いカーライフのために。





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