車の年式によって保険金が異なるって本当?車両保険の補償対象とは

自動車保険と言えば、自動車のトラブルを保障してくれるもの。その中には対物賠償や対人賠償などのほか自動車が損壊した場合に備える車両保険があります。車両保険は年式が古く評価額が低い場合に、修理費が満額支給されないことも。契約時には年式と評価額に気を付けましょう。

車両保険は年式が重要。自動車保険と保障内容に違いがあるの?

自動車保険に加入しているから、別途車両保険に加入する必要はないと考える方も多いことでしょう。


しかし補償する対象が異なるため、自動車の修理が必要になり保険会社へ問い合わせて初めて、補償対象でないと知る場合もあります。


また修理費が支給されても少額でがっかりすることも。そんな誤解がないよう契約前に保険の知識を蓄えましょう。



年式と関係なく自動車保険は大切です

自動車保険は、自動車に関する事故全般の保障を総括して使用する用語です。


古い年式でも新しい年式でも自動車を運転して事故を起こし、他人がケガをしたり、他人の物が損壊すれば賠償は必要です。


こんなとき自動車保険は、相手方のケガや物の破損に対する損害を補償しますし、契約時に付加しておけば搭乗者傷害や人身傷害などに対する補償もします。

車両保険は年式が重要になる

車両保険は事故はもちろんのこと、契約車両にキズを付けられたとか、盗難の場合の補償があります。


車両保険は車の価値によって設定金額が異なります。


したがって、年式が古いと評価額が下がり、保険の設定金額も低くなります。


修理に出して、支払われる保険金よりも多い費用の負担を強いられる場合も。年式による評価額は契約時に確認しましょう。

年式が古すぎると、そもそも加入を断られるケースもある

車両の年式が古すぎると、そもそも保険会社から車両保険の加入を断られるケースもあります。

これは車両の年式が古すぎて、車両保険金額を設定できない、0円に近いものになってしまうことが原因です。


保険会社によりますが、15~20年レベルで年式が古い場合は、一度保険会社にそもそも加入できるかどうかを確認してみると良いでしょう。

中古車を購入し、車両保険を検討。どのくらいの年式なら良い?

車両保険は盗難や駐停車時のいたずらなども補償してくれるので、新車購入の際は検討すると良いでしょう。


中古車の場合は多少熟慮が必要です。というのも車両保険は車の価値によって支払われる保険だからです。


新車登録から何年経過しているかの確認は不可欠。年式が古い場合は、別の保険を検討も視野に入れましょう。

年式にかかわらず車両保険に加入できる?

一般的に自動車の価値は年々減少します。


いわゆる減価償却です。


走行距離にもよりますが、新車登録から一定年数経過していると場合によっては車両保険に加入できない場合があります。


車両保険は契約時に設定金額を契約者が決めるものの、保険会社独自の査定により車両価格に上限があるため、契約者が望んでもそれ以上高く設定できません。

車両保険に加入する場合の設定金額の定め方

新車の場合は、自動車の価格とカーナビなど車内付属品および税金なども加味して設定金額を決めましょう。


万が一全損した場合には、補償対象になります。中古車は年式を考慮し、まだ車検2回未満の新しい状態ならば新車同様の観点で設定し、古い年式ならば支払保険料が安くなるよう設定する方法があります。

車両保険はどのように車両金額を決めるの?年式以外の査定箇所

中古車であれば車両保険に加入できない場合がありますが、では保険会社はどのように自動車の価値を決めるのでしょうか。


当然勝手に査定しているのではなく、年式などいくつかの基準に従っています。また車両保険金額とは何を意味するのでしょうか。


これらを知ることで車両保険を検討しているならば、所有している自動車の価値が分かります。

保険会社による自動車の評価とは

保険会社は自動車の価値を評価するとき、いくつかの要素で比較します。車種と年式、型式により市場価格を算出します。


平均的にどのくらいの価格で取引されるか。加えて走行距離や修理歴などをもとに評価します。契約時に車両保険の設定金額を決めるのですから、評価はあくまで契約時点で見ます。

そもそも車両保険金額とは

車両保険金額とは、車両保険に加入したときに保険会社が設けた支払上限金額のことです。


この金額は保険給付事由に該当すると必ず受け取れる額を意味しません。あくまでも上限です。


つまり保険会社による自動車の価値と言い換えられます。保険契約者は年式などで評価された車両保険金額の範囲内で設定金額を選択できます。

年式などの他車両保険を検討したときに注意すべき点

車両保険の保険料や免責金額、所得税の問題など年式以外にも車両保険にまつわる注目点はまだあります。


契約する場合、これらをしっかり理解した上で検討する必要があるでしょう。


車両保険は自動車保険の一部ですから自動車を所有し既に任意保険に加入している人にとって難しい内容ではありません。


しかし、保険料を負担するのですから慎重さも重要です。

車両保険の保険料を安くする方法

年式に応じて保険料が変わることもありますが、それは車両金額によるためで間接的な原因です。


それよりも保険料を安くできる方法があります。それは補償内容を抑えることです。


保険会社によって線引きは異なりますが、電柱などへの単独事故の補償を除くなどで保険料を抑えられます。また車両保険の設定金額を低く設定するのも良いでしょう。

車両保険の免責金額、所得税について

車両保険は自動車の損害について補償してくれますが、一定の自己負担を求められる場合があります。


その金額のことを免責金額といいます。契約時に金額を設定します。


保険料が支払われた場合に所得税が課税されるのか気になるところです。損失の補てんに給付される保険金には課税されないとされ、車両保険も同様です。

1万円以上保険料を節約する方法をご存知ですか?

皆さんは自動車保険をどの頻度で見直していますか?


もしかしたら、加入してから一度も見直していない人も多いのではないでしょうか。


  • 加入してから一度も自動車保険を見直していない
  • 車を購入する代理店で加入した
  • 会社の団体割引で自動車保険に加入している

が1つでも当てはまる方は要注意!
高すぎる保険料を払っている可能性が高いです。

心当たりのある方は、一度保険料をシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。


以下のボタンから簡単にシミュレーションできるので、ぜひどうぞ!

まとめ

自動車保険に加入している人にとって、線引きが曖昧な車両保険。自損事故を初め盗難や第三者によるいたずらなどの損害も補償してくれるので大変便利です。


ただし、年式などによる保険会社の評価によって他の保険を考慮したほうが良い場合もあります。


高級車や新車の所有者であれば、より車両保険の有効性を感じられるでしょう。愛車がキズついたときの備えに車両保険は便利です。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

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