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学資保険の必要性

学資保険の選び方

学資保険は必要ない?メリットvsデメリットを徹底解説します!

学資保険は子どもの将来のために便利ですが、必要ないと考える人もいます。子どもの学費を着実に貯められ、親の死にも備えられ、節税効果もある一方で元本割れや資金の流動性の低さなどのデメリットもあります。学資保険が必要な人、必要ない人について分かりやすく解説します。

学資保険が必要ない、いらないという考え方を徹底解説

「子どもの将来のために教育資金を用意してあげたい」


多くの親御さんはこのように考えているかと思います。

子育ては常にお金がかかるものですが、特に大きな資金が必要となるのが大学入学金や授業料などの学費です。


進路や学歴は、それだけで人生を決めるとは言えませんが確実に子どもの将来に大きな影響を与えます。なるべく子どもが幸せになれるよう、選択肢は多く与えられるよう、あらかじめ教育資金は用意しておきたいですね。


そこでよく耳にするのが「学資保険」です。

学資保険とは毎月保険料を支払い、子の教育資金が必要になるタイミングで満期を迎え、満期金を受け取ることができるタイプの生命保険です。


親を保険契約者(保険料負担者)とし、子どもを被保険者(保険の対象となる人)とします。

子どもが0歳や1歳の時などに加入し、十数年間の契約期間になることが多いです。


これだけを聞くと非常に便利でぜひ加入すべきだと思いがちですが、学資保険は必要ないと考える人も実はたくさんいます。


ここでは学資保険は必要ないと考える人の意見や、メリットデメリットなどを分かりやすく解説します。

子を持つ親御さんも、将来子どもが欲しいと思っている人も、改めて考えてほしいことなのでぜひ最後までご覧ください。

学資保険は必要ないという考えの理由

学資保険は必要ないという人は、学資保険にはいくつかのデメリットがあると考えています。

ひとつずつ確認していきましょう。

長期間資金が拘束されてしまう

学資保険は子どもが18歳になった時に満期を迎えるタイプのものが多いです。

仮に子どもが誕生してすぐに加入したとして、18年間は資金を受け取ることができないのです。


このように、資金の流動性が低く、預金のように必要になっときにすぐに引き出すことができないことを嫌って必要ないと考える人もいます。


長期間資金が拘束されることは、無駄使いを防いで確実に子どもの教育資金を貯めるのに便利な一方で、自由にならない不便さもあるのです。

インフレに弱い

学資保険はインフレに対応するのが難しいと言われています。

インフレとは、物の値段が上がって、相対的にお金の価値が減ることをいいます。

例えば昔は110円で買えていた缶コーヒーの値段が今は130円になっている場合、缶コーヒーの値段が上がったと同時に、110円というお金で買えるものが減ってしまい、価値が下がっていると言えるのです。


同様に、学資保険加入後にインフレが起きた場合、契約当初必要だと想定した教育資金では、足りなくなってしまう恐れがあるのです。


もしインフレが起こっても、契約時に決められた満期金の金額が増えることはありません。

学資保険は契約期間が長期に渡るため、加入後にインフレが起こってしまっても、どうすることもできないので必要ないと考える人もいます。

途中解約をすると損をしてしまう

学資保険は、基本的に子どもの学費が大きく必要になるタイミング(子どもが18歳になる年など)で満期金が支払われるものなので、途中で解約することは想定されていません。

そのため満期前に途中で解約してしまうと支払った保険料を大きく下回る解約返戻金しか受け取ることができない場合が多いです。


予定が変わったり状況が変化して急に資金が必要になってやむを得ず解約すると、損をしてしまうために学資保険は必要ないと考える人もいます。

満期金の元本割れのリスクがある

学資保険の中には、支払った保険料の総額よりも受け取ることができる満期金の金額の方が低い商品も多くあります。

つまり、満期まで解約せずに契約が続いても、元本割れしてしまうのです。


学資保険には子どもに万が一のことがあった場合の保障や、保険料を負担する保険契約者(親)が死亡した場合にそれ以降の支払いが免除になる仕組みなどがあります。(後ほど詳しく解説します)


あくまでも「保険」であるため、単純に保険料がそのまま積み上げられるわけではなく、将来受け取る金額が目減りしていることが多いのです。


せっかく保険料を支払ったのに、払った以上の満期金を受け取ることができないのは損だと考える人は、学資保険は必要ないと思うでしょう。


将来の満期金が元本割れするのかしないのか、保険料総額に対してどれくらい減るのか、増えるのか、は契約の時点で分かることが多いのできちんと説明を受け、不利益事項については理解しておきましょう。

保険会社の倒産リスクがある

これは学資保険だけに限ったことではありませんが、保険会社は一般の企業であるため、契約者がたくさんいても、倒産してしまうリスクを抱えています。

万が一保険会社が倒産した場合、加入してる保険はどうなってしまうのか心配になるかと思います。


まず、保険会社が倒産しても、「生命保険契約者保護機構」によって保険契約は継続されます。

しかし生命保険契約者保護機構が補償するのは倒産時点の責任準備金(保険会社が保険金の支払いに備えて積み立てているお金)の90%までと決まっています。


そのため、予定利率が引き下げになったり満期金が減額されたりする恐れがあるのです。


生命保険に加入すると、必ず保険会社の倒産リスクはあることになりますが、子どもの教育資金

だけは保険とは別で確実に貯めたいと考える人は学資保険は必要ないと考えるでしょう。

子どもの教育資金として学資保険が必要ない人の特徴

学資保険のデメリットをご紹介してきましたが、そもそも学資保険に入る必要がない人というのはどのような特徴があるのでしょうか。

自分で資産運用をして学費を貯めている人

自ら株や投資信託で資産運用し、教育資金を貯めるという人は学資保険が必要ないと言えます。


学資保険は保険会社の倒産などを除いて、原則契約時の利率が変わることはありません。

もし契約後に景気が良くなり、株価や金利などが上がっても学資保険の契約には影響がありません。


そのため結果的に自分で運用した方が多くの学費を貯めることができたのに、と後悔する可能性もあるのです。


投資は自己判断で行うものなので、当然損をするリスクもありますが、金融や経済の知識がある人や興味のある人は学資保険に頼らなくてもいいと考えるかもしれません。

すでに将来の学費の準備ができている人

子どもが生まれる前や独身時代にしっかりと貯蓄をしたり、相続金を受け取ったりしてすでに十分な資産形成ができている場合はわざわざリスクのある学資保険は必要ないと考えるでしょう。


現代は共働き世帯が多く、第一子の出産年齢も上がっているため、あらかじめ貯蓄はできている家庭も少なくありません。


必要ないと感じるのであれば無理に加入しなくても良いでしょう。

収入が不安定で元本割れは避けたい人

自営業やフリーランスの方の中には毎月の収入が不安定であるという人もいるかと思います。


学資保険の毎月の支払いが苦しくなる可能性がある人や、万が一資金が必要になった場合でも元本割れはなるべくしたくないと考える人は別の方法で貯蓄をし、学資保険は必要ないと考えるかもしれません。

それでも学資保険が必要だと思う人のための学資保険のメリットを紹介

学資保険が必要ないという考えをご紹介してきましたが、もちろん学資保険は悪いことばかりではありません。


反対に、メリットはどのようなものか、確認してみましょう。


将来の学費を確実に貯めることができる

自分で貯蓄するのが苦手な人や、預金にあるとつい使ってしまうというタイプの方にとっては、毎月保険料を支払うという仕組みは相性がいいと言えるでしょう。


学資保険は、収入の中から保険料を支払い、余った資金で生活を続けていき、十数年後に気付けば教育資金がたまっている、という確実な方法であることは間違いないです。


学資保険は必要ないと思っていた人でも、なかなか貯蓄が上手くできず、入っておけばよかったと後悔する人もいるかもしれません。

万が一の場合保険料が免除になる

デメリットの項目でも説明しましたが、学資保険はあくまでも預金ではなく「保険」です。

保険であるということは元本割れのリスクを常に抱えているということですが、もちろんいい側面もあります。


それは保険契約者(親)が死亡した場合、その後の保険料の支払いが免除になるという点です。

保険料を支払う必要がないのに、満期保険金を受け取ることができるというのは預金や投資信託などにはない「保険」ならではのメリットであると言えます。


経済や運用の知識が豊富で、自分で貯蓄ができるから学資保険は必要ないと思っても、自分自身の「死」はコントロールできません。


もしもの場合に備えて、確実に教育資金は用意してあげたいと思う人にはおすすめです。

学資保険は生命保険料控除の対象となり税金が優遇される

学資保険を支払う人のほとんどは、所得税が課税されていると思います。

所得税の税額は所得額によって異なり、所得額が多いほど支払う税金の額も大きくなります。


生命保険の保険料を支払っている人は、その分コストがかかっているので所得額から一定金額を差し引いて申告してもいい、というのが生命保険料控除の考え方です。

所得額を減らすことができれば、課税される金額も減るため節税になるということです。


控除される金額は年間払込保険料の総額によって以下のように変わります。

  • 20,000円以下の場合=払込保険料全額
  • 20,001円~40,000円の場合=払込保険料×1/2+10,000円
  • 40,001円~80,000円の場合=払込保険料×1/4+20,000円
  • 80,001円以上=一律40,000円

税制は変わる場合も多いので、加入を検討している人や現在加入中の人でも意識して確認するようにしましょう。

まとめ

これまで学資保険は必要ないという人の考え、デメリットやメリットをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?

今までの内容をまとめると


学資保険のデメリット

  • 資金を長期間動かせなくなってしまう
  • インフレへの対応が難しい
  • 解約すると損をする
  • 満期金が元本割れをする可能性がある
  • 保険会社が倒産すると計画が変わってしまう

学資保険のメリット

  • 収入の中からこつこつ学費を貯めることができる
  • 親が死亡しても学費を用意できる
  • 生命保険料控除の対象であり、節税効果がある

学費保険が必要ない人

  • 自分で資産運用をして学費を貯めたい人
  • すでに学費の用意ができている人
  • 収入が安定せず、解約による元本割れを避けたい人

以上のように言えるかと思います。


学資保険が必要な人、必要ない人、向いている人、向いていない人はそれぞれいるかと思いますが、いざ子どもが進学するタイミングで、お金がないので諦めてもらうのはとても心苦しく避けるべき事態であると言えます。


自分は必要なのか、必要ないのか、よく考えて将来の計画を立てましょう。

この記事がお役に立てば幸いです。

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