自動車保険の年式って何?年式の調べ方や保険料の変化をご紹介!

自動車保険における年式の役割をご存知ですか。年式によって保険料や保険金が大きく変わってきます。この記事では自動車保険の年式とは何か、年式の調べ方や保険料と保険金の変化、古い車に車両保険が必要かどうか解説します。

自動車保険の年式って何?保険料や保険金が変わる!

車を乗る際に発生する損害に備えた自動車保険。そんな自動車保険には、加入を義務付けられた自賠責保険と、任意である車両保険や対人、対物賠償保険などがあります。


実は、万が一の時に受け取れる自動車保険の保険金は乗っている車の年式によって異なるのです。


そこで今回は、

  • 車の年式の調べ方
  • 年式が古くても自動車保険に加入できるのか
  • 年式によってどのくらいの保険料や保険金額が変わるのか

について詳しく解説します。


また、保険金額の決め方や保険料を安くする方法についても紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

年式の調べ方を紹介!年式とは何か、どこに載っているか

そもそも車の年式と言われても何のことだか分からない、といった方もいるかもしれません。


車の年式とは、初年度登録を行った年のことを指しています。


初年度登録はその車が初めて登録された年月です。登録は運輸支局で行われます。自動車保険の見積もりを行う際などに必要になりますよね。


年式とは初年度登録のことだということはお分かりいただけたかと思いますが、この情報はどこを見れば分かるのでしょうか?以下でご紹介します。

年式は初度登録年月を確認すればわかる!

自分の乗っている車でも、年式まで覚えている方は少ないかもしれません。


年式は、初年度登録を調べれば分かります。


初年度登録は、以下の書類に記載されています。

  • 車検証
  • 新車保証書

車検証では「初年度登録年月」が、新車保証書では「登録日」が年式となります。中古車を購入した場合は「中古車保証書」になるため、登録日が初年度登録年月ではないので注意しましょう。


書類が手元にない場合、車の中に製造年が書かれているものがあります。シートベルトです。ここに記載されている製造年で大まかな年式は分かります。しかし、製造年は初年度登録年月と少しずれがあるため、違う場合もあるので注意が必要です。

自動車保険における年式による保険金と保険料の変化

自動車保険の保険料は、

  • 年齢
  • 等級
  • 用途・走行距離
  • 車種(型式別料率クラス)
  • 保険金額・免責金額
  • 運転者限定

などの条件によって決まります。


この中の保険金額(車両保険金額)は車の年式によって変わります。車両保険金額は車の時価に相当する金額となるため、一般的には年式が古くなると保険金額が低くなる仕組みになっています。


また、新車かそうでないかによっても自動車保険の保険料は変わり、新車ではなく年式が少し古くなると、保険料が少し高くなる場合もあります。


参考までに、初年度登録が令和元年のものと、平成25年のものを、それ以外の条件を以下のように設定して見積もりを取ってみました。

  • 車種:プリウス
  • 年齢:30歳
  • 等級:15等級
  • 年間走行距離:7,000㎞以下
  • 運転者限定:本人または配偶者限定
  • 年齢限定:30歳以上
  • 車両保険:一般型

見積もりを行った結果が以下のようになります。

初年度登録年保険料
令和元年(保険金額:135万円)55,190円
平成25年(保険金額:105万円)56,610円
少しだけですが、年式が古い方が保険料が高くなる結果となりました。このように、年式によっても保険料が多少変わるということを覚えておきましょう。

税金も上がる中古車等の年式の古い車に車両保険は必要?

古い車への車両保険の付帯は必要ないと言えます。理由は保険金額です。


保険金額は車の時価で大まかな範囲が決まるのですが、車の時価は一般的には車が古くなるほど低くなります。そのため、古い車の場合は保険金額が30万円や40万円などとかなり低い金額になってしまう事もあるのです。


さらに、時価が付けられないくらい古い車の場合、保険会社によっては加入を断られてしまう事もあります。


さらに古い車は税金も高くなります。13年以上経過した車の自動車税は以下のようになっています。

排気量13年未満13年以上
1,000㏄以下29,500円約33,900円
1,000~1,500㏄以下34,500円約39,600円
1,500~2,000㏄以下39,500円約45,400円
2,000~2,500㏄以下45,000円約51,700円
自動車税だけでなく、重量税も0.5トン当たり5,000円のものが、8,200円へと値上がりするのです。

このように、税金も高くなり、保険金額も安くなることから、古い車に車両保険は必要ないと言えるのです。

自動車保険の保険金の上手な決め方

自動車保険の保険金には、

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害保険
  • 車両保険

などがあり、それぞれ保険金を設定します。


一般的に、相手方への補償となる対人・対物賠償保険の保険金は、無制限と設定する場合が多くなります。


自分や家族への補償となる人身傷害保険は、いくらに設定するか悩む方も多いかもしれません。


家族の中で中心となって働いている方が事故で死亡した場合の損害額の目安が以下のようになります。

年齢扶養家族の有無損害額の目安
25歳あり
なし
7,000万円
6,000万円
35歳あり
なし
8,000万円
7,000万円
45歳あり
なし
8,000万円
7,000万円
55歳あり
なし
7,000万円
6,000万円
損害額の目安を見て、保険金額を設定しましょう。


自動車保険の保険金額を決める場合、契約車両の時価を目安にするのをおすすめします。


車の時価は年式によって徐々に下がっていきます。新車のときは車の購入金額を車両保険金額として設定します。年式が古くなるにつれ、時価が下がっていくので、その都度時価がいくらなのかを調べ、保険金額の基本としましょう。

補足:車両保険の保険金額を決める年式以外の項目

車両保険の保険金額は年式によって変わる、車の時価額が基本となります。


保険金額を決めるときは、

  • 年式ごとの車の時価
  • カーナビなどの付属品

の金額で決めることをおすすめします。


車は年式によって時価に違いがあります。自分の車の年式を調べ、おおよその価格を調べておくといいでしょう。


また、カーナビなどの付属品も車両保険によって補償されます。カーナビを新しく取り付けたなど、付属品を新しく取り付けた場合は、保険会社に連絡するようにしましょう。


以上の2点の価格を足したものを、保険金額として設定するのが基本となります。

自動車保険の保険料を安くする方法は?

自動車保険の保険料を安く抑える方法としては、

  • 補償範囲を限定する
  • 不要な特約などを外す
  • ダイレクト型にする

などが挙げられます。


補償範囲の限定というのは、年齢条件運転者限定などを行うことです。年齢は21歳以上、26歳以上、30歳以上などと限定することで、保険料を安くすることができます。また、補償される人間を、本人のみや本人または配偶者限定などと狭めることでも安くできます。


家族ごとに自動車保険に加入している場合、重複している特約などがある場合があります。このように、家族間で1つで済む特約が重複していないか、不要な特約を外すことで保険料は安くなります。


加入している自動車保険が代理店型の場合、ダイレクト型の自動車保険に乗り換えることで、かなり保険料が安くなります。無料一括見積のサービスもあるので、興味のある方は一度見積もりを行うことをおすすめします。


また、車両保険の保険料を安くする方法として、

  • 免責金額を高くする
  • エコノミー型にする

などがあります。


自動車保険に車両保険を付けている場合、これらの方法も併せてご利用ください。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ:自動車保険の年式って何?

いかがでしたか?ここでは自動車保険と年式の関係についてご紹介しました。


ここでご紹介したことは、

  • 年式は初年度登録年月のこと
  • 車検証や新車保証書に記載されている
  • 年式が古い方が保険料は高くなる
  • 13年以上経過した車は税金も高くなる
  • 自動車保険の保険金額は、対人対物賠償保険は無制限・人身傷害保険は損害額の目安を見て・車両保険は車の時価を調べて決める
  • 保険料を抑えるには、補償範囲を限定・不要な特約などを外す・ダイレクト型にする

になります。


自動車保険の契約や見積もりを行う際に必要になる年式は、車検証などを確認することで分かります。年式は保険料にも影響があるため、間違えないようにしましょう。


年式の古い車に車両保険を付ける場合、車両保険金額が低くなる上に保険料は高い場合が多くなってしまうため、保険金額などをしっかりと確認してから加入するかどうかを決目ることをおすすめします。


ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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